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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.11.28,Thu
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Posted by norlys - 2008.10.06,Mon
週末は小川山でクライミング三昧。

前回の小川山が雨に祟れて1本しか登れなかったので、今度こそは!! と気合一発(ほんとか?)。
2日目の午後に雨が降り出したものの、ちょうど下山予定の時刻だったので、ほぼ2日間びっちりと登ることができました。

土曜日の朝、ナナーズの開店直後にわーっと買出しをした後、急いで廻り目平キャンプ場にキャンプイン。
今回はとにかく登るべし! ということで、薪拾いはなし。

テントを準備した後、そそくさとクライミングエリアに出発。
金峰山荘脇から沢を渡渉し、このとき濡れた岩でスリップして自分は水流に足をドボン。

以前の靴がボロボロになったので、モントレイルのコンチネンタルディバイドを買い換えたのですが、どうも新しいタイプはソールが変わったのか濡れた岩に弱いような。。
ホールド感は変わらないのだけど、グリップ力が以前のものに比べるとイマイチ。メレルの靴並みになってしまったような気がする(自分の歩き方が悪いだけかもなんだが)。

この日の目的地は兄岩周辺。。。でしたが、道を間違えてしまい、父岩に到着。
折りよく前のパーティが店じまい間近だったので、ひとまずここでアップをしようということに。

PA040376_s.JPGY2氏が前回トップロープで登った「小川山物語(5.9)」に今回はリードで挑戦するということで、まずはTさんがリード。
自分はY氏にヌンチャク掛けをお願いして(ありがとうございます)「小川山ストリート(5.9)」にトライ。
朝イチのアップにしては長いルートなので、ヘタレな自分にはどうかな。。と思いましたが、無事に登ることができました。でも、この1本で腕がパンパン。腕力に頼ってしまった。。

その後、来た道を途中まで戻って父岩に移動。
Tさんが狙っているルートに大人数のパーティが取り付いていたので、空いているところ~ということで裏面に移動。

ここで、「八王子ルート2P(5.7)」のなんちゃってクラックと、「もみじ(5.10a)」にトライ。
どちらも前々回の小川山クライミングマラソンのときに登っているルートなのに、もみじはあえなくワンテン。
まぁ、もうすでに登っているからいいか。。

最後に、兄岩下部に移動して「ピクニクラ(5.10b)」に挑戦。
ボルト&NPの結構長いルート。100岩のトポを信じてヌンチャクを用意し、クラックパートの長さをよく見ずにカムを適当に持って登り始めたのはいいものの、途中でカムとヌンチャクがなくなりました。。
登る前にきちんとオブザベすることはとても大切だな。。と痛感。

でも、このルートは色々な要素がぎゅっと詰め込まれていて、とても面白かったです。
途中のボルト箇所まで到達したときに、カムが足りなくなったのでテンション。ここで諦めて下りようかとも思ったものの、その先のクラックパートが魅力的でどうしても登りたい! と思い、少しロープを出してもらい下のカムを回収。
で、再び登り始め。ハンガー下に狙ったとおりカムが決まり、フィンガーサイズのクラックにカムをなんとか押し込んだりしながらボルトルート地帯に。
下部でのセットの仕方が悪いため引き上げるロープがかなり重く、休み休み登りつつ、ふと上を見ると今度はヌンチャクが1本足りないような。。あらら。。
諦めて降りようか、でもここまで来たら最後まで登りたいよなぁ。。と、幸いボルト連続地帯だったので、足元のヌンチャクを1本抜き取り、なんとか終了点まで到着。

長いけれど全体的に傾斜が緩いし、ホールドも期待を裏切らない見た目とおりの素直なルートで、フェイス&クラックという1粒で2度おいしい、クライミングの楽しさを満喫できるナイスなルートでした。
さすが三ツ星。

Y氏がピクニクラの回収便を出して下りて来た頃にはすでに周囲が薄暗くなってきたので、ヘッデンを灯して下山開始。

早速夕飯の準備。空気はピリっと冷たいけれど、外にいることを我慢できないほど寒いというわけではないので、テントの外でお鍋。空には天の川。出発時には日曜日の天気は微妙との予報だったけれど、どうやらなんとかもちそうな予感。

お鍋を食べてお腹がすっかりくちくなりつつも、まだまだお酒タイムは続くので金峰山荘で購入した薪で焚き火。
宴会開始が早かったこともあり、10時過ぎには早々に就寝。

「明日の朝は4時に起きてたくさん登るぞ~」とY2氏が気炎をあげていたものの、翌朝の日曜日は、目が覚めて見れば6時過ぎ。
みんなもそれまでに目を覚ましたものの、まだみんな寝ているからいいや~と寝入ったとか。自分もです。
登った本数は少ないけれど、背中と腕がバリバリと筋肉痛。

外は曇りがちだけど、まずまずのお天気。
昨日の残りの鍋にほうとうを加えて朝ごはん。なんだかんだとのんびりしてしまい、8時少し前に出発。

PA050423_s.JPGまずはリバーサイドの岩場。ここのエリアを訪れたのは初めて。
人気ルートと思しき箇所は問題ないものの、一部のルートは苔がびっしり生えていて自然に還ってしまっていました。

ところで、リバーサイドのエリア入口の木に「強風のため樹木を伐採しました」という言い訳がましい(?)文言を書いた紙が縛り付けてあったけど、ほんとだろか。
後からお見えになったパーティの方が、以前ここはもっと木に囲まれていて日当たりが悪かったとおっしゃっていました。まぁ、自分が偉そうなことを言える立場にはないんだけど。。

「アウトオブバランス(5.9)」にY氏、Y2氏、Sさんの3人が登っている間、Tさんと自分は「ジョコンダ(5.10d)」へ。
Tさんがマスターで登り、最後のハング越え手前で終了。ま、朝イチのアップということで。

自分にとって5.10dではアップにならないので、トップロープにさせていただいて挑戦。リードで登れるルートが空いていなかったので仕方ないとはいえ、トップロープじゃつまらない。トップロープだからワンテンで済んだけど、リードだったら怖くて途中で降りて来たんじゃないかと思う。

その後、アウトオブバランスにトライ。終了点間際で痛恨のスリップ。岩がヌメっていたせいもあるけれど、左足の置き場所が悪かったのだろう。
悔しいので、再トライ。なんとか2回目にしてRP。凹む。。

PA050447_s.JPGその後、マラ岩に移動。
Tさんが易々と(5.10c)をオンサイト。まだ全然登れる気はしないものの、自分もトライさせていただきましたが、速攻途中敗退。昨日の疲れが。。と言い訳がましい。

マラ岩周辺は人が多いし、難易度の高いルートが多いので、その後姉岩に移動。
姉岩は10台の多い初心者向けエリア。以前ちょっと偵察に訪れたものの、どれがどれだかよく分からず、取り付くことなく戻った覚えが。

ジャンケンをして負けたので、まずはY氏が「た・タんか(5.10a)」にマスターで登り、続いて自分もトライ。
ボルト2つのショートルート。乗り越しの核心箇所がちょっと怖いけど、小川山にしてはグレードが甘いような。

Tさんが「Ojos Asi(5.11b)」にオンサイトで取り付き上部フェイスで行き詰まりつつもムーブを解決したということで超回復を図っている間、自分はお隣の「うさぎと踊る女(5.10a)」にマスターで登ってみる。これまたボルト3つのショートルート。いまいちルートの意図が分からないなりに、なんとかマスターオンサイト。
正直、姉岩はグレードが甘いような気がするけど、「初心者向けエリア」というだけあって、自分のような万年初心者にはうれしい。

Tさんが無事にOjos AsiをRPした後、Y氏に続いて自分も「牛脂ライス(5.10a)」にトライ。ちょうど雨がパラパラと降り始めたものの、回収便だけにギブアップするわけにいかず。
途中まではアルパインチックな岩場登り。その後はくボルトに従って直上するのが正解なんだろうけど、ルートの取り方がイマイチ分からず登りやすいところを狙ってなんとかFL。
まぁ、登れればいいか。。

ちょうど時刻も3時になったので、ぱらつく雨の中を下山開始。
急いでテントを撤収し、やっぱり外岩は楽しいな~と再認識しつつ、一路帰京。

■今回登った(触っただけ^^;)のルート

・父岩 小川山ストリート(5.9)  FL - 小川山ストーリーの少し短い版。終了点手前がちょっと怖い。傾斜は緩いけど、しがみついてしまって朝イチからすっかりパンプ。出だしの1ピン目が怖いのでプリクリ。
・兄岩 八王子ルート2P(5.7) 再登 - なんちゃってクラック。アルパインっぽいかな。。クラック初めてのY2氏とSさんにも堪能していただきました。
・兄岩 もみじ(5.10a) - ワンテン。以前登っているからいいや。。と、気力が尽きた。
・兄岩 ピクニクラ(5.10b) - マスターでテンションしまくりTO。ボルト&NPのルートで、色々な登攀要素が詰まっていてとにかく面白い。また挑戦したい。
・リバーサイド ジョコンダ(5.10d) TR - 細かいけど面白い。でも、自分にはまだリードは無理。
・リバーサイド アウトオブバランス (5.9) - RP2 痛恨のスリップw。いや、ほんとに悔しかった。
・マラ岩 レギュラー (5.10c) - 敗退 まだまだ無理ぽ。。がんばろ。。
・姉岩 た・タんか(5.10a) - FL B2のショートルート。ハイボルダーちっく。5.8か5.9かな。終了点のビナ2枚をかけたロープが経年しているのもちょっと怖い。今度登る機会があったら捨て縄持参しよう。
・姉岩 うさぎと踊る女(5.10a) - OS カンテ伝いに登ってしまったけど、右から登るのが正解? ガバたっぷりのB3のショートルート。うーん。。5.7か5.8かな。ここも終了点のビナ2枚をかけたロープが経年しているので、次回登ることがあったら捨て縄を用意しよう。
・姉岩 牛脂ライス(5.10b) - OS こってりしたネーミング。かなりアルパインちっくに登ってしまったけど、本当は直上すべきなんだろな。

姉岩は(設定者の意図もあって)全般的にグレードが甘い印象ですが、小川山ではなくて湯河原幕岩だと思うとなんとなく納得。静かだし日当たりも良いし、景色も抜群だし、ボルトもしっかりしているので、自分のような初心者にはとても楽しいエリアでした。

それにしても、2日間びっちり外岩を登った翌朝は全身がむくんで痛いのなんの。。
日曜日の朝に顔が腫れていたのは前夜の酒の呑みすぎだと思っていたけど、お酒を1滴も呑まずに過ごした翌朝(今朝)も顔が腫れていたのはビックリ。

気温が低いこともあって水分補給を怠りつつ塩気のあるものばかり食べていたせいで、内臓がやられたのかもしれない。摂生しなくては。。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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