TOKYO CUP 2008

昨日は、都内某所で開催されたクライミングのコンペに参加。

参加といっても、自分は選手としてではなくお手伝いです。選手として出場するなんて、おそらく100万年早いか、200回くらい生まれ変わらないと㍉。

あまり詳細を書くと身元バレしそうで厭なんですが、狭い世界ですしね。。
実際、運営側の方も、出場選手の方も、おやどうもジムで見る顔が多いな。。。と。

クライミングのコンペのお手伝いは初めての経験なので、色々と勉強になりました。
一番印象的だったのは、参加選手の方の気迫というか集中力。呑まれそう。
ジュニア部門に参加している小さな子供たちも、大人顔負けの真剣さ。

なにしろ、直前にオブザベーションがあるといっても、一発勝負。
どれだけ練習でハイグレードのルートを登れたとしても、コンペという本番で実力を発揮できなければダメなので。まるでスプリント競技を見ているよう。
いずれの選手にも、息を詰めて手に汗握って声援をおくりました。

同時に、楽しけりゃいいじゃないの♪という自分みたいなぼんくらクライマーと、アスリートの差をヒシっと実感。

それから、ルートセッターの皆さんの職人技にも圧倒されました。
1本のルートで勝負をつけるために、微妙な調整を繰り返してルートを設定するのですが。いや～、すごい。ちゃんと勝敗がついてしまうんですね。。

←開場前、ルートセット中の図。

壁やホールドの特性を活かして、参加選手たちの傾向を汲んで、公平で正しく勝敗を決めるルートは、まるでお釈迦様の掌のよう。

そうでなければいけないのですが、そうであるものを用意するのはとても難しいのではないかと。自分がその境地にたどり着ける日は永遠に来なさそうです。

選手やルートセッターの活躍はもちろんのこと、そのほかにもさまざまな方のご尽力があってこそ大会が運営されるので、参加されたひとりひとりのみなさまのお力に、こっそりと感謝。

お疲れさまでした。

#大会終了後に、ジュニアの予選ルートを試しに登らせていただいたのですが、テンションかけまくってどうにか突破しました。だめじゃんorz
ジュニアの決勝ルートにいたっては、核心箇所を越えられず。。。もっとも、お子様にはガバでも大人にはカチなんだいo(´□｀o); と言い訳してみたり。
成年部門のルートなんて、恐れ多くて近づけませんでした。自分のレベルじゃまだまだ遠いっす。。