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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by norlys - 2010.11.10,Wed
メモφ

**********
前原誠司の「直球勝負」(70)~高坂正堯が描いた「海洋国家日本の構想」~ (2009年4月14日付)

私が「海洋」という言葉を始めて意識したのは、大学時代だ。司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」にも感銘を受けたが、何と言っても高坂正堯先生の影響が大きい。浪人時代に読んだ先生の「国際政治」という新書本で、私はすっかり高坂正堯という国際政治学者が好きになり、京都大学法学部に進学後、当然のように先生の国際政治学を受講し、ゼミも高坂ゼミに所属した。

国際政治学の講義後、何度か授業内容の説明を求めて先生の下を訪れたが、ある時、自著である「『海洋国家日本の構想』を読んでみろ」とのアドバイスを受けた。何軒かの本屋を廻ってみたが、ない。その旨を先生に伝えたところ、先生は本棚から一冊を取り出し、私に下さった。それが今でも私が大切にしている、昭和49年に第4版で出版された「海洋国家日本の構想」である。ちなみに、この本の初版は昭和44年だ。

(中略)

この著書には、珠玉のメッセージが幾つもちりばめられている。この本は国連海洋法条約が批准される、はるか前に書かれているが、高坂先生は海が持つ意味の変容を的確に予言されている。つまり、海の持つ資源性に注目が集まり、「自由な公道」ではなくなる、と。著書には「海は残された最大のフロンティア」と述べられ、漁業資源や海の鉱物資源のみならず、自国の防衛にも資すると指摘してされている。自らの周辺の環境を知ることは防衛の要諦である、と。

(中略)

同時に、世界第6位の海洋国家として、領土・領空・排他的経済水域・大陸棚といった日本の主権を、しっかりと守り抜く国家としての意志も確固として持ち続けなければならない。特に沖ノ鳥島、尖閣諸島など、日本の主権を守る上で離島の保護・管理は、最重要の課題の一つだ。

(中略)

40年遅れではあり、財政的にも厳しい現況ではあるが、日本の未来を切り開いていくために、政治家である限り「広大なフロンティア」開拓の努力を続けていきたい。
**********

ふむ。

ふむむ。。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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