Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2014.09.22,Mon
気付いたら爽やかでひんやりとした秋風の吹く季節になってしまい、季節は沢から岩へ。
ということで、週末は瑞牆へ。
9月19日の土曜日は、十一面奥壁にU介さんが開拓された新しいマルチピッチのルートを目指してGo。十一面方面末端壁の賑わいを通り越し、正面壁から踏み跡を辿り、えっちらおっちらとウロチョロ。あっちかなこっちかな…と歩き回っていたら、なぜか大ヤスリ基部に到着。あれれ…。
今まで正面壁を訪れたのは2回だけで、小ヤスリ岩と奥壁の位置を把握していなかったことが敗因…だと気付いたのは帰り道のことでした(とほほ)。
大ヤスリの基部に到着した時点で、時間はすでにお昼過ぎ。
夕暮れ時が早くなってきたこの季節、残された時間もあまり多くはないので、それでは前回取付きを確認しておいた本峰南面のトムソーヤ冒険ルートを登りましょうかねぇ、と急遽変更。
午後1時15分過ぎに登攀開始。2P目の洞窟ピッチを登りたいと自己申告し、1P目はまに氏からスタート。洞窟ピッチに備えて、ヘッデンを用意の上で。
◆瑞牆本峰南面、トムソーヤ冒険ルート
(*グレードは個人的な体感です。5P目終了点の懸垂下降支点以外は残置がなく、すべてナチュラルプロテクション)
・1P目(Ⅳ級)、フォロー
取付きの目印の木の前にあるクラックから右上気味に木登り。沢から岩の季節にシフトした筈だったのに、なぜか沢のツメっぽい。
・2P目(5.6 NP)、リード
洞窟ピッチ。うっすらと明るいのでヘッデンは不要かな…と思いきや、ホールドを見出すためにはやはりヘッデンが必要でした。想像していたよりも短かったけれど、ワイド気味でやや奮闘。ヘルメットやらハーネス脇に付けたアプローチシューズやらが引っかかりまくり。
・3P目(Ⅱ級)、フォロー
木登りから岩の割れ目を抜けて木登り。
・4P目、歩き
下部ダルマフェイスから上部ダルマフェイスへ。
・5P目(5.8 NP)、フォロー
すっきりとしたフェイスのど真ん中にRCCボルトが連打された人工登攀のルートがあり、その隣のすっきりとしたハンドサイズのクラックを登攀。グレードは体感5.8。乾いた花崗岩のボンバーなハンドジャムが最高に気持ちいい。抜け口のピナクルにあった残置スリングを利用して懸垂し、目の前のクラックへ。
・6P目(5.8 NP)、リード
左のルンゼをツメ上がれば最弱点なのだろうけれど、敢えてクラックへ。出だしはハンド、からのフィスト。グレードはやはり体感5.8。
5、6ピッチ目のクラックは快適で楽しかったです。晴れた日に、ちょっと変わった経路でピークハントしてみましょうか~みたいな感じで楽しむ分にはいいかもです。
・7P目、歩き
ロープを畳んで岩稜帯歩き。巨岩が積み重なった隙間を縫って登り、瑞牆山頂にひょっこり出ました。すでに夕暮れ間近なこの時間、100名山とはいえ誰もおらず貸切。残念なようなラッキーなような(苦笑)。
アプローチシューズに履き替え、取付きに戻り荷物をまとめて、急いで下山。
来た道を戻るべく、カンマンボロン方面に続く登山道を途中から外れてトラバースし、小ヤスリの基部を経由して十一面のルンゼへ。十一面正面壁を過ぎる頃にはすっかり周囲は暗く、ヘッデン下山となりました。
今回初めて十一面正面壁から上の岩場を彷徨い歩き、周辺の岩場の位置関係をなんとなく把握できたのかな…と。途中、100岩には記載はないけれど、ここは登られているだろうな…というルートの取付きがいくつかあり、その意味でも発見があったということで、まぁ結果オーライ…かな。
沢から岩の季節にシフトした筈だったのですが、随分とたくさん歩きました(苦笑)。お疲れさまでした~。
ということで、週末は瑞牆へ。
9月19日の土曜日は、十一面奥壁にU介さんが開拓された新しいマルチピッチのルートを目指してGo。十一面方面末端壁の賑わいを通り越し、正面壁から踏み跡を辿り、えっちらおっちらとウロチョロ。あっちかなこっちかな…と歩き回っていたら、なぜか大ヤスリ基部に到着。あれれ…。
今まで正面壁を訪れたのは2回だけで、小ヤスリ岩と奥壁の位置を把握していなかったことが敗因…だと気付いたのは帰り道のことでした(とほほ)。
大ヤスリの基部に到着した時点で、時間はすでにお昼過ぎ。
夕暮れ時が早くなってきたこの季節、残された時間もあまり多くはないので、それでは前回取付きを確認しておいた本峰南面のトムソーヤ冒険ルートを登りましょうかねぇ、と急遽変更。
午後1時15分過ぎに登攀開始。2P目の洞窟ピッチを登りたいと自己申告し、1P目はまに氏からスタート。洞窟ピッチに備えて、ヘッデンを用意の上で。
◆瑞牆本峰南面、トムソーヤ冒険ルート
(*グレードは個人的な体感です。5P目終了点の懸垂下降支点以外は残置がなく、すべてナチュラルプロテクション)
・1P目(Ⅳ級)、フォロー
取付きの目印の木の前にあるクラックから右上気味に木登り。沢から岩の季節にシフトした筈だったのに、なぜか沢のツメっぽい。
・2P目(5.6 NP)、リード
洞窟ピッチ。うっすらと明るいのでヘッデンは不要かな…と思いきや、ホールドを見出すためにはやはりヘッデンが必要でした。想像していたよりも短かったけれど、ワイド気味でやや奮闘。ヘルメットやらハーネス脇に付けたアプローチシューズやらが引っかかりまくり。
・3P目(Ⅱ級)、フォロー
木登りから岩の割れ目を抜けて木登り。
・4P目、歩き
下部ダルマフェイスから上部ダルマフェイスへ。
・5P目(5.8 NP)、フォロー
すっきりとしたフェイスのど真ん中にRCCボルトが連打された人工登攀のルートがあり、その隣のすっきりとしたハンドサイズのクラックを登攀。グレードは体感5.8。乾いた花崗岩のボンバーなハンドジャムが最高に気持ちいい。抜け口のピナクルにあった残置スリングを利用して懸垂し、目の前のクラックへ。
・6P目(5.8 NP)、リード
左のルンゼをツメ上がれば最弱点なのだろうけれど、敢えてクラックへ。出だしはハンド、からのフィスト。グレードはやはり体感5.8。
5、6ピッチ目のクラックは快適で楽しかったです。晴れた日に、ちょっと変わった経路でピークハントしてみましょうか~みたいな感じで楽しむ分にはいいかもです。
・7P目、歩き
ロープを畳んで岩稜帯歩き。巨岩が積み重なった隙間を縫って登り、瑞牆山頂にひょっこり出ました。すでに夕暮れ間近なこの時間、100名山とはいえ誰もおらず貸切。残念なようなラッキーなような(苦笑)。
アプローチシューズに履き替え、取付きに戻り荷物をまとめて、急いで下山。
来た道を戻るべく、カンマンボロン方面に続く登山道を途中から外れてトラバースし、小ヤスリの基部を経由して十一面のルンゼへ。十一面正面壁を過ぎる頃にはすっかり周囲は暗く、ヘッデン下山となりました。
今回初めて十一面正面壁から上の岩場を彷徨い歩き、周辺の岩場の位置関係をなんとなく把握できたのかな…と。途中、100岩には記載はないけれど、ここは登られているだろうな…というルートの取付きがいくつかあり、その意味でも発見があったということで、まぁ結果オーライ…かな。
沢から岩の季節にシフトした筈だったのですが、随分とたくさん歩きました(苦笑)。お疲れさまでした~。
PR
Comments
Post a Comment
Calendar
最新記事
(07/27)
(07/13)
(07/10)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
(03/16)
(03/16)
(03/12)
(03/10)
Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
つぶやき。
Category
Search
Meteo
Look down on Earth
↑陸域観測技術衛星ALOS(だいち)
「P」ボタンを押すと衛星画像になりますyo
Ads
Comments
Trackbacks
Tool
Log
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"