JAXAのプレスリリース。
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小惑星探査機「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還について
平成22年4月21日
宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構(以下 JAXA)は、平成22年6月に予定している「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還に関し、4月16日(金)に着陸想定地を管轄する豪州政府から着陸許可を得ましたのでご報告いたします。
なお、カプセルの再突入の日時は、現在の計算によると、平成22年6月13日、日本時間23時頃(協定世界時14時頃)、着陸場所は豪州ウーメラ立入制限区域の予定です。
引き続き、はやぶさの地球帰還、カプセルの再突入へ向けて慎重な運用を続けるとともに、適時、運用状況についてお知らせいたします。
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長く険しい旅がいよいよ佳境に入り、はやぶさ関連のニュースも多くなり、日々気もそぞろ。
はやぶさは2003年5月9日に打ち上げられ、2005年11月26日に惑星イトカワへ降下着陸。2005年7月にNASAがディープインパクト計画として衝突体を彗星にぶち込んだのとはある意味対照的で、とても印象的でした。
その後、数々のトラブルに見舞われながらもアクロバティックな運用により無事にサンプル採集カプセルを地球に届ける可能性が拓けました。
結果がどうであれ、島崎三歩バリの満面の笑顔で「よく頑張った!!」と迎えたい。
大気圏再突入時にはやぶさ本体は燃え尽きてしまうけれど…。
今年の2月に阿弥陀岳南陵を登ったとき、いよいよ核心間近という雪稜の真上、遥か上空を横切るISSを見ました。ちょうど昇りたての朝陽を受けてキラリと輝いていました。なんというか、多分その場にいた人々としか共有しえない個人的に不思議な体験でした(「雪稜の上でISS見たよ~」と言われても、「ふ~ん、そう。でっていう?」になってしまいそう)。
岩場の行き帰り、野辺山の道を走って遠くから臼田さんを眺めるたびに、深宇宙の片隅から満身創痍になりながらも交信し続けていたはやぶさ君のことを、きっと思い出すかもしれないな、と思います。
ガンガレ、はやぶさ超ガンガレ。
「はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン」特別サイト
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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