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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2015.12.23,Wed
そしてまた、やさしくてやわらかい笑顔を失いました。

山が好きで掛け値なしに大好きで、こんなに素晴らしいことはこの世界には滅多にないのだと、全身から溢れるエネルギーで物語っていた、そんな素敵な方を喪いました。。

自分にとって遥か高く遠いところを悠々と羽ばたいている、その姿を仰ぎ見るばかりの憧れの方々でした。

La luce del tramonto. 「曙光」。山の階から浮かび上がる朝陽のような、眩しく澄み渡る、そういう存在でした。

面識があったりなかったり。。ですが。
ひとりの方に一方的に告げた約束を、自分はまだ果たせていません。

憧れて、でも決して追いつけなくて。
たぶん残りの一生を賭けても届かなくて。それでいいのです。自分には十分です。

その笑顔と後ろ姿とを、大切な場所に固く閉じ込めて、きっと忘れないようにします。



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Posted by norlys - 2014.02.07,Fri
今巷で話題になっている新垣氏の記者会見が昼過ぎにニコ生で配信されるということで、仕事の傍ら拝見。

冒頭で司会の方が、会見は2時半から開始で終了は4時と仰った時点で、1時間半もあるのかぁ長いなぁ…と思ったけれど、食い入るように見入っているうちに会見終了となりました。あっという間でした。

金銭面でもゴーストという存在であることへも特に不満はなく、ゴーストとして作曲した作品については著作権を放棄するつもりであると、緊張を抑え淡々と自らの言葉を紡ぐ新垣氏が「今後の身の処し方についてはどうされますか?」という主旨の質問に対して、「できることなら…今後も音楽仲間たちとともに音楽活動を続けていきたいと思っています」とお答えした場面で、自分はあぁこの方は本当にほんとうに音楽が好きなのだな…と、ぐっときました。

あくまでも自分個人が受けた印象として、です。

自分は世情に疎いので今までちっとも知りませんでしたが、今回の件においては、世間に自作であると発表した音楽家が「全聾の被爆者二世」という看板を掲げ(たのは自作自演なのか黒幕が存在するのかは分かりませんが)、だからこそその音楽は素晴らしいのだと世間に宣伝され(これはアレ、えねーちけーのフリーのディレクターとかいう人がねぇ…。まぁその人だけじゃないかもだけど)、その「物語」コミで音楽が高く評価され、だからこそ物語を信じ共感し評価していた人を裏切る背徳行為であると云々…と。

まさに、事実は小説よりも奇なり。(とはいえ、結構多いですよねぇ…この手の話…はぁ)

音楽にまつわる物語というある種の雑音に惑わされることなく、楽曲そのものを単体で評価すべき、という考え方があります。それはもうその通りで、音楽のジャンルに関らず、この瞬間に出会えた人はすごいラッキーだと思います。たとえそれが今回騒動の渦中にある作品であっても。

同時に、音楽を純粋に単体で評価するのではなく、それ(音楽)に付随する「物語」が重要視されるというのは、別に悪いことではないと思います。物語が虚飾であることが残念なのであって。

自分もまた、音楽の背景の物語に共感し、だからこそ感動を増したことがあります。

評論家の方の受け売りなのですが、カレル・アンチェルというチェコ出身の指揮者の方がいらっしゃり、この方の人生が実に壮絶で(オーストリアで指揮者として着実に実績を積まれていたにも関わらずユダヤ系ということでアウシュビッツに家族と共に収容され肉体労働に従事し後に彼唯一人が無事に生還し、再び楽壇に復帰しチェコフィルの主席指揮者となり楽団を復興したものの、アメリカでの演奏旅行中にチェコ事件が勃発し帰国叶わず亡命し…という…もうね…)、この方が復帰後にチェコフィルを指揮された「我が祖国」のCDを聴いたときには、深い感動を覚えました。

水の滴りが静かに迸り、やがて河のうねりとなってボヘミアの森林の大地を穿ちプラハの街を駆け巡る奔流となり、冒頭で描かれた水のモチーフが最終楽章にて再び穏やかに平原を潤す水滴としてつぶつぶときらめきながら消えていく、この大地こそが足を踏ん張って立っている「我が祖国」なのだ、と。

アンチェルの師であるクーベリック氏の指揮による「我が祖国」の華やかで麗しい演奏(というのはあくまでも個人的感想)と比較すると、アンチェル指揮+チェコフィルの演奏はある種の泥臭さ―まさに大地に両足で立つという印象を受けました。どちらがお好みかは個人の嗜好かなぁと思いますが…。

曲の解釈も演奏自体も本当に素晴らしく、とはいえ事前にカレル・アンチェルという指揮者の物語の背景を知ってしまっていたので、もしそれを知らずに聴いていたとしたら同じように感銘を受けたかどうかは残念ながら自分には分かりません。

ただ、過酷な運命を乗り越えて再びタクトを振る機会を得たアンチェルという指揮者が、深く絆を育んだ楽団員と共に紡ぎ提示した音楽への情熱は真実の物語で、だからこそ、自分は感動を深めたのだと思います。

とりとめがなくなってしまったけれど…。

虚飾の物語という衣を纏った作品は、今一度回りまわって、自作ではなく他人名義として発表されることを前提として構築されたものの、新垣氏というこれほどまでに音楽を愛してやまない人の手によって創り上げられたのだという、新たな真実の物語を纏ろうこととなったのではないかな…と、個人的に思うのです。
Posted by norlys - 2013.06.26,Wed
この間、なんとなく電網を彷徨っていたら、野田地図の「オイル」の動画に行き当たった。
なんでなのかは分からないけど、なんだかそういうタイミングだったのだと思う。

観始めた途端に魂が吸い込まれてしまい、一気に観終わってしまった。圧倒。
出雲の国譲りの神話と終戦直後の島根と、複層の時間軸が混線し、言葉遊びが拡散し収縮して輻輳し、混線。

これぞ野田節というべき言葉遊びとテンションの高さに翻弄されながら、荒れ狂う炎や嵐や復讐心のようなたとえうるこの世の現象の激しさのすべてが―それはモチーフのひとつである広島の原爆のような、そしてオイル=石油=自由=夥しい死者の思い、という構図の一瞬天をも照らす紅炎の焔のような―まるで瞬きをする瞬間の幻に凝縮されたような物語。

寓話だというのにリアル、リアルなのに幻。
巫女は預言者で神の代理人、同時に魔女。
なにが正しくて、なにが間違っているのか、その答えはどこにもない。
それでも主人公である富士は手当たり次第の可能性に賭けて電話線を繋ぎ、奇跡的に繋がったとはいえ今にも途切れそうなラインの先に問う。

「もしもし、もしもし・・・・・・天国があるというのなら、何故あの世に作るの?この世にないの。
どうして、天国が今ではなくて、アフターなの?
その答えを教えてくれたら信じてもいいよ。あなたのこと・・・・・・
ごめんなさい。嘘ついた。ほんとは助けが欲しい・・・・・・あなたの。
聞こえていたら・・・・・・返事して・・・・・・神さま。」

そして最後に訪れる圧倒的な喪失感と寂寥感。
どこにも届かない声、どこにもやり場のもっていきようのない思い。富士は問う。
「この恨みにも時効があるの?人はいつか忘れてしまうの?」

人の手の及ばない大きな存在に救いを求めずにはいられない人間の虚しさと悲しさ。神を祭ろう側とその神を異形ととらえる側の人間とを隔てる溝の深さ、おそらくは互いに永遠に分かり合えない虚しさと悲しさ。
その深い溝の淵に立ち、いずれかの立場に組しなければ自らの存在意義を表明できない中間に立つ人の苦さと悲しさ。

たとえそれが世の理なのだとしても、富士の弟であり脱走し行方不明となった特公隊員のヤマトの独白が甦る。
「誰もが生きていたいのだ。生きる望みを捨ててはいないんだ」と。
Posted by norlys - 2011.07.08,Fri

政治ネタ。毒を溜め込むと身体によろしくないようなのでデトックス、デトックス。
て、外にぶちまければいいってものではありませんが。

以前、といっても去年のことだけど、何かの折に母が呟いた。「そういえば」と。
「そういえば、昔新潟に住んでいたでしょう。あの頃、『夕方に海のそばを歩いていると人攫いにさらわれるから気をつけないといけない』という噂がしきりに流れたのよねぇ」と。
「あれって、今になって思うと…ねぇ。北朝鮮の拉致事件のことだったのかもしれないわね」と。

もう随分と昔のことで、当時の自分はまだ小さくて、そんな噂が流布していたことは知らなかった。
ぞっとした。

そして今、拉致容疑者に連なるグループに、日本のトップが繋がっているという噂が流れていて、闇の深さにぞっとする。(「噂」といっても、総務省のアーカイブがモトになっているので、金銭の流れについては事実)

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菅首相側、北の拉致容疑者親族の周辺団体に6250万円献金

 菅直人首相の資金管理団体「草志会」が、北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」(東京、酒井剛代表)から派生した政治団体に、計6250万円の政治献金をしていたことが1日、分かった。年間の献金限度額上限の5千万円を支出した年もあり、大口の献金者だったことがうかがえる。政府の拉致問題対策本部長でもある首相側の献金先としては「不適切」との批判を受けかねない。

 菅首相側が献金していたのは、「市民の党」から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」(神奈川、奈良握(にぎる)代表)。

 「めざす会」は市民の党の酒井代表の呼びかけで平成18年に結成され、奈良代表も市民の党出身。めざす会には、市民の党の名を冠する会派に属している複数の地方議員が年間計1千万円近い政治献金をしているほか、事務担当者が同一だった時期もある。

 政治資金収支報告書によると、草志会は19年に5千万円、20年に1千万円、21年に250万円をめざす会に寄付している。19年の5千万円は資金管理団体から政治団体に献金できる上限額。この年は、めざす会の収入の6割近くが草志会の寄付だった。市民の党をめぐっては14年6月、横浜市議2人が市議会本会議で議場内の国旗掲揚に反対し、議長席と事務局長席を占拠して6時間近く議事を妨害した問題が起きている。

 一方、市民の党には日本人拉致事件の容疑者の親族が所属。この親族は、昭和55年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーの長男(28)。長男は北朝鮮で生まれ、平成16年に日本に帰国するまで現地で生活していた。今年4月の東京都三鷹市議選に市民の党から立候補したが、落選している。

 市民の党には、民主党の黒岩宇洋(たかひろ)法務政務官の関係政治団体も21年に計約400万円の政治献金を行っており、自民党の河井克行衆院議員らが今年5月の衆院法務委員会で「(長男は)20歳のときまで北朝鮮にいた。どのような教育を受けたかということは容易に想像がつく。そういう人を公認したのが市民の党だ」などと指摘している。

 市民の党の酒井代表は取材に、「菅首相とは30年ぐらい前からの付き合い。寄付については出している側に聞いてほしい」、めざす会の奈良代表は「首相と会ったこともないし、詳しいことは分からない」と話した。

 菅直人事務所は献金について、「当時の党の役職者(代表代行)としての責任において、職務遂行の一環としてのものであり、法に則(のっと)り適正に処理している」とコメントしている。
(2011.7.2 08:00)
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自らが帰属する自分の国が、対立しているとされる立場に通じているというのは…絶句。
なんだかフィクションの設定みたいでほわほわと現実感がない。
事実は小説よりも奇なり。まさに。

Posted by norlys - 2011.04.22,Fri

色々とモヤモヤするので、少しばかりガス抜き。抜いて楽になるかどうかは分からないけど(自爆)。

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「福島とチェルノブイリ、多くの共通点」 農水副大臣

 チェルノブイリ原発事故から25年となるウクライナ・キエフで開かれている国際会議で21日、篠原孝・農林水産副大臣が福島第一原発事故について説明、「チェルノブイリと多くの共通点がある」と発言した。

 これまで日本政府は福島原発事故とチェルノブイリ事故との違いを強調するケースが多かっただけに、専門家らの関心を集めた。

 篠原氏は、事故の農業への影響などを発表する分科会に出席。会合の最後に発言を認められ、事故後の現況について話した。農作物への放射能被害については「東京電力や政府によって完全に補償される。この金額は高くつく」と説明。「原発は安い発電だとこれまで言われてきたが、こうした補償を考慮すると、最も高くつく」とも語った。

 別の分科会では、長崎大学の柴田義貞特任教授が、福島原発事故を引き起こした巨大津波について、専門家が発生の可能性を指摘していたのに、東京電力が十分な対策をとらなかったと説明。事故前から構造上の欠陥が指摘されていたチェルノブイリ原発の事故とは「専門家の警告が無視されたという点で、同じ原因を共有している」と述べた。

 また、福島の事故では住民の精神的ケアが最も重要になるとして「チェルノブイリの研究成果が非常に役立つ」とした。(キエフ=国末憲人、玉川透)

(asahi.com 2011年4月22日13時2分)
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もう少し政治家らしく(?)言葉を選んで飾ってもよさそうな気もするけれど、かねてからTPP反対というスタンスで農家の方々の支持を得ている(と思う)篠原氏だからこその率直さなのかもしれない。

個人的には、温暖で年間降水量の多い日本では、チェルノブイリよりも多少早い時期に土壌からの放射性物質の排出が進むのではないかと期待する。その分地下水や海へ浸出する可能性は残るけれど。。

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管総理主導の下に現政権が掲げるTPP推進に対し、農業政策面から反対している篠原氏のコメントは25分30秒あたりから。「衝撃のラスト」タグがすべてを物語る...と思う。

ニコニコ動画:TPPディスカッション(2/2)
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2週間前の谷川からの帰り道、関越道からは作付けされたばかりの青菜の畑が続いていた。水田もそろそろ田植えの準備が始まろうとしていた。
先週訪れた長野県でも葉物の作付けが始まっていた。

農業政策は色々と難しくてややこしくて問題も山積みだけれど、自分としてはやっぱり地場の野菜を、日本のお米を食べたいよなぁ...と思う。

タリーズコーヒーはいいやw

Posted by norlys - 2011.03.22,Tue
羽とさざ波のネックウォーマー、2つ目が完成。
またしても同じようなものを...なのですが、何も考えずにただ編むことに没頭したかったので。

110322_085737.jpg今回は、ぴえろ妹さんちのFoir+4PLYのCol.53(チャコールブラウン)。
赤みが少なくやや杢の入った品の良いブラウンで、秋冬モノど真ん中の色味だけど、中細という細さのバランスで割とオールシーズンいけそうです。

前回編んだものはがっぷりとした感じで、それはそれで悪くないけれど、もう少し首元にすっきりと収まるサイズが欲しかったので、今回は少し小さめに。

まだ肌寒い日が続くので、室内でも首元を暖めるのにとても重宝。

MEMO:
Foir+4PLY Col.53、約1.3玉。6号40cm輪針で。作り目121目、模様編み4段繰り返し。全長約38cm、周囲約50cm。


***
3月11日の午後に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)からすでに10日が経過。
あれから10日、まだまだ10日。

自分は...といえば、いつものように...というか、やはり地震の影響でいつも以上の仕事に追われ、仕事が終わったらジムへ直行しています。

ただただ目の前の課題に集中して壁を登っていると、頭の中が空っぽになります。

そんな場合ではないだろうという気持ちもあるけれど、では自分にもなにかできること...と思っても、現時点では募金をすること、できるだけ節電すること、それくらいしかできず。

現地に赴いてなにか役立てれば...と考えることもあるけれど、なにしろ零細企業なので、ペダルを踏み続けなければあっさりと倒れてしまう。恐らくは、最悪なことに周囲を巻き込んで、なので、今までの日常を維持することで精一杯。

被災された方々のことを思えば、自分なんかぬくぬくと日常を過ごしていて申し訳ない限りなのですが、一方で日常を保つこと自体が微妙なバランスの上に成り立っていて、色々とうまく考えがまとまりません。

今はただ、被災地の一日でも早い復興を心から願ってやみません。
Posted by norlys - 2011.03.14,Mon

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震にあたり、被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、地震や津波の犠牲者の方々におかれましては謹んで哀悼の意を表すると共に、ご冥福をお祈り申し上げます。被災地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

うっかりすると、地震の前と地震の後とでこんなにもくっきりと違う様々な物事の様子に呆然としてしまう。。

自分にもできることをできる範囲で協力できればいいな、協力しようと思います。

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Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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