鹿の子編みキャップ

昨日は山の会の例会。帰宅後、酔った勢いで編みかけのブツを強制完了。

鉤針編みなら編みかけ途中で放置してもさほど気にならないけど、棒針だと針が刺さったままなのでなんだか落ち着かない。編み棒が空かないと困るし。

例によって例のごとく三國さんの「編みものこもの」に掲載されていた鹿の子編みのキャップ。こちらは裏側。スリット入り。

ぴえろ妹さんのB級アウトレットウール合細糸を3本取り。
#083(ラズベリーレッド)×2、#081(アメリカンチェリー)×1。

本の指定は7号なのに、またしてもぴったりの針がなかったので8号で。もうテキトー。
(測ってみたら周囲56cm。頭のでかい自分にはややユルながらちょうどいい感じ)

減らし目部分もテキトー、テキトー。そのため色々なところがガタガタ。しまいには段数を数えるのも面倒になったので、強制終了。

スリット部分につけるのにちょうど良いボタンがなかったので、以前作ったとんぼ玉を縫い付けて終了。テキトー、テキトー。とにかく終わらせたかったわけです。はぁ、終わった。

どちらの糸もオンラインショップの写真よりもややくすんだ色合いで、太陽光の下だと写真みたいに青みがかったピンクが強いけれど、室内だとボルドー系に見える。

ぶっちゃけグランマ風味。というかお地蔵様?

←お地蔵様　in front of  有笠山の帰りの沢渡温泉にある中屋饅頭店さん(きびもちがうんまい。それにしてもここの温泉街のTHE昭和なムードはステキすぐる)

うん、似てるｗ

とはいえ、まぁなんだかかわいいのです。エスニックでもないし、トラディショナルでもないし、モードでもないけど、ナチュラルテイストでもないし、おかんアートにも一歩手前で踏ん張っている感じ。

へたくそでテキトーな糸選びや編み目が残念ですが(自分が悪い)、流行の激流の岸辺にぽっつり佇むようなステキなデザインの賜物なのだと思います。
白いネップ付きの濃色系の糸できちんと編んだら、きっともっとかわいかったかも。うう(涙)

5玉で390円(税抜) というアウトレット糸を、3玉それぞれ3分の2弱くらいしか使用していないから実質2玉弱使用として、材料費なんと156円(税抜)。すばらしい。多分。

かかった時間はアンカウンタブル。趣味だもの。みつを。