Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2009.01.05,Mon
2009年の登り初めで、週末は伊豆の城ヶ崎へ。
土曜日のまだ暗く寒い早朝にごそごそ起き出し、お風呂を沸かしてご飯を炊いてゴミをまとめて~なんてのんびりしていたら、あららびっくり間もなく集合時間だ。。ご飯をラップに包んで、ゴミ袋をひっつかんで、ザックを背負って慌てて家を出て駅に向かいました。
ひー。2009年の初うっかり。。
20分ほど遅刻し、Y氏とNさんに合流。新年早々ほんとうに申し訳ありません。
前日に別の岩場を登っていたT氏とTさんと現地で合流し、初日はファミリークラックエリアへ。
ファミリークラックは、城ヶ崎の海岸沿いの遊歩道に架かる吊橋の下にあるこじんまりとした岩浜。
すでに先客さんたちが3組ほど。冬の城ヶ崎は激混みと言われるけれど、さすがに松の内なので、今日はまだ空いているほうらしい。
岩浜は海に向かって開けていて、駿河湾の波がざぶんざぶんと押し寄せて来る。空は快晴。
左手に伊豆大島、目の前に利島、その少し右に新島と式根島、神津島の島影まではっきり見える。
陽射しは暖かいし眩しいけれど、この日は1日中少し風が吹いていたので、日陰に入るとほんのり肌寒い。
城ヶ崎は黒くずっしりと堅牢な安山岩の岩場。大室山の溶岩流の露頭が、海の潮や風に浸食されて形成された波食崖。他の岩場と違って独特な岩質。
まずはアップで、と、エリア内で一番簡単な「ビギナーズ・クラック(5.6)」に。
登り自体はグレード通りでとても易しいルート。それでも、自分でプロテクションを決めていくので緊張。。
トップで登ったT氏のカムセットのサイズや場所をじ~っと眺めて、自分は2番手でトライ。
いかんせんビギナーなので、カムの選択や、カムのセットが効いているかどうかのチェックなどに時間がかかるので、スタンスやホールドのしっかりした易しいルートがうれしい。ほとんどフェイス登りでFL。
自分が登った後に、クラックはほとんど登ったことがないというTさんと、クライミングに復帰したばかりで無茶は禁物のNさんのために、Y氏が登りトップロープをセット。
T氏は続けて「ベビー・クラック(5.7)」へ。なんでも「さっきのより面白い」とのこと。
そうなのか~と、自分も取り付いてみる。クラック周辺にガバが多いので、フェイスちっくな登り方になってしまう。下から「ジャミング、ジャミング」との声がかかる。う~む、頭では分かっているんだけど。。
下部はハンドサイズのクラック、上部はフィンガーサイズのきれいなパラレル。ここも無事にFL。
トップロープで取り付いていた先行パーティの方々が一巡し、「シスター・クラック(5.8)」が空いたのでこちらに。
下部のスタンスが磨かれてツルツル(でもみんな普通に足を乗せていたので、自分が下手なだけなんだろな。とほほ)。必死でハンドジャムを決めようにも、なんかどうもうまくない。
とにかくカムをセット。。。した後で、青キャメをラックにセットしていなかったことに気付き、いったんロワーダウン。ラックに青キャメを追加して、再びツルツルのスタンスと効かないハンドジャムに苦心。上部は易しいけれど、下部がとにかくダメ。なんかどうにも手のジャミングが効かない。
Nさんいわく、女性の手だといまいちジャミングが決まりにくいサイズのクラックなんだとか。そうはいっても、うまく登れないのは自分の力量不足なんだろな。。とガッカリ。。
フェイスでは12を登るT氏が「アンクル・クラック(5.9)」のハング越えで少し苦労している様子を見て、ここはトップロープをセットしてもらうことにする。トップロープなら落ちる心配もないし、プロテクションを取る手間で消耗することもないので登ることに専念できるなら。。!! と思ったけど、ダメでした。
まぁ一応上まで抜けましたが。。う~む、クラッククライミングは難しいなぁ。。でも面白いなぁ。
最後に「サム・クラック(5.8)」にT氏がリードで登ってトップロープを張ってくれたので、みんなで登っておしまい。遠くの山の端に陽が落ちて周囲が暗くなり始めたけれど、ぎりぎりヘッデンなしでも足元が見える夕暮れ時の中、車に戻りました。ほんの少しだけど、年末の頃に比べると日が暮れる時間が遅くなってきたのを実感。
翌日はシーサイドのエリアへ。遊歩道から海岸の際にある岩場に降りる地点ですでに行列。順番を待って岩場に懸垂下降すると、いるわいるわ。まるでジムが丸ごと屋外に移動してきたかのような混雑っぷり。いやはや。
ここは中上級者向けのボルトルートがたくさんあるけれど、万年ヘタレな自分には登れるルートが少ないののが残念。まぁ、昨日の疲れも残っているし、ぼちぼち岩に触れればいいかな~。。と。
まずはアップで大磯ロックのエリアにある「ハジノライン(5.10a)」へ。これはボルト3本の短いルート。「短いけれど舐めちゃだめよ」と前のパーティの方に声援(?)を頂き、まずはY氏がマスタートライ。1手核心のムーブが肝という後続パーティの方のアドバイスを受けて、自分も挑戦。なるほど、核心のムーブはアドバイスどおりだし、黒々とした岩に白いチョーク跡がバッチリ残っているお陰もあって無事にFL。
グレード的には順番が逆になってしまったけれど、お隣の「名探偵登場(5.8)」が空いたので、今度は自分がヌンチャク掛けにトライ。ほぼ1年前にここを登った記憶を掘り返してみるけれど、あんまりよく覚えていないような。。まぁここもすでにチョーク跡がびっしりで、ひときわ白い箇所を掴むとガバ。うっすら白いところはダミー。いいのかそれで(苦笑)。
T氏がサンセット・エリアにあるルートの順番待ちをしている間、自分とY氏とNさんは「名探偵登場」の隣にある「パークラック(5.7)」に登ろうか~ということに。クラックのラインに土が詰まって草が生えているので、誰も登っていないのかなーと近づいてみるとところどころにチョーク跡。
ちょうど通りかかったジムのインストラクターさんが自分たちの様子を見て「ここ登るの? 上のほうは岩がボロボロだから気をつけて。この間登った人も岩を抱えて降りてきたから」と声をかけてくれました。
傾斜は緩いし、ナッツやカムがばっちり決まり、自分のようなヘタレでも快適に登れましたがなるほど上部は岩がボロボロでガサガサ。注意して登ってもロープの動きで浮石が落ちてしまうので下に人がいるときは危険かも。自分たちが登っているときは幸い他のパーティはいませんでしたが。
他のルートは自分には難しいので、どうしたもんかな。。と、サンセット・エリアでぶらぶら他のクライマーさんたちの登る姿を眺めつつまたーり。
午後になってちょうど空きそうだったので、「ピーターパン(5.10b)」に。
これは城ヶ崎を訪れるハイグレードなクライマーさんたちのアップルートと言われるルートですが、自分には限界グレードです。とほほ。
1年前に挑戦して、核心箇所のムーブがなかなかこなせずに苦労したルート。今回はどうかな。。と、ちょっと自分試しのつもりでうっかり手を出しましたが、やっぱりダメでした。そもそも前回は無事にクリアした下部でテンション。核心手前でルートミス(覚えてなかった。。)。上部の核心は気力で突破しましたが。オーバーオールでダメダメ感満載。
う~む。1年経ってもちっとも進歩してないよなぁ。。と、がっかり。
手首の故障により1年ほどブランクが空いたNさんは、無理をしない程度ということでクライミングモードを再起動中だけど、ブランクが空いたといっても断然自分よりも上手。自分にはよほどセンスがないだけかも。。とほほ。まぁ、ぼちぼち。
最後にT氏がトップロープを張ってくれた「ティンカーベル(5.10b)」でクールダウン。て、ちっともクールダウンになりませんでしたが。トップロープだからこそ取り付けたものの、リードではまだまだ無理。
ランナウトが怖いし(TRなので、あくまで脳内)、ルートが分かりにくい(涙目)。
陽が傾いてしまったし、みんな待っているし、とにかく早く登らねば。。とジタバタ上を目指しつつも、焦りで手がじっとり汗ばむと岩がぬめりますます悪循環。なんとか残置を回収し、ロワーダウンしたら、岩場にはもう殆ど人の姿はありませんでした。あんなに混雑していたのが嘘のよう。
遊歩道に戻る下降点にたどり着くと、そこにはロープを登る人のプチ行列。順番を待っている間にすっかり周囲が暗くなりました。先に片づけを終えて上に上がったY氏がみんなのザックを引っ張りあげてくれたので、ありがたく空身でゴボウ。ヘッドランプの灯りで足元を照らしながら遊歩道を歩いて駐車場に戻り、一路帰京。
1年経ってもちっとも上達していないことがよく分かりましたが、まぁ安全で楽しくやっていければいいかなと思う年の初めでした。どっとはらい。
土曜日のまだ暗く寒い早朝にごそごそ起き出し、お風呂を沸かしてご飯を炊いてゴミをまとめて~なんてのんびりしていたら、あららびっくり間もなく集合時間だ。。ご飯をラップに包んで、ゴミ袋をひっつかんで、ザックを背負って慌てて家を出て駅に向かいました。
ひー。2009年の初うっかり。。
20分ほど遅刻し、Y氏とNさんに合流。新年早々ほんとうに申し訳ありません。
前日に別の岩場を登っていたT氏とTさんと現地で合流し、初日はファミリークラックエリアへ。
ファミリークラックは、城ヶ崎の海岸沿いの遊歩道に架かる吊橋の下にあるこじんまりとした岩浜。
すでに先客さんたちが3組ほど。冬の城ヶ崎は激混みと言われるけれど、さすがに松の内なので、今日はまだ空いているほうらしい。
岩浜は海に向かって開けていて、駿河湾の波がざぶんざぶんと押し寄せて来る。空は快晴。
左手に伊豆大島、目の前に利島、その少し右に新島と式根島、神津島の島影まではっきり見える。
陽射しは暖かいし眩しいけれど、この日は1日中少し風が吹いていたので、日陰に入るとほんのり肌寒い。
城ヶ崎は黒くずっしりと堅牢な安山岩の岩場。大室山の溶岩流の露頭が、海の潮や風に浸食されて形成された波食崖。他の岩場と違って独特な岩質。
まずはアップで、と、エリア内で一番簡単な「ビギナーズ・クラック(5.6)」に。
登り自体はグレード通りでとても易しいルート。それでも、自分でプロテクションを決めていくので緊張。。
トップで登ったT氏のカムセットのサイズや場所をじ~っと眺めて、自分は2番手でトライ。
いかんせんビギナーなので、カムの選択や、カムのセットが効いているかどうかのチェックなどに時間がかかるので、スタンスやホールドのしっかりした易しいルートがうれしい。ほとんどフェイス登りでFL。
自分が登った後に、クラックはほとんど登ったことがないというTさんと、クライミングに復帰したばかりで無茶は禁物のNさんのために、Y氏が登りトップロープをセット。
T氏は続けて「ベビー・クラック(5.7)」へ。なんでも「さっきのより面白い」とのこと。
そうなのか~と、自分も取り付いてみる。クラック周辺にガバが多いので、フェイスちっくな登り方になってしまう。下から「ジャミング、ジャミング」との声がかかる。う~む、頭では分かっているんだけど。。
下部はハンドサイズのクラック、上部はフィンガーサイズのきれいなパラレル。ここも無事にFL。
トップロープで取り付いていた先行パーティの方々が一巡し、「シスター・クラック(5.8)」が空いたのでこちらに。
下部のスタンスが磨かれてツルツル(でもみんな普通に足を乗せていたので、自分が下手なだけなんだろな。とほほ)。必死でハンドジャムを決めようにも、なんかどうもうまくない。
とにかくカムをセット。。。した後で、青キャメをラックにセットしていなかったことに気付き、いったんロワーダウン。ラックに青キャメを追加して、再びツルツルのスタンスと効かないハンドジャムに苦心。上部は易しいけれど、下部がとにかくダメ。なんかどうにも手のジャミングが効かない。
Nさんいわく、女性の手だといまいちジャミングが決まりにくいサイズのクラックなんだとか。そうはいっても、うまく登れないのは自分の力量不足なんだろな。。とガッカリ。。
フェイスでは12を登るT氏が「アンクル・クラック(5.9)」のハング越えで少し苦労している様子を見て、ここはトップロープをセットしてもらうことにする。トップロープなら落ちる心配もないし、プロテクションを取る手間で消耗することもないので登ることに専念できるなら。。!! と思ったけど、ダメでした。
まぁ一応上まで抜けましたが。。う~む、クラッククライミングは難しいなぁ。。でも面白いなぁ。
最後に「サム・クラック(5.8)」にT氏がリードで登ってトップロープを張ってくれたので、みんなで登っておしまい。遠くの山の端に陽が落ちて周囲が暗くなり始めたけれど、ぎりぎりヘッデンなしでも足元が見える夕暮れ時の中、車に戻りました。ほんの少しだけど、年末の頃に比べると日が暮れる時間が遅くなってきたのを実感。
翌日はシーサイドのエリアへ。遊歩道から海岸の際にある岩場に降りる地点ですでに行列。順番を待って岩場に懸垂下降すると、いるわいるわ。まるでジムが丸ごと屋外に移動してきたかのような混雑っぷり。いやはや。
ここは中上級者向けのボルトルートがたくさんあるけれど、万年ヘタレな自分には登れるルートが少ないののが残念。まぁ、昨日の疲れも残っているし、ぼちぼち岩に触れればいいかな~。。と。
まずはアップで大磯ロックのエリアにある「ハジノライン(5.10a)」へ。これはボルト3本の短いルート。「短いけれど舐めちゃだめよ」と前のパーティの方に声援(?)を頂き、まずはY氏がマスタートライ。1手核心のムーブが肝という後続パーティの方のアドバイスを受けて、自分も挑戦。なるほど、核心のムーブはアドバイスどおりだし、黒々とした岩に白いチョーク跡がバッチリ残っているお陰もあって無事にFL。
グレード的には順番が逆になってしまったけれど、お隣の「名探偵登場(5.8)」が空いたので、今度は自分がヌンチャク掛けにトライ。ほぼ1年前にここを登った記憶を掘り返してみるけれど、あんまりよく覚えていないような。。まぁここもすでにチョーク跡がびっしりで、ひときわ白い箇所を掴むとガバ。うっすら白いところはダミー。いいのかそれで(苦笑)。
T氏がサンセット・エリアにあるルートの順番待ちをしている間、自分とY氏とNさんは「名探偵登場」の隣にある「パークラック(5.7)」に登ろうか~ということに。クラックのラインに土が詰まって草が生えているので、誰も登っていないのかなーと近づいてみるとところどころにチョーク跡。
ちょうど通りかかったジムのインストラクターさんが自分たちの様子を見て「ここ登るの? 上のほうは岩がボロボロだから気をつけて。この間登った人も岩を抱えて降りてきたから」と声をかけてくれました。
傾斜は緩いし、ナッツやカムがばっちり決まり、自分のようなヘタレでも快適に登れましたがなるほど上部は岩がボロボロでガサガサ。注意して登ってもロープの動きで浮石が落ちてしまうので下に人がいるときは危険かも。自分たちが登っているときは幸い他のパーティはいませんでしたが。
他のルートは自分には難しいので、どうしたもんかな。。と、サンセット・エリアでぶらぶら他のクライマーさんたちの登る姿を眺めつつまたーり。
午後になってちょうど空きそうだったので、「ピーターパン(5.10b)」に。
これは城ヶ崎を訪れるハイグレードなクライマーさんたちのアップルートと言われるルートですが、自分には限界グレードです。とほほ。
1年前に挑戦して、核心箇所のムーブがなかなかこなせずに苦労したルート。今回はどうかな。。と、ちょっと自分試しのつもりでうっかり手を出しましたが、やっぱりダメでした。そもそも前回は無事にクリアした下部でテンション。核心手前でルートミス(覚えてなかった。。)。上部の核心は気力で突破しましたが。オーバーオールでダメダメ感満載。
う~む。1年経ってもちっとも進歩してないよなぁ。。と、がっかり。
手首の故障により1年ほどブランクが空いたNさんは、無理をしない程度ということでクライミングモードを再起動中だけど、ブランクが空いたといっても断然自分よりも上手。自分にはよほどセンスがないだけかも。。とほほ。まぁ、ぼちぼち。
最後にT氏がトップロープを張ってくれた「ティンカーベル(5.10b)」でクールダウン。て、ちっともクールダウンになりませんでしたが。トップロープだからこそ取り付けたものの、リードではまだまだ無理。
ランナウトが怖いし(TRなので、あくまで脳内)、ルートが分かりにくい(涙目)。
陽が傾いてしまったし、みんな待っているし、とにかく早く登らねば。。とジタバタ上を目指しつつも、焦りで手がじっとり汗ばむと岩がぬめりますます悪循環。なんとか残置を回収し、ロワーダウンしたら、岩場にはもう殆ど人の姿はありませんでした。あんなに混雑していたのが嘘のよう。
遊歩道に戻る下降点にたどり着くと、そこにはロープを登る人のプチ行列。順番を待っている間にすっかり周囲が暗くなりました。先に片づけを終えて上に上がったY氏がみんなのザックを引っ張りあげてくれたので、ありがたく空身でゴボウ。ヘッドランプの灯りで足元を照らしながら遊歩道を歩いて駐車場に戻り、一路帰京。
1年経ってもちっとも上達していないことがよく分かりましたが、まぁ安全で楽しくやっていければいいかなと思う年の初めでした。どっとはらい。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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