瑞牆不動沢屏風岩&小川山藐姑射岩

週末は外岩へ。

週半ばまでお天気予報が微妙で諦めていたけれど、木曜日の時点で若干好転。
川上村の気象情報を見ると、金曜日から土曜日まで晴れマーク。あぁようやく週末雨天の周期から脱出かぁ～とココロ浮かれたのも束の間、金曜日にレーダーを見たら一時的ながらもがっつり局地的大雨。おまけに土曜日の早朝に起きてレーダーを確認したら雨雲接近中…。

自然には敵わない…とはいえ、文字通り天気に翻弄され右往左往、ほんとにやきもき。
「こんなに雨ばっかり続いたら、どんどん性格が悪くなっちゃう!」というジムの知り合いさんの名言が脳裏をよぎることしばし。

ともあれ、当初の湯川の予定を変更し、Yさん達に合流すべく不動の屏風へ。
岩はそれなりにモイスティながらも、ときおり上空にガスが流れるものの雨に降られることもなく登ることができました。

翌日曜日はお天気が崩れる心配が減ったので、小川山の藐姑射岩へ。
藐姑射はもう何度か足を運んでいるものの、宿題のまま放置していた「冬のいざない2P目」に初めてのトライ。
今ならもしかして～…なんて、甘い期待はあっさり裏切られ核心箇所でテン山。
フレアした甘いハンドジャムからの遠い一手が厳しい…。

ハンドジャム自体は効く場所があるのだけど、そこからだと次の一手がぱっつんと遠くて、プロテクションはボンバーとはいえ足元になる状況で不確実なムーブを出すことが厳しい…。
なによりも、暑くて手がぬるぬるしてしまって、それが怖い。
コンディションの良い時にまたトライしてみたいかなぁ…。

こんなコンディションの時は、限界グレードにトライするのは難しいので、易しく確実に登れるルートでパッシブ縛りの練習とかしたら面白いのは? ということで、〆にパッシブ(&ボールナッツ)登り。アルパインぽくて、これがなかなか楽しかったです。


***今回登った(触っただけ)のルート***
2014/08/23
/*瑞牆、不動沢、屏風岩
・不動沢愛好会ルート1P目(5.10a NP)－再登。OWパートがびっしょりだったので5.8のフェイスから。しっとりした花崗岩はズルリと滑りそうでちょっと怖い。
・おしん(5.8 NP)－再登。ヘキセンがあればパッシブ縛りで登ってみたかったかも。
・天道虫(5.7 NP)－OS。踏み跡を辿ったら、古い木製チョックが岩の隙間にあったのを見てトライ。典型的なチムニー。プロテクションも要所に決まる。ただ上部の木でロワーダウンしたら、ロープが交錯してしまい、2回も登り返す羽目に陥り前腕がパンプ。

2014/08/24
/*小川山、藐姑射岩
・森林浴(5.7 NP)－再登。もともとナッツが各所に効くルートなので、ナッツを多用しよう～と目論んだものの、やっぱりカムの信頼感に負けました(弱)。
・冬のいざない1P目(5.8 NP)－再登。何度登っても楽しい。
・冬のいざない2P目(5.10c)－×。下部はなんてことないし、ルート自体は短いし。自分には実質4手なのだけど、遠い…。
・冬のいざない2P目(5.10c)－TR。というわけでTRで触らせてもらう。なかなかムーブができず、ヨレヨレ。
・冬のいざない2P目(5.10c)－×。前腕の疲れは全然抜けないけれど、核心は短いので思い切ってリードで。でもやっぱりダメでした。フィジカルもメンタルも足りてません。
・冬のいざない2P目(5.10c)－TR。しつこい^^; TRだからいいやーと、わーっと登ったらノーテン。引っ張り上げてもらったからだと思いますが。
・森林浴(5.7 NP)－再登。パッシブ縛りで。もっとも1個目のプロテクションはジッパー開きになることを恐れてボールナッツで。最後もナッツだとセットがシビアなのでボールナッツで。カムよりも扱い慣れていないこともあってか新鮮。次元は全然違うけど、気分だけはヘイゼル(苦笑)。