先週末から風邪をひいてしまい、鼻、喉、頭、腹のクワトロパンチ。
起き上がれないほどひどくはならない割にしぶとく治らない。
そんな折に、先日注文したZippo ハンディウォーマー
(カイロ)が届いたので、早速事務所の近くのコンビニでZippoオイルを買って試してみました。
いわゆるハクキンカイロ(まんまハクキンカイロのOEMらしいということは公然の秘密?なのかな。はて?)。
厳かにオイルを注油カップに入れて、カイロに移して、ライターで点火(というか触媒反応のきっかけをつくるそうな)。う~ん、なんか儀式みたい。
触媒部分をちろっと火にかざしただけだけど、こんなんでいいんかな。。と思う内にほんのり温かくなってきました。
触媒反応が開始するとかなり温度が上がるそうなので、使用時は同梱のフリース袋に収納。
うはー、あったかいな~。
というか室内で使用するとホントに熱いくらい。。
物心ついたときから使い捨てカイロが主流だったので、ハクキンカイロという名称は耳にしたことがあったけど、いったいどんなもんだかちっとも知らんかった。
これは冬山や冬の岩場の心強い友になりそう。67gと薄型軽量だし。問題は補充オイルの持ち運びだけど、それはまた追々考えよう。。
現代に甦る大正モダニズムというか、レトロな外観もいいですな。
デザイン的にはZippoブランドよりも純正のハクキンカイロを選択すべきだったかも。。
使い捨てカイロは、寒風が入り込む環境だと固まって冷えてしまい案外使い物にならないのが難点。あれはあれで数を仕込むと結構重たいし。
早速週末の八ヶ岳で活躍していただこう。楽しみ。
ハクキンカイロはオイルや火器を用いることの危険性や注油の手間に加えて、オイルの「匂い」が難点で廃れたという話だけど、風邪っぴきで鼻づまりのせいかあんまり匂わないな。風邪が治ったらどうなんだろ。。
「繰り返し使えて」「廃棄物も出ない」からハクキンカイロはエコ~という表現もあるけど、どうなんだろ。なんでも使い捨てカイロを60個買うと、ハクキンカイロの方がランニングコストが安い計算になるそうだけど。うう~む。ちと微妙のような。。
製造コストとか廃棄コストとかリサイクルコストまで考えたらどういう結果になるんだろう。
ただまぁ、ぬくぬくさ加減ではハクキンカイロの方が断然上なのでエコかどうかよりも機能面で自分としてはマルだし、お子様に持たせるには使い捨てカイロの方が安全かな。
そういえば。真冬の岩場ではバーナーで小石を焼いてチョークバックに入れて指先の暖をとるそうで。これはハクキンカイロよりもさらに前時代の温石ってやつですな。
■Related Links:
Zippo ハンディーウォーマー(正規輸入代理店マルカイコーポレーション)
ハクキンカイロ(株)
スタパ齋藤の「週刊スパトロニクス」 ハンディーウォーマーについての解説(2005/1/31)
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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