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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by norlys - 2008.03.24,Mon

週末の日曜日は四阿山でなんちゃって山スキー。
「なんちゃって」なのは、自分を含めてゲレンデ板とブーツを担ぎ上げたツボ足部隊のことで、ちゃんと山スキー装備の人もおりましたが。

ツボ足部隊4名、山スキー隊4名の総勢8名という大御所で出動。

と、その前に。出発時間がゆっくりめなのをいいことに、集合前にボルダリングでウォーミングアップ。休日に天気が良いと、どうも身体を動かさないと損をした気分になるという貧乏性ですが、帰りの道中で背筋が筋肉痛に苛まれたのはこのボルダリングのせい。。うう。

前日の土曜日の夕方に都内を脱出。途中の某所で前夜泊。当然ながら宴会付き。
翌朝は4時半に起床し、あずまや高原ホテル下の登山者専用無料駐車場に駐車。

空は雲ひとつないすっきりとした快晴。それでも真冬に比べるとやや霞がかかっているような感じ。
里はすっかり春ですね。

出発直前まで、スキーブーツで歩くつもりでいたのですが、いざスキーブーツを履くとどうにも足がキツ。。
うわ宴会で飲みすぎたようですよ。。。と反省しつつ、ブーツをザックにしまって冬靴で登ることにしました。

DSCF7346_s.JPG7時40分に歩き出し。あずまや高原ホテル脇の登山道入り口はまだ雪が残っていて、山スキー部隊は最初からシールをつけて歩行。ツボ足部隊はツボツボと歩き始め。
「キツネコース/四阿山」という標識を辿りながら30分ほど林の中の小道を歩くと、牧場の柵に到着。

この柵を越えると、風景は一変して見晴らしの良い広い牧草地。
振り返ると、遥か向こうに白い雪を戴いた北アルプスの山々。

牧草地帯の下部は一部下草が顔を出しているものの、まだまだ雪がつながっているのでスキーを履いたまま下山できそうで、ホ。

雪が堅く締まっているお陰で、また傾斜も緩いので、ツボ足部隊も足取りを緩めることなく山スキー隊に続いてガツガツ登り続けました。

DSCF7355_s.JPGとはいえ、ゲレンデスキーとスキーブーツを担ぎ上げて登るのは、結構しんどいものです。
あまつさえお天気が良く風もほとんどない山スキー日和。暑い、重い、しんどい。でも楽しい。

だが、それがいい♪

と、自分に言い聞かせながら(結局しんどいんじゃあw)、歩きました。

牧草地帯を30分ほど歩いて抜けると、樹林帯が登場。
相変わらず平坦な夏道をてくてくとハイクアップ。ところどころ、登山道脇のあたりに、牧場の柵の頭とか有刺鉄線がちょこっと顔を出していました。下山時にスキーに引っ掛けると涙目モノなので、要注意。

DSCF7344_s.JPG登山中、右手にはずっと浅間山が。噴火口からわずかに噴煙が立ち昇っていました。

火山性ガスのために草木も生えず、ガラガラと黒い溶岩が堆積する山肌も、雪に覆われるとこんなに美しいものなんだな。。と、なんだか神妙な気分。

DSCF7362_s.JPG歩き出しから2時間30分強が経過し、登りが徐々に急になりそうな手前の場所で何度目かの小休止。遠くにぽっちりと四阿山の山頂らしき突端が見えました。

←ぽちょんと見えるのが、四阿山の山頂。まるで砂漠のオアシス。あれはいったい…ち、近いのか、遠いのか…? 

この時点まで、ペース的にはほぼ参考コースタイム通り。となれば、あともうちょっと・・・? そうなの? 信じていいの? と思いつつ。

段々と登りが厳しくなり、山スキー隊に水をあけられながらもツボ足部隊もひたすら前進。
11時半少し前に、山頂に続くさらなる急登の手前に到着。ここでツボ足部隊はスキーをデポ。

と、うおぉ。。。(=゚ω゚=)シャキーン

スキーがないとなんて軽いんでしょ。スキーブーツは相変わらずザックの中ですが、スキーを下ろしただけでも、ひゃっほぉぉいという気分で、思わず駆け出していまいましたよ。
これでブーツも一緒に下ろしていたら、たぶん I've got FREEDOM! とか叫びつつ走り続けたことでしょう(嘘)。

だから山スキー道具を買えばいいのだと、えぇそれはわかっているのですが。。あぁ(´・ω・`)

DSCF7374_s.JPGそんなこんなで歩き出しから約4時間後、11時40分には無事山頂に到着。
やっほ~。

←山頂から菅平牧場からの登山道方面をパチリ。山頂の祠は半分雪の中。

山頂からは、お隣の根子岳はもちろん、妙高方面、北アルプス、富士山(うっすらと)、群馬の山々が360度の大パノラマ。

しばしパノラマを楽しんだ後、スキーをデポした場所に戻ってのんびりと昼食。

1時ちょっと前にスキーを履いて、いざ下山開始。山スキーヤーがかなり入っている場所なので、トレースはくっきり。それでもうっかり尾根を間違えることのないように慎重に。

全体的に傾斜が緩やかなので快適、快適。ただただひたすら楽しい。
DSCF7417_s.JPG
4時間かけて登り、1時間かけて下山。スキーだと、ホントにあっという間。
それを割に合わないと思うか、楽しいと思えるかは、まぁ人それぞれということで。

たとえ「なんちゃって」でも、山スキーにはゲレンデとはまた違う楽しさがあります(でも、なんちゃっての方が辛いような気もする。うう)。

帰りは湯楽里館に立ち寄って、目いっぱい汗を流して一路帰宅。
休憩のたびに日焼け止めを塗りなおしていたにもかかわらず、しっかり日焼けしましたよ。。orz

ただいま顔全体が腫れあがり中(;’A ’)

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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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