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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2025.04.23,Wed
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Posted by norlys - 2007.08.01,Wed
昨日は、突然思い立って荻窪のBパンプでひとりコソ練。
て、日記で告白したらコソ連の意味が。。(ry

6級のテープが黄緑から白に変更になっていました。あと、長モノが少し増えたかな?
日曜日に外岩を登ったもののそれほど疲れは残っていないと思っていたのですが、甘かった。
なんか全然だめで、宿題を増やす一方。ひとりだとむやみにがつがつ登ってしまうので、1時間半ほどでさっさと切り上げ。

さて。家に帰ってネットであれこれ見ていたら、Windows Vistaの後継OSとなる「Windows 7」(2010年リリース予定)に関する記事を見つけました。て、すでに発表されてから1週間が過ぎていますが。遅>自分。

Windows 3.1、NT4、Windows 95、Windows 98、Windows 98SE、Windows 2000、Windows ME、Windows XP Home/Pro、Windows 2003 Server、Windows Vista。。。と、なにをどう数えたら「7」になるんだろーと、ちょっと悩んでしまいました。

98はひとつとして数える? MEは黒歴史だからカウントしない? いや、Dos/9x系じゃなくてNT系だけ? とか、とかとか。

寝つきが悪くなりそうだったので、あれこれ「7」の由来を検索してみたら、なんでも内部バージョン番号に由来するのだそうで。
WikiのMicrosoft Windows>Windowsのタイムラインに詳細なリストがありました。
なるほどー。

時期OSリリースのタイムフレームを聞いたら、ますますVistaに乗り換える気がなくなりそうです。
ちょうど現行のXP Proのサポート終了予定(2009年4月14日)につながるわけだし。

しかしまぁ、リリースまであと3年って、ほんとうに大丈夫なんでしょうか。
全世界(ほぼ)同時発売とかだったら、ローカリは間に合うのかな。。。みなさま、お体にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

さて。VistaはMEみたいに黒歴史になっちゃうんでしょうか。
昔うっかりME購入してしまったわたしはMEのスーパーフリーズ機能によく泣かされました。苦労しただけに、MEタンのお別れの言葉↓ には思わず涙しそうになりましたっけ。

ごしゅじんさま、いままで、とてもたのしかたです。
よく歩りーずしておこられたけど、やくにたたなで、ごめんなさい。
ごしゅじんさまが、いれるよていの、えくすぴーはあたしのいもおとです。
いもおとだけど、あたしみたいに、やくたたずではありません。
すなおなこで、でふらぐも、とくいです。
すたいるもいいから、ほんとはちょっと、くやしいです、
いもとを、かわいがってもらえると。おねえさんとして、うれしいです。
いままでつかえないこで、・ごめんなさい..
そして、つかってくれて、ありがとおゴザいました。
あたしは、もう、きえちゃうけれど¥、さいごに、おねがいがあります。きいてくれると、うれしいです。
ごしゅじんさまの、もっている、えむいーのディすく、すてないでください。
あたしが、はいっています。いまのあたしじゃ、ないけど、あたしです。
どきどきみたり、さわったり。、してくれるとうれしいです。
ごしゅじんさまにあえて、えむいは、
しあわS


いい加減MEでは仕事にならず、XPに乗り換えると同時に母親にME機を献上しましたが、母上もさくっとXPに乗り換え、哀れMEはとっとと捨てられてしまいました。どこまでもかわいそうなMEでした。

OSではなくてOfficeネタ。
事務所用PCのひとつにOffice2007をインストールしたら、お客様から「添付ファイルが開きません」コールを受けまくりです。

閲覧だけならOffice 2007用のファイルコンバーター ver.3 (いちおう編集&保存も可)をインストールすればよいのですが、IT系ではなくてオカタイ業界のせいでしょうか「開かない、うわ、もうだめ」という反応が多いこと。まぁ仕方ありませんが。
てか、Office 2007リリース時に配布すべきなんじゃないかと思うんですが。。ver.3 以前は閲覧のみで編集&保存不可だったし。

事務所にある自分のPCにバンドルされていたのはOffice 2003 Personalなので、パワポとDB用にはOpenOfficeを併用してます。でもBaseやImpress以外でも、最新版OpenOffice2.2.1のWriter、Calcは良さげです。OpenOfficeなら直接PDF形式に出力できるし、GUIがまんま古き良きOfficeという感じで。
家にちょこっと仕事を持ち帰った場合には、Googleから提供されているDoc&Spreadsheetを利用。便利な世の中になったものですねぇ。え、VPN? 自転車操業の会社にそれは必要ないかと(汗
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Posted by norlys - 2007.06.07,Thu
防備録。

「輝夜姫(かぐやひめ)」って、清水玲子のコミックの話ではなく、もっとメカメカしたかぐや姫の話。

2007/6/6付けのJAXAのプレス・リリースによれば、月周回衛星SELENE(セレーネ)の愛称が「かぐや」に決定した、とのこと。
詳細はJAXAのSELENEのプロジェクト・サイトに。

「セレーネ」でいいじゃん、というのは言わないお約束(笑)。
実はわたしも「かぐや」で応募したヒトリです。が、

> 竹取物語の「かぐや姫」に由来する応募(「かぐや」「かぐやひめ」)は有効応募総数の約24%を占め、
> 中でも「かぐや」はその7割弱の支持を得た(「かぐや」への愛称提案者数 1,701名)

うは。考えることはみんな同じですね。

一番投票数の多い名称に応募した人から抽選で1組2名様が、なんと種子島での打ち上げにご招待! とのことですが、倍率高すぎです。。。

そういえば。
現在Aker Kværner社が建造中で、世界最大(となるはず)の日本の豪華客船の名称は「PRINCESS KAGUYA」。偶然に過ぎませんが、かぐやづいてますね。

日本最古のロマンチックSF小説「竹取物語」、大好きです。ぜひ世界にKAGUYAの名が広まることを期待。
(正直なところ、船のほうは生暖かい目でプロジェクトの進行を見守っているだけ。。。たぶんわたしのような庶民には手が届かない価格設定になると思うので。悔しくなんかないやい)。
Posted by norlys - 2007.06.05,Tue
防備録。

ノルウェーのMøre og Romsdal県のRaumaにTrollveggen (Troll wall=トロールの壁)という場所があるそうな。
こんなの↓

trollveggen.jpg有名な観光地だということは、どこかで見た覚えがあるけど、クライミングでも有名だとはちっとも知りませんでした。
約1kmクライムアップできるヨオロッパで最高峰のビッグウォールらしい。

Trollveggenの自治体のサイト

西ノルウェーだからオスロからだと電車で丸一日。。。
現地の移動は車かな。。。
むむ。。。
Posted by norlys - 2007.05.31,Thu

昨日、一昨日と2日間連続してクライミングジム。
持久力がないので、2日間とも何本かルートを登るとぱったりと腕の保力が落ちる。
まぁそれでも、ぼちぼちと成果があがってきたようで、なんかうれしい。
Pian, piano(ゆっくりゆっくり)で参りましょう。

ノルウェーの国内紙最大手Aftenposten(アフテンポステン)のWebサイトを眺めていたら、"Verdens fredeligste land" (世界で一番平和な国) という記事がトップページの下のほうにあった。
「下のほう」てのがなんとも奥ゆかしい(わかりにくい、ともいう)ノルウェーらしい。自国がトップなのに、トップニュースじゃないのね。

"Verdens beste land å bo i. Verdens fredeligste land. Internasjonale organisasjoner kappes om å styrke vårt kollektive selvbilde som et fredselskende folk."
(世界で一番住みやすい国。世界で一番平和な国。国際機関は、ノルウェーが平和を愛する人々の共同体であると高く評価した。(ヘタレ訳))
(引用元:http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/article1812320.ece)

この手の調査(豊かさ指数とか物価高とか)では、うっかり世界一にランクインしがちなノルウェーです。
人数も少ないし北の端っこで目立たない場所にいるので敵が少なくて、一番にしておくのに無難なんでしょかね。

__Peace_bredde_jpg_559447s.jpg
言われないとどこからどう見てもフツーのおばちゃんですが(ごめんなさい)、ノルウェーのソーニャ女王がフィヨルドを散策するの図。

今年の3月にはeBayでお城が売りに出されたりするし(もちろんジョーク)、それで国民一同が憤慨ムキーとするわけでもなく、Hahahaと失笑しているくらいだから、まぁ、平和といえば平和な国ですなぁ。




さてはて、このナントカ指数って最近聞いたなぁ。。。と思って検索してみたら、あぁあった。日本語の記事。

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「世界平和インデックス」、最下位はイラク、日本は5位 (2007年05月30日 22:41 発信地:ロンドン/英国)

【5月30日 AFP】 経済誌『エコノミスト(Economist)』関連のグループや平和学・紛争研究の専門家らなどが、世界の平和と持続性について共同の指標づくりに取り組んだ研究、「グローバル・ピース・インデックス(Global Peace Index、世界平和指標)」が30日、発表された。日本は平和度別ランキングで世界5位だった。

 同インデックスは、世界121か国を暴力や組織犯罪、軍事支出などの要因ごとに順位付けしたもの。世界で最も平和な国として挙げられたのはノルウェーで、日本も上位に挙がった。逆に最も平和でない国はイラクで、下位にはロシアやイスラエルが連なった。

(中略)
 研究全体の結果では、欧州連合(EU)圏内27か国の小国が、平和の面でより安定している。また、平和促進の鍵は、収入と教育だと研究は結論づけている。(c)AFP

引用元:http://www.afpbb.com/article/politics/2232151/1638722
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ふーん。。。と、Global Peace Index のWebサイトに飛んで、ランキング結果を見ると、なかなかに興味深いです。上位や下位のランクは妥当といえば妥当のような気もするけれど、ある国と別の国を比較すると、なんだかしっくりこない場合もあります。
たとえば、中国が60位でアメリカが96位という点とか。

この指標は24項目について1~5の点数をつけた後、得点の偏差をアレコレして算出しているんだと思われますがわたしにはよくわかりません。
各国の名前をクリックすると、各項目と項目ごとの点数が並んでいるわけですが、これまたなかなか興味深いです。

gpi_japan_result.JPG←これは日本のスコア表。

・UN Deployments 2006-07 (percentage of total forces) →5
・Military capability/sophistication →5
・Relations with neighbouring countries  →4
・Level of distrust in other citizens  →2 
で、上記の4項目以外はすべて1。
1が最も平和で、5が一番平和じゃない、という採点法です。

なんか日本の軍事力がえらく過大評価されているような気もするのですが、気のせいでしょうか。「Military capability/sophistication」には在日米軍も含まれるのでしょうか。

あれこれの国の詳細を見ると、「UN Deployments 2006-07 (percentage of total forces) =5」と「Level of distrust in other citizens =2」というのは、どうもほとんどの国で同じ点数なので、あとはどの項目の点数が大きいかを見ると、その国の傾向が見えてくるみたいです。また、日本のように標準偏差から乖離した5点の項目が複数あるとポイント減に響くようです。

1位のノルウェーは警察の人数と軍人数と軍事費と軍事力の項目が2点(または3点)。
2位のNZは犯罪件数と囚人数と軍事力が2点(または3点)。
3位のデンマークは軍事産業と軍人数、軍事費、軍事力や、武器へのアクセス、非UN関連の軍備配置などが2点(または3点)。
などなど。ふーむ。

それにしても、「Number of jailed population per 100,000 people 」の結果が、アメリカが5で中国が3なのは、アメリカには終身刑があって受刑者は増える一方でも、中国は死刑が多くて刑務所内が空いているのかしら、いやそもそも中国は人口が多くて分母が巨大なのかもね、とか。
イギリスの「Level of distrust in other citizens 」が3とやや高めなのはわかるんだけど、「Military capability/sophistication 」が4点というのは、日本の5点に比べたら低いんじゃないかなーとか。実戦回数の多いイギリス軍やMI6を抱えるお国なのにねぇ、失礼ですよねぇ、とか。
韓国や中国が「Relations with neighbouring countries 」で3点なのに、日本は4点ってなんか喧嘩売られ損じゃないのー、とかとか。
つまり、武器はもたずに交渉力という名目で他国に軍事費をばら撒いてもうまく関係を保っていればオッケイなのねぇ。。。あぁやっぱりODAは無力なのねぇ。。。とか、ちょっと感慨深いです。

5段階のレイティングの結果を見れば見るほどに不可解な気分になるのですが、んー、どうなんでしょ。
せめて10段階評価にして、もう少しきめ細かな数値を出してくれたら良かったのではないかと思います。

この指標を発表したグループも、「平和の定義と格付けはたいへん難しい作業である」と前口上を述べていますが、だとしたらなぜこの指標を算出しなくてはならなかったのかという点が、なんか納得いきません。

この指標を見て各国首脳部や国民が、「あぁわが国は平和なんだよしよし」とか「あら、わが国は平和じゃないのね。もっと頑張らなくちゃ」とか思えということでしょか。
それとも、この指標は投資家が他国への投資を行うにあたっての判断材料になるんでしょか。
国内の平定と外交の努力は、異なるファクターによるものなので、そもそも分けて考えるべきではないでしょか
(穏健主義の平和な国でも、他国から喧嘩を売られることはママあることで。で、武器をとるのではなく、交渉力で乗り切れ頑張れっつーのは、なんかちょっと無理がありませんか。喧嘩を売られているのかor売っているのかは切り離してほしい。難しいけどね)。
「社会主義国」を標榜している国もあるのに、民主度で平和を計るのはどうなんでしょか(まぁ、それを言っちゃうとそもそもこの指標が。。ry)。

うーむ。なんかイマイチ納得できないのですが、またぞろノルウェーが1位ということで、わたしのママンなぞはシンプルに「まぁーすごいわね!」と鵜呑みにされることでしょう。まぁ、ドメスティックの和平のためにも「うん。そーだねー」とだけ言うことにしますけど。

数値やランキングなどは一見とても分かりやすいし使い勝手も良いのですが、決して見た目の数字を鵜呑みにしてはいけないなぁと思う今日この頃なのです。

Posted by norlys - 2007.05.25,Fri
4月に長野にスキーに行き、帰りに立ち寄ったコンビニで、信州で編集発行されている地元雑誌「KURA」を購入。
「信州を愛する大人の情報誌」というキャッチコピーで、自然の中で暮らすことのヨロコビを綴る記事やエッセイがメイン。いまひとつターゲット層がわからないなりに、写真やレイアウトが美しく、ぱらぱらとページをめくる価値はある。たぶん東京の書店に並べても、「ソトコト」や「Ku:nel」がが好きな層に受け入れられるだろうなと思う。

この「KURA」4月号で、星野リゾートの特集記事が組まれていて、わたしは初めて星野佳路氏のことを知った。すでに以前からカリスマ経営者としてマスコミでも多数特集が組まれていたようだけど、いかんせん自分は世の中の事情に疎い。

星野氏の略歴は次のとおり。
-----------------
1960年に長野県軽井沢氏の温泉旅館の長男として生まれ、慶応義塾大学経済学部卒業後、米国コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。

その後、日本航空開発(現JALホテルズ)に就職するも、実家から呼び戻され1988年に実家である星野旅館の副社長に就任するも、旧態依然の経営方針に反発し、半年で退社。その後シティバンク銀行に入社。

1991年1月の株主総会で、全権を掌握することを条件に(株)星野リゾート社長に就任。
アメリカで学んだ経営学をベースに組織改革を行うも古参の従業員からの反発を招き、従業員が1/3に減少。自分の意見に耳を傾けない従業員たちを説得するために顧客へのアンケートを実施してスタッフに公開したり、残った若手社員が自分たちで目的意識をもって動く姿を見て顧客の満足と同時に働く側の満足も重要。。。と、星野氏独自の経営理念が生まれる。

2001年にリゾナーレ(山梨)、2003年アルツ磐梯リゾート(福島)、アルファリゾート・トマム(北海道)と次々と傘下に収め、リゾートの再建に取り組む。同年、国土交通省より観光カリスマ100人のうちのひとりに選出される。

2005年にはゴールドマンサックスとの業務提携を発表。日本各地の老舗旅館の再生にも力を注いでいる。
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星野リゾートの企業ビジョン:
「リゾート運営の達人」をめざし、収益・顧客満足度・環境指標のベストバランスを追求する

星野リゾートの特徴:
・フラットでオープンな組織運営
・徹底したマーケティングリサーチに基づいた明確なコンセプトと共感の創造

星野リゾートでは、社員だけではなくパートやアルバイトもメールで自由に意見を伝えることができ、プロジェクトのディレクターは立候補(&推薦)制、社員は自由に経営会議に参加でき、経営方針決定の会議は社員に公開され社長にすら決定をくつがえす権利はない、のだそうな。

星野氏のインタビュー記事や講演記事をWebで検索してあれこれ読んでみるも、見事なまでにどれも内容は同じ。
いわく、「お客様のフロントに立つ社員が主役。社長は偉くない」「任せれば、人は楽しみ、動き出す」「顧客第一であるためには顧客満足度を測定すべき」「経営は科学的でなければならない」「日本の観光産業のポテンシャルは高い」
氏のビジョンは徹頭徹尾、まったくブレがない。すごい。

こういった経営理念は格段目新しいものではないかもしれないけれど、持続的に発展的にこれらの理想をカタチにしていく企業は残念ながらそれほど多くないと思う。

星野氏の掲げる経営理念が唯一で万能であるとは思わない。
それでも結果として成功を収めている人物の理念からは、なにかしら学ぶことがあるとは思う。

というわけで、うちの同居人に星野氏のことを伝えるが「他人はタニン」と耳を傾けない。同居人が理想とする経営者はIKEAの創業者であるIngvar Kamprad氏なので、ほかには興味がないということなのだろか。

Kamprad氏は世界でも5本とか10本の指に入る大富豪なのに、生活は実に質素でメディアへの露出を避けているとか、自分はなにも知らないのでプロフェッショナルなスタッフに助けてもらっているという意識を持ち続けているとか、まぁ確かにKamprad氏も興味深いのですが。。。

前に自分がいた会社は、とても残念なことに「顧客満足度第一」と口にしながらも日本の上層部はCEOの顔色ばかりを伺っていた(ようにわたしには思えた)。企業を運営していくうえでは当然のことだけれど、CEOやCFOは企業価値としての自社の株価に目を光らせていて、でも結局のところ大株主は彼らなのだってことはYahoo USのFinanceボードを見れば一目瞭然だったりして。はは。

いやまぁ、それはそれで良い勉強になったし、自分が会社を辞めた理由は別のところにあるわけだし。
もしも今の事務所が大きくなる場合に備えて、先人たちのビジョンを有効に活用させていただこうと思う。
Posted by norlys - 2007.05.21,Mon
やや鮮度の落ちるネタだけど、防備録としてクリップ。

セメントを金属に変身させることに成功 - ナノの構造を利用した現代版錬金術 - (プレスリリース)

----------------
2007年4月10日

国立大学法人東京工業大学は、公立大学法人大阪府立大学独立行政法人理化学研究所及び財団法人高輝度光科学研究センターと共同で、石灰とアルミナから構成される化合物12CaO・7Al2O3(C12A7)を、黒鉛と同程度の高い電気伝導を示す金属状態に変えることに成功した。

国立大学法人 東京工業大学
公立大学法人 大阪府立大学
独立行政法人 理化学研究所
財団法人 高輝度光科学研究センター
----------------

*/
「石灰とアルミナから構成される化合物12CaO・7Al2O3(以下C12A7)というセメントの構成成分として使われている物質が持つ、直径0.5ナノメートルのカゴの中に、多数の電子を入れ、電気を全く通さない状態から金属と同じように電気をよく通すように変えることに成功した。」
のだそうな。
安く量産化できるかどうかがカギかなぁ。
コンクリートの成分を変化させるネタはうちの同居人があれこれ夢想しているので、教えてあげることにしよう。
/*

こちらは割と新しいネタ。

ダイヤモンドを超伝導に導く格子振動の発見(プレスリリース)

----------------
2007年5月18日

独立行政法人日本原子力研究開発機構は、早稲田大学、独立行政法人物質・材料研究機構、独立行政法人理化学研究所および財団法人高輝度光科学研究センターと共同で、初めて観測可能なスケール(厚さ100μm)の単結晶超伝導ダイヤモンドの作製に成功し、大型放射光施設(SPring-8)の放射光X線を用いて、その格子振動の直接観察に世界で初めて成功した。 

独立行政法人日本原子力研究開発機構
----------------

*/ ダイヤが液体窒素レベルの低温で超伝導、というのすごいことかも(←よくわかっていない)。

現代版錬金術ネタとは異なるけれど、「光で分子の結合状態を変えることに成功」(2007/5/11)という記事もなかなか興味深い。

先日、「赤外線はあったかいけど、紫外線はどうなの(あたたかいの)?」「さぁ。でも日焼けマシーンとかさ、どうだろう」という会話を小耳に挟み、なかなか興味深かった。赤外線と可視光線と紫外線てね。。。と口を挟んでから、むにゃむにゃと濁してしまった。日焼けマシーンはどうだろって、どうなんだろ。日焼けサロンにいったことがないのでわかりませんが、もしかしてマシーン内はあったかいのかしら。

まぁ、自分がきちんと説明できるかというと、正直あまり自信はございませぬ。反省。

日々興味深いニュースが発表されるけれど、一番興味深いのは、これらの科学系のプレスリリースがいかに「研究内容のすばらしさ」を伝えることに四苦八苦しているか、という点だったりする。
/*
Posted by norlys - 2007.05.18,Fri
2007/5/15 英大手通信企業Ruetersが、カナダの大手金融情報企業のThomsonに買収された。
というニュースを今頃知る。

あららー。Ruetersって買えるんですねー。
へぇ、約2兆円ですか。ソフトバンクがVodafoneを買収した金額に近いですね。
VodafoneとRuetersなら、どっちがお買い得かしら。はて。

5月の頭に、4日にRueters側から「買収の打診を受けている」というニュースが出て、3日後の5月7日に「それは実はボクたちなんだ」というPRをThomson社側が発表。5月11日にはThomson社が教育部門を77億5千万ドルで英・加系投資ファンドに「現金」で売却との記事。で、5月15日に買収に合意、と。

ほほーお。さすが世界最大手の通信企業。さすがにコトの進め方がスマート。
これだけの規模の企業同士のM&Aなら、1年がかりのプロジェクトではないかと勝手な憶測をしてみるけど、最終段階での畳みかけかたがうまいなぁ。ぱちぱち。

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新会社名はThomson-Reutersを予定しており、カナダ、英国、米国の各証券取引所に重複上場する。

 今後もThomsonとReutersのブランド名を残すことになっており、Thomson FinancialやReutersの金融・メディア事業の新名称にはReutersが用いられる。またThomsonにおける法務、税務、会計、学術研究やヘルスケア分野関連の残りの事業ではThomson-Reuters Professionalの名を用いる予定。

(中略)

「新会社の最高経営責任者(CEO)にはReutersの現CEOであるTom Glocer氏が就く。Thomsonの現社長兼CEOのRichard J. Harrington氏は買収の完了とともに退任する。」

2007/05/15 CNet Japan: トムソン、ロイターとのビジネス統合に合意
------------

いかんせんネットの普及で一般ニュースの価値が下がっている今では、Reuters側の金融情報サービス分野のさらなる強化という方向性は、今回の買収劇がなくとも避けられなかったかも。
まぁすでにロイターは、バリバリ金融情報というイメージだし、そのサービスの一部はすでに1998年からトムソンのサービスと連携しているそうだし、おまけにThomson社の創業社はイギリス男爵の爵位を持っていることだし。

それにしても、現Reutersの社長兼CEOがトップに残留ですか。この辺もなんか思慮深い感じですね。
また、新会社の53%の株式を保有するトムソン一族がロイター側の「編集権の独立」の維持に合意したということでM&Aが一気に加速した、という記事もあって、えThomsonが買収した側なんだよね。。。と思う。

いやまぁいいんだけどさ、大金を払うのに、自分たちの会社名を残すこともなく(一部)、トップも相手方に譲って。。。て、なにか裏があるのかな。。と勘ぐるのはよくないですね。2年くらいじっくりと経過を見ましょう。

ただ、本国カナダやアメリカでは大手のThomsonも、日本では残念ながら知名度ではReutersの方が上だし規模だって違うだろう。
Thomsonがたまたま前にいた会社のクライアントだったので、私自身は社名を耳にしたことがあるけど、その程度の認識しかありませぬ。ごめんなさい。
それぞれの日本支社にいる人たちは、たいへんだろうなぁ。。。と、1年前の自分を思い出してなんとなくしみじみしてしまう。

Thomson社について、Wikiをあさってみた。
なかなかに興味深い。

Thomson社について

Thomson社の創業者、Roy Herbert Thomson氏について
ラジオの販売をきっかけに、ラジオ局立ち上げからテレビ、新聞のメディア買収。。。と、よほどメディアが大好きだったんですな。

2代目、Kenneth Thomson氏について
彼のことはまったく知りませんでしたが、わたしはこういう華美を好まぬ人物、好きです。

"Rich as he was, he was also known for his down-to-earth demeanor: he bought his suits "off the rack", was once seen wearing shoes with holes in them, and one was just as likely to bump into him walking his dogs in the Rosedale area near his home than at any High society party. "

3代目の社長は今回のM&A完了をもって退くRichard J. Harrington。この人もすごいな。







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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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