週末は長野のローカルクライマーさんたちと楽しくクライミング。
とりあえずテストに向けての強化月間は終わったので、自分としてはのんびりモード発動中。
だというのに、ご案内してくださる地元のお米屋さんから「11、12台をばんばん登りますよ~(ニヤリ)」という連絡をYさん経由で頂戴し、心底びびる。
サクシガの岩場は公然の非公開エリアということで、Webでクライミング関連情報を検索しているときに偶然目にして以来、ずっと気になっていたところ。ひょんな成り行きから、ローカルクライマーさんたちにご案内いただけることになりとてもラッキーでした。
岩場は静かな森の中にあり、ありがたいことに2日間とも貸切で、暑くもなく寒くもないフリクション抜群のコンディション。
世の中そんなに甘くはなく、12はおろかイレブンばんばん、ともいかなかったけれど、ほんとうに楽しく登ることができました。感謝、感謝。
宿泊場所は車で1時間ほど走った先にある松原湖キャンプ場。ちょっと遠いけれど、足を伸ばした甲斐があるなぁと、錦秋の八ヶ岳を間近に臨むGoodなキャンプ場でした。キャンプ場に隣接している八峰の湯も最高。
ご一緒いただいた方々にはほんとうにお世話になりました。ありがとうございます。
***今回登ったエリア***
20101023
/* サクシガ 黄昏エリア
横クラックが刻まれたスケールのある岩が立ちはだかるエリア。看板ルートのイエローキャットは存在感たっぷり。ストレニュアスそうなファイヤーバードもラインがかっこいい。
・ジャンプ・ブルース(5.10a) - FL。ここの岩場の特徴と言われるまる~んとしたホールドが面白い。「手が悪い」わけではないものの「手が丸い」。朝イチからこの岩場の洗礼を浴びた気分。カサメリのモツランドにある「たぬき」っぽい印象。
・道しるべ(5.10a) - FL。淡々とした内容の垂壁。体感5.9くらい? ユガマクにありそうな印象。
・イーグル(5.10b) - FL。ガバ+カブリのガツガツ登る系で面白かった。ただ足使いが雑になってしまったのか、やたらと腕が張った。
・万華鏡(5.11a) - 2テン。5Q+5.8+6Qという感じのルート。出だしの5Q(人によっては6Qくらい?)の核心1手が保持できず、同じ場所で2テン。
・万華鏡(5.11a) - 1テン。一度核心がとれずに降りてやり直したけれど、それでもやっぱり核心が掴めない。。
リーチがある人ならばパッツンにならずに取れてしまうのだろうけれど、自分の場合は右手の水平ガバを伸び上がる瞬間に押し出さないと届かない。
・万華鏡(5.11a) - 1テン。核心ホールドを狙って飛び出しすぎた(苦笑...)
20101023
/* サクシガ 奥の院エリア
11台のルートがかっこいい。うまくなったらいつの日かトライしてみたいなぁ。
・無名ルート(5.9+くらい) - FL。左壁10a無名ルート3本の一番左。傾斜は一番ゆるいけれどホールドが丸い。朝イチは緊張します。
・無名ルート(10a/bくらい) - ×。左壁10a無名ルート3本の一番右。ガバは多いけれど、ややカブリ気味。上部の乗越で失敗してフォール。
・無名ルート(10a/bくらい) - RP2。ホールドが分かったら登りやすかった。でも10aよりは厳しいかと。
・無名ルート(10aくらい) - FL。左壁10a無名ルート3本の真ん中。薄カブリ+カチ。足を開くと傾斜が殺せるので登りやすかった。同じくらいの長さで同じくらいのグレードのルートが3本並んでいるのに、それぞれルートの個性が異なっていて面白い。
・レディ・マドンナ(5.10c) - MOS。チョーク跡もなくキレイなカンテ。ホールドとスタンスに裏切られなかった。2回目にRPを狙ってのお試し便のつもりが運よくMOS。短いので登りやすい。体感5.10bくらいかなとも思うけれど、OSグレード更新。祝杯はまた今度(笑)
・無名ルート(5.10a/bくらい) - FL。長く気持のよい「物語系」ルート。大好物。上部の一部がやや脆い感じなのがちょっと残念。
・無名ルート(5.10aくらい) - FL。ペタン+苔の階段+ペタン。出だしのペタンホールドが悪い。城山にありそうな印象。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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