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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2014.02.04,Tue
先週末(2/1-2)も大谷不動へ。

前週の大谷不動の際に「来週も大谷不動の予定」という話に、またしても飛びつき2週連続で大谷不動へ。
先週と同じく土曜日は好天ながらも日曜日は微妙という天気予報。1日だけでも登れることは確実なので決行。

今度はしっかりとわかんを装着し、トレースを追いかけての快適なアプローチ。
わかんすごい! と鼻息を荒くしました(笑)。

先週に本流を登った際に途中で眺めたグリーン色かかった右側壁が1日目の目標。
トポによると、ブルーアイスではなく緑がかっているのがちょっと残念…みたいなことが書かれていますが、緑がかっていることがなぜ残念なのか自分にはわからない。美しいと思うのだけど…。

いざ右側壁を目指し、新雪で埋まった不動裏脇のトレースをプチラッセル気味に登ってトラバースをし、本流のF1下まで辿り着いたところで後続パーティに追いつかれてしまい、残念(自分の足が遅いせいです。すみません…)。

後続パーティが右側壁に取り付いたので、少し戻り、左岩壁右ルートへ。

こちらにも先行パーティがいらっしゃいましたが、右側壁よりは多少ルートが短いので、待ち時間は少なくて済むかも…と。なにより、途中通過した時にちらりと見た際に「あ、これ、登りたいな…」と思ったので。

リードで登りたいと伝えると、いいよーとのことで、有り難くリードさせていただきました。

念のためトポを確認するとⅥ-とあり、ぎゅっと目をつぶって再度開いてあぁやっぱりⅥ(6)だよなぁⅣ(4)ではないよなぁ…と確認してみるものの、それは多分コンディション次第で、今目の前にある感じだと、そんなには難しくはなさそう。少なくとも、いずれも威圧感たっぷりの左岩壁の3ルートの中では一番登りやすそうな印象でした。

順番を待っている間に徐々に陽射しが滝に当たり始め、この日は厳冬期とは思えないほどの暖かい一日だったこともあり、陽が当たると一気に水が緩みぽたぽたと氷の表面を水が滴り落ちる様を目の当たりに。

先行パーティのフォローさんがある程度登ったところでリード開始。

登りたいな…と思っていたにも関わらず、いざ氷の下に立つと、垂直部がぐんと頭上に続き、例によって頭の中が真っ白になり、なんでリードしたいなんて思ったのかなぁ? と自問自答状態。

すでに氷柱の表面はしゃららと水が流れ始めており、なるべく陽射しの影響の少ない右側面を選んで登り始めると、右側の染み出しの凍った部分が足場として使えたので、ホ。
うん、これなら大丈夫…! と、3つ目(か4つ目)のスクリューを打ち、いざ目を上げると、オブザベ時に核心だろうと思った部分がすぐ頭の上に現れました。

ここを越えて左側に移れば傾斜が落ちる、だからきっと大丈夫。

すうっと息を吸って吐いて、とんとんとアックスを振って3歩足を上げて見定めておいたガバ足にハイステップ。

乗り込めばもう余裕…ということは「ないわー」な状態で、でもまぁ足場は悪くなく、ただバランスがイマイチなのでしっかりとバイルを打ち込みレスト。最後に打ったスクリューは右寄りの足元の下。

ぽかぽかと暖かい陽溜まりの中にいて、自分の意識の内だけにぴゅーっと涼しい風が吹き抜け、あぁでも大丈夫、核心は抜けたのだから、後はケアレスミスをしないように集中すれば大丈夫、と、脳内が透徹する瞬間でした。

アイスクライミングをやりたい! と自ら望み、その割にはフォロー&トップロープ専門という体たらくで、ぼちぼちっとリードにトライするもへっぽこで、そんなダメダメな自分を、今までみんなこんな気持ちでリードしてくれていたのかな…と、そこはかとなく実感し、あぁ、ありがたいなぁ…と思いました。

ぐさぐさになりかけの氷を慎重に登り、無事にノーテンで終了点へ。
途中で薄い氷の下の岩を思い切り叩いてしまい、刃先が潰れてしまい涙…。

そんなこんなでも、このルートを登ることができたのはすごく嬉しかったです。
途中で心がパンプしそうになりましたが、落ちないならば登るしかないよね…と、頑張って良かった。
「魂が震える」は略してタマフル、ならば「魂がパンプする」は略してタマパンなのかなー、とかおバカなことを考えて苦笑していたことは内緒です。

F2は日当たりが良過ぎて下部がばっさり切れていたので、F1だけでお終い。

右側壁に移動し、まに氏がワンプッシュでリード。自分はフォロー。贅沢なくらい長くて、本当にステキなラインでした。

もうお腹いっぱい~という感じでテン場に戻ると、またしてもおいしいつまみにおいしいお鍋とおいしいお酒の饗宴(大感謝)。大谷不動、なんて最高なんだろう…。

日曜日の午前中は雨or雪の予報でしたが、朝起きた時点では曇り。
天候と下山を考慮し、近場の不動前の滝へ。

手頃らしい…と聞いていたのに、想像よりも遥かに長く立派な滝でびっくり。
途中からぱらりぱらりと雨が降り始めたものの、本降りにはならず幸いでした。

折角だからみんなでリードしよう! ということになり、4人で順番にリードでトライ。
自分以外の皆さんはツヨツヨなので、あっさり。

誰もがあっさり登る姿を見て、そういうものかなぁと思ったものの、いざ登り始めたら暖かい雨のせいか氷がぐずぐずで「え」と脳内真っ白(またしても…)。

それでも、どうにか頑張って、ほうほうの体になりながらも無事になんとかノーテンで終了点へ。

一日に1本のリードでお腹いっぱい。無駄にアックスを握りしめてしまったせいか、掌がパンパン。それは間違った力の使い方だそうで、未だこんなにヨワヨワだけど、リードで登ることができて良かったなぁ、今まで頑張ってきてよかったなぁ…と、心から思えました。

ご一緒くださった皆様には、本当に感謝、感謝です。ありがとうございます。
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Posted by norlys - 2014.02.03,Mon
1/24-25の週末は大谷不動でアイスクライミング。

ドラツートレでご一緒させていただいているYさんが行かれるという話に、鼻息荒く「行きたいです!」と飛びつかせていただきました。

大谷不動は、かねてから憧れてはいたものの、いかんせんⅤ級やⅥ級という、へぼへぼな自分にとってはハイグレードなルートばかりがずらりと並ぶエリアなので、こんな絶好のチャンスでもなければ足を踏み入れることはなかったと思います。

へっぽこへぼへぼな自分にも関わらず、温かく迎えてくださった皆様に、ただただ感謝。ほんとうにありがとうございます。

土曜日の朝に峰の原スキー場に到着し、スキー場の脇をぽくぽく歩き、前日の雪に覆われた林道を軽くラッセル気味に滝場まで。スキー場までの道には雪が全然なかったのでわかんを車にデポしてきたけれど、スキー場を外れた途端に新雪のプチラッセルになり、わかんをデポしてきたことを少し後悔。

林道を歩いている途中に見える、居並ぶ左岩壁の滝の姿に大興奮。同時に、ひょうーアレ…自分に登れるの??と不安に駆られつつ(左岩壁は登らなかったのだけど)。

スキー場からぽくぽくと歩くこと2時間弱。行きは下り基調なので、もしかしたら八ヶ岳よりも近いかなぁ…と話している間に到着した感じ。新雪が多くラッセルが厳しいともっと時間がかかるそうなので、ばっちりトレースが確実な八ヶ岳とは異なりコンディション次第なのかも。

テン場にはテントが5張り+途中に1張り。
それが多いのか少ないのか自分には判断がつきかねますが、それなりにパーティが入っている割にはほどよくばらけた様子。テントを設営し、釜ががばっと開いた本流F1を左から巻いてF2に到着するとちょうど先行パーティがF2を登り切ったところでした。

本流F2の1ピッチ目は、今まで自分が見た氷の中でも最も長いルート。下部の1ピッチ目はそれほど傾斜がないのでぜひリードしてみたい…と思うと同時に、そもそもアイスでリードした経験がそれほど多くなく、ましてやこんなに長いルートは初めてなので大丈夫かな…と、緊張しまくり。

いざ登り始めるとすぐに頭が真っ白…になりかけましたが、足場は安定しているから大丈夫しっかりとランナーを取って呼吸を整えて…と、自分自身に語りかけつつ、ラインを見定めながらじりじりと下部を越えてビレイポイントまで無事に到達。

氷のコンディションは最高でスクリューもしっかり効いているようだし、すでに多くの人に登られているためかフッキングの効くポイントも多く、不安を感じることなく登りきることができました。

ここは大谷不動の入門的なルートなので、大袈裟かもなのですが、自分にとっては本当にステキなラインで、リードで登らせてもらって本当に嬉しかったです。

F2の2ピッチ目の出だしはぐっと傾斜がありテクニカルだったけれどフォローだったので安心(ありがとうございます)。

F2を登り切った時点で結構時間も遅くなりかけだったので、F3は見学だけでも…と滝の下まで歩いて行ったら、F2よりも短いすっきりとした印象。ちょっとグサグサ気味だけど、あぁこれならすぐに登れるかもね…ということで(などと思ったよりは長かった…(苦笑))、まに氏リードで自分はフォロー。

すっかり薄暗くなった中をテントに戻り、おいしいお鍋をたらふく食べてお酒もいっぱい呑んで、ぐっすり就寝。

翌朝は雨がテントを叩く音で目が覚め、その後雨は雪に変わったもののコンディションもイマイチなのでさっくり下山。

ご一緒くださった皆様には、色々な場面で勉強させていただき、ただただ感謝です。
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Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
つぶやき。
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