Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2011.09.22,Thu
9月の前半の3連休は北アルプスを歩く予定でいたけれど、後半の3連休はがっつり沢の予定だから軽めに岩に変更しようかと考えていたら、どうやら連休3日間の確保が難しそうになったり、台風15号と16号がダブルで襲来したりで、前日まで行き先が決まらずバタバタ。。
降るか降らないか微妙な降水確率の下で岩場に向かって撃沈…というパターンは今夏散々やらかしているし、後半の連休の沢の予定も怪しいことからここで沢に行っておかないと今年はもう沢に入れないかも…と思い、雨の影響を受けなさそうな地域に狙いをつけて検討開始。
過去にネットで拾った遡行記録を保存してある沢フォルダをアレコレ覗き、アプローチやルートをチェック。いくつか目ぼしいルートを2万5千図で確認している途中で、ふっと視線が左に滑り、目に入ったのが「ヘイズル沢」という表記。
地形が面白そうだし、交通の便も奥日光よりは近そう。
至仏山への西面からのアプローチというのも自分には新鮮。記録を探してみるといくつか出てきて、万が一の場合には日帰りのルート取りも可能そう。よしっ。
渓流釣り師さんの記録も多く、岩魚が釣れるらしい。それなら雨天かもしれない初日は釣りにこうじてもよろしかろ。よしっ。
と、どうにか行程をまとめて直前までバタバタ。
というわけで、行ってきましたレポ。
入渓点からまもなくの小トロ。
水量は足首上くらい。流れは穏やか。
雨量計に観測されない程度の霧雨が時折ぽつぽつ降るけれど、すぐに止むという天気。
ひたひたと歩いて登れるナメ滝。
小さなナメ、小ぶりな函、小さな登れる滝が連続し、飽きさせない。
ところどころ倒木やゴーロが見られるけれど、あんまり気にならない。
二俣までのハイライト。3段の滝。
階段になっている右壁を登りました。快適。
写真で見ると平板だけど、滝上から下を覗くと結構高度感あり。
左壁をへつって取り付いた小滝。
唯一高巻いた滝。15mくらいの垂爆。
強点を突くならば、水流左に可能性がありそうに見えるけれど、上部が悪そう&ぬめりそう。
この辺り一帯は滝から落ちる飛沫が満ちていてうっすら肌寒かったです。
二俣。左俣にかかる滝。
ぺたぺた歩いて滝上に。
右俣にかかる滝は小さくやや暗い印象。
この先すぐの二俣で右沢へ。
ネットで見つけた記録によると、ヘイズル沢は二俣を過ぎると平凡な渓相になるとのことでしたが(その中で、左俣右沢は秀逸らしい、とも)、自分にとっては全然平凡ではありませんでした。
テン場すぐ上に待ち構えていた20mくらい(ロープスケールだと30m強かも)の滝。
正面からフリーソロ。
水流右の流木脇からとりつくルートだと更にやさしそうだったけれど、未確認。
男性的な燧ケ岳とは対照的に穏やかで女性的な山容…だと思っていた至仏山も、西面から見ると岩岩していてカッコイイ。
もっともここは小至仏山と悪沢岳の中間点くらいで、至仏山ではありませんが。
ツメで藪地帯に突入してしまい、シャクナゲとハイマツの藪を漕いで辿り着きました。
登山道に合流した地点で装備を解除し、空身で小至仏山をピークハント。山頂稜線は忙しくガスったり晴れたり。
残念ながら遠望は望めませんでしたが、雲の切れた瞬間に楢俣湖が垣間見え、あぁあそこから来たんだなぁ…と感慨深い気持ちになりました。
沢の装備をザックに仕舞い、笠ヶ岳から咲倉沢頭避難小屋経由で下山。
笠ヶ岳への分岐の手前あたりでは尾瀬ヶ原方面が眼下に広がり、山に囲まれた高層湿原の美しい風景を堪能しました。また、途中にある片藤沼はひっそりと佇む沼地の水面に空と山が映るとても美しい場所でした。
ちゃんとした記録は時間(と気力)があれば、またいつか。
降るか降らないか微妙な降水確率の下で岩場に向かって撃沈…というパターンは今夏散々やらかしているし、後半の連休の沢の予定も怪しいことからここで沢に行っておかないと今年はもう沢に入れないかも…と思い、雨の影響を受けなさそうな地域に狙いをつけて検討開始。
過去にネットで拾った遡行記録を保存してある沢フォルダをアレコレ覗き、アプローチやルートをチェック。いくつか目ぼしいルートを2万5千図で確認している途中で、ふっと視線が左に滑り、目に入ったのが「ヘイズル沢」という表記。
地形が面白そうだし、交通の便も奥日光よりは近そう。
至仏山への西面からのアプローチというのも自分には新鮮。記録を探してみるといくつか出てきて、万が一の場合には日帰りのルート取りも可能そう。よしっ。
渓流釣り師さんの記録も多く、岩魚が釣れるらしい。それなら雨天かもしれない初日は釣りにこうじてもよろしかろ。よしっ。
と、どうにか行程をまとめて直前までバタバタ。
というわけで、行ってきましたレポ。
入渓点からまもなくの小トロ。
水量は足首上くらい。流れは穏やか。
雨量計に観測されない程度の霧雨が時折ぽつぽつ降るけれど、すぐに止むという天気。
ひたひたと歩いて登れるナメ滝。
小さなナメ、小ぶりな函、小さな登れる滝が連続し、飽きさせない。
ところどころ倒木やゴーロが見られるけれど、あんまり気にならない。
二俣までのハイライト。3段の滝。
階段になっている右壁を登りました。快適。
写真で見ると平板だけど、滝上から下を覗くと結構高度感あり。
左壁をへつって取り付いた小滝。
唯一高巻いた滝。15mくらいの垂爆。
強点を突くならば、水流左に可能性がありそうに見えるけれど、上部が悪そう&ぬめりそう。
この辺り一帯は滝から落ちる飛沫が満ちていてうっすら肌寒かったです。
二俣。左俣にかかる滝。
ぺたぺた歩いて滝上に。
右俣にかかる滝は小さくやや暗い印象。
この先すぐの二俣で右沢へ。
ネットで見つけた記録によると、ヘイズル沢は二俣を過ぎると平凡な渓相になるとのことでしたが(その中で、左俣右沢は秀逸らしい、とも)、自分にとっては全然平凡ではありませんでした。
テン場すぐ上に待ち構えていた20mくらい(ロープスケールだと30m強かも)の滝。
正面からフリーソロ。
水流右の流木脇からとりつくルートだと更にやさしそうだったけれど、未確認。
男性的な燧ケ岳とは対照的に穏やかで女性的な山容…だと思っていた至仏山も、西面から見ると岩岩していてカッコイイ。
もっともここは小至仏山と悪沢岳の中間点くらいで、至仏山ではありませんが。
ツメで藪地帯に突入してしまい、シャクナゲとハイマツの藪を漕いで辿り着きました。
登山道に合流した地点で装備を解除し、空身で小至仏山をピークハント。山頂稜線は忙しくガスったり晴れたり。
残念ながら遠望は望めませんでしたが、雲の切れた瞬間に楢俣湖が垣間見え、あぁあそこから来たんだなぁ…と感慨深い気持ちになりました。
沢の装備をザックに仕舞い、笠ヶ岳から咲倉沢頭避難小屋経由で下山。
笠ヶ岳への分岐の手前あたりでは尾瀬ヶ原方面が眼下に広がり、山に囲まれた高層湿原の美しい風景を堪能しました。また、途中にある片藤沼はひっそりと佇む沼地の水面に空と山が映るとても美しい場所でした。
ちゃんとした記録は時間(と気力)があれば、またいつか。
PR
Comments
Post a Comment
Calendar
最新記事
(07/27)
(07/13)
(07/10)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
(03/16)
(03/16)
(03/12)
(03/10)
Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
つぶやき。
Category
Search
Meteo
Look down on Earth
↑陸域観測技術衛星ALOS(だいち)
「P」ボタンを押すと衛星画像になりますyo
Ads
Comments
Trackbacks
Tool
Log
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"