昨日ジムで受付を済ませた後、うっかり勢いで新しいシューズを購入。
嬉しいので、久しぶりにブログを更新。
Oh my new shoes はミウラー ウーマン。今までファイブテンのクライミングシューズばかりだったので、初めてのSportiva。憧れのミウラーWですよ。衝動買いです。はい。でもまぁ、嬉しいな、っと。
なんで憧れかというと、やっぱり見た目がステキ&履いている人がみんなベタ惚れ、というたいへん流されやすい人間でございます。
新しい靴だよほらほーら、と見せびらかしたところ、普通のミウラーの虎配色よりも、ミウラーWの方が色使いがステキだという理由で「ほしいのだけどサイズがないんだよ~」と嘆く男性約2名に遭遇。ちょっと意外。
攻撃的でチカチカするカラーリングの方が気持ちアガルかと思っていたけど、案外、意外。
・MCS(マイクライミングシューズ。省略せんでも)遍歴
[1] ファイブテン モカシムオンサイト 4H ジム&外用
[2] ファイブテン アナサジベルクロ 4H 外用
[3] ファイブテン アナサジLV 6H ジム用
[4] ファイブテン アナサジベルクロ 4H 外用
[5] スポルティバ ミウラー ウーマン 35H ジム用(外にも使うつもり)
※自分の足長は実寸で22.5cm
他にも型落ちで安くなっていたSportivaのカタナとかMadRocksのシューズがあるけれど、いまいちサイズがきつめで絶賛お蔵入り中。もったいない。。
多少うまくなったらギンギンのきっついシューズを履けるようになるかと思ったら、むしろ、つくづく自分はノビノビサイズ万歳派であるという認識を深めるばかり。。
まぁ、フリーもマルチもアルパインも1足で済むので安上がりといえば安上がり(?)
以下、過去と現在のMCS(えー、マイクライミングシューズ。って、スペルアウトするなら省略形はいらんかったわ。とほほ)について思い入れと偏見に満ちたインプレ。
・ファイブテン モカシムオンサイト
2回目に訪れた横パンのショップで購入。
初めてのマイシューズだけに、ネットであれこれ情報を検索し検討した結果、小林由佳さんプロデュースのファイブテンのモカシムオンサイトしかない、もうこれしかない! と鼻息荒く(嘘)ショップに乗り込み、ビギナーと侮られないようにドキドキしながら(自意識過剰)名指しで試し履き。予想通りのフィット感に内心大興奮し、迷わず購入。
モカシムOSこと通称ユカシムは、とても足入れが良くて柔らかくて快適。フォルムも色もシンプルにして洗練されていて、転がしておくだけで絵になるかわいらしさ。なのにジムでも外岩でもオールマイティー。かわいいのにできるヤツ。
ただ、足指を真っ赤に染め上げながら(単に革の色落ちが激しいため)ジムに外岩に履き続けたら、トウ部分のアッパーがだんびろになってしまいました。自分の足は極めて甲高幅広なので、最後にはしゃもじ? と見まごうほどにビロビロに。。
もし今度リピ買う機会があったら、最初にアッパー部分に塗りゴムを盛って伸び止めを施したいかも。
・ファイブテン アナサジベルクロ
その後、無敵の外岩シューズと名高いアナサジベルクロを購入。モカシム系に比べて剛性が高いためかエッジングが効いて立ちこみやすい。あと、布製のライニングがある&二本締めベルクロのお陰でだんびろになりにくい(嬉)。溺愛。
初代アナサジを外岩で使い続けていたらトウのラバーにぽっちり穴が開いてしまったので、慌てて2代目アナサジを購入。
初代と2代目ではモデルチェンジ過渡期とモデルチェンジ後、ということで、微妙に作りが違うような気が。もっとも、ファイブテンの靴は個体差が激しいらしいので、そのためかも。
あと、ファイブテンの靴はヨーロッパ製の靴に比べると作りがイマイチ粗雑…と評されることが多いけれど、ヨーロッパ製のシューズを履いたことがなく、比較のしようがない(なかった)。クラックに足ジャムを突っ込んだら縫製が解れたことがあるくらい。踝もがっつり傷だらけになったので仕方なし。とびきりラフな扱いを受けていることを考えると、それなりに丈夫だと思う。
・ファイブテン アナサジLV
モデルチェンジでお買い得になっていたので迷わず購入。完全にジム専靴で、外岩に連れて行ったことがない。
アナサジベルクロと比べると、トウ部分がややセンター寄りの先細。(普通の)女性の足指は細いから? なんでしょか。
自分は極めて頑丈そうな先太タイプの足指なのでターンインしている方が好き。登っている時はまったく差を感じないけれど、視覚的にになんとなく微妙なずれを感じる。なんでかな。
初代アナサジは、すでに3回リソール済。ONYX>C4(4mm)>ONYXの順。
花崗岩なら断然ONYXだけど、ジムだと弾かれてしまう感じがするので、ジム用ならC4の方が好み。
アナサジLVはリソール2回。C4(5mm)>C4(4mm)。最初はお得感の高い5mmにしたけれど、硬さが気になったので次は4mmに。
ソールの違いは実に微妙で、どちらかというとその日の体調とか体重とかモチベーションとか、そういうファクターの方が影響が大きいのだけど、わずかとはいえ違うなぁ~と、ほんのり思う。
あとONYXラバーは花崗岩だと素晴らしく「粒に乗れる」感があるものの、ジムのつるんとしたホールドとか、石灰岩とか城ヶ崎の岩場だと時々ツンツンと弾かれてしまう感じ。単に足使いが下手なだけかもだけど、ショップのお兄さんが同じようなことを言っていたので、同じ印象を持つ人が多いのかも。
で。
・ミウラーウーマン
まだ1回しか履いていないので、もしかしたら後日印象が大幅に変わるかもしれないけれど。。
さすがはロングセラーの女性モデル。ダウントウは苦手…と思っていたのに、意外にもダウントウを感じさせない柔らかさ。柔らかいけれど全体の剛性は高く、足全体がしっかりと包まれている感高し。
また、ややターンインしているお陰で親指にぎゅっと力が入るのが嬉しい。
ビブラムXSグリップラバーソールは見た目硬そうなのに触るとネチッとしていて、噂のエッジング能力に加え、スメアも得意そう。とにかく「お、こんなところにも足が置けるんだ!」という印象。
まぁだからといって、途端にグレードがアップするわけではなかったという残念なオチながら、今まで愛用していた靴のほかにも足型の合う靴が見つかったことは、今後の選択肢が広がったということでたいへんにヨシヨーシ、なのです。
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9月14日 シューズのサイズを訂正。現物を確認したら見事に間違い。。(アナサジLVとミウラーW)
通常の靴と違ってクライミングシューズは捨て寸ナシの実寸サイズでフィッティングするのだから、実寸サイズを明記してほしい。。
ましてや、EUサイズ、USサイズ、USレディースサイズ…とあると、なにかとややこしくて困る。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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