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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2026.09.19,Sat
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Posted by norlys - 2007.06.09,Sat
昨日は荻窪に新しく移転開店したBパンプでボルダリング。
国分寺店が地主さん側の事情により5月で閉鎖となってしまい、その代替としての荻窪店は6月7日にオープンしたばかり。

荻窪北口は高校生時代に何度か遊びに行って以来だけど、雰囲気があまり変わっていなくて少しだけタイムスリップ気分。おなつかしや。

クライミングジムというと住宅地にぽつんとある倉庫を改装したものが多いという印象があったけれど、ここはフツーの雑居ビルの1F&2Fを改築したもの。

環八の、ちょどの立体交差の脇道に面しているので、クライマーさんたちが気合を発してもさほど近隣の迷惑にはならないかも。
都内で適当な代替物件を探すのはたいへんだったろうなと思うけれど、これはなかなかお目の高い選択かも。

駅から歩いてもさほど遠くないし、荻窪駅前には色々とお店があって楽しそうだし。
時間がぽっかり空いたらできるだけマメに通いたいなと思います。

内装は真新しいし、ホールドも新品のモノが多くて実に色鮮やか。
ソトから遠目に見たら、キッチュでポップな東欧風カフェのインテリアに見えたりもしなくも。。。どうだろう。
もっとも中を覗いたら人がわらわらと壁に張り付いているで怪しさ満点かもしれませんが。

先だってから右肩がやや不調なのと、今週は寝不足気味なので、かぶり系を避けてスラブ系の壁をメインに登る(ヘタレです)。新品のホールドはフリクションがガッチリ効くためか、またはルート(ボルダリングなのでプロブレム?)設定のクセが自分にあっているのか、6級と5級に取り組む。
ピンク(一番やさいい)やオレンジ(2番目にやさしい。ジムによっては逆)課題ですら完登できなかった頃を思えば、なんかちょっとだけ進歩。。?

などとつらつらと考えていたら、お店の関係者とおぼしき方々が初段? のランジ課題を登っているところを目の当たりに。バネでぴょーんと飛ぶカエルの人形みたいに両手両足をほぼ揃えた姿勢で垂直にジャンプ。。。
うは、スゴス。あまりの見事さに魂抜かれました。

ランジとは、こんなの。
http://www.youtube.com/watch?v=vsjzofj-x8E
Chris Sharmaのムービー。1分7秒のところでランジをきめてます。

明日は会のイベント?で山走り。コースタイム11時間のところをタイムトライアル。
ヘタレなので完走できればめっけものかと。お天気がぐずつくみたいですが、カンカン照りよりはいいかな。





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Posted by norlys - 2007.06.08,Fri
プーチンさんはブッシュさんに言ったそうな。
「アゼルバイジャンでいいじゃん」

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プーチン露大統領、米国のミサイル防衛計画で代替案提示 (ロイター、200/06/08)

[ハイリゲンダム(ドイツ) 7日 ロイター] 米国のブッシュ大統領とロシアのプーチン大統領は7日、主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)が開催されている当地で会談した。プーチン大統領は、米国が欧州で計画しているミサイル防衛(MD)システムに関して、アゼルバイジャンにある既存のレーダー施設を活用する代替案を示した。

 プーチン大統領は、欧州全域を守るミサイル防衛計画の一環として、米国とロシアがアゼルバイジャンにあるレーダーを共同利用することを提案。「そうなれば、ロシアはミサイルの照準を(欧州の標的に)再び合わせる必要がなくなり、協調の基盤を築くことが可能」と述べた。

 米政府は、イランなどからの攻撃を想定し、ポーランドに迎撃ミサイル、チェコにレーダーの配備を計画している。これに対してロシア側は強く反発しており、プーチン大統領は先週、米国が計画を進めるなら、ロシアは欧州にミサイルの照準を合わせる、との姿勢を表明していた。

 ブッシュ大統領は、記者団に「プーチン大統領は興味深い提案を行った」と述べるにとどめ、既存レーダー活用案には直接は触れなかった。
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ブッシュさんはアメリカ人なんだけど、自分たちが世界を護らなくちゃいけないって義侠心が厚いから、今年の初めの頃からせっせと世界平和のためにヨーロッパにミサイル防衛システムを配備する計画を進めていたんだって。

場所はロシアの隣のポーランドにミサイル迎撃施設と、そのまたお隣のチェコにレーダー施設を造るつもりでいたんだ。そうすれば、アメリカと仲の悪いイランが、もしうっかりヨーロッパ方面に向けてミサイル発射ボタンを押してしまった場合でもすぐに火を消してあげられるからね。

ギリシャやブルガリアとかは、わぁこれで自分たちも安心と思って、よかったよかったって喜んでいたんだそうだよ。アメリカから突然指名されたポーランドとチェコは、最初はどうしようかなってとまどっていたんだけど、最近ようやく腹を括ったんだって。

でも、ロシアと中国は厭な予感がして、もうずっとこのことでアメリカにぶつぶつ文句を言っていたんだ。
だってアメリカはちょっと遠いところにあって、大陸間弾道ミサイルじゃないと自分たちのところまでは届かないからなあって油断していたら、突然自分たちの国の近所にミサイル発射装置をもってくるだなんて、ちょっとびっくりだよね。
もしうっかりこの新しい施設からミサイルが自分たちの国に飛んでくるかもしれないって考えたら、誰だってこわくて夜も寝られないよね。

ロシアはアメリカに「いやだよー」って言っていたのに、アメリカがちっとも言うことを聞いてくれないから、プーチンさんはとうとう思い切ってブッシュさんに言ったんだ。それもG8の最終日にね。

「アゼルバイジャンにロシアのレーダー施設があるじゃん。チェコに新しく造るのはやめて、あれを一緒に使おうよ」

ブッシュさんはアドリブが苦手だから「わかった。考えてみるね」としか言わなかったんだけど、たぶん家に帰ったらライスちゃんとかゲーツ君とすぐに相談すると思うよ。よくわからないけど。

そうそう。アゼルバイジャンは昔ソ連という国の一部だったんだけど、1991年に独立したんだよ。イランの南、カスピ海の西にある小さな国だけど、石油がそりゃもうがっぽりと採れるらしいよ。採れた石油は、昔の親玉のロシアじゃなくて、アメリカとか西と北のヨーロッパの国とか日本を相手に売っているんだって。そのおかげで、ほとんど独裁政権みたいな国なんだけど、アメリカはアゼルバイジャンのことを民主的だって評価しているんだ。

アゼルバイジャンの人たちは、ほとんどがイスラム教徒でシーア派の人が多いんだって。宗教ってちょっとわからないんだけど、イスラム教のシーア派といえばイランの人たちと同じだね。まぁ、アゼルバイジャンとイランはお隣さん同士だしね、よくある話だよね。

プーチンさんがなにを考えているのか、ちょっとわからないんだけど、米露が共同で軍事レーダーを使用することになったら、なんかちょっとすごいことになりそうな気もするんだけど、どうなんだろね。

50d3d1036775cc39460d-L.jpg

例のプーチンプー画像を添付。これが貼りたかっただけかも。。










そんなG8のニュースが連日報道される隙に北朝鮮がまたミサイルを発射したそうですが、

自民党の中川昭一政調会長は26日、福岡市内での講演で、北朝鮮が25日に実施した短距離ミサイル発射について「『私のことを忘れていませんか』と花火を打ち上げた(だけ)と思っている」との見方を示した。その上で「北朝鮮は寂しいのだろうが、こういうときは無視するのがいい」と指摘した。
(引用元:http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070527AT3S2600P26052007.html

えーと。。。

忘れてない、忘れてないって。
花火だって暴発したらコワイので、どうぞちゃんと対策をお願いします。。

Posted by norlys - 2007.06.07,Thu
防備録。

「輝夜姫(かぐやひめ)」って、清水玲子のコミックの話ではなく、もっとメカメカしたかぐや姫の話。

2007/6/6付けのJAXAのプレス・リリースによれば、月周回衛星SELENE(セレーネ)の愛称が「かぐや」に決定した、とのこと。
詳細はJAXAのSELENEのプロジェクト・サイトに。

「セレーネ」でいいじゃん、というのは言わないお約束(笑)。
実はわたしも「かぐや」で応募したヒトリです。が、

> 竹取物語の「かぐや姫」に由来する応募(「かぐや」「かぐやひめ」)は有効応募総数の約24%を占め、
> 中でも「かぐや」はその7割弱の支持を得た(「かぐや」への愛称提案者数 1,701名)

うは。考えることはみんな同じですね。

一番投票数の多い名称に応募した人から抽選で1組2名様が、なんと種子島での打ち上げにご招待! とのことですが、倍率高すぎです。。。

そういえば。
現在Aker Kværner社が建造中で、世界最大(となるはず)の日本の豪華客船の名称は「PRINCESS KAGUYA」。偶然に過ぎませんが、かぐやづいてますね。

日本最古のロマンチックSF小説「竹取物語」、大好きです。ぜひ世界にKAGUYAの名が広まることを期待。
(正直なところ、船のほうは生暖かい目でプロジェクトの進行を見守っているだけ。。。たぶんわたしのような庶民には手が届かない価格設定になると思うので。悔しくなんかないやい)。
Posted by norlys - 2007.06.07,Thu

ネタクリップ。

イタリアの新聞社 La Repubblica (ラ・レプブリカ) のサイトからの拾い物。

"Londra, pensionati in mutande davanti al Big Ben" (La Repubblica, dato 2007/06/07)
(ロンドン、年金未受給者がビックベン(英国国会議事堂)の前でパンツ姿に) 

年金受給年齢に達しているにも関わらず、年金が支給されていない人たちによるデモ。
※注意: 下記の画像には精神的ブラクラ傾向がみられます。

ap105462320606170348_big.jpg
おーい志村、パンツ、パンツ。。。

キャプションの冒頭は、"Senza mutande. Senza pensione. " (パンツもなけりゃ、年金もないよ) とな。

彼らが手にしている横断幕にも"2007 & STILL STRIPPED of our PENSIONS" (2007年依然として我々には年金が支給されていない(年金を剥ぎ取られて丸裸だ))とあります。なるほど。

デモに参加した男性たちは、勤め先が破産し企業年金が破綻したために年金が支給されたなくなったそうです(わたしの理解が間違っていなければ)。あぁ、日本もヒトゴトではありませんね。

なんというか、パンツが足元に引っかかっているのはあまりに中途半端なんじゃないの。。。とか、
右から3番目の男性の腿のアタリに黒いボクサーショーツの裾が見えるのでホッと安心とか、
いやいや、問題はそこじゃないんだけど。

ap105463870606171948_big.jpg ←つけ尻。ニセモノです。わざわざそこまでせんでも。。。

手にしたプラカードには、
"Labour Lets Gordon Brown Destroy Workers' Pensions - Pensions Action Group" 
(労働党は(現財務大臣で次期首相といわれている)ゴードン・ブラウンに労働者の年金を壊滅させようとしている)とあります。



"Labour Lets Gordon Brown Destroy Workers' Pensions" は、イギリスにおける企業年金破綻問題に対して政府に救済を求めるスローガンとして各団体で用いられているのだと、BBCのサイトで知りました。
"Brown protest by pension victims" (2007/4/10)

この身も蓋もなく露なデモをやってのけたPensions Action Groupという団体のサイトを発見。
トップページ下に、過去のデモの様子の画像がいくつかあるのですが。。。
えー。。。
イギリスだけに、なんだかモンティ・パイソンのワンシーンを見ているような気分。

ただ、トップページを飾る冒頭のコピーは日本人にとってもヒトゴトではないような。。。

So You Think your Pension is Safe? 
(どうして「自分の年金は大丈夫だ」なんて思えるの?)

Posted by norlys - 2007.06.06,Wed
昨日は山の会のYさんとインドアジム。
年度が変わったためか、最近ボルダリングやルートを始めましたという感じの人が多く、かなり賑わっていました。

ところで。国民年金ってどうなるんでしょ。(急だなおいw)
この問題はあまりに腐臭がひどいので、もうどうでもいいかなと自分の内でもフタを閉めておいたのですが、とうとう饐えて発酵してパカンとフタが開いてしまいました。ガス抜き、ガス抜き。

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「年金記録照合のプログラム、NTTデータと日立に委託」(NIKKEI NET 2006/06/06)

厚生労働省・社会保険庁は5日、対象者の分からない約5000万件の年金記録を照合する新しいプログラムの開発をNTTデータと日立製作所に委託することを決めた。
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なに 随意契約? 入札はナシか…
一日も早い着手をということで? (戸田奈津子調。なんとなく)

そもそも社会保険庁のシステムには上記2社が深く関わっているらしいのですが。マッチポンプ?
それに、名寄せ作業くらい、社会保険庁の余剰人員でもできそうなものなのに。余剰じゃないって? 失礼しました。

早くこの事例が「失敗知識データベース」(面白いです。オススメ)に登録されないかとwktkしながら待っています。不謹慎でしょうか。
でもこれだけ社会的影響の大きい内容で、昨日今日に起きたニワカな問題ではないので、原因を究明してそこから学ぶべきことが多々あると思います。

それにしても。
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自民党の丹羽雄哉総務会長はNHK番組で、5000万件の調査に関し「新たなソフトを開発し、足りなければ人を増やし、必ず1年以内にやる」と力説。調査費用は「社保庁の予算を切り詰める」と述べ、保険料は充当しない方針を強調した。
(引用元: 「(6/3)年金記録漏れ、首相「第三者委、月内に」――野党は拙速批判」(NIKKEI NET 2006/06/03))
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たとえ不備でもデータがある人はまだいいとして、本気で「データすら入力されていない人も新しいソフトで解決! うはまじオレって天才」などと考えているとしたら片腹痛い。
マッチングのプログラムを走らせたところで、未入力のデータをサルベージできるわけないじゃないかと小一時間問い詰めたい。
内閣府のIT戦略会議本部とやらももし噛んでいるなら、現与党の政治家さんたちがもちっとマシなアナウンスを出せるようにアドバイスしてあげればいいのに。設立当時の首相が「イット革命(IT革命)」とぶちかまして失笑を買ったくらいだから、まぁなんというか。。。

いや、問題はそんなプログラムを新たに開発しなければならなくなった経緯にこそあるのですが。
いっそ国民総背番号制を拡充して、住民基本情報と一緒に年金やら納税やらを一元管理してもいいのではないかと思うのですが、どうなんでしょう。

またゾロ甘い汁を求めて関連企業だの天下りだのが湧くおそれがあったり、セキュリティが不安という声もあるのは承知していますけど、自分というモノの身分を証明するための公的証明がソーシャルID1個(と、念のため+α)で済んだら、すごく楽なんだけどなぁ。後ろめたいことはあまりない(はず)ので、堂々とイチ日本国民として国家に帰属するユニークなIDをつけていただいても個人的には支障ないんだけど。
あ、それやっちゃうとアチコチで仕事が減っちゃうのかな。

同じ誕生日の同姓同名の人がいたら区別が困難だとか、いくら条例を改正してもなりすましがまんまと成功しちゃう現行のシステムはどうにかならんかな。(ソーシャルIDについても偽造IDがまかりとおっている国もあるようなので、高度なシステムが必要かとは思いますが。。)

そういえば。国民年金の請求書が届いていましたっけ。振り込まないと。
今年の春から厚生年金の強制加入義務のない零細企業の取締役(という名の雑役)になったのですが、厚生年金分の積み立てがなくなる代わりに国民年金基金を追加しようかと迷いつつ、結局やめてしまいました。将来泣きをみるかもしれませんが、万が一の場合は自分で尻拭いするしかありません。はい。

「年金なんて自分のときにはもらえないだろから加入しなくてもいいかな~」と実家の食卓で口に出したが最後、ものすごい勢いで親と同居人から反論をくらい、それこそ覚醒剤撲滅運動のスローガンのように「ダメ、ゼッタイ(加入しなさい)」と畳み込まれました。

そりゃあねぇ。。。
高度経済成長期の成長企業を勤め上げて国民年金+厚生年金+厚生年金基金がバッチリ保障されている人とか、国家が総額1兆8760億クローネ(約37兆円)超の年金基金(2007/5/29付 NIKKEI NETを参照)を運用して将来の年金支給のために備えている国の人とかに言われたくないよー(ただし受給開始年齢は日本よりも高いです。福祉国家も内情はシビア)。
くすんくすん。

民間はいざというときに補償されないおそれがあるけど、国は大丈夫だから。

て言うんですよー。寄ってたかって。

国はだいじょうぶ??? そう思い込めたら幸せですけどねぇ。。

あっちもこっちも
ひとさわぎおこして
いっぱい呑みたいやつらばかりだ
     羊歯の葉と雲
          世界はそんなにつめたく暗い

けれどもまもなく
さういふやつらは
ひとりで腐って
ひとりで雨に流される
あとはしんとした青い羊歯ばかり
そしてそれが人間の石炭紀であったと
どこかの透明な地質学者が記録するであらう

(宮沢賢治 詩ノートより 「政治家」)


とはいえ。
自分で資産を運用する才覚も気概もなければ人生をフラフラ生きているふがいないわたしは、日本という国の行く末を案じつつ、ぽちりぽちりと将来のために年金を払います。はい。
Posted by norlys - 2007.06.05,Tue
防備録。

ノルウェーのMøre og Romsdal県のRaumaにTrollveggen (Troll wall=トロールの壁)という場所があるそうな。
こんなの↓

trollveggen.jpg有名な観光地だということは、どこかで見た覚えがあるけど、クライミングでも有名だとはちっとも知りませんでした。
約1kmクライムアップできるヨオロッパで最高峰のビッグウォールらしい。

Trollveggenの自治体のサイト

西ノルウェーだからオスロからだと電車で丸一日。。。
現地の移動は車かな。。。
むむ。。。
Posted by norlys - 2007.06.04,Mon
週末は山の会の沢はじめ。丹沢流域の沢を2日間で2本という計画。

沢登りは去年の夏の終わりにお試し山行で南秋川の軍刀利(グンダリ)沢に入ったのが人生初めての沢で、今回が2度目。沢の装備もひととおり揃えたので、あとは出陣を待つばかり。。。と張り切っていたのにもかかわらず、あろうことか土曜日の朝目が覚めたらびっくり。

いや、びっくりしたのは待っていてくださったみなさんのほうでしょう。
起きたら集合時間を過ぎていたという大遅刻は、人生2度目くらい(たぶん)。。
みなさま、ほんとうに申し訳ありませんでした。深く反省しています。とほほ。。

仕切り直しということで、午後にその日の沢を終えたみんなと駅で合流。
キャンプ地となる寄大橋に向かう。神奈川の水源の森とのこと。
以前キャンプ場があった場所とのことで、また、森林ボランティアの人たちが整備を進めてくださっているおかげで、道もトイレも完備。

まだ時期が多少早いせいか、はたまた週の半ばに雨が降り続いたおかげか、川原に流木がごろごろと転がっていたので、これ幸いとかき集め、盛大な焚き火を楽しむ。
「カロリー無視」という宣言どおりに大テンプラ大会。毎回さまざまな技が披露されるので、自分が食担になった暁には子豚の丸焼き級のネタを仕込まないと、ツマランと一蹴されそうでこわい。

11時頃、三々五々に就寝。
翌朝6時45分に起床。日曜日のみ参加の人たちを待ちながら身支度。
総勢8名の大人数。適宜途中で2グループに分けるかもしれないけれど、ひとまず全員で行動することに。

8時50分に歩き出し。天気は晴れ。気温は17度(管理棟脇の温度計によれば)。
キャンプ地から寄沢の上流を目指して歩く。水はそれほど冷たくない。でもずっと水中に漬かっているのは少々厳しいかも。

10分ほど歩くと、滝郷沢の入り口にあたる「滝郷の大滝」F1(17m)が現れる。ここが入渓ポイント。すとんと切れ落ちている滝なので直登せずに右側から高まく。水流はさほど多くなく、歩きやすい明るい沢。

F2の2段7mの滝。右手にトラロープがかかっている。かなり古い残置のようだけれど、なんとか使える。
滝を登ると2段目のところで、思いっきりシャワーになってしまい冷たそうなので、ロープを頼りに右側を巻く。

F3は気づいたら通過していたような。

しばらくいくと堰堤が続く。最初の2つは右から、残りは左から巻く。合計6つあるらしいのだけれど5つしか数えていない。ひとつ足りない? 気のせいかも。

右俣との分岐に出る。「明るい方」ということで迷わず左俣へ。

F4の5mの滝が現れる。滝の上に大木が横たわっている。以前の遡行記録を見ても同様の木がかかっている写真がでてくる。仕事道の渡り橋なんだろか。
ザイルをセットして登る。ホールドは豊富なのだけど、岩が脆くてつかんだ端から崩れる。こわ。。。
なるべく1点だけに力をかけないように注意しながら登る。

しばらく淡々と谷を進む。水底は明るい緑色の粘土で埋まっている。
まだ暑い夏の盛りでこそないけれど、どうも生き物の絶対数が少ないような気がする。周囲の岩や水底は一面緑色で見た目はとても美しいのだけれど、緑泥岩とか緑簾石だろう。それもまだあまり風化していない生まれたての石(風化が進めば酸化して赤茶けてくるものと思われ)。推測に過ぎないけれど、ミネラル分が強すぎて生き物にとってあまり棲みやすい環境ではないのかもしれない(※)。

F5の6mの滝。左は壁が崩壊して泥の斜面。右は脆い岩の斜面。どうにも逃げ道がない。Y君がトップで突破。続いてTさんが滝の直撃を避けて右端から取り付くけれど、岩が脆いので結局滝のほうにトラバースする。わたしは火遊び(夜の徘徊じゃなくて焚き火のほう)と同じくらい水遊びが好きなので、シャワークライム覚悟で滝に飛び込む。冷たいけれど気持ちいい。でも岩が脆くてつかめない。つっぱるようにして登るしかない。
沢登りのときは立木や落石に備えてヘルメットを被るけれど、シャワークライムのときはバイク用のメットみたいにフードがあるといいかもしれないなぁと思うけど、どうなんだろ。

またしばらく淡々と沢を登るうちに、水が途切れ、大崩壊地が現れる。どうやら左手の斜面がどさっと崩れ落ちたようで、すっかりガレで埋まった涸沢になる。とにかくガレ、ガレ、ガレ。なにか微妙なバランスが崩れたら、さらにどっと崩壊しそうな気配がただよっている。

おそらく涸滝があろうかという場所も、岩が脆くてあぶないので断念。来た道を戻ることにする。
右俣との分岐地点で右岸にあがると仕事道があったので、そのまま仕事道をたどる。ところどころに木のベンチがあったりと、とてもほのぼのしたハイキングコースで、ヘルメットやらりガチャやらの重装備がなんだか滑稽に思えるほど。30分ほどで寄大橋に出る。

気持ちの良い川辺で装備を洗ったり着替えたりと帰り支度。
残念ながら敗退となってしまったけれど、自然の力がいかに圧倒的かということを再認識するよい機会になったかと。これはこれでいい経験です。

※後で調べたところ、丹沢山系は、北日本の乗っている北米プレートと伊豆諸島の乗っているフィリピン海プレートの狭間に生まれた海底火山が、両プレートの衝突の折に地表にせりあがって形成された地層だという学説があるそうです。んーなるほど。
丹沢の地層についての詳細は、
こちら。西丹沢は石英閃緑岩帯とのことです。確かに、流木を拾った寄沢の川原には、みごとな石英閃緑岩がゴロゴロ転がっていました。

また、こちらによると、丹沢は世界でも有数の高アルカリ
性水の湧水地だそうです。さもありなん。
わたしがソノ手のあやしぃ業者だったら、滝郷沢の水を「お肌ツルツル天然アルカリイオン水」とか、谷の泥をさらって「お肌ツルツル美顔泥パック」 とかいって売り出したりして。
って、やらないけどね。というよりできません。丹沢一帯は国定公園ですものね。
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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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