そういえば、アレどうなったっけ…と検索。
お、あったあった。
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イタリア次期政権認めるなら購入と、アリタリア政府株
ローマ――巨額の赤字に悩むイタリア国営アリタリア航空の経営再建問題で、政府持ち株買い入れの独占交渉権を持つエールフランスKLMは16日までに、イタリアの次期政権が承認すれば株購入に踏み切るとの方針を示した。
イタリアは今年4月13日─14日に総選挙を実施する。中道右派政党を率いるベルルスコーニ前首相の優勢が伝えられ、前首相の側近は先に、同航空株の売却の判断などは現政権に任せず、次期政権の課題にすべきとの見解を示していた。
株売却では当初、エールフランスKLMのほか、イタリアの地方航空エアワンが浮上。中道右派政党や財界では、国営企業はイタリア人の手に残すべきだとの論調も高まっていた。エアワンは1月、エールフランスに交渉権を与えたことに反発し、訴訟を起こしている。
中道左派政権を率いていたプロディ首相は政府の持ち株49.9%をエールフランスKLMに売却する方針を決め、今年1月から独占交渉が始まっていた。プロディ政権は議会が不信任案が可決され、崩壊している。
新政権の発足は5月中旬ごろに予想され、それまではアリタリアの株売却は凍結されることになる。
アリタリアは、コスト高の経営体質、航空燃料費の高騰、格安航空との競争激化、はびこる従業員ストライキなどの影響で赤字が膨らんでいる。
(CNN/AP 2008/02/16 14:57)
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コスト高の経営体質、航空燃料費の高騰、格安航空との競争激化、はびこる従業員ストライキ。。プラス、混迷する政局とは、すごい五重苦。。
「16日までに、イタリアの次期政権が承認すれば」とあるものの、続報はまだ。
一方で、エールフランスKLMは2月16日に、アメリカ系航空会社2社(デルタ航空とノースウェスト航空)合併後の新会社に出資予定との発表。
はて、どうなったんじゃろ。
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色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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