忍者ブログ
Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.04.27,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by norlys - 2009.03.17,Tue
昨日はガラス教室。週末の山登りでヘロヘロの上に、炎を凝視して作業に没頭していたら気力もごっそり削がれてHPが限りなくゼロ。。

今回の課題は、ひご棒とレース棒を引いて地玉に巻いて、同心円を点打ちするというなんかお腹いっぱいな内容。仕上がりも見るからにお腹いっぱいという感じ。

中央部分にくにくにと波形に巻きつけたレース棒を見て、思わず「これ、たんぱく質みたいですね~」と言ってしまった。αへリックスの螺旋構造みたいだなーと。

となると、歪んだひご棒はβシート? 同心円はなんかの分子? とか考えると、珍妙なモチーフの組み合わせも、それなりに意味がありそうな気がしてくる(嘘)。

とんぼ玉の作品には、海中生物や天体をモチーフにしたものがあるけれど、リボソームとかをモチーフにしても面白いかもな。て、技術がないのでできませんが(できたとしてもやりませんw)。
せいぜい黄色と黄緑のビーズを格子に編んで、「塩化ナトリウム~」とかいって喜ぶくらいです。

そういえば、「もやしもん」のキャラをガラス細工で作っている人がいらっさいました。
オリゼーかわいいよ、オリゼー。

PR
Posted by norlys - 2009.03.13,Fri
ガラスの指輪。

DVC00296_M.JPG実物は写真以上にかなりへっぽこ。

トンボ玉作成の技術はとんと進歩せず。色を重ねてみたり、混ぜてみたりして遊ぶばかり。

まぁ水中花とか戦国玉とか伝統的な文様とかの作製にはあまり興味がないし(眺める分にはきれいだなぁすごいなぁとは思うけど)、凝りだしたら時間がかかってしかたなさそうだ。。ということで、あまり技術的に進歩しようというモチがない。はは。

工芸用ガラス材料を小売しているメーカーは、国内だとS社とK社という2社がメジャー(K社はどちらかというと商社っぽい)。
自分がお遊び用に使用しているガラスはK社のお買い徳用半端ロッド(鉛)。色は選べないけど、安くてお得。

屈伏点(軟化点)を比較すると、S社の鉛ガラスは460℃で、K社(鉛&ソーダ)は480~520℃とのこと(共に自社サイトでの公開情報)。

えーほんとかなぁ。。手元の簡易バーナーは炎が貧弱なのでK社よりもS社の鉛ガラスの方がちょっと手強い感じがするんだけど。。と、思って融点を見ると、S社が850℃、K社が540~560℃。随分違うなぁ。

なるほど、K社のガラスロッドは作業温度範囲(軟化点~融点)がかなり狭く、ガラス骨格が弱そう。どうりで炙っているとすぐにとろんとろんになって色が滲んでしまうのですな。

たぶんK社のものは、原料バッチの中に加えるアルカリ物質(炭酸ナトリウムとか炭酸カリウムとかから由来)が多いんじゃないかなぁ。。とおぼろげに推測(付け焼刃でガラス工学入門書を飛ばし読みしただけなので、まったくの勘違いかも)。

さて、きちんと除歪を行わず徐冷剤で冷ましただけのトンボ玉にはガラス内部に歪が残っていて、特に内側(穴のトコロ)からの圧力に弱いということなので、指輪の内側には半透明系の色を使用。

半透明系の色のロッドは急激に熱すると「パキッ」と弾けるのではなく「モロリッ」と崩れ飛ぶので、透明系よりもさらにケイ酸骨格が弱いのだと思う。その分、圧力が1点に集中せずに分散されるんじゃないかと勝手に予想しているのだけど、どうなんでしょう。

まぁ、半透明系の地玉なら指の毛穴隠し(笑)にもなるからいいか。
Posted by norlys - 2009.03.12,Thu

ジムで壁に登っている若い女のコ(と言っている時点でダメなんだが…)の耳元にピアスが揺れているのを見て、ちくしょーカワイイじゃねぇか(もうこの時点でアウトだろ…)と思いましたとさ。

DVC00295_M.JPG

んなもんで、おおそういえば最近丸めたガラス玉があるじゃないか、あれをピアスにしてみよう、うんそうしようと、夜も更けたというのに、いそいそと押入れからビーズワークの道具を引っ張り出してみたり。

でも、自分で丸めたしょぼいガラス玉よりも、既成のビーズの方がよほどステキなので、さっさと方針変更。

ビーズを丸カンや9ピンで繋いで、メッキは負けてしまうので樹脂のピアスフックに取り付けただけのちゃっちいシロモノだけど、なんかできました。わーい。
しかも調子に乗って2つ。

こういう安っちくてカラフルでガーリーなアイテムも好きなんだけど、いつも背負っているBlack Diamondのザックととんでもミスマッチ過ぎて悲しい(笑)。

クライミングとクラフトを融合させるにはどうしたらいいんだろ。。

なにしろ「アクセサリー」と聞くと「クライミング用の小間物」と脳内変換されるほど、蝕まれているからなぁ。
とほ。。

それに「すごく登りが上手」なのに「耳元にピアスが揺れていてオサレ」というギャップが萌え要素の肝だということにハタと気が付いて、万年へっぽこビギナーの自分は大層悲しくなりましたとさ。どっとはらい。

Posted by norlys - 2009.03.03,Tue
週末はお天気があまり良くなさそうなのでジムとスキー。
上村愛子のモーグル動画を観て予習はばっちりのつもり(笑)だったけど、成果は。。。(無言)

でもって月曜日はガラス教室へ。この日で最終のつもりが連絡ミスで1ヶ月延長。楽しいからまぁいいや。

今回は同心円を打ってハート型に引っかく練習。
要領がわからず、目打ちの先にうに~とガラスがひっついてしまい、どうしようもないので炙り込んでは得体の知れない模様となって失敗ばかり。ハートというより、ムンクの叫び。
あぁ地球資源のムダ遣い。。

DVC00292_M.JPG←ガラス教室での作品とは別に、簡易バーナーで作ったガラス玉。

不透明の玉の上に透明系のガラスをかけて、水彩画みたいに色を重ねるのが個人的に好き。
というか複雑な模様などを作る技術は未だ持ち合わせず。。

炎で炙って徐冷剤の中で冷ましただけのガラス玉には、通常永久歪が残っているそうな(きちんとアニーリング(残留歪を除去する熱処理)を行えばある程度歪みを除去することが可能)。

自分が趣味の範疇で作るようなちっこくて単純なガラス玉だと幸いにしてあまり割れることはないけれど、SiO2とか他の金属分子(酸化鉛とか着色用の微量元素とか)がアモルファスな状態で身動きとれずににきにきと均衡状態を保っている様子を想像すると、ついにやにやしてしまう。
Posted by norlys - 2009.02.25,Wed
習作。晒すほどのものではないけども、まぁ。。

DVC00288_M.JPG春や花のイメージであれこれ。
(下左はサクラ、下中央はコマクサ、下右は夜桜。。のつもり。その他てきとー)

凝った技術で豪華な模様とか無理なので、ただ丸めただけなんだけども。。
いやさ、ちっとは模様をつけようと挑戦してみるものの、手元がプルプルしきりで「おばあちゃん、しっかり」状態。。orz

離型剤が炎に炙ると弾け飛ぶという初心者にありがちな現象は、電網上の情報を基にアラビックヤマト糊(PVA: ポリビニルアルコール)を適量搾り出して混入させたら一応解決。すごいなヤマト糊。。

バーナーの炎で溶かしたガラスロッドを芯棒ににょ~んと巻き取るときに、なんとなく城ヶ崎のフナムシの岩場を思い出す。

流体粘度と表面張力と重力が絶妙なバランスで均衡を保っている様子が、なんとなく似ているような気がする。

とんぼ玉は最後によく炙り表面全体の温度を均一にしておかないと冷却後にクラックが入ってしまうよ、と言われているけれど、さもありなん。
Posted by norlys - 2009.02.19,Thu
ガラス玉。なんだかんだいって、すっかりはまりました。あはは^^;

6d23de41.jpeg東急ハンズに急遽、容器を買出しに行くついでに、クラフト売り場を覗いたら、佐竹ガラスの簡易バーナークラフトセットが陳列されていたので、一瞬の迷いの後、さっくりレジでお買い上げ。
あぁ、やっちまった。。

このガストーチは、火口径が20φmmと小さめで火力も弱いためか、単に自分がヘタクソだからか(これが正解)、できあがりは直径1cmくらいの小さい玉。

本気で取り組むならば、ちゃんとしたガスバーナーがあったほうがよいそうですが、これ以上狭い部屋の中でガラスワーク用のスペースなど無理。。

ま、手元でちょこちょこと遊ぶ分にはこれでいいかな。気が向いたときにぱぱっとどこでも作業ができるし。

それにしても、離型剤が弾け飛ぶわ、気泡が入るわ、煤も入るわ、形もいびつなら、徐冷剤の跡もついていたりして、正真正銘の出来損ない。
それでもまぁ、「なんかできた~」というのはやっぱりうれしい。

「バーナーワークは慌しくてせっかちな人向けという印象があるけれど、ガラスを炙っている間の待ち時間とかを考えると案外のんびりとした作業ですよ」とは、ガラス教室の先生談。

確かに、配色を考えつつロッドを並べて(複雑な模様製作までは至っておらず)、さて始めますか~とトーチに火をつけてガラスロッドを炙っている時間は、奇妙に平穏な間があるような。
なんだか水底に沈んでいくような感じがする。

いざガラス棒が柔らかくなってくると作業が立て込んでくるけれど、焦ったところでどうしようもないので、余計に淡々とした気分になる(初めてのときは冷や汗かきまくりだったけど)。
作品自体が単純で小さいので、10分もかからずにひとつの玉を作り終え、ガラス玉が冷めるまでの間に広げた道具を片付ければ、何事もなかったみたいに元通り。浮上。

そういえば。

キットに含まれてたガスカートリッジはJフィールドのガス缶だったけど、台所の棚の中に中途半端に使いかけのPRIMUS缶がいくつかあるよなぁ。。と、微妙にガスが残っているガスカートリッジで試してみる。プロパン30%、ブタン70%という配合比はJフィールドのものと同じ。
ねじ山はぴったりでガス漏れの心配はなさそうだし、プリ缶の方がやや煤が少ないような気がする。
(指定ガスカートリッジ以外を用いるとPL法の保証対象外となるので自己責任で気をつけます)

これなら、残量が中途半端で山に持っていくにもどうもなぁ…というガス缶の処理にもなって一石二鳥かも(?)。
途中でガスがなくなると作業が中断されて元の木阿弥になるので、結局新しいガス缶をせっせこ買い込む羽目に陥りそうな気もするけれど。。

そういえば。

自分が用いているガラスロッドは鉛ガラスで、鉛ガラス(いわゆるクリスタルガラス)について調べていたらたまたま、「鉛ガラスが含浸されたブラック・スター・サファイア」に注意! (2008年10月) という宝石鑑定業界のレポートに遭遇。

なんでも「2004年の始め頃から宝石市場ではルビーの鉛ガラスの含浸処理が見られるようになった」そうな。
また「ダイヤモンドではクラリティ(透明度)の改善を目的にクリベージやフラクチャーに高屈折率ガラスを含浸する処理が知られている」とのこと。

自分は、コランダム(ルビーとかサファイヤって、所詮アルミナだし)とかダイヤ(だって炭素だし)にはあまり興味がなくて(結晶構造は面白いし、硬度が高くて工業用途での汎用性が広い点はステキだけど)、鉱物は好きだけどジュエリーには関心がないので、クラリティ改善のためにわざわざ鉛ガラスに含浸させるくらいなら、最初から鉛ガラスでいいじゃんとか思うんですけどねぇ。シリカスキーとしては。

ちなみに、エメラルドのクラリティ向上に適した含浸剤は、シダーウッドオイルやエポキシ樹脂だとか。ほえ、知らなかった。面白いな。
Posted by norlys - 2009.02.17,Tue
そういえば「手を休めてガラス玉」という安藤裕子の歌があったなぁ。。と思いながら、昨日はガラス工芸教室へ。

いつか忘れても ここで交わした夜空の約束 何処かで見上げてね~♪
という歌。

到着してすぐに、前回作成したとんぼ玉をもらう。割れてなかったのか、良かった。
しかしまぁ、どうしようもないできばえだこと(苦笑。いや、ほんとに)。

今日は同心円の練習をしましょう、ということでまずは先生がお手本作成。
う~む。。見ているだけで心が折れそう。。

続いて自分も時間いっぱい習作に勤しむ。要領が分からないので悪戦苦闘(説明していただいても実際にやるのは難しい)。
同心円のものを2つ、水玉のものを2つ、計4個作成。剥離剤が剥げて失敗したのがひとつ。

同心円模様は配色が悪いのと、炙りすぎで模様がぼけぼけ。
鳥除けボールか、バボちゃん(バレーボール大会のマスコットのアレ)みたい。目玉みたいな模様だと厄除け効果がありそうな。。

詳しいことはよく分からないけど、フェニキア玉やケルト玉など古代遺跡から発掘されたガラス玉の文様も、同心のモチーフが多いらしい。
加工可能な過冷却液状態のガラスは水飴状なので、もっともシンプルで量産しやすく、見た目にも優れているということもあって、自然とこういうモチーフになるのだろ(憶測)。

ゴーっと燃える炎の中でゆっくりとガラス棒が紅く柔らかくなる様子は、マグマみたいだなぁと思う。
とろーりと融けるけれど、液体ではないので対流はほとんど起きない。だからこそ色とりどりのガラスを重ねて模様を作り出せる。ガラスってつくづくすごいな。ということに気付いた人は偉いな。うん。

自分は栓を捻れば高温が得られるエアバーナーを用い、すでに着色加工されたガラスロッドを選んで手軽に作業できるけれど、昔の人はいったいどうやってガラス玉を加工したのだろ。。
薪を燃やして坩堝の中で二酸化ケイ素やその他原料を溶解させて…と考えるだけで、ちょっと気が遠くなる。

前回作成したものと、今回時間内に冷めた2つを頂いて帰る。

P2171149_s.JPG
一番左が初めての作品。気泡は入るは歪んでいるは模様は適当だわ…使い道がない。

右2つは同心円の習作。芯棒をくるくる回す途中で疲れてしまい、微妙に丸じゃなくて栗っぽい。。
鉛ガラスなので手にずっしり重い。
Calendar
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新記事
(07/27)
(07/13)
(07/10)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
(03/16)
(03/16)
(03/12)
(03/10)
Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
つぶやき。
Search
Meteo
Look down on Earth
↑陸域観測技術衛星ALOS(だいち) 「P」ボタンを押すと衛星画像になりますyo
Ads
Comments
[09/23 ヨシ]
[02/06 kacky]
[09/22 kacky]
[07/31 vini]
[07/06 FilsNoel ]
Trackbacks
バーコード
Tool
Log
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]