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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by norlys - 2020.01.17,Fri
年末年始のタイ、クラビでのクライミングツアーの記録。
クラビへの遠征は去年の年末年始に続いて2回目。

■2019/12/27 羽田-バンコク-クラビ、One-Two-Three & Muay Thai

26日の深夜(27日の早朝)便でIさんと一緒に羽田からバンコク(スワンナプーム空港)経由でクラビ空港へ。
スワンナプームでの入国審査の際に指紋と顔写真を撮られるのだけど、クライマーあるあるで指紋がなかなか認証されずゲルを塗られる…。
クラビ空港に降り立つとカンカン照りの南国。暑くて最高。

同じ飛行機に搭乗していたSさんと3人でタクシーに乗りアオナン・マオのピアへ。ピアでは先乗りしていたGさんと合流し、4人でロングテイルボートに乗りライレイ・イーストに上陸。

ライレイ・イーストのフローティングピア(桟橋)は去年よりも延長され、かなり引き潮の際でも海を歩かずボートが接岸できるようになっていました。

ホテル(Avatar)のチェックインは14時からなので、宿泊手続きをして荷物を預けランチ。チェックインを終えた後、近くのOne-Two-Threeの岩場へ。と、その並びのMuay Thai(ムエタイ)エリアで1本。
深夜便で寝不足だけど初日から登れて満足。
夜は去年とてもお世話になったMさんと再会し、いつものローカル(という名前のレストラン)でご飯。

One-Two-Threeエリア
・Ymer, The Gian t(6a+)-FL
・Dr. Jekull & Mrs. Hyde (6a+)-FL

Muay Thaiエリア
・Muay Thai (6b+)-FL


■2019/12/28 Thaiwand Wall、Muay Thai

午前中はThaiwand Wallへ。午後は28日到着組の到着に合わせてライレイ・イーストに戻りみんなでMuay Thaiへ。

Thaiwand Wallエリア
・Circus Oz/Lord of The Thais (6a+)-再登
・Monkey Love (6b)-OS

Muay Thaiエリア
・Nuat Hin (6a+)-OS
・Hello Christine (6a)- FL
・Valentine (6a+)-FL
・Alone (6b)-FL

■2019/12/29 Dum's Kitchen、Melting Wall

トンサイ側へ。午前中はDum's Kitchen。午後はMelting Wallへ。

Dum's Kitchenエリア
・Schlingel Moritz (6a)-OS。出だしちょんぼしたけど
・The Lion King (6c+)-テンテン。トラバースこっわ。
・The Lion King (6c+)-×。色々と試してみる。

Melting Wallエリア
・The Smoking Room (6b+)-OS。長さもありムーブが面白かった。
・Climb of The Ancient Mariner (6a)-FL

■2019/12/30 Dum's Kitchen、Diamond Cave

朝練でダムズキッチンへ。その後でDiamond Caveで登っているみんなに合流。
のんびりとランチを楽しんだ後で、夕方にOne-Two-Threeの岩場で1本だけ登って締め。

Dum's Kitchenエリア
・The Lion King (6c+)-×。アップなしだと動きが硬い。
・The Lion King (6c+)-×。トラバースはできるようになったけど上部に続けるのが厳しい。

Diamond Caveエリア
・Run Away (5)-OS
・No Name (6b)-OS
・Dreamteam (6b+)-OS。Dreamteamだと思うけどイマイチわからない。ただグレード的には6b+くらい

One-Two-Threeエリア
・Short & Savage (6b)-FL。ボルト4本(終了点を含む)のボルダリーなショートルート。

ランチ後のOne-Two-Threeの岩場では1本しか登っていないけれど、ムーブがそこそこパワフルだったので満腹。それにOne-Two-Threeはいつも地元ガイドさんたちのクライミング体験会で大混雑だし。
でも地元の方々がクライミングを基盤に生活できていることで、クライミングという行為が決してグレーゾーンではなくその土地を楽しむアクティビティのひとつとして認知されたものとして大手を振って楽しめるのだということに感謝しかない。

去年は気が付いていないだけかもしれないけれど、マッサージ店が少し減り、メインストリートにはレストランが増え、そしてクライミングガイドショップが少し増えた。そんな気がする。小さな半島だから、僅かなバランスの変化でそう感じるだけかもしれない。

■2109/12/31 ピーピー島へ

レスト日。ピーピー島でボートに乗り、3か所のポイントでシュノーケリングを満喫。
ピーピー島は昔々訪れた時もそれなりに有名な観光地でしたが、ただ掘っ立て小屋みたいな食べ物屋さんがあるばかりと記憶しているのに、今ではホテルも立ち並び観光客もどっさりで、随分と様変わりしました。もう数十年も前のことだから当たり前か。

夜ごはんの後は恒例の部屋呑み。気づいたらカウントダウンがぼちぼち間近になったので、ふらりふらりとライレイ・ウェスト側へお散歩。ビーチは新年を迎える準備の人で満載。新年を祝う打ち上げ花火を見上げてHappy New Year。

■2020/1/1 Dum's Kitchen、Pra-nang Beach

若干寝不足で二日酔い気味ながらも、しつこくThe Liong Kingにトライ。やっとRPできました。歓喜。

Dum's Kitchenエリア
・The Lion King (6c+)-×。朝イチでトラバースできたので登れると思ったらその先でポロリ。
・The Lion King (6c+)-RP。

「できないはずはない」という妙な確信だけがあり、あとは何度目かで登れるか…というタイミングだと思っていました。遠征先の岩場でひとつの課題に固執することに意味はあるのかどうか…分かりません。でも登れそうならば登りたかったし、登れてよかったです。
ヌン掛けありがとうございます。

日が当たる前に移動してPra-nangビーチで登っている仲間に合流。

Pra-nang Beachエリア
・Up To You (7b)-×。去年気になっていたルート。ヌンチャクをお借りしてトライ(ありがとうございます)。核心部分のムーブが全然できず…。でも上もずっと悪いらしい。2回触らしてもらったので満足。

■2020/1/2 Ton-sai Wall、Wild Kingdom

Ton-sai Wallにある人気のマルチピッチルート、Humanality(7b+)に。去年と同じく1P目はノーロープで登り、2P目からスタートして6P目で終了。計5ピッチ。先行するMさんパーティと一緒に、60mシングルロープ×2本で3回の懸垂下降で取り付き脇のバーへ。

去年は偶数ピッチを登らせてもらったので、今回は奇数ピッチをリード。

Ton-sai Wallエリア
・Humanality(5P、6b+) 各ピッチのグレードは5(ロープなし)、6b、6a+、6b、6b+、6b。実質4P目の核心ムーブは超3Dでとても面白いです。藪歩きもないし強引なルート取りもなく、同じような強度のピッチが続くのも最高。懸垂下降地点がバーの脇なので、すぐにビールにありつけるのも最高。

Wild Kingdomエリア
・Concrete Jungle (6c+)-×。あと2ピンで終了点だったので、すわOSできるかも…と一瞬夢を見ましたが、核心は上部に詰まってましたw あーでもこれ大好物。登れなくても良いルートは良いものです。
・Freedom Safari(7a)-TR。強度はConcrete Jungleとさほど変わらないとのことですが、もろもろヨレもあってやはり厳しかったです。でも楽しかった。

ご案内くださったMさんに感謝、感謝。今年もお世話になりました。

Wild Kingdomの岩場はブロック状の水平ガバのどっかぶり形状で、他の岩場と若干違うというか…というか、クラビの岩場はエリアによってだけではなくルートによっても特徴が異なるので、実に多彩だと思います。

■2020/1/3 Escher Wall

去年通りかかった際に見てカッコいいなーと憧れた「Best Route in Minnesota」を登りたくて。

Escher Wall
・As Far As Siam (6a+)-OS。マスターだと痺れるランナウト(というほどではないかな?)。体感6bくらいあったけど、朝イチだったかそう感じただけかもしれません。
・Best Route in Minnesota (6c)-RP。下部がボルダリーでボルト間隔も遠く、プリクリなしでOSできたら最高だったけど、怪我をしたくないので無理はせず。
プリクリ棒が手元になく、拾った竹の棒でどうにか2ピン目にセットしたかったのだけど地面からではセットできなかったので1ピン目にぶら下がってプリクリ、からのリスタート。
2ピン目にプリクリしてからは一撃。(日本に帰ってからすぐにプリクリ棒買いました…最初からセットできていればなぁ、と)
洞窟の入口に聳えるモノリスみたいな黒い岩で、長くて長くて、永遠に登っているみたいで気持ちよかったです。

■2020/1/4 Tyrolean Wall

クライミング最終日。登れるのは午前中だけ。とはいえ、まぁもう結構連登ですし登れるだけで御の字だけど。Yさんご夫妻とご一緒になり、色々とお世話になりました。ありがとうございます。

Tyrolean Wall
・Langes Feschtl (6b+)-FL。核心がボルダリーな感じ。でも落ちなかったら登れました。嬉しかった。
・Missing Snow (6b+)-OS。Langesと同じグレードだけど、こちらは持久系寄り。こちらも登れて嬉しかったです。マスターだと核心箇所を越えてからクリップになるので痺れました。

11時過ぎに荷物をまとめ、ホテルに戻りささっとシャワーを浴びて、のんびりと最後のランチ。
時間が経つのはあっという間だなぁ…(しみじみ)。

1/4の16:00にライレイ・イーストのピアからロングテイルボートに乗り、そのまま予約したジャンボタクシーでクラビ空港へ。
ライレイ・イーストのピアを出発してから正味1時間弱で空港に到着。
船とタクシーを抑えておけば乗り継ぎ時間のロスがないので早い、近い。しかも6人団体だったのでひとりあたり250TB。通常は300TBくらいなのでお得でした。

で。去年と同じく、なぜかタクシーの降車場が国内線乗り場。確か去年は歩いて国際線ターミナルまで移動したと記憶しているけれど、今年は無料バスに乗らざるをえず。造成している箇所もあったので、拡張工事でもしているのな(未確認)。

クラビーバンコク・スワンナプームー羽田で帰国。
ご一緒くださった皆様、ありがとうございました。

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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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