クライミングで使用する確保器のことを、英語でBelay Device(ビレイデバイス)と言うそうです。
自分は「デバイス」と聞くと、ついつい「周辺機器」と脳内変換してしまいます。
今でこそWindows XPなら勝手にデバイスを認識してくれるけど、以前は周辺機器をひとつ追加するごとにドライバの読み込みから始めてねぇ。。と昔の苦労話を語りたくなるのは、多分歳をとったからなのでしょう。
まぁ、どうでもいいことなんですが。
先日インドアジムで購入したRock&Snow 2008年春号(Vol.39)をペラペラと読んでいたら、巻末にPetzlの新しいビレイデバイス、Reverso Cube(ルベルソキューブ)の広告がありました。
日本では今年の夏に販売開始予定とのこと。
あーそういえば2週間前に山道具屋のお兄さんが教えてくれたっけ。これがその新しいルベルソかぁ~、としげしげと広告に見入ってしまいました。
しかし、どこからどう見てもBlack DiamondのATC Guideだなぁ、これ。。
見た目だけではなく、ロック解除機能という機能面でも、また。
まぁ、使用目的が同じである以上、意匠が似てしまうのは仕方ありません罠。メーカーによってロープの通し方がバラバラだったりすると、万が一人のものを借りた場合にちょっと戸惑いそうだし。うん。
従来のルベルソやルベルシーノの、「これ、北欧デザインなの♪」と言われたら、うっかり信じてしまいそうなエレガントでシャープな形状とカラーリングは好きだったんだけどな(でも自分はATC Guideを選んじゃったけど)。
従来モデルをばっさり切り捨てざるを得ないほど、セールス面においてATC Guideとの差がついてしまったのかなぁ。
さて。ルベルソキューブのポイントは重さが77gと軽量なこと、だそうです。
同タイプの先駆者であるBDのATC Guideは103gなので、その差26g。
うーむ。。
いくら新しいモノ好きの自分でも、ビナ1枚分にも満たないこの重量差のために買い替えるかどうかは微妙。。
もしATC Guideを持っておらず、新たにアルパイン用にビレイデバイスを購入するのであれば、ルベルソキューブを選択するかもだけど。
まぁ実物を見ないことにはなんともいえないので、まずは日本上陸を心待ちにします。
そういえば。ジム内のショップで、Black Diamondから発売された新しいビレイデバイス、ATC Sportsを拝見しました。スポーツクライミングに特化したシングルロープ用のビレイデバイスだそうで、シングルロープ1本勝負! という潔いスタイル。
写真で見ていたよりも、現物はなんだかもっさり。。という印象でした。
とはいえ、まるんとした見た目よりは軽かったです。
まぁフリークライミングなら多少嵩張っても重くても(軽いけど)さほど問題ないですしね。
ロープ径の細いものが主流になってきているので、細いロープでもがっしり止められるという点が重要なんだろな、という点は理解できます。
あくまでもスポーツクライミング用ということで余計なものを削ぎ落とした設計は、なんというかBDらしい感じ(語れるほどには知らないけど)。
その一方で、リニューアルされたBDのエイト環は、さらに軽く薄く、表面もマットな仕上げになっていてアルパイン志向。ちょこっとした変化だけど、これはちょっと羨ましい。。
でもエイト環は大小の2種類を持っているしなぁ。。
なんにせよ、日々これ新製品の開発に取り組んでいるメーカーさんの努力には脱帽。
でも、一通りギアが揃ってきたかな。。と思っていたのに、まだまだ山道具に散財する機会が待ち受けていそうでちょっと恐ろしす。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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