Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2007.06.01,Fri
久々に胸のすくニュース♪
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2007/06/01-13:07 IWC脱退も辞さず=沿岸捕鯨拒否は「機能障害を象徴」-日本政府が表明
【アンカレジ(米アラスカ州)31日時事】当地で開催された国際捕鯨委員会(IWC)総会で31日(日本時間6月1日)、日本政府代表団は「日本が提案した沿岸小型捕鯨の解禁案を拒否されたのは、IWCの機能障害とダブルスタンダード(二重基準)を象徴している」と強い言葉で非難した。その上で、IWC脱退も含め対応を検討する方針を明確にした。
(以下略)
(引用元:時事通信社 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007060100268)
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感無量で泣き崩れる捕鯨関係者
2007年06月01日 14:30 発信地:アンカレジ/米国
うう。見ている方も泣けるわ。
ところで。Afpbbのニュースは内容が豊富でいいのですが。。。フランスの通信社なのに日本参入にあたってYahoo! Japanと提携したせいか、やたらと韓流ニュースが多すぎでゲンナリ。
どうしてそんなにYahoo! Jが寒流ネタに固執するのかとんと理解できませぬ。
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一昨年のお正月にノルウェーに行ったときに鯨を食べました。
ノルウェーは日本と同じくIWC(国際捕鯨委員会)の加盟国ですが、IWCの方針に反発し1993年に商業捕鯨を再開しました。
ノルウェーで鯨がおいしい季節は日本と同じく夏なので(くじらは夏の季語)、残念ながらスーパーには冷凍モノしかありませんでした。
季節外れということもあってなのか、物価の高いノルウェーでも鯨はなかなかのお値段でした。
まぁ日本で買うよりはお安いのですが。
ブロックの冷凍肉をざくざくと厚切りにして、タマネギと一緒に炒めて、カルダモンと塩胡椒で味を整えただけ。
うっまー。
その昔、学校給食で食べた鯨の竜田揚げはボソボソとして歯ごたえがあり、飲み込みずらかった記憶があります。が、所詮は給食ですからね。給食で出たさんまの蒲焼なんて、あまりのまずさに吐き気がこみ上げてきてどうしても手をつけられずにお昼休みも教室に残されたことに比べれば、まだ鯨のほうがマシでした。
ノルウェーの鯨はとてもやわらかくてジューシーでした。
炒める間にも鯨特有の匂いが立ち上りますが、決して臭くはないです。
魚ではなくて獣なんだなぁという匂い。牛肉や鶏肉ではなく、どちらかというと馬肉に近い感じかなと。
鯨は知能が高いのでかわいそうだと捕鯨反対派の人々は主張しますが、まぁわたしにとっては愛玩動物よりは食べ物に見えます。反対派の人が聞いたら卒倒しそうですけどねw
ノルウェー滞在中に、何度かグリーンピースの人たちが抗議行動を起こしている映像をテレビで観ました。
一緒に観ている同居人の家族さんたちは、「なんであんなにアグレッシブなんだろねぇ」とか「あらまぁ。寒い海で、あんな危険なことしなくていいのにねぇ」とか、なんとものどかな反応でした。
ところで、鯨はダメで馬はいいのかと、捕鯨反対派の方々に訊いてみたいです。
その昔、イギリスのホームステイ先のお姉さんがマイ馬を飼っていて、思わず「日本では馬を食べるんだよね」と言ってしまい、なんともいえない顔をされたことがあるのですが。
以前、短期間ですがイタリアの内陸部に住んでいたときは、新鮮な魚介類にありつけず、お肉を食べる機会が多かったです。牛豚鶏はもちろんのこと、イノシシ、ハト、ダチョウ(安いから)、それからウサギ。ウサギの生肉をスーパーで見たときにはかなりギョっとしましたが(耳がないので、一瞬なんの肉かわからなかった)、食べたらとてもおいしかったです。鹿とかトナカイもおいしいですね。アフリカではシマウマを食べました。フツーにおいしい赤肉でした。あたりまえなのですが、肉はシマシマではありませんでした。カンガルーやウミガメは食べたことはありませんがおいしそうだと思います。
猿、犬、猫は生理的にダメです。あ、あとマンボウ(鴨川シーワールドでお刺身定食があったけど)。だからといって、猿や犬を食べる方を非難するつもりはありません。わたしは食べられない、ただそれだけのことです。
きちんと実態を調査したうえでどの程度の頭数であれば自然生態に影響を及ぼすおそれはないから認めてもらえないかという捕鯨国の申し込みに対して、ヒステリックに感情論を振り回す反捕鯨国の意見はなんともはやでございます。
論理的な話が通じないわダブルスタンダードだわ明朗会計じゃないわということで、アイスランドはIWCを脱退し、ノルウェーはさっさと商業捕鯨を開始しました。日本は国際的なパワーバランスを配慮してIWCに残留し、矢面に立たされ続けてきたわけですが。
やー、すっきりした。言っちまえ、もっとぶっちゃけ言ってしまえ。
なにが気に食わないって、エコを食い物にする姿勢が厭。LOHASの商標権をとってまんまとゼニ稼ぎをしているソコトコの出版社と三井物産くらい厭。貧困を売り物にしてホワイトバンドで荒稼ぎしたサニーサイドアップ並みに厭。
プロパガンダをばら撒くお金があるなら、鯨の人工飼育の研究費用にまわせばいいのにと思うのですが。
鯨が日本の食卓から消えてからずいぶんと年月が経っているので、いまさら鯨肉が市場に出回ったところで果たして需要が伸びるかどうかについては、正直なところなんとも言えません。
流通量が限られているせいで、むやみに高級食材になってしまったがゆえに「え、鯨ってこんなモノなんだ」という扱いを受けるおそれもあるかなぁと思います。
日本の農林水産関係は、なんだかここ近年急速に動き出しているような印象を受けます。
今まで放って置きすぎた、というのが正解かもしれませんが。
工業製品の輸出と引き換えに自国の農業や水産業を切り売りしてきたように思えるのですが、ぼちぼちっと新しい冷戦構造が浮かび上がってきたので自国の食料確保を意識し始めているようにも見えます。
ノルウェーはなにしろ極寒の土地なので食料の多くは輸入に頼っていますが、輸入食材の一部は海外の土地を購入して国営農場で耕作しているのだと聞きました。嘘かもしれないけれど、本当だとしたら、なかなか聡いアイデアだと思います。あと、ノルウェーでは主要な食材は国営企業が運営しています。自分の国は自分で護る姿勢です。輸入に頼りすぎたらいざというときにヤヴァイ、という危機感をもっているようです。もっとも人口が少ないので民間資本を創出する余裕がないだけかもしれません。
「これからは守りではなく攻めの姿勢で」と語っていた大臣は先日はかなくなりましたが、この点において彼の意見は正しいと思います。ただ、そのためには抜本的な改革が必要となるでしょう。
より効率的な規模の経済を育成しなければ、ある日突然世界からの供給がストップした暁には、わが国の1億3千万人の胃袋を30%ほど満たすことができません。(実際には市場に流通していない作物もあるのでもう少し大丈夫だったりする?)
それは同時に伝統的な零細経営からの転換を意味するでしょう。すでに着々と布石は敷かれているのかもしれませんが、どうなんでしょう。
でも、今ここで、牛肉や鯨や米や輸入食品だけではなく、もっと全般的な日本の農林水産業のビジョンや国土利用計画をより明確にしてもらえたら、ちょっとは日本の未来に希望を持てるかなぁと思います。
ときどき同居人と「いつかは大規模農場を経営したいね」と絵空事を話し合います。すでに作物は決めているのですが(気が早)、まぁ絵空事です。ただ、3次産業が衰退すると生活は不便になるだけですが、1次産業が滅びると人間は生きていけないので、耕せる土地はいつかほしいものです。
鯨とは関係ありませんが。。
最近わたしがつらつらと心配しているのは、ロシアや中国に日本海側をブロックされたら、ヨーロッパ行きの飛行機はまた南回りとかアンカレッジ経由になるのかな。。。という点です。
そうなったら厭だなぁ・・・。んー世界平和バンザイ。
追記。
中国が「国境なき医師団」のWebサイトへの中国国内からのアクセスをシャットアウトしたとか。国境なき医師団はスーダンのダルフール問題にいち早く取り組んだ団体で、中国は今スーダン政府への関与について欧米から集中非難を浴びている。
でも国境なき医師団はアメリカの強硬姿勢にも懐疑的なのにね。
ところで、国境なき医師団の創設者はフランスの新内閣の外相だというじゃないですか。あーあ、やっちゃった。
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2007/06/01-13:07 IWC脱退も辞さず=沿岸捕鯨拒否は「機能障害を象徴」-日本政府が表明
【アンカレジ(米アラスカ州)31日時事】当地で開催された国際捕鯨委員会(IWC)総会で31日(日本時間6月1日)、日本政府代表団は「日本が提案した沿岸小型捕鯨の解禁案を拒否されたのは、IWCの機能障害とダブルスタンダード(二重基準)を象徴している」と強い言葉で非難した。その上で、IWC脱退も含め対応を検討する方針を明確にした。
(以下略)
(引用元:時事通信社 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007060100268)
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感無量で泣き崩れる捕鯨関係者
2007年06月01日 14:30 発信地:アンカレジ/米国
【6月1日 時事通信社】「IWC脱退も辞さず」との政府代表の発言を聞き、泣き崩れる日本小型捕鯨協会の磯根会長(中央)。磯根会長は和歌山県太地出身。地元の窮状を痛いほど知り、ミンククジラ漁再開を訴えてきた(31日、アンカレジ)。(c)時事通信社
(引用元: afpbb http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2233102/1643297)うう。見ている方も泣けるわ。
ところで。Afpbbのニュースは内容が豊富でいいのですが。。。フランスの通信社なのに日本参入にあたってYahoo! Japanと提携したせいか、やたらと韓流ニュースが多すぎでゲンナリ。
どうしてそんなにYahoo! Jが寒流ネタに固執するのかとんと理解できませぬ。
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一昨年のお正月にノルウェーに行ったときに鯨を食べました。
ノルウェーは日本と同じくIWC(国際捕鯨委員会)の加盟国ですが、IWCの方針に反発し1993年に商業捕鯨を再開しました。
ノルウェーで鯨がおいしい季節は日本と同じく夏なので(くじらは夏の季語)、残念ながらスーパーには冷凍モノしかありませんでした。
季節外れということもあってなのか、物価の高いノルウェーでも鯨はなかなかのお値段でした。
まぁ日本で買うよりはお安いのですが。
ブロックの冷凍肉をざくざくと厚切りにして、タマネギと一緒に炒めて、カルダモンと塩胡椒で味を整えただけ。
うっまー。
その昔、学校給食で食べた鯨の竜田揚げはボソボソとして歯ごたえがあり、飲み込みずらかった記憶があります。が、所詮は給食ですからね。給食で出たさんまの蒲焼なんて、あまりのまずさに吐き気がこみ上げてきてどうしても手をつけられずにお昼休みも教室に残されたことに比べれば、まだ鯨のほうがマシでした。
ノルウェーの鯨はとてもやわらかくてジューシーでした。
炒める間にも鯨特有の匂いが立ち上りますが、決して臭くはないです。
魚ではなくて獣なんだなぁという匂い。牛肉や鶏肉ではなく、どちらかというと馬肉に近い感じかなと。
鯨は知能が高いのでかわいそうだと捕鯨反対派の人々は主張しますが、まぁわたしにとっては愛玩動物よりは食べ物に見えます。反対派の人が聞いたら卒倒しそうですけどねw
ノルウェー滞在中に、何度かグリーンピースの人たちが抗議行動を起こしている映像をテレビで観ました。
一緒に観ている同居人の家族さんたちは、「なんであんなにアグレッシブなんだろねぇ」とか「あらまぁ。寒い海で、あんな危険なことしなくていいのにねぇ」とか、なんとものどかな反応でした。
ところで、鯨はダメで馬はいいのかと、捕鯨反対派の方々に訊いてみたいです。
その昔、イギリスのホームステイ先のお姉さんがマイ馬を飼っていて、思わず「日本では馬を食べるんだよね」と言ってしまい、なんともいえない顔をされたことがあるのですが。
以前、短期間ですがイタリアの内陸部に住んでいたときは、新鮮な魚介類にありつけず、お肉を食べる機会が多かったです。牛豚鶏はもちろんのこと、イノシシ、ハト、ダチョウ(安いから)、それからウサギ。ウサギの生肉をスーパーで見たときにはかなりギョっとしましたが(耳がないので、一瞬なんの肉かわからなかった)、食べたらとてもおいしかったです。鹿とかトナカイもおいしいですね。アフリカではシマウマを食べました。フツーにおいしい赤肉でした。あたりまえなのですが、肉はシマシマではありませんでした。カンガルーやウミガメは食べたことはありませんがおいしそうだと思います。
猿、犬、猫は生理的にダメです。あ、あとマンボウ(鴨川シーワールドでお刺身定食があったけど)。だからといって、猿や犬を食べる方を非難するつもりはありません。わたしは食べられない、ただそれだけのことです。
きちんと実態を調査したうえでどの程度の頭数であれば自然生態に影響を及ぼすおそれはないから認めてもらえないかという捕鯨国の申し込みに対して、ヒステリックに感情論を振り回す反捕鯨国の意見はなんともはやでございます。
論理的な話が通じないわダブルスタンダードだわ明朗会計じゃないわということで、アイスランドはIWCを脱退し、ノルウェーはさっさと商業捕鯨を開始しました。日本は国際的なパワーバランスを配慮してIWCに残留し、矢面に立たされ続けてきたわけですが。
やー、すっきりした。言っちまえ、もっとぶっちゃけ言ってしまえ。
なにが気に食わないって、エコを食い物にする姿勢が厭。LOHASの商標権をとってまんまとゼニ稼ぎをしているソコトコの出版社と三井物産くらい厭。貧困を売り物にしてホワイトバンドで荒稼ぎしたサニーサイドアップ並みに厭。
プロパガンダをばら撒くお金があるなら、鯨の人工飼育の研究費用にまわせばいいのにと思うのですが。
鯨が日本の食卓から消えてからずいぶんと年月が経っているので、いまさら鯨肉が市場に出回ったところで果たして需要が伸びるかどうかについては、正直なところなんとも言えません。
流通量が限られているせいで、むやみに高級食材になってしまったがゆえに「え、鯨ってこんなモノなんだ」という扱いを受けるおそれもあるかなぁと思います。
日本の農林水産関係は、なんだかここ近年急速に動き出しているような印象を受けます。
今まで放って置きすぎた、というのが正解かもしれませんが。
工業製品の輸出と引き換えに自国の農業や水産業を切り売りしてきたように思えるのですが、ぼちぼちっと新しい冷戦構造が浮かび上がってきたので自国の食料確保を意識し始めているようにも見えます。
ノルウェーはなにしろ極寒の土地なので食料の多くは輸入に頼っていますが、輸入食材の一部は海外の土地を購入して国営農場で耕作しているのだと聞きました。嘘かもしれないけれど、本当だとしたら、なかなか聡いアイデアだと思います。あと、ノルウェーでは主要な食材は国営企業が運営しています。自分の国は自分で護る姿勢です。輸入に頼りすぎたらいざというときにヤヴァイ、という危機感をもっているようです。もっとも人口が少ないので民間資本を創出する余裕がないだけかもしれません。
「これからは守りではなく攻めの姿勢で」と語っていた大臣は先日はかなくなりましたが、この点において彼の意見は正しいと思います。ただ、そのためには抜本的な改革が必要となるでしょう。
より効率的な規模の経済を育成しなければ、ある日突然世界からの供給がストップした暁には、わが国の1億3千万人の胃袋を30%ほど満たすことができません。(実際には市場に流通していない作物もあるのでもう少し大丈夫だったりする?)
それは同時に伝統的な零細経営からの転換を意味するでしょう。すでに着々と布石は敷かれているのかもしれませんが、どうなんでしょう。
でも、今ここで、牛肉や鯨や米や輸入食品だけではなく、もっと全般的な日本の農林水産業のビジョンや国土利用計画をより明確にしてもらえたら、ちょっとは日本の未来に希望を持てるかなぁと思います。
ときどき同居人と「いつかは大規模農場を経営したいね」と絵空事を話し合います。すでに作物は決めているのですが(気が早)、まぁ絵空事です。ただ、3次産業が衰退すると生活は不便になるだけですが、1次産業が滅びると人間は生きていけないので、耕せる土地はいつかほしいものです。
鯨とは関係ありませんが。。
最近わたしがつらつらと心配しているのは、ロシアや中国に日本海側をブロックされたら、ヨーロッパ行きの飛行機はまた南回りとかアンカレッジ経由になるのかな。。。という点です。
そうなったら厭だなぁ・・・。んー世界平和バンザイ。
追記。
中国が「国境なき医師団」のWebサイトへの中国国内からのアクセスをシャットアウトしたとか。国境なき医師団はスーダンのダルフール問題にいち早く取り組んだ団体で、中国は今スーダン政府への関与について欧米から集中非難を浴びている。
でも国境なき医師団はアメリカの強硬姿勢にも懐疑的なのにね。
ところで、国境なき医師団の創設者はフランスの新内閣の外相だというじゃないですか。あーあ、やっちゃった。
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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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