昼は弟と両親と同居人とで会食。来週父親がゴビ砂漠の植林ツアーにでかけるので、その間母親と一緒に旅行に行こう計画の打ち合わせ。。。のはずが、なぜか大所帯になる。
うちの家系はアモルファスな集合体で、集れば集まったでなごやかなんだけど、話題が四方八方に飛散してなかなか収束しない。まぁわたしも人のことを言えた義理ではないが、いかんせんスコープの定まらない(=オチのない)雑談が続きなかなか困惑する。それでも久しぶりに元気な両親と弟の姿をみてひと安心。週末は山にでかけてばかりで、家に帰らずにいてごめんなさい。きっと近いうちにイモ掘りに行きます。
一日の最後に、山の会の例会に出席。で、例会後の呑み会でホロ良い気分。週末の小川山に向けてお酒は控えておこうと思ったのだけど、目の前にある液体に手が伸びてしまう自分のふがいなさに反省しきり。
そんな日々のつれづれのホロ良い気分での帰り道に、厭なニュースを思い出す。
胸につかえた厭な思いは、早めに排出するに限ろうかと。
て、これ↓
---------------
ロシア、ミャンマーに原子炉建設へ
2007年05月15日22時30分
インタファクス通信によると、ロシアのキリエンコ原子力庁長官とミャンマー(ビルマ)のタウン科学技術相は15日、モスクワでミャンマーへのロシア製実験用原子炉の提供を含む原子力協力協定に署名した。人権問題で批判されている軍事政権への原子力分野での協力は、国際社会の懸念を招く可能性がある。
ロシア側によると、ミャンマーの原子力研究センターに、産業用の20%濃縮ウランを燃料とする10メガワットの軽水炉を建設する計画。国際原子力機関(IAEA)の査察下で計画を進めるとしている。
引用元: 朝日新聞 http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY200705150429.html
---------------
うはは。いきなり爆弾投下みたいなネタw。
科学技術万歳派のわたしでも、核については穏健派。それなら宇宙開発とかキレイそうなお題目なら賛成なのかなどと問われたらすっかり答えにつまるほど弱な理論しか持ち合わせてないし、声高に原発反対を唱えるつもりはさらさらないけれど、核をめぐるパワーバランスのネタにはすっかり食傷気味。それだけのこと。
このニュースを読んでそそくさと忘却できるほどには人間ができていない。
あぁ、やっぱり君はそんなに核が好きか大好きなのか、ロシア、まぁどうせ糸引きはあれだろ君だろ中国、とうんざりしてしまう。
ミャンマーは天然ガスの輸出国なんだぜベイベー。でもちまちまと一次産品の稲作で世界最大の輸出国を名乗るよりも、エネルギー輸出の旨みを知ってしまったら、もう元には戻れないってことなのかい? なんて、久しぶりに国際記事に登場したミャンマーの国名に慌ててWikiをたどるくらい事情に疎いので、なんともいえないけど。。
ミャンマーにおけるロシア主導の核開発についてつらつら検索してみると、2002年にはすでに着々と準備を進めていたらしい、とか。今年の4月26日に24年ぶりに北朝鮮との国交を回復したミャンマーは、実は2000年頃から水面下で準備を進めていた、とか。なんとかかんとか。
ふーむ。。。
ミャンマーのお隣中国はもちろん、インドも原子力発電が稼働中。ライバルとも言われるタイも長いこと及び腰だった原子力発電にようやく本格的に検討するかも。。という計画が今年発表されたところ(さすがはライバルで、タイの原子力発電は米日主導らしい)。
ふーむ。。。
まぁ、原子力発電の恩恵にあずかっている国の人間が、ミャンマーのことをとやかくいう筋合いはなかろ。
それでもまぁ核をめぐるパワーバランスのネタがまたひとつ増えたりして、はぁなんともはや。
先週末に両親が祖母を訪ねたところ、齢90歳を越える(レイディーなので実年齢は明かしませぬ)祖母が言うには、
「こんな幸せな世の中なんだ、長生きしなけりゃソンだ」だそうな。
彼女のポジティブな思考を、孫たるわたしはもっと見習うべきかもしれない。やれやれ。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
Powered by "Samurai Factory"