週末は山の会のイベント。奥多摩の山を歩いて来ました。
朝8時前にJR青梅線鳩ノ巣駅に集合。
鳩ノ巣駅から大根山ノ神、大ダワ経由で川苔山に行き、鳩ノ巣駅に戻った後、今度は越沢、大楢峠経由で御岳山をピストンし、再び鳩ノ巣駅へ。
昭文社の山と高原地図に記載されているコースタイムをベースにすると計10時間55分。
約28Kmの道のりだとか。
いちおう先着順に順位がつくのですが、登山時の体力づくりが目的なので雨具やヘッドランプ等の基本装備は必須。水も2リットル以上持参で無補給。男性陣はさらに50mロープを担ぐこと相成りました。
タイムトライアル要素の強いトレイルランニングとは一味違い、山屋風味満点?
登りのルートで走ったら早々にバテるので、川苔山までの道のりはひたすら歩き。
スタート直後からY氏とE氏が先行し、二人の姿は早々に見えなくなりました。なんでそんなに早いんだろ。
スタート早々にルートを間違えそうになり、後続のH師匠に呼ばれて引き返しました。危ないあぶない。
ありがとうございます。
しかしまぁ、登り始め間もなくはどうもエンジンがかからない。無性に辛い。ほぼ空身なのに。
スロースターターだしな。。と自分に言い訳しつつ、バテないペースを保つのがやっと。
大ダワのところで実行委員のUさんからのバナナの差し入れをゲット。
自分とH師匠、新人Y君、Oさんの4名は川苔山山頂までずっと同じペース。まるで普通の山行みたい。
8時15分にスタートして、山頂到着は10時12分。
山頂で10分ほどゆっくり休憩。実にフツーの山行気分で一瞬まったり。開けた山頂からの眺めがいいなぁ。
ややまだこの先長いんだと、気を取り直して下山開始。
下山は下り基調なので、できるだけ走ってはみる。まだこの先に御岳山往復が待ち構えているんだよな~と思うと、あぁ気が重い。
鳩ノ巣駅に戻ったのは11時半前。トイレに寄り、頭から水を被ってさっぱり。幸い天候に恵まれ、つか暑い。汗だくだく。
文字通り「一山越え」たので、気を取り直していざ御岳山に向けて出発。
ここから先はひとり。越沢バットレスキャンプ場までは傾斜の緩やかな車道と整備された山道なので、歩きやすいといえば歩きやすい。あまり面白くないけど。
越沢バットレス方面からコールが聞こえてくる。あーいいなぁ~。。こんなに天気の良い日には岩に登りたいなぁ。。ちっ。
左手の遥か下に沢音が聞こえ、右手の斜面の木々の合間に時折稜線が見える、あまり変わりばえのしない林の中をぽくぽくと歩き続け、大楢峠を通過。ハイキングの人たちとすれ違う。楽しそうだな。ちっ。
大楢峠を過ぎても、これまたあまり変わりばえのしない山道をぽくぽく。。
なんだか修行みたいだ。。う~ん。。
大楢峠を過ぎて30分ほどしたところでトップのY氏に遭遇。
大楢峠付近ですれ違うかと予想していたけれど、今回はライバルのFさんが欠場のためのんびりペース?
誰ともすれ違わないので、もしかして道を間違えたのかなぁ~と思っていたのでほっとする。
それから30分ほどで山道が終わり、コンクリートの舗装面に。
人工的な建物や家屋が立ち並ぶ御岳山の集落に到着。は~長かった。
御岳山荘から表参道を経由して、神社の階段を登るのがつ、辛い。
すっごい頑張っちゃうぞ的なカッコをしているのに、観光客に抜かされる自分って。。。w
もうここで折り返していいんじゃないか~? とくじけつつ、賽銭箱まで行かねばならないという事前のコース説明を思い出し、気力を振り絞って階段を登りました。
で、13時半前に賽銭箱前に到着。は~景色がいいやね。
あまりのんびりする間もなく下山開始。階段の下りが辛いっす。
ハセツネのときにも立ち寄った階段下のトイレに寄り、そういえばお腹が空いたな~とおにぎりを食べながらぽくぽく歩き。
川苔山を登る間は、この先長いからとアミノ酸系飲料やパワージェル、アミノ酸の錠剤をこまめに補給していたけれど、御岳山に入ってからは日頃蓄積した脂肪が燃えている頃合だろうと水分のみ。
バテると固形物が喉を通らなくなるので、ご飯をおいしくいただけるのはよいことです。
御岳の集落を過ぎて山道に入って割とすぐに最後尾の新人Y君とすれ違う。
バテ気味ながらも頑張ってますな。う~ん、それにしてもあまり差がついてないな。。
ということで、下り道ではなるべく走りつつ、ゴールに着けばビールが飲める! とそれだけを楽しみに。
木の根っこに足をとられてすっ転びそうになること数回。
右手の渓谷に突っ込んだらシャレにならなそうなので、コケるたびに気を引き締めながら、14時46分に鳩ノ巣駅に帰還。
ふ~疲れた。
自販機で購入したパカリスェット500mlも350ml缶ビールも瞬く間に体内に吸収。
お風呂に入ってさっぱりした後、駅前の釜飯屋さんで打ち上げ。
帰りの電車の中ではほぼ爆睡。
みなさまお疲れさまでした。いや~疲れました。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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