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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.11.29,Fri
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Posted by norlys - 2008.08.19,Tue
色々とタスクが山積しているような気もしますが、手当たり次第気になるところから片付けよっと。

日本のお隣の巨大某人権弾圧人民共和国では只今絶賛平和の祭典開催中にもかかわらず、世界的な事件が勃発、進行中。。

なんともキナ臭いというか、油臭いというか、金臭いというか。。

■南オセチア情勢
8月8日 ロシア軍が南オセチアに軍事侵攻開始。グルジアとの戦闘激化。
8月13日 ロシア、グルジア停戦合意へ。
8月14日 ロシア軍撤退開始を示唆。
8月17日 ロシア、メドベージェフ大統領が撤退開始を発表。グルジア側は未確認。
8月18日 ロシア軍、グルジア中部・西部から南オセチアに撤退開始を発表。
8月19日 ロシア軍即時撤退確認されず。ロシア大統領、グルジア指導者を「馬鹿」呼ばわり。←今ココ

先日、北アルプス縦走に出かける際に通りかかった駅のKIOSKで、「露グルジア侵攻」というスポーツ新聞の見出しを見てびっくり。あらら~。

コソボ独立をEU諸国やアメリカが率先して支持したときに、ロシアが「絶対反対。コソボの独立を承認するなら、南オセチアの独立も認めやがれ」とカードを引き出してきたので、いつかはこうなるんだろな。。という不安はうっすらと漂っていましたが、まさかこのタイミングで、なんで?

家に戻ってからざざざっとニュースサイトを巡ってみましたが、正直グルジアとロシアのどちらがより悪いのかという判断がつきません。

当然のように「ロシアが悪い」という論調の報道が多いのですが、ならばグルジアは正義?

ん~待てよ。自分は、一方的な報道ばかりだと、どうしても懐疑的になる人間なので、なにかウラがあるような気がしなくもなく。

そもそも長いこと燻っていた火種を熾したのはグルジア側だと言われているし。

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2006年7月25日 - グルジア軍が、独立を主張しているアブハジアに軍事攻撃を仕掛ける。アブハジア側とグルジア側にまたがるコドリ渓谷での26日までの戦闘で、現地を支配していたアブハジア系民兵を追い出した。グルジア側は、この戦闘で攻撃ヘリ数機、兵員輸送トラック34台、戦闘用車両18台を投入した。この戦闘で民間人一人が死亡、数人が負傷、民兵25人が捕虜となった。
2006年9月27日 - グルジア治安当局が、スパイ行為を行ったとしてロシア軍将校ら十数人を拘束。ロシア外務省は28日、抗議のため駐グルジア大使を召還。
2006年10月17日 - 国連安保理、アブハジアに対する「グルジア政府の挑発的行動」を非難する決議を採択。
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ん~、微妙。。

カスピ海原油パイプラインの利権を確保するためには、ロシアがここまで強硬姿勢をとるのもやむなし?
「あの」ロシアがそんな単純な方法を採るとは思えないんだけどな。。

もしも、最悪の場合にはこれまで協調路線を築こうとしてきたアメリカやEU諸国との関係を一気に断ち切ってもかまわない、そうロシア側が考えているのだとしたら、どんな理由からなんでしょか。

チェチェン問題だって高圧的に出たら国際世論が沈黙を守ってくれているから、押し切ったモノ勝ち?
それともNATO加盟はもう諦めた? 新しい仲間と一緒に楽しくやってくつもり? って、いったい誰と?
いや実は、最近世界経済が不調だし、石油価格が下落し始めたものだから、ひとつ猿芝居を打ってみただけ?

あれこれ余計なことを考えても埒が明かないし、結局のところ軍事力による衝突は戦地の住民に深い傷をもたらすものだということを再確認するばかり。

東トルキスタンでも独立勢力による活動が活発化していますが、どうか多数の犠牲者が出ることなく、できるだけ速やかに平和裏に事態が解決することを祈るばかりです。

なんてことを考えていたら、

8月18日 パキスタンのムシャラフ大統領が辞意を表明。

て、えー。。
あー。まぁ。。お疲れさまでした。命は大切にしてください。。

Wikiのムシャラフ氏の項目には、「これまでのところパルヴェーズ・ムシャラフは、比較的リベラルで進歩的な考え方をした、穏健な指導者だとみなされている。」という評価があります。「これまでのところ」というのがポイントだと思います。現時点で氏の指導者としての功罪を評価するのはたいへん難しい、ということです。

自分も国際情勢にはちっとも明るくなく話題に上ったときにつまみ食いする程度なので、氏の評価についてもよくわかりません。ただ多方面からあれだけさまざまな圧力を受けながら、よくまぁ国の舵取りを続けようとしたな、という印象です。

しかしまぁ、カシミール地方、これからいったいどうなるんでしょ。。
イスラム原理主義派が核ミサイルのボタンを握るかも? う~ん。。
ここのところ、米印原子力協定の話題が取り沙汰されているのも、つまりそういうことなのかな。

なんだもう。
こういうの、ぜんぶひっくるめて、ただの冷戦じゃないか。
(ただ、本物か演出かはわからんぞぇ)

(もしも万が一の可能性として)イスラム原理主義者の手に核ミサイルが渡るのは、怖いといえば怖いけど、だからといって民主的に選出された指導者に託せばオッケイというもんでもないような気もするしな。
こうなったらもはや、宗教や信条の如何が問われる問題ではなかろ。

そら宗教縛りの厳しい国とか独裁国家よりは民主主義の方が、こんなふうにブログでぐだぐだ文句を垂れることができる分幸せだとは思うけど、アメリカの度重なる失策ぶりや大統領選挙戦の長~いお祭り騒ぎを考えると、イマイチあれも目指す方向性としてはどーかな。

少なくとも、国家指導者の選出にぐだぐだ時間とお金を費やす方式は、もはやout of dateだろ。他国にちょっかいを出しては即座に暫定政府を纏め上げる力量があるなら、自分達の国だってさっさとケツをまくれや(あらなんて下品な。失礼)。

民主主義、共産主義、社会主義などといった政治体制の違いはあくまでも上っ面の色分けでしかなくて、要は、どれだけ他者から強奪する意欲がありその手段を有し第三者を納得させる詭弁を弄せるか、という国家(と国民)の欲望があられもなく露わになってきましたやね。

なりふり構わずやったモノ勝ち、ということですね。わかります。

で、資本体力の少ない国からあぼーんしちゃうわけですね。
キューバ危ないですもんね。これが終わりの始まりなんですね。わかります。

あぁ、平和の祭典の真っ只中だというのになぁ(棒読み)。

逃げ遅れる前に、どこかの田舎に土地を確保しておいたほうがよさそうな気がしてきました。
できれば温泉が近くにあって、それとは別に清流が流れ、裏山でキノコ・山菜が収穫できて、サルや鹿や熊があまり出没しないところがいいです。
なんて甘いことを言っているうちはまだまだダメだろ。。。(深く反省

■Related Entries:
コソボ独立 (2008/02/19)
Declare Independence (2008/03/11)
As if we could (2008/03/25)
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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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