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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.05.09,Thu
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Posted by norlys - 2015.08.27,Thu
週末は瑞牆へ。お盆休み等を挟んで久しぶり、3週間振り。

土曜日はえっちらおっちらと森の奥へ。

8月頭の気温に比べたら、ぐっと涼しい。
とはいえ、明け方の雨が結構強かったのか、岩場はかなりモイスティ…というか、びっしょり。
さらに、台風の影響で内陸までヤマセ的な冷たい湿った空気の流入があり、当面乾く気配なし。。

それでも幸いお目当てのルートはそこそこコンディションは良く。リード&フォロー(自分がフォロー)で2Fへ。
ところが、上のエリアも全体的にシケシケ(涙)。

割合とコンディションの良さそうなハンド~ワイドのルートにトライ。
自分には厳しい感じだけど、いけるところまで頑張ろう…と。
核心は中間下部と見積もったけれど、それはただの通過点でした。でも、とてもいいルートでした。乾いた時に再訪できたら…いいな。

この夜は、割れ目クライマー勢揃いな宴の末席にひょっこりお邪魔させていただきました。
あの割れ目がどうの、あそこの割れ目がどうの…と、割れ目の話しか出ないことw
ありがとうございました(深々)。

日曜日は未明に雨が降り、さらには朝ご飯を食べ終えた頃から断続的に雨が降り出し…という天気。他の岩場に転進する人あり、到着早々引き返す車もあり。

昨日の疲れがじっとりと残っていたので、色々な人とお話を楽しみながら、のんびりだらり。
そうこうしているうちに雨も上がり、折よく屏風岩のよろめきクラックにTRを張ってくれるよ~というお話にほいほい便乗。ありがたや。

ちょうど空いていたエンペラータワーの「エンペラークラック(5.9 NP)」にトライ。
思えば屏風岩は結構何度か来たはずなのだけど、未着手のルートがまだまだたくさんありました。

しばらくして「よろめきクラック(5.10a NP)」のTRをお借りして久しぶりにお触り。
かつてこのルートを登ったときからそれなりに時が過ぎ、今ならどんな風に感じるのだろう…? と何度か話題に上ったことはあるけれど、なかなか再訪する機会がなく、この日はちょうどそのタイミングでした。

結論から言うと、まぁ確かに楽にはなっているけれど、その大部分はTRであるという事実を考慮すると「ありゃ、よくあの頃に登れたな…」という感じ…。ま、そんなものか。

この日はギアとワイドとレジェンドをこよなく愛する人々が集まったこともあり、発見と笑いが絶えない一日でした。
ご一緒くださった皆様、本当にありがとうございました。

ところで。
クラックの場合には、各人の得意なムーブはもとより、それぞれ身体のサイズが異なるので、クラッカーが集まると自然と互いに掌の大きさや厚み、膝の幅を比べるなど。
これが人によっては面白いくらい違っていて、そして自分にとってはとても勉強になります。

リーチ、保持力、柔軟性…といったクライミングにおける重要なポイントに加えて、身体の各所のサイズという要素が加わることで複雑性が増し、泰然自若と佇む岩を前に試行錯誤することがどうやら好きでたまらないのです。苦しくて、辛いけど。だからこそ。

まぁ、ぼちぼちっと。

***この日登った(触っただけの)ルート***
2015/08/23
/*瑞牆、とある森の奥
・ハンド&ワイド~Wクラックのワイド(体感5.10a NP)-フォローで。アップ&上部エリアのアプローチルートに最適。一見素直そうな凹角と思いきや、全然そんなことはなくて、岩の形状に導かれる感じが楽しい。ご飯3杯。
・ハンド+フィンガー交じり~ハンド~ワイド(体感5.10b NP)-×。若干湿っていたけれど、他に登れるルートがないのと、見た目の美しさにひと目ぼれ。核心は中間下部と思いきや…。出し切る前にテンションをかけて…と思ったけれど、テンションをかけた時点で出し切っていたようで途中でギブアップ(すみません)。ご飯4杯。
・同上ーTR。やはり核心箇所でテンション。しばしレストの後、踏ん張って踏ん張ったら抜けた。。なるほど、ワイドのムーブは畢竟「根性」。しみじみ。
・ワイドー(体感?)-TRで。びしょ濡れで入れずな上に、頑張る気力がなくて早々と諦めました。痩せないと無理…?
・ハンド&ワイド~Wクラックのワイド(体感5.10a NP)-RP。一本も登れず終いでは悲しいので、最後にリード。大分ヨレてきていたので無理かも…な気持ち半分、分かってしまえば…の気楽さ半分。でも、分からない状態で手探りでトライするのが楽しいのだと改めて。

2015/08/24
/*瑞牆、屏風岩、エンペラータワー
・エンペラークラック(5.9 NP)-OS。オンサイトを譲っていただきました。ありがたや。この割れ目、途中からずっと広くて、おそらく昔の人はノープロで登っていたのではないかと思うのですが、だとしたらすごいよなぁ…。
・エンペラートラバース下部ーTR。快適。
・よろめきクラック(5.10a NP)-TR。TRなので楽しく登りました。自然の岩の形状に翻弄される感じと、途中の隙間から差し込む光の眩しさがこの上なく素晴らしいクラックだな…と。TRありがとうございました。
・エンパイヤジャム下部-TR。1回目は限定なしで、2回目はクラック限定で。

あぁ、ワイドは楽しいな…と、余韻に浸りながらも、翌月曜日は背中ばっきばきで12時間熟睡…(苦笑)。

*****
閑話休題。

瑞牆からの帰り道、中央道が30Kmの渋滞とのこと。途中、境川でご飯を食べている間に27Kmまで減ったものの八王子料金所から先、首都高まで渋滞が続いているとか。

柳沢峠を越えるか秋山街道に行くか、または国道20号の渋滞個所を回避しながら繋げるか…と思案。柳沢峠越えの分岐点である一宮御坂ICを過ぎ、まもなく大月JCTというところで、グーグルマップを眺めていたら、大月から北に伸びる国道139号の峠越え箇所に一本のラインが。

なんでも松姫峠の峠越えとして、昨年末に新しい松姫トンネルが開通したそう。

この松姫峠越えの九十九折れの山道は、以前、雨で小川山を朝イチで撤収し奥多摩方面に向かった際に通ったことがある。今でもよく覚えてる。大月駅前を通り、集落沿いの街道を抜け、ダムを過ぎたところで、ぐんぐんと狭い急カーブが連続して標高を稼ぎ、大菩薩嶺方面の谷深く青い山脈が折り重なる天空のスカイランとなり、それからするりと小菅村の中心地に向けて下っていく。美しい風景でした。運転している人はたいへんだったろうと思うけれど…。

全長14Kmの峠道が、松姫トンネル(3066m)の開通およびバイパス整備により3.8Kmに短縮。小菅村から大月ICへの所要時間も1時間から半分の30分に短縮されたそう。

ただただ素直に…トンネルはすごいなぁ…と。

まぁ結局のところ国道20号を繋いで帰ったI氏との差は少なかったので、わざわざ大回りする必要はないかも…だけど、R139にはほぼ信号はなく、すれ違う車も稀。

一方で、旧道となった松姫峠越えの旧道は、山梨県側は現在全面通行禁止(2015年10月1日まで法面工事のため、とのこと)。
あの深い谷と森の美しいスカイラインの道を、いつかまた通る機会があればいいな…とも思うのでした。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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