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「iPhoneに隠れていた少女工員の写真」と、「Apple製品の製造場所と時期がわかるフリーソフト」
米Apple社の製品を製造する中国の工場の従業員たちは仕事が嫌いだなんて、誰が言ったのだろう? 英国の町、キングストン・アポン・ハルに住むハンドルネーム「markm49uk」さんは、購入した『iPhone』を開封した際、壁紙として上の写真が表示されているのに気が付いた。
さらに同じ端末の写真アルバムには、他にも2つの写真が入っていた。
ある程度予想できることだが、『MacRumors』フォーラムのスレッドには、「彼女はきっとクビだろう(笑)」という趣旨のコメントが続いている。だがわれわれは、これは素晴しい試みだと思う。
自分が買った製品を検査している少女が写ったこれらの写真は、特にこんなふうに笑っているものだと、見ていてほほえましい気持ちになる。製品のすべてがさらに親しみ深く感じられてくるのだ。さらに、生産工場の中を覗き見するという、普通では許されないスリルも味わうことができる。
MacRumorsで上記のようなコメントをした人たちは、おそらく新聞配達のバイトもしたこともない人たちなのだろう。そういう人は放っておこう。いずれにせよ、iPhoneのカメラで試し撮りをするのは、おそらく品質管理プロセスの一部のはずだ。
『MacRumors』の記事「すでに写真の入った『iPhone 3G 』」(『Digg』経由で見つけたもの)を参照にした。
(以下略)
(Wired Vision 2008/08/22)
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新品のiPhoneを購入したら、すでに画像がストックされていた。
iTuneで画像を見てみたら、どうやら製造時の試し撮り画像が消去されずに残ってしまったらしい。
製造プロセス上のうっかりヒューマンエラー(?)によって、図らずしも産地直販野菜みたいに「わたしが作りました」状態。
もっとも産地直販(直送)野菜の場合は、生産者名や生産者の顔写真が記載されていることが事前にアナウンスされているけど、iPhoneの場合はそうではないからこそ購入者さんもビックリ。
騒動の元となったフォーラムを覗いてみたら(前述の記事にリンクあり)、
「彼女(写真に写った女性)と彼女を撮影した同僚はクビだな」論ばかりではなく、
「なんでクビなんだ? そんな大事ではないだろ」とか、
「かわいいな~」、「笑顔がいいよな~」とか、
「きっといい職場なんだろな~」とか、
「ウォールマートの工場よりずっと労働環境が良さそうだぜ」とか、
「これさ、Appleは新しいプロモーション手段といて活用すべきなんじゃね?」とか、
「オレはエイジアンガールに興味ないし、カワイイとは思わんけどな」とか「人種差別すんな」とか、
「おまいら、ここは政治問題を語るフォーラムじゃねーぞ」とか、
ムダに盛り上がり中。。
む~ん。
個人的には、写真に写っている女性の笑顔がほんとにチャーミングで癒されました。
←3枚の写真のうちの1枚。
うん、悪くない。むしろイイ!
製造管理上の偶発的アクシデントとはいえ、この写真なら今回に限りラッキーハッピーなイースターエッグ扱いでいいんじゃないのかな。
セメント袋を開けたら、「このセメントには私の恋人が入っています」というずしーんと心が重くなる手紙が封入されていた、というわけじゃなし。
まぁ、もしも被写体の人物が、人生への失望を隠せない表情をしていたり、むさいおっさん(失礼)だったりしたら炎上の仕方も違っていただろな。。とは思うけど。
ちょっと気になるのが、フォーラムへの最近の投稿に、
「北京からカキコしているけど、これ中国でも話題になってるよ」「マジでこの少女クビになるから大騒ぎしないほうがいいよ」という内容の書き込みがあること。
どこの国であれ、シャレが通じないような事態になったとしたら、心底ガッカリだ。
パナソニックの場合には、レッツ工房にダイレクトオーダーすると、神戸工場におけるPCのアセンブリ担当と検査担当の名前を通知するという製造者責任表示をウリにしていましたが(今でもそうなのかな?)、消費者サイドにプロダクトの製造工程に関心を寄せてもらうひとつの方法として、Appleがやんわりとこの件をうまく展開してくれることに期待。
ジョブスなら、それでもジョブスなら、きっとやってくれる。。。ハズ♪
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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