週末の天気予報をチェック。
土曜日の天気に関しては、気象庁は楽観的で、民間気象予報会社であるウェザーニューズは悲観的。
個人的にはうに~(WNIことウェザーニューズ。正しくはなんと呼ぶべきなんだろう。。)の方が強気の予報という印象があるので、今回もまたうに~は攻めの姿勢というところなんでしょか。
低気圧の影響がどこまで及ぶか…という点が肝らしいので、目的地が地理的に微妙なのは仕方ないかも。。だけど。
そんなウェザーニューズ社が先日の台風18号の件で気象庁からお叱りを受けたとのこと。
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気象庁、ウェザーニューズ社に注意
日本列島を縦断して大きな被害をもたらした台風18号について、民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)が独自に上陸地点を発表したとして、気象庁が9日、気象業務法に基づいて同社を注意していたことがわかった。
同庁は「台風などの防災情報は、混乱を防ぐために一元化しなければならない」としているが、ウェザー社は「利用者のニーズに応えるため、早く発信しようとしただけ」と主張している。
台風18号は、同庁の発表では8日午前5時頃、愛知県の知多半島に上陸したことになっているが、ウェザー社はこれに先立つ同4時頃、三重県の志摩半島に上陸したとする情報をホームページに掲載している。
同庁では、「防災情報は気象庁の解説にとどめることを条件に許認可を与えた」としており、同庁の桜井邦雄長官は15日の定例会見で、「台風が今まさに迫っている状態で、複数の情報が出て混乱させるのは望ましくない」としている。これに対し、ウェザー社は「情報を可能な限り早く発信しようとしているだけ」としている。
ウェザー社は2007年8月、新潟県中越沖地震の被災者向けにがけ崩れの危険性を知らせるメールを配信したことが許認可の範囲外と判断され、同庁から業務改善命令を受けている。
(2009年10月15日19時33分 読売新聞)
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対するWNIは、気象庁への反発姿勢を隠さず、サイトに台風18号の検証ページをアップ。
・WNI:午前4時40分に「台風18号が午前4時ごろ三重県志摩半島に上陸した」と発表。
・気象庁:午前5時過ぎに「台風18号が愛知県知多半島付近に上陸した」と発表。
このWNIの徹底検証画像を見ると、「気象庁は台風18号が志摩半島をわざわざ避けて知多半島に上陸したっていうけど、それはねーよ www」というWNI側の心の声が聞こえてくるような。
防災に関わることは「気象庁発表の解説にとどめること」という線引きがある以上、WNI側の勇み足に対する注意はごもっとも至極だけど、上陸速報が遅れた気象庁側の負け惜しみが混じっているような気もしなくもなく。。
気象庁 vs. WNIという火花を散らすバトルっぷりは、端から見ている分には構わないし、むしろ「もっとやれw」とも思うけど(気象情報分析の精度が高まるのであれば)、中の人たちはたいへんそうだな。。
今週末の予報はどちらに軍配が上がるか、ちょいと楽しみ。
もっとも雨は降らないほうがいいなぁ。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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