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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2024.11.27,Wed
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Posted by norlys - 2009.09.08,Tue
週末は好天に恵まれた今年3回目の小川山。

そうかまだ3回目なのかぁ。
今年の廻り目平キャンプ場の営業は11月5日までだそうなので、ぼちぼち「小川山終わりました」になりそうな…。

金曜日の夜に都内で集合、買出しのうえ、廻り目平にキャンプイン。
メンバーはYさん、MYさん、新人のTさんとSさん、計5名。

1日目、土曜日はガマスラブでアップ。
左端のルートの下部が染み出しでヌレヌレだったので、びびって中央部分のリードを譲ってもらう。中央部分の方が立っていて見た目怖いのだけど、濡れているのも怖い。ううむ。。

久しぶりの外岩、久しぶりの小川山のスラブ。緊張。
朝イチのスラブとクラックはできるだけ易しいルートがいいかも。

生まれ変わったら蛙になりたい、いや今すぐペタリハンド(ドラえもん)かエネルギーボール(ガチャピン)な手が欲しい。。いやスラブは手ではなくて足が重要なんだと分かっていても、爪の先に引っかかる程度の極小ホールドにしがみついてしまう。

そんなことを考えているうちに無事に終了点に到着。あぁ良かった。落ちなくて。

久しぶりのスラブは怖い。怖いけれど楽しい。楽しいけれど怖い。
やっぱり小川山のスラブはシビレル。

お隣の左端ルートをもう1本。みんなで2本ずつ登り、ジムで着実にグレードを上げているMYさんも、新人のお二人も、みな快調に登っているので、「じゃあガマルート行きましょうか」ということに。

自分はMYさんとシングルロープ1本でつるべ。1P目、ガマスラブはMYさんがリード。MYさんは初めてのリード登攀によるフォローのビレイに挑戦。ばっちり予習していたようで手順はスムース。各ピッチのスケールも手頃で下から目視できるか声が届く範囲なので安心。

ガマルートは3回目。初めてのときはオールフォロー。2回目は奇数ピッチをリードでつるべ(5P目は易しい右ルート)。今回は偶数ピッチをリードさせてもらう。

今回も5P目は易しい右ルートを選択。なので、核心はいきなり2P目に。2P目の、ダイクの上から手がかりの乏しいスラブを乗り込むところが怖い。アドレナリン出まくり。あぁ良かった。落ちなくて。

6P目の終了点に到着しMYさんとがっちり握手。「いや~、マルチピッチ楽しいですね」とのこと。うん、うん。壁を登って繋いで岩峰の上に出るこの瞬間がたまらない。

Yさんたちパーティが登ってくるのを待ちながら、風景を堪能。金峰山方面から低い雲の塊が少し流れてくるけれど、展望はばっちり。
Yさんたちはダブルロープ2本の3人パーティなので、ダブルロープ2本で懸垂下降。

取り付き地点に戻る途中でマガスラブの脇を通る。団体さんで大賑わい。ここのエリアに行ってみたかったけど、これでは無理そう。

取り付き地点に戻ると、ガマスラブもこれまた団体さんで大賑わい。まぁ今日はもうスラブはお腹いっぱいなので未練なし。

本日の課題を終えたので、難しいルートは無理だし遠いエリアは面倒なので、ビクターの岩場の脇をとおり、八幡沢左岸スラブを偵察。初めて訪れる岩場なので、ルートの位置がわからずしばらくさまよう。

その後、折りよく空いた「トムといっしょ(5.10a)」に登る。FL。
スラブを堪能した後なので、カチやガバの多いフェイスが面白い。

MYさんが「Black&White(5.10c)」にトライ。えらく手がかりの乏しいスラブ。面白そうなのでTRで触らしてもらう。しょっぱすぎ。でもシビれた。
TRだから前に進めたけど、リードは無理。想像しただけで心が折れる。

ぼちぼち日が暮れそうなのでテントに戻り、薪集め。焚き火を囲んで盛大に宴会。先日の集会でいただいた北海道直送のホッケが絶妙な焼き具合に仕上がりうんまい。
11時を過ぎた頃、皆スイッチが切れたようにパタリと就寝。

2日目、日曜日は朝6時半に起床。クライミングにしては早いかなぁ…と思いつつも、今日は早めに切り上げる予定だし…と、テントの外に出たら、周辺のテントの方々はすでに起きて朝食の準備中でした。早い…。

朝ごはんを食べ、テント周辺をざっとまとめて、8時前に岩場に出発。朝早いから一番乗りかと思ったら、すでに妹岩は団体さんで占められていました。マラ岩の到着こそ一番乗りだったものの、タッチの差に過ぎず、たちまちのうちにクライマーさんでいっぱいに。みんな考えることは同じなのかな。

朝イチのアップにと、「川上小唄(5.8)」にトライ。前回の小川山でトラウマを克服したから大丈夫だと思ったけど、やっぱり怖かった(苦笑)。

マラ岩上部がかなり混雑してきたので、YさんとMYさんがいる卒業試験の岩場に移動。
まずは「センター試験(5.8)」に。それから「卒業試験(5.10b)」に。MYさんが見事に一撃FL。
自分も無事に再登。前回のRPがまぐれではないと証明されてひと安心。。でもホールドを逐一下から教えてもらったので、ほとんどマリオネット状態なんだけど(笑)。

その後マラ岩に戻り、「レギュラー(5.10c)」にトライ。先発のYさんが揺らぎのないムーブで一発RP。
自分は4ピン目で力尽きてテンション。。ううむ。
前回と同じくワンテンで進歩なし。いや、テンションかける場所がひとつ先のボルトになったのはわずかな進歩?? 「足で乗るルート」だということはようやく実感できたような気がするけど。。道のりは遠いなぁ。。

まだ少し時間があったけど、他にめぼしいルートはなく妹岩は本日大盛況すぎて近寄れないので、キャンプサイトに戻る道すがらリバーサイドの岩場に立ち寄ったら、スーパーモッシー。。。。。。。。

下部は染み出しで黒々、中間部はモスグリーン、上部は岩苔まみれ。。で、断念。残念。無念。
おそらくは周辺の樹木が成長したからなんだろうけれど、このままだと自然に還ってしまいそう。Laissez faire、で良いのかな。自然には勝てないもんな。面白いルートがあったので、ちょっと残念。

***今回登ったルート***
・ガマスラブ-左側の易しいところを適当に2本。スLOVERへの道のりは遠い。。
・ガマルート(6P)-何度登っても楽しいルート。でも決して「楽々」ではなかったような。自分が初めてここを登ったときに、人によってはある程度長期間のブランクがあったのに、新人を連れてリードした諸先輩方はすごいと思った。
・トムといっしょ(5.10a)-FL。カチとガバの連続。ムーブが楽しい。ルート名の「トムといっしょ」ということは、ジェリー? 機会があったら、上部で左に抜ける5.10bのルートも登ってみたい。
・Black&White(5.10c)-追悼MJ。。ではないけど。これで10cかぁ。。。(遠い目)
・川上小唄(5.8)-再登。こんなんだったけ??
・センター試験(5.8)-再登。まぁこんな感じかな。
・卒業試験(5.10a)-再登。操られつつ二度目の卒業w
・レギュラー(5.10c)-ワンテン。進歩なし。

「トムといっしょ」以外はすでに何度か登ったことのあるルート。自分でもトップで行けそうな簡単なフェイスやクラックルートのある入門エリアは激混みで近寄れず。。残念。
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norlys
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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