Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2010.03.24,Wed
3連休の前半は蔵王で山スキー。中日のお天気が悪かったので早めに引き上げ、最終日は城ヶ崎でクライミング。
いまだログっていない山スキーの記録(羊蹄山、妙高三田原&黒姫、湯の丸)を積み残しつつも、蔵王の山スキーの記録。
■3月20日(土) 埼玉~宮城 澄川スノーパーク ~ リフト最上部 ~ 刈田岳山頂 ~ 馬ノ背上部/樹氷原 ~ 山形 ライザスキー場 (往復して、澄川スノーパークに帰還)
3月19日(金)夜にリーダーのNさん宅に集合し、軽く呑んだ後仮眠。3時半に起きて東北道を一路北へ。
翌朝8時半頃、宮城県側にある澄川スノーパークに到着。予報によれば、晴れときどき曇り。朝の時点ではまだ風はそれほど強くない。
スキー場の案内所にて登山届けを出し、リフト券を購入。陽射しが強く気温も高い。雪はシャビシャビ。春なんだなぁ。
スキー場のリフトを3本乗り継いで1382m地点へ。スキーにシールを貼り、10時15分に歩き出し。
しばらく雪上車の周遊コース跡を辿り、明瞭なトレースと赤札に従って聖山平のなだらかな樹林帯へ。刈田岳の山頂付近を遠望。ルートを示す鉄パイプが密な間隔で続いている。「中央コース」と書かれた年代ものの立て札もある。(リフト最上部を少し下ったところからこの中央コースは始まっていました)
地図に「大黒天」とあるあたりで車道を渡り、稜線伝いの夏道に合流。ぽくぽくとハイクアップしていくと、次第に周囲の景色が広がりはじめ楽しくなる。右手に土の露出した五色岳の小丘。地熱で雪が融けているらしい。
しばらく稜線を上がると、次第に傾斜も上がる。黒い外壁の避難小屋までもう少し。標高が上がったためか、次第に風が強くなる。山の上の空は曇りがちだけれど幸い視界は効く。振り返ると平野部は明るい陽射しに満ちている。
雪が薄付きになりところどころにある岩を避けながら歩いていくと、右手に凍結した御釜と熊野岳に続くたおやかな稜線が見える。立ち止まっていつまでも眺めていたくなるような風景。
とはいえ、風が冷たくなってきたので先を急ぎ、11時半に避難小屋に到着。ここでスキーを外して小休止。
避難小屋から少し回り込んだところにある刈田嶺神社の前でシールを外す。11時50分に夏リフト終点からリフト伝いに滑り出し。ちょうど続々と登ってくる人たちとすれ違う。
←山頂にものすごい立派な神社があって、ちょっと驚く。でも夏道なら車で山頂直下まで上がることができるので、驚くほどのことではなかった。。
全般的に傾斜は緩く、雪面に黄砂がべったり付いているせいで滑りが悪い。緩斜面は漕がないと前に進まないし、斜度があっても途中でつっかかる。山頂直下を過ぎると県境の標識。宮城から山形へ。
ほぼ廃墟と化した北都交通のリフト跡の建物に「県境裁判を忘れるな 」とペンキ書き。なんだか物騒な感じでちょっともにょる。
お天気は良く、残念ながら樹氷はもうないけれど、広々と広がる雪原は癒しの風景。
あっという間に、1450m地点の、蔵王ライザワールドスキー場上部に到着。この時点で12時25分。圧雪されたゲレンデは滑りやすくて(苦笑)、一気にゲレンデ下のレストハウスまで滑降。
レストハウスで評判の石釜焼きピザを注文し、ビールを飲みつつしっかり休憩。また来た道を帰らなくてはならないのだけど、なんとなく勝手が分かった分安心してしまい、なんとなく一仕事終わった気分でいっぱい。。
13時半にレストハウスを出てリフト券を購入し、リフトを2本乗り継いで、1時間ちょっと前に降り立った1450m地点に逆戻り。13時50分にシールを付けて歩き出し。
スキー場上部は陽射しが暖かく、ほとんど風もなく快適。ただ、遠くに見える刈田岳の山頂付近はすごい勢いで雲が流れていく。
樹氷原は、下ってきたときもなだらかだったけれど、登る分にもなだらかでお散歩気分。楽しい。
その分、視界不良のときにはロストしやすいためか、山形側も宮城側と同じように金属パイプのポールが密な間隔でルートを示している。
蔵王エコーラインを横切るところで、Nさんが山頂付近は風が強そうなのでエコーラインを行こうと提案。確かにシールが吹き飛ばされたらたまらないし、黄砂のせいで滑りを楽しめるコンディションでもないのでそのままエコーラインを辿り、大黒天から中央コースに戻り15時半に澄川スノーパーク上部に無事到着。
ついでにゲレンデを1本滑っておしまい。ふ~。なかなかに長い一日でした。
翌日は荒天の予想の前日に、まんまと逃げ切るように刈田岳を往復することができてよかったです。
滑ったというよりもたくさん歩いたなぁ~という感じでしたが、東北の山々の風景や噴火口の御釜を眺めながらの、歩いていてとても楽しいルートだったので大満足。ありがとうございました。
いまだログっていない山スキーの記録(羊蹄山、妙高三田原&黒姫、湯の丸)を積み残しつつも、蔵王の山スキーの記録。
■3月20日(土) 埼玉~宮城 澄川スノーパーク ~ リフト最上部 ~ 刈田岳山頂 ~ 馬ノ背上部/樹氷原 ~ 山形 ライザスキー場 (往復して、澄川スノーパークに帰還)
3月19日(金)夜にリーダーのNさん宅に集合し、軽く呑んだ後仮眠。3時半に起きて東北道を一路北へ。
翌朝8時半頃、宮城県側にある澄川スノーパークに到着。予報によれば、晴れときどき曇り。朝の時点ではまだ風はそれほど強くない。
スキー場の案内所にて登山届けを出し、リフト券を購入。陽射しが強く気温も高い。雪はシャビシャビ。春なんだなぁ。
スキー場のリフトを3本乗り継いで1382m地点へ。スキーにシールを貼り、10時15分に歩き出し。
しばらく雪上車の周遊コース跡を辿り、明瞭なトレースと赤札に従って聖山平のなだらかな樹林帯へ。刈田岳の山頂付近を遠望。ルートを示す鉄パイプが密な間隔で続いている。「中央コース」と書かれた年代ものの立て札もある。(リフト最上部を少し下ったところからこの中央コースは始まっていました)
地図に「大黒天」とあるあたりで車道を渡り、稜線伝いの夏道に合流。ぽくぽくとハイクアップしていくと、次第に周囲の景色が広がりはじめ楽しくなる。右手に土の露出した五色岳の小丘。地熱で雪が融けているらしい。
しばらく稜線を上がると、次第に傾斜も上がる。黒い外壁の避難小屋までもう少し。標高が上がったためか、次第に風が強くなる。山の上の空は曇りがちだけれど幸い視界は効く。振り返ると平野部は明るい陽射しに満ちている。
雪が薄付きになりところどころにある岩を避けながら歩いていくと、右手に凍結した御釜と熊野岳に続くたおやかな稜線が見える。立ち止まっていつまでも眺めていたくなるような風景。
とはいえ、風が冷たくなってきたので先を急ぎ、11時半に避難小屋に到着。ここでスキーを外して小休止。
避難小屋から少し回り込んだところにある刈田嶺神社の前でシールを外す。11時50分に夏リフト終点からリフト伝いに滑り出し。ちょうど続々と登ってくる人たちとすれ違う。
←山頂にものすごい立派な神社があって、ちょっと驚く。でも夏道なら車で山頂直下まで上がることができるので、驚くほどのことではなかった。。
全般的に傾斜は緩く、雪面に黄砂がべったり付いているせいで滑りが悪い。緩斜面は漕がないと前に進まないし、斜度があっても途中でつっかかる。山頂直下を過ぎると県境の標識。宮城から山形へ。
ほぼ廃墟と化した北都交通のリフト跡の建物に「県境裁判を忘れるな 」とペンキ書き。なんだか物騒な感じでちょっともにょる。
お天気は良く、残念ながら樹氷はもうないけれど、広々と広がる雪原は癒しの風景。
あっという間に、1450m地点の、蔵王ライザワールドスキー場上部に到着。この時点で12時25分。圧雪されたゲレンデは滑りやすくて(苦笑)、一気にゲレンデ下のレストハウスまで滑降。
レストハウスで評判の石釜焼きピザを注文し、ビールを飲みつつしっかり休憩。また来た道を帰らなくてはならないのだけど、なんとなく勝手が分かった分安心してしまい、なんとなく一仕事終わった気分でいっぱい。。
13時半にレストハウスを出てリフト券を購入し、リフトを2本乗り継いで、1時間ちょっと前に降り立った1450m地点に逆戻り。13時50分にシールを付けて歩き出し。
スキー場上部は陽射しが暖かく、ほとんど風もなく快適。ただ、遠くに見える刈田岳の山頂付近はすごい勢いで雲が流れていく。
樹氷原は、下ってきたときもなだらかだったけれど、登る分にもなだらかでお散歩気分。楽しい。
その分、視界不良のときにはロストしやすいためか、山形側も宮城側と同じように金属パイプのポールが密な間隔でルートを示している。
蔵王エコーラインを横切るところで、Nさんが山頂付近は風が強そうなのでエコーラインを行こうと提案。確かにシールが吹き飛ばされたらたまらないし、黄砂のせいで滑りを楽しめるコンディションでもないのでそのままエコーラインを辿り、大黒天から中央コースに戻り15時半に澄川スノーパーク上部に無事到着。
ついでにゲレンデを1本滑っておしまい。ふ~。なかなかに長い一日でした。
翌日は荒天の予想の前日に、まんまと逃げ切るように刈田岳を往復することができてよかったです。
滑ったというよりもたくさん歩いたなぁ~という感じでしたが、東北の山々の風景や噴火口の御釜を眺めながらの、歩いていてとても楽しいルートだったので大満足。ありがとうございました。
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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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