元全日空国際線のCAで、退職後気象予報士・気象キャスターとなり、現在は医療・健康分野の研究を行い日経ビジネスオンラインにて職場におけるリーダー術と円滑なコミュニケーションについてのコラムを担当されている河合薫さんのコラムから抜粋。(改めて考えると結構不思議なキャリアだけど、すんごいパワフルだわ)
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ANA客室乗務員は見た! JAL全盛期の“光”と“影” 坂の上の雲【ANA編】
(前略) 初フライトのオリエンテーションを受けるために初めて出社した成田のANAオペレーションセンターは、ターミナルから離れた場所に建てられた2階建てのプレハブ小屋だった。よく建設現場などで、そこで働く人が一時的に使うために建てられるような、実にそまつで、小さな建物だったのである。
一方のJALは、ターミナルの目の前に(当時は第1ターミナルのみ)、鉄筋の高層ビルを構えていた。颯爽とそびえ立つビルは、「私たちがナショナル・フラッグ・キャリアです!」と言っているような気高さをもっていた。
しかも、ANAではフライトに出発する時に、プレハブ小屋に響き渡る音量で映画『ロッキー』のテーマ曲をかける。スタッフは全員玄関に集合し、CAが見えなくなるまで手を振り続けていたのである。 (後略)
(NB Online 2010/01/28)
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思わず赤太字にしちゃいましたよ。
ロッキーのテーマソング?? スタッフ全員で旅立つCAさんたちに手を振り続けてお見送り???
絶句…後、爆笑。コーヒーが咽頭に逆流して辛かったです。あう。
その光景をリアルで観てみたい。ぜひ。かっちょえぇ~。
自分の今まで体験した労働環境では、午後3時にラジオ体操が流れるオフィスとか有線放送が流れているオフィスとかしかありません。ロッキーのテーマソングかぁ…かっちょえぇ~。
CAさんたちにとって機内はリング、真剣勝負の場所なんですね。
お客様に満足していただけてなんぼ。サービスは闘いである、と。かっちょえぇ。
ちなみに、先週末の北海道スキーツアーはJALでした。旅行代理店のパッケージなので選択肢はなく、たまたま。
JALだからというわけではないけれど(というかそもそも飛行機に乗る機会などほとんどないので、どこのキャリアがどうのこうのはまったく分からない)どこかのコラムニストさんが嘆いていたように熟女なCAさんが多いなぁという印象を受けました(自分のことは丸ごと棚上げ~)。
近年首都圏の鉄道路線に若い女性の車掌さんが増えていて、それもまた車内・構内アナウンスがちっとも手練れっぽくなくてかえって新鮮だったりするので、ザ・プロという出で立ちで隙も卒もないJALのCAさんとのギャップが余計に際立ったというか。。
でも…と、改めてよく考えてみたら、性別に関係なく誰しも歳はとるものだし、それだけ長い間女性が勤められる職場なんだとすれば、それはそれでいいのかなぁ~。。と思い直してみたり。(入社時期によって雇用形態が異なるという話はさておいて、と)
それにしても。。。
なるほどロッキーのテーマソングのメロディーを脳内再生するだけで、身のうちになにかが滾ってくるような気がするのはなぜなんでしょうか。
同じような効果をもつ音楽としてぱっと思いつくのは、アリスの「チャンピオン」(ボクシングつながり?)とアルフィーの「星空のディスタンス」(なんとなく)くらいです。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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