Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2019.06.05,Wed
火曜日は恒例の自主連@パンツー。
アップで6本。ゆるりゆるり。
さすがに4連登目なので厳しいかな…とも思ったけれど、週末の土日はTR三昧だったし本数も少なかったし、月曜日は荻パンで限界神経系だったので、まだ少し余力はあるかな…と、結局ツナミ壁の橙12aにトライ。
1便目は相変わらずのテンテン。4テン。もうテンション入る位置は決まっていて、あとはどれだけ粘れるかという感じ。
2便目は、ツヨツヨ女子のムーブを真似てみたら下部のテンションポイントが楽になったので、ルーフ下まで行ける!と思った瞬間に右膝が「ぱき」っと。。
微妙なキョン気味のムーブを起こすと、緩い膝が外れてしまうことはちょいちょいあることなので、今更驚かないけれど、今ここでかーーーーー…(がっくし
外れた膝を戻して、結局4テン。
もうどこでダメになるかはわかっているから、後はどれだけ繋げるか、ということ。
そのためには、今の自分の保持力や持久力では全然太刀打ちできていないことは分かっているので、やるべきことは明瞭。
頑張る、それだけ。
たとえ、それが実を結ぶことはないかもしれなくても、やらないことには始まらない。
それだけ。
アップで6本。ゆるりゆるり。
さすがに4連登目なので厳しいかな…とも思ったけれど、週末の土日はTR三昧だったし本数も少なかったし、月曜日は荻パンで限界神経系だったので、まだ少し余力はあるかな…と、結局ツナミ壁の橙12aにトライ。
1便目は相変わらずのテンテン。4テン。もうテンション入る位置は決まっていて、あとはどれだけ粘れるかという感じ。
2便目は、ツヨツヨ女子のムーブを真似てみたら下部のテンションポイントが楽になったので、ルーフ下まで行ける!と思った瞬間に右膝が「ぱき」っと。。
微妙なキョン気味のムーブを起こすと、緩い膝が外れてしまうことはちょいちょいあることなので、今更驚かないけれど、今ここでかーーーーー…(がっくし
外れた膝を戻して、結局4テン。
もうどこでダメになるかはわかっているから、後はどれだけ繋げるか、ということ。
そのためには、今の自分の保持力や持久力では全然太刀打ちできていないことは分かっているので、やるべきことは明瞭。
頑張る、それだけ。
たとえ、それが実を結ぶことはないかもしれなくても、やらないことには始まらない。
それだけ。
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Posted by norlys - 2019.06.05,Wed
月曜日は定例会で荻パンへ。
週末の遠征の移動で疲労もだいぶあったし、今時分は毎年仕事も佳境なのでなかなかにコンディショニングが難しいところ。
久しぶりの荻パンは、相変わらず気が抜けない。
なんなら6Qでも余裕で全力。5Qが登れたらかなり嬉しい。
そんなこんなで5Qを4つくらい全力で片付けて、4Qを2つくらい触って途中で振り落とされました。
多分だけど、今の荻パンに通ったら上手くなるんだろうな…と思う。
繰り返しトライを重ねることで、強くもなるけど、断然「上手く」なるのかと。良い意味で。
できることならしばらく集中的に通って、少しはもちっと上手い人になりたいのだけれど、今は週2でパンツーのローテが入っているのでなかなかに難しいのが残念。。
週末の遠征の移動で疲労もだいぶあったし、今時分は毎年仕事も佳境なのでなかなかにコンディショニングが難しいところ。
久しぶりの荻パンは、相変わらず気が抜けない。
なんなら6Qでも余裕で全力。5Qが登れたらかなり嬉しい。
そんなこんなで5Qを4つくらい全力で片付けて、4Qを2つくらい触って途中で振り落とされました。
多分だけど、今の荻パンに通ったら上手くなるんだろうな…と思う。
繰り返しトライを重ねることで、強くもなるけど、断然「上手く」なるのかと。良い意味で。
できることならしばらく集中的に通って、少しはもちっと上手い人になりたいのだけれど、今は週2でパンツーのローテが入っているのでなかなかに難しいのが残念。。
Posted by norlys - 2019.06.05,Wed
先週末は名張へ。
日曜日に岩場のある河川の地域清掃が行われるとのことだったので、清掃活動に参加することが目的で。
ついでにクライミングも楽しみましょう、ということで。
土曜日は屏風岩へ。
「ゴジラパワー」にTRを張ってもらい、TRでトライ。
去年の秋に初めてTRでお触りさせてもらって、下部のフィンガリーなパートが自分には難しく、核心の小ハング乗越しも厳しく、上部のワイドパートも前回全然できなくてーつまり、色々と課題でした。
でも、改めて今回トライしてみたら、完璧ではないけれど、繋がりました。
上部のワイドパートに至っては、なぜ前回あれほど苦労したのか分からないほど、TRだけに落ちる気がしないという。。
勿論、岩場のコンディションが良かったこともあると思います。
梅雨前のパリリと乾いた、それでいて秋のようにカサカサしない、そんな恵まれた時期だったから。
ついでに中間部までゴジラと共通の「モスラパワー」をお触り。
ゴジラは共通部分から先はハンド~ワイドになるけれど、モスラはひたすらシンハンド。こちらは厳しい。でも楽しい。
長い長いルートの中で、すっと息を抜いた瞬間に剝がされそうになるけれど、それをこらえて登り続ける瞬間が自分は好きなんだな…なかなかできないけど…と、改めて。
日曜日の朝は清掃活動。
あっという間に袋一杯にゴミを拾い、少しきれいになった周囲を見渡して自己満足。
それから再び屏風岩へ。
今一度TRでゴジラとモスラ。
下部のなんてないところで落ちてしまいそうなのでリードするにはまだ少し厳しそう。。
TRなら落ちそうにないけれど、リードだったらそれはまた違う話になるんだろうな。。
長い長いルートを登る時間は本当に素晴らしくて、ありがたいです。
やっぱり好きだなぁ…。
あと。清掃活動があるとローカルの方々が集われるので、岩場は多分普段よりも賑やか。
多くの方とお会いして色々とお話ができるので、こういう機会はとても好きです。ありがとうございました。
***今回登った(触っただけの)ルート***
/*20190601
名張、屏風岩
・ゴジラパワー(5.11b)-TR。前回全然わからなかったワイドパートが、全く苦もなく気付いたら終わってました。ほえ。
・モスラパワー(5.11c)-TR。なるほどゴジラの核心は共通部分までだとして、上部も厳しいシンハンド(手の薄い人は登りやすいかも)。手も足も痛くて、ヨレ落ちしまくり。
/*20190602
名張、屏風岩
・ゴジラパワー(5.11b)-TR。TRなのをいいことにノーテン。でも、だからといってリードしたら色々ボロボロになりそう。まだまだ要修行。残念だけど遠い場所にあるので、なかなかトライはできないけれど。
・モスラパワー(5.11c)-TR。うっかり気が抜けたのか、小ハングを越えてなんてないところでポロリ。でもモスラパートはノーテンでした。TRだからね。最後は掌がパンパンになったので、リードではまだまだ…。でも憧れです。
日曜日に岩場のある河川の地域清掃が行われるとのことだったので、清掃活動に参加することが目的で。
ついでにクライミングも楽しみましょう、ということで。
土曜日は屏風岩へ。
「ゴジラパワー」にTRを張ってもらい、TRでトライ。
去年の秋に初めてTRでお触りさせてもらって、下部のフィンガリーなパートが自分には難しく、核心の小ハング乗越しも厳しく、上部のワイドパートも前回全然できなくてーつまり、色々と課題でした。
でも、改めて今回トライしてみたら、完璧ではないけれど、繋がりました。
上部のワイドパートに至っては、なぜ前回あれほど苦労したのか分からないほど、TRだけに落ちる気がしないという。。
勿論、岩場のコンディションが良かったこともあると思います。
梅雨前のパリリと乾いた、それでいて秋のようにカサカサしない、そんな恵まれた時期だったから。
ついでに中間部までゴジラと共通の「モスラパワー」をお触り。
ゴジラは共通部分から先はハンド~ワイドになるけれど、モスラはひたすらシンハンド。こちらは厳しい。でも楽しい。
長い長いルートの中で、すっと息を抜いた瞬間に剝がされそうになるけれど、それをこらえて登り続ける瞬間が自分は好きなんだな…なかなかできないけど…と、改めて。
日曜日の朝は清掃活動。
あっという間に袋一杯にゴミを拾い、少しきれいになった周囲を見渡して自己満足。
それから再び屏風岩へ。
今一度TRでゴジラとモスラ。
下部のなんてないところで落ちてしまいそうなのでリードするにはまだ少し厳しそう。。
TRなら落ちそうにないけれど、リードだったらそれはまた違う話になるんだろうな。。
長い長いルートを登る時間は本当に素晴らしくて、ありがたいです。
やっぱり好きだなぁ…。
あと。清掃活動があるとローカルの方々が集われるので、岩場は多分普段よりも賑やか。
多くの方とお会いして色々とお話ができるので、こういう機会はとても好きです。ありがとうございました。
***今回登った(触っただけの)ルート***
/*20190601
名張、屏風岩
・ゴジラパワー(5.11b)-TR。前回全然わからなかったワイドパートが、全く苦もなく気付いたら終わってました。ほえ。
・モスラパワー(5.11c)-TR。なるほどゴジラの核心は共通部分までだとして、上部も厳しいシンハンド(手の薄い人は登りやすいかも)。手も足も痛くて、ヨレ落ちしまくり。
/*20190602
名張、屏風岩
・ゴジラパワー(5.11b)-TR。TRなのをいいことにノーテン。でも、だからといってリードしたら色々ボロボロになりそう。まだまだ要修行。残念だけど遠い場所にあるので、なかなかトライはできないけれど。
・モスラパワー(5.11c)-TR。うっかり気が抜けたのか、小ハングを越えてなんてないところでポロリ。でもモスラパートはノーテンでした。TRだからね。最後は掌がパンパンになったので、リードではまだまだ…。でも憧れです。
Posted by norlys - 2019.05.31,Fri
昨日はスクール@パンツー。
前日はなんとなくモチがなくてレスト。火曜日にツナミに手を出したからか、テンテンだったので、それほど負荷は感じなかったものの、やっぱりきっちり疲れていた模様。
スクールでは紐付きボルダー的な課題をみっちり。
最後は指先がヒリヒリ&ぽかぽか。
前日はなんとなくモチがなくてレスト。火曜日にツナミに手を出したからか、テンテンだったので、それほど負荷は感じなかったものの、やっぱりきっちり疲れていた模様。
スクールでは紐付きボルダー的な課題をみっちり。
最後は指先がヒリヒリ&ぽかぽか。
Posted by norlys - 2019.05.29,Wed
昨日はパンツーで自主練。
ボルダーで軽くアップ。
それからルートエリアへ。
折角だからとツナミの橙12aに2便出したけど、下部からテンテン…。
下部からテンテンだと、ルートというよりクラシックな5Qボルダー課題4連発という感じで、あんまり疲れを感じにくいのだけど、だけど完全に終了してました。特に前腕が。
おかげでその後の11aと10dも無様なヨレヨレ具合で途中で別のルートに逃げたり。。
登れない言い訳は色々と挙げることができるけど、言い訳をするために登っている訳じゃないし、そもそも「自分が弱い」の一言に尽きる訳で。。
苦手だからこそちゃんとやらないとなぁ。
ボルダーで軽くアップ。
それからルートエリアへ。
折角だからとツナミの橙12aに2便出したけど、下部からテンテン…。
下部からテンテンだと、ルートというよりクラシックな5Qボルダー課題4連発という感じで、あんまり疲れを感じにくいのだけど、だけど完全に終了してました。特に前腕が。
おかげでその後の11aと10dも無様なヨレヨレ具合で途中で別のルートに逃げたり。。
登れない言い訳は色々と挙げることができるけど、言い訳をするために登っている訳じゃないし、そもそも「自分が弱い」の一言に尽きる訳で。。
苦手だからこそちゃんとやらないとなぁ。
Posted by norlys - 2019.05.27,Mon
先週末はかなり前から夏日との予想。
夏日の予報で、しかも日当たりの良い末端壁なら、暑くて茹で上がるかもしれないけれど、寒くて不安に怯えることはないかもしれないと、瑞牆へ。
昨年、ひどい凍傷でかろうじて切断せずに済んだ指も、形が残っているから大丈夫だといいなぁ…と思って梅雨の前に何度か瑞牆に行ってみたものの、午前中は岩の冷たさにチアノーゼで紫色になる指を見つめては動揺するばかり。
花崗岩は岩が冷たくないとフリクションがなくクライミングを楽しめないけれど、パリパリのフリクションが得られるような寒冷な環境だと指が耐えられない。
二律背反。
結論としては、「やはり夏を越していない高原の花崗岩は温かくはないけれどチアノーゼにはぎりぎりならない」感じで、「夏日全開で熱中症になりそうなくらい暑いとさすがに常にホッカイロを握りしめなくても大丈夫」でした。
そこまでして外岩に出かけなくても、ジムでも十分楽しく登ることはできるのだけど…。
でも。植樹祭の駐車場に着いて、やわらかい新緑が一面萌える中に淡い薄紅のシャクナゲや山ツツジが満開に咲きほころぶ風景と、遠くにうっすら白い雪の残る八ヶ岳や南アルプスの山並みを眺めて、やはりここは良いところだなぁ…とも思うわけです。
土曜日は雲ひとつないどぴーかん。
久しぶりのアプリーチがキツイ。かなりゆっくり目で歩かせてもらっているけれど、ジムでしか登っていなかった半年のツケが回ってきた感じ。でも嫌いじゃないんです。歩くことは。願うよりもずっと遅いけど。。
やっとこ末端壁に到着し、まずは「調和の幻想」の1P目でアップ。久しぶり過ぎて登り方が分からない~…なんて、わちゃわちゃしていたら、出だしのワイドでずるっと足が滑ってしまいました。あらら…。
新しいキャメロットC4の6番ががっつり止めてくれたので良かったけどw
それから「春うらら」の1P目をTRで(ありがとうございます)。
今回、末端壁を訪れた一番の目的は、このルートを登れるようになるためのトレーニング。
2年前の秋に骨折から復活してやっと「アストロドーム」を登ることができて、さぁ次は…と思っていたらその冬に凍傷にかかり、登れないままに時間だけが過ぎてしまい。。でも、やっぱり登りたいな、と。改めて。
果たしての「春うらら」。まずは出だしのムーブすらこなせず、びょーん(失笑)。
いや、出だしのムーブは2年前でもできたはず。
教えてもらって再挑戦。なんとかできた。ほ。
それから核心のチェンジングコーナーへ。ここは、2年前に初めて触ってみて、てんでなにもできなくて、そこから先に進むこともできなかった。だから、その先を見てみたかった。
のに。今回もまんまと振りほどかれてびょーん(苦笑)。
2回目。
あ、できる。どうしたらできるのかはイマイチ良く分からないけど、逆に2年前はなんでできなかったのか分からない。初めてトライした後に怪我をして色々ダメになってそれでも地味に登り続けてきたとはいえ、たいして何も変わっていない筈なのに、なにが違うのか。若干の混乱と混沌。でも、越えた。
そして中盤はひたすら我慢して、終了点へ。
初めて辿りついた終了点に、ちょっと涙がでそうでした。
この3年間、自分が悪いのだけど、怪我をしては10c/5Qの振り出しに戻ること2回。
もうお年頃でクライミングの疲労感もなかなか抜けない一方で、トライするグレードが上がることで怪我のリスクも増えそうなジレンマもあるし。
それでも。あぁ、やっと。やっと進めそう。
翌日の日曜日も末端壁へ。晴天ながらもうっすらと雲もたなびき、カンカン照り度は昨日より若干低い感じ。
「春うらら」をTRで3回。前日の疲労感は、特にアプローチの歩きは、久しくジムに引きこもり気味の自分には厳しかったけれど、とにかく3回は登らないとダメだと思って。て、TRですけどw
1便目。またしても出だしでびょーん(落胆)。ただ、手順を少し変えたら良くなりそう。核心のチェンジングコーナーもびょーん、でテンション。今一度ホールドと手順を整理。
2便目。出だしはどうにか大丈夫。チェンジングコーナーも踏ん張って越えて、なんとかノーテン。まぁTRですからね。
3便目。チェンジングコーナーでの足順が2回目と違ってしまい一瞬まごついたけれど、それでもどうにかノーテン。
もちろん、TRでノーテンで登れたからといって、すぐにリードで登れるような実力がある訳じゃないことは重々承知。何度も痛い目に遭っているので。。
けれど、2年前に越えられなかった部分を、怪我から復活して越えることができて、もしかしたらずっと憧れだったこのルートにチャレンジしてもいいんじゃないかと思えるようになって、今すごくワクワクしています。
色々予定があるので、次にトライ(もしくはトレーニング?)できるのは随分間が空いてしまいそうだけど。
強い人ならば一瞬で駆け抜けてしまうグレードかもしれませんが、私には憧れでした。
ずっと、ずっと憧れでした。
だから、ものすごく嬉しいなぁ。嬉しいなぁ。
***今回登った(触っただけの)ルート***
/*2019/05/25
瑞牆、十一面末端壁
・調和の幻想1P目(5.10a NP)-×。久しぶり過ぎて、右のフレークとか忘れてた。まぁ、そういうこともあるよね…
・春うらら(5.11b NP)-TR。2年前に初めて少しお触りして、全然言葉が通じなくて焦ったんだけど、今にしてようやく、何を言いたいのか分かるようになってきた気がしなくもなく
/*2019/05/26
・春うらら(5.11b NP)-TR。出だしのムーブでびょーんびょーんと剝がされて、ちょっとムーブを修正。これなら大丈夫そう。チェンジングコーナーも、100%ではないけれど、効かせられる個所をバラシ。
・春うらら(5.11b NP)-TR。ノーテン。まぁTRだからリードとは別物。それでも嬉しい。
・春うらら(5.11b NP)-TR。チェンジングコーナーの足順を2回目と違う方法で進んだけど、それでも落ちなかったので、つまり「どうにかなる」(いや無理w)
夏日の予報で、しかも日当たりの良い末端壁なら、暑くて茹で上がるかもしれないけれど、寒くて不安に怯えることはないかもしれないと、瑞牆へ。
昨年、ひどい凍傷でかろうじて切断せずに済んだ指も、形が残っているから大丈夫だといいなぁ…と思って梅雨の前に何度か瑞牆に行ってみたものの、午前中は岩の冷たさにチアノーゼで紫色になる指を見つめては動揺するばかり。
花崗岩は岩が冷たくないとフリクションがなくクライミングを楽しめないけれど、パリパリのフリクションが得られるような寒冷な環境だと指が耐えられない。
二律背反。
結論としては、「やはり夏を越していない高原の花崗岩は温かくはないけれどチアノーゼにはぎりぎりならない」感じで、「夏日全開で熱中症になりそうなくらい暑いとさすがに常にホッカイロを握りしめなくても大丈夫」でした。
そこまでして外岩に出かけなくても、ジムでも十分楽しく登ることはできるのだけど…。
でも。植樹祭の駐車場に着いて、やわらかい新緑が一面萌える中に淡い薄紅のシャクナゲや山ツツジが満開に咲きほころぶ風景と、遠くにうっすら白い雪の残る八ヶ岳や南アルプスの山並みを眺めて、やはりここは良いところだなぁ…とも思うわけです。
土曜日は雲ひとつないどぴーかん。
久しぶりのアプリーチがキツイ。かなりゆっくり目で歩かせてもらっているけれど、ジムでしか登っていなかった半年のツケが回ってきた感じ。でも嫌いじゃないんです。歩くことは。願うよりもずっと遅いけど。。
やっとこ末端壁に到着し、まずは「調和の幻想」の1P目でアップ。久しぶり過ぎて登り方が分からない~…なんて、わちゃわちゃしていたら、出だしのワイドでずるっと足が滑ってしまいました。あらら…。
新しいキャメロットC4の6番ががっつり止めてくれたので良かったけどw
それから「春うらら」の1P目をTRで(ありがとうございます)。
今回、末端壁を訪れた一番の目的は、このルートを登れるようになるためのトレーニング。
2年前の秋に骨折から復活してやっと「アストロドーム」を登ることができて、さぁ次は…と思っていたらその冬に凍傷にかかり、登れないままに時間だけが過ぎてしまい。。でも、やっぱり登りたいな、と。改めて。
果たしての「春うらら」。まずは出だしのムーブすらこなせず、びょーん(失笑)。
いや、出だしのムーブは2年前でもできたはず。
教えてもらって再挑戦。なんとかできた。ほ。
それから核心のチェンジングコーナーへ。ここは、2年前に初めて触ってみて、てんでなにもできなくて、そこから先に進むこともできなかった。だから、その先を見てみたかった。
のに。今回もまんまと振りほどかれてびょーん(苦笑)。
2回目。
あ、できる。どうしたらできるのかはイマイチ良く分からないけど、逆に2年前はなんでできなかったのか分からない。初めてトライした後に怪我をして色々ダメになってそれでも地味に登り続けてきたとはいえ、たいして何も変わっていない筈なのに、なにが違うのか。若干の混乱と混沌。でも、越えた。
そして中盤はひたすら我慢して、終了点へ。
初めて辿りついた終了点に、ちょっと涙がでそうでした。
この3年間、自分が悪いのだけど、怪我をしては10c/5Qの振り出しに戻ること2回。
もうお年頃でクライミングの疲労感もなかなか抜けない一方で、トライするグレードが上がることで怪我のリスクも増えそうなジレンマもあるし。
それでも。あぁ、やっと。やっと進めそう。
翌日の日曜日も末端壁へ。晴天ながらもうっすらと雲もたなびき、カンカン照り度は昨日より若干低い感じ。
「春うらら」をTRで3回。前日の疲労感は、特にアプローチの歩きは、久しくジムに引きこもり気味の自分には厳しかったけれど、とにかく3回は登らないとダメだと思って。て、TRですけどw
1便目。またしても出だしでびょーん(落胆)。ただ、手順を少し変えたら良くなりそう。核心のチェンジングコーナーもびょーん、でテンション。今一度ホールドと手順を整理。
2便目。出だしはどうにか大丈夫。チェンジングコーナーも踏ん張って越えて、なんとかノーテン。まぁTRですからね。
3便目。チェンジングコーナーでの足順が2回目と違ってしまい一瞬まごついたけれど、それでもどうにかノーテン。
もちろん、TRでノーテンで登れたからといって、すぐにリードで登れるような実力がある訳じゃないことは重々承知。何度も痛い目に遭っているので。。
けれど、2年前に越えられなかった部分を、怪我から復活して越えることができて、もしかしたらずっと憧れだったこのルートにチャレンジしてもいいんじゃないかと思えるようになって、今すごくワクワクしています。
色々予定があるので、次にトライ(もしくはトレーニング?)できるのは随分間が空いてしまいそうだけど。
強い人ならば一瞬で駆け抜けてしまうグレードかもしれませんが、私には憧れでした。
ずっと、ずっと憧れでした。
だから、ものすごく嬉しいなぁ。嬉しいなぁ。
***今回登った(触っただけの)ルート***
/*2019/05/25
瑞牆、十一面末端壁
・調和の幻想1P目(5.10a NP)-×。久しぶり過ぎて、右のフレークとか忘れてた。まぁ、そういうこともあるよね…
・春うらら(5.11b NP)-TR。2年前に初めて少しお触りして、全然言葉が通じなくて焦ったんだけど、今にしてようやく、何を言いたいのか分かるようになってきた気がしなくもなく
/*2019/05/26
・春うらら(5.11b NP)-TR。出だしのムーブでびょーんびょーんと剝がされて、ちょっとムーブを修正。これなら大丈夫そう。チェンジングコーナーも、100%ではないけれど、効かせられる個所をバラシ。
・春うらら(5.11b NP)-TR。ノーテン。まぁTRだからリードとは別物。それでも嬉しい。
・春うらら(5.11b NP)-TR。チェンジングコーナーの足順を2回目と違う方法で進んだけど、それでも落ちなかったので、つまり「どうにかなる」(いや無理w)
Posted by norlys - 2019.05.24,Fri
昨日はスクール@パンツー。
前日の水曜日は軽くボルダーでも…と考えていたけれど、どうにも疲労感が抜けなかったので結局レスト。
よくよく考えてみたら、火曜日のコツナミ11aへのトライのダメージが結構大きかったぽい。
(あとアマゾンプライムで米ドラを見始めると睡眠不足で極端にQOLが下がるから気をつけようと思ったのにまたしても…不覚…)
スクール開始までのんびりアップを5本。
5本目に、100度壁で未着手だった白10dにトライ。
若干なめてかかったら(ごめんなさい)、ぎりぎり一撃できたので良かったけど腕ぱんぱん。
思えば黄色の10dも悪かった。そしてどちらも面白かった。
で。スクール開始。
保持の悪い系ボルダー課題を小一時間。
自分の限界グレードを超えたホールドを敢えて触る機会はなかなかないので、ありがたい。
それからツナミの橙12aにトライ。
以前挑戦した時は下部からテンテンで、結局ルーフまでしか辿りつけなかったけれど、今回はもう少し楽に感じて(といっても3テン?)でゴールまで繋がりました。
2便目はヨレすぎてルーフパートで落ちて終了。時間もなかったし体力もなかった。
あくまでも体感だけど…。ルーフまでは割とクラシックな11a/b、そこから6Qのルーフボルダー1本(筋トレ的な)、からの5Qボルダー1.5本という印象。
まだまだ弱い自分だから時間はかかりそうだけど、のんびり取り組もう。そうしよう。
前日の水曜日は軽くボルダーでも…と考えていたけれど、どうにも疲労感が抜けなかったので結局レスト。
よくよく考えてみたら、火曜日のコツナミ11aへのトライのダメージが結構大きかったぽい。
(あとアマゾンプライムで米ドラを見始めると睡眠不足で極端にQOLが下がるから気をつけようと思ったのにまたしても…不覚…)
スクール開始までのんびりアップを5本。
5本目に、100度壁で未着手だった白10dにトライ。
若干なめてかかったら(ごめんなさい)、ぎりぎり一撃できたので良かったけど腕ぱんぱん。
思えば黄色の10dも悪かった。そしてどちらも面白かった。
で。スクール開始。
保持の悪い系ボルダー課題を小一時間。
自分の限界グレードを超えたホールドを敢えて触る機会はなかなかないので、ありがたい。
それからツナミの橙12aにトライ。
以前挑戦した時は下部からテンテンで、結局ルーフまでしか辿りつけなかったけれど、今回はもう少し楽に感じて(といっても3テン?)でゴールまで繋がりました。
2便目はヨレすぎてルーフパートで落ちて終了。時間もなかったし体力もなかった。
あくまでも体感だけど…。ルーフまでは割とクラシックな11a/b、そこから6Qのルーフボルダー1本(筋トレ的な)、からの5Qボルダー1.5本という印象。
まだまだ弱い自分だから時間はかかりそうだけど、のんびり取り組もう。そうしよう。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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