忍者ブログ
Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2026.08.24,Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by norlys - 2008.03.14,Fri

萌黄色のバブーシュカ、ようやく編みあがりました。
まだ糸始末してませんが。はは。

completed.JPGデザインはニットマルシェVol.3に掲載されているパターンまま。
まんまでは年甲斐もなくかなりオトメ度Highなので、エッジングのパターンは変更しようと思っていたのですが、結局面倒くさくなって編み図のまんま。

うーむ。。
まぁ…いっかぁ。。

そういえば。昨日仕事帰りに雑貨屋さんにふらりと立ち寄ったら、キッチン用品のコーナーにコースター用のミニドイリーが売られてました。

たしか300円くらい。確認はしてないけど、たぶんハンドメイドではないかと思われ。
なんというか、微妙なお値段だなぁ。。と。安い? 高い? うーむ。。

やっぱり機械化による大量生産が難しいものは、人件費の安いところでマンパワー炸裂~なんですかね。
でもねぇ。なにもハンドメイドのドイリーじゃなくても、コースターなんて布の端をかがった程度とか樹脂を型抜きした程度のマスプロダクトで十分なのでは。。

いや、いいんだけどさ。。

先進国のノスタルジーに発展途上国の人材がつき合わされて買い叩かれているという図式が、なんとな~く腑に落ちないというだけで。

まぁ世界は広いし、物価水準や価値観が均一になる日は到底やって来ないだろうとは思いますし、

家族が増えたから羊を飼いましょう、畑に麻を植えましょう、季節がめぐって時期がきたら糸を紡いでひとつずつ編んで増やしましょう~古くなったら糸をほどいて別のものに仕立てあげましょう~なんて、カツカツで長閑な暮らしに自分自身が今更戻れないことは百も承知ですが。

それに自分の場合は所詮、趣味の手遊びなんでプライスレスということでいいんだけど。

だけどね。。

PR
Posted by norlys - 2008.03.14,Fri

3週間前に八ヶ岳で凍傷にかかった右手の中指と薬指が最近脱皮しました。
水泡の形成もみられず、どうやら表皮の一部のみの損傷で済んだようです。
表皮がまだ薄いので、モノに触れるとちょいとピリピリします。

暖かくなってきたお陰もあって、受傷した指先が冷えることはあまりありませんが、外出時は手袋必携。

とはいえ、そろそろ手袋だと暑苦しいしときもあるだろうしな~あぁでも毛糸で編むのは面倒だしな~ということで、フェルトを引っ張り出してチクチクと指サックを作ってみました。

rosemary.JPGじゃ~ん♪ww
なんかちょっとカワイイですよ、コレ(自画自賛)。

フェルトを適当に鋏でちょきょちょき切って、青いリネン糸でガシガシ縫い合わせただけ。型なんてとりません。縫い目も雑です。
所要時間約30分。あぁ簡単、楽しい。へなちょこ上等。

オリーブグリーンをベースにラベンダー色がアクセント。
ちょうどベランダで花盛りのローズマリーみたいな配色になりました。
おぉ、これぞホントのグリーンフィンガー。なんつって。

それにしても、フェルトはえらい。ほっこりします。暖かいです。狙い通りです。

羊毛100%ならきっともっと暖かいハズなので、フェルト原毛で作ってみるのも面白そうかと。
ただ指先は結構汗をかくので、ウォッシャブルフェルトの方が良いかな。。と。

などと夢は膨らみまくりんぐですが、外気温の上昇と共にきっとすぐに忘れてしまうわ(汗

***

さて。

いくら軽度とはいえ本来なら速やかに病院に行くべきなのでしょうが、ちょうど山から戻った次の週の日中は仕事がバタバタしていたので市販薬を塗って済ませてしまいました。

お世話になった薬はヒビケア軟膏と白色ワセリン、ヘパリンZ軟膏。(+自作のマッサージオイル)

ヒビケア軟膏の有効成分は、アラントイン(肌修復、抗炎)、パンテノール(パンテトン酸(プロビタミンB5)誘導体、保湿)、酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体、血行促進)、グリセリン(保湿)、ジフェンヒドラミン(抗炎))と、身の回りのスキンケア製品(ハンドクリームやシェービングローションなど)とかシャンプーなどに入っている類のものなので、まぁ安心。

指皮が剥けがちなクライマーさんにはオススメの一品だと思いますが、もともとあかぎれやしもやけ対策の商品で、春になったからかドラッグストアの棚から姿を消したのが惜しまれます。
買いだめしておけばよかった。。

ヘパリンZ軟膏は、ヘパリンナトリウム(ヒルドイド)の抗血液凝固作用によって血行を促進するそうな(凝血阻止作用があるため出血性血液疾患には禁忌)。
打撲や捻挫、関節痛、腱鞘炎、ヤケド、手術跡の治療のほか、凍瘡治療にも有効だそうです。

なるほど、塗った直後に血行が良くなるのか、すぐに指先がポカポカしてきます。冬山を歩き回る前にあらかじめ塗布しておくとよさそうだな。。と思ったら、すでに山屋さんの間では有名な凍傷対策のようでした。
(ただし凍傷医療の権威である金田正樹医師はヘパリンを禁忌とし、プロスタグランジンを投与されているとか)

あと、ちょいと調べてみたら、ヘパリンZ軟膏(や、有効成分が同じヒルドイドソフトという処方薬)は、目の下の隈をとったり、なんでもキスマークとかSMとかの激しい愛情表現の跡の回復にも有効なんだそうで。。
ほぇ~。。よくそんな使い方思いつきますなぁ。。

市販薬レベルの濃度なので大丈夫かとは思いますが、塗った直後にすぐポカポカするという点が。。効き目が早すぎてちょっと怖いかも。。むむ。
まぁほどほどに、上手にお付き合いしたいなと思います。はい。

Posted by norlys - 2008.03.13,Thu
まったく成果があがらずとぼとぼと歩くクライミングジムの帰り道、ミモザの花が満開でした。
わ、もうそんな季節でしたか。春ですね~。

mimosa.JPG携帯で撮影したらブレブレ(涙。。

うちの近所には2軒ミモザを植えているご家庭があって(チェック済み)、毎年こっそり外から鑑賞させていただいております。怪しまれるので長居はできないけど。

冬の終わりを告げる明るい黄色の毛玉みたいな素朴さがキュート。

イタリアでは、3月8日は"Festa della donna" (女性の日)。男性から女性にミモザの花を贈る日だそうです。

昔、「『女性の日』だからフェスタしなくちゃ!」とデンマーク人の友達に招待されて家に行ったら、部屋いっぱいにミモザの花が飾ってあって、なんというかとても印象的でした。
以来、ミモザを見ると「あ~春だな~」と実感。

ここのところ疲れが抜けなくて、クライミングもちっとも上達しなくて凹み気味でしたが、ミモザを見たらなんだかほっこりと癒されました。ありがとう、ミモザ~。

さて、ミモザが咲いたらお次は桜。夜歩きが楽しい季節になってきました。
Posted by norlys - 2008.03.12,Wed
アカウント登録だけはしていたものの使い方がわからずに放置していたLast.fmという音楽系SNS。

たまたま先日「Last.fmの使い方 簡単解説」というサイトを見つけて、ようやく使い方が分かりました。は~なるほど。あと、2chから派生した「Last.fm まとめサイト」に各種情報がまとまっています。

メールボックスを検索して過去の登録メールを引っ張り出してログイン。
早速、英語版のプラグインをダウンロード。

Last.fm(英語版)の本領は、各ユーザがローカルで音楽を再生すると、この音楽データがサーバにScrobble(送信)されて、似たような音楽の好みを持つ他のユーザにストリーミングで提供されるというネットラジオであること。
アーティスト名とかタグを指定すると、音楽ファイルのタグのデータをモトに傾向と対策の似た音楽が次々と再生されます。

Last.fm Playerを起動し、お気に入りのアーティスト名を入力してラジオステーション開始。Via!

うおぉ~。ザ・ノンストップ・イタリアンポップス♪ 
Carmen Consoli→Vasco Rossi→Daniel Siverstri→Giorgia→Elisa→Renato Zero→Fabrizio De André→Samuel Bersani→Gianluca Grignani~ などなど
すごいすごい。わたしの好みをよくご存知で。(単にミーハーでかなり雑食^^;)

Björkから始まって、Emilie Simon→Frou Frouとつながった瞬間はあまりにツボ過ぎて痺れました。ビリビリ...
ぐはぁ。。。わかってらっしゃる~。

音楽専門のネットラジオ局よりも、ぐっと自分の好みに近い音楽ばかりが流れる点がいいです。
それに「こういう音楽好き? じゃ、これはどう?」という感じで、世界のどこかに自分と音楽嗜好の似たヒトがいるんだなぁ~と思うとなんかうれしいですね~。

と書いているトコロで、Bertine Zetlitzから始めたノルウェー・ポップスの流れが、Gåte→deLillosを経てマイケル・ジャクソンにたどり着きました。。

アオッ!!

(・・;)

テイスト違いすぎ~ww

とはいえ、どんな曲が次に来るのか予測不可能という点がまた面白いですな。

**
さて。せっかく英語版をインストールしても、起動直後に「最新バージョンをダウンロードできます」とダイアログが出現して日本語版に上書きしようとするので要注意(すでにひっかかりました。とほほ)。

日本語版は肝心のラジオ機能がないので、「Last.fm(Last FM Station you ever need)」の看板に偽りありかと。まぁ、なにかと色々とアレなんでしょうけど。
Posted by norlys - 2008.03.11,Tue

Björk、かっけぇ。( ̄∇ ̄ノノ"

===============================
ビョーク、上海コンサートで「チベット独立」叫ぶ

アイスランド出身の女性シンガー、ビョークさんは2日夜、上海国際体操中心でコンサートを開催したが、最後の曲「ディクレア・インディペンデンス」(独立を宣言しよう)の終盤に「チベット、チベット」と叫んだ。政府がチベット独立に強硬に反対している中国では、この予想外のパフォーマンスの波紋が広がっている。

ビョークさんの発言は、中国の国営メディアで報じられていない。しかし有名サイト新浪網には、「もし事実ならへどが出る」といった感情的な書き込みが見られる。

コンサート会場にいた一部の人々は、コンサートのフィナーレが突然政治色を帯びたことで、現場が気まずい空気に包まれたと当時の様子を振り返る。英国人の英語教師は、客席からブーイングは出なかったものの、観客が足早に会場を後にした、と語った。コンサートのプロモーターは何もコメントしていない。

「ディクレア~」は世界各地の分離独立運動を念頭に書かれた楽曲。日本で行われたコンサートでは、先日独立を宣言したコソボに向けて歌われた。ミュージックビデオではビョークさんが、デンマーク領のグリーンランドとフェロー諸島の旗をあしらった服で登場する。 

(2008/03/04 17:24 CNN/AP)
===============================

これが件の"Declare Independence" のPV。



現在最新のアルバム「Volta」に収録。2008年1月1日にシングルカットがリリース。
ぴっちぴちの最新曲ですよ。そら~折角のコンサートだもの。サービス、サービス♪

それにしても、「反吐が出る」という中国の方の気持ちもわからんではないですが、もうちょっと気の利いた反論はないのかしら。
ほらほら、YouTubeのコメント欄にただの罵詈雑言を書き込んでいるそこの中国人、やめなさい。
もっと議論を、建設的な意見を。

中国4千年もの歴史があって、そんなに直情的なコメントしかできない文化なんて長いだけムダだわ。
まぁ詭弁まみれよりは率直な物言いの方が人間的だと思うけど、なぜチベットが中国領でなければならないかという論理には一片も寄与しないわけで。

Björkは1997年にアメリカで開催された"Free Tibet"という音楽フェスに参加したこともあるのだけど、そういう経歴を知りつつも招聘したのではないのかな? ふーむ。
演目を事前にチェックしたから大丈夫だと思った? ふーむ。
なんでも主張すればいいってものでもないかもしれないけど、なにも物議を醸しそうなアーティストを招かなければいいだけなんでは。

2004年に発表されたアルバム「Medúlla」に収録されている「MOUTH'S CRADLE」という曲で、

I need a shelter to, to build an altar
away from all the Osama's and Bushes

と、名指しで米ブッシュ大統領とオサマ・ビンラディンを揶揄しているけれど、この曲に対してアメリカ人が過剰に反応したという話は聞いたことがありませんぜ。(あったのかな。自分が知らないだけで。はて)

PVではグリーンランドにフェロー諸島(腕の徽章はソレだったんですね。知らんかった)、日本でのコンサートではコソボに向けてメッセージを送ったということなので、彼女は常に抑圧される弱者(と見なされる)の側に立っているわけで。
(YouTubeのコメント欄は、Björk支持派、コソボ独立に関してセルビア人と思われる人の反対意見、中国人と思しき人の罵詈雑言が入り乱れ中。でも、グリーンランドやフェロー諸島の独立について語る人はいなくて、それはそれで興味深いっす。人口の違いもあるんだろうけど、こういうのが国民性というヤツですかね)

おぉこれぞRock魂。漢だわ、Björk。

オフィシャルサイトに「Statement(3月4日付)」というタイトルのメッセージがありました。
勝手に転載。オレンジ色は自分が勝手につけたもの。

----------------
Statement

 i have been asked by many for a statement after dedicating my song  "declare independence"  to both kosovo and tibet ( amongst others ) on different  occasions. 

i would like to put importance on that i am not a politician, i am first and last a musician and as such i feel my duty to try to express the whole range of human emotions. the urge for declaring independence is just one of them but an important one that we all feel at some times in our lives.
this song was written more with the personal in mind but the fact that it has translated to its  broadest meaning, the struggle of a suppressed nation, gives me much pleasure . 

i would like to wish all individuals and nations good luck in their battle for independence. 

justice !

warmth , björk.
----------------


なにから独立し、なにを正義とするのかは、人それぞれの価値観があってもいいと思うんですけどね。
人様に迷惑をかけない範囲で。議論して、妥協して、協調して。または決別したとしても。

Show the flag! -言いたいことも言えないそんな世の中じゃあ、ねぇ。

Posted by norlys - 2008.03.10,Mon
週末は八ヶ岳のアルパイン入門ルート石尊稜にリベンジ。
冬の嵐の週末だった2週間前はとうってかわって晴天に恵まれ、岩稜と雪稜のルートをのんびりと満喫しました。

1日目の朝、都内から車で出発。8時過ぎに美濃戸口に到着。さすがに好天が予想される3月上旬の週末だけあって、駐車場からしてかなりの人出。
9時頃に美濃戸口から歩き始め。うう、荷物が重い。それに暑い~。陽射しが眩しくて、温度計も2度を指している中、テント泊装備一式(といっても、共同装備のうち自分の分担はテントマット一枚と食事のみなんですが。。すまんのう。。)を担いで歩くのはしんどい。。

DSCF7144_s.jpg先週スキーで一日中ひたすらコブを滑った後遺症なのか、とにかく脚と背中が辛い~しんど~。。

美濃戸山荘にはなんとか10時に到着。
美濃戸山荘からは阿弥陀岳がくっきり。うれしい。

でも、その後のペースがちっともあがらず、赤岳鉱泉に到着したのは12時15分。
すでにバテバテ。フトモモがパンパン。。

さて。。と小屋の周辺を見渡すと、すでにテントがちらほら林立。
前回のテントサイトは残念ながらSold Out。


DSCF7174_s.JPGそんなわけで、新しい分譲地帯をY君が開拓。たんまり雪の積もった未開拓ゾーンからせっせと50cmばかり雪を掘り出すと、しっかりと堅い雪面が現れました。

風のない穏やかな晴天の日はもちろん、風雪の厳しいときにも快適な1軒屋。外トイレや小屋へのアクセス至便。昼過ぎには陽射しが差し込み日当たり良好。
こちらのサイトもただいま絶賛分譲中(?)。

テントを設営してお昼ご飯を食べたら、前回途中で引き返した硫黄岳までちょっくら行ってきますかね。。という予定でしたが、出発しようと時計をみたら時間はすでに2時半。ヘッデン下山を覚悟で登ればいけなくもないけど、明日の予定に響きそうだしなぁ。。

と、いざ歩き出したら、ほとんど空身にも関わらず足が動きませぬ。。
「ごめん、これは無理」と、わずか5歩で敗北宣言。いさぎよすぎ。。( ̄◇ ̄);

とはいえ、せっかくの晴天無風の山登り日和なのにテントでじっとしているのももったいなく、再び石尊稜の取り付きを確認しに、さっくり転進。

DSCF7177_s.JPG登山道から分岐する三叉峰ルンゼのアプローチルートに入ると、どうやら本日入ったらしきパーティのトレースが1組。
もっとたくさん人が入っているものだと思ったのですが、どうも1組のみのよう。

足跡を追いかけつつ歩いていくと、前回よりも少し手前のところで左の沢に入っていきました。前回辿ったトレースは完全に雪に覆われて埋没。

あれ、こっちからも取り付けるんだ~と、残っているトレースを追いかけて沢に入ると、ルート上に人の姿が。
あそこがルートなんだね~、なるほどあそこでピッチを切るのか~と、しばし見学。

DSCF7189_s.JPGトレースが延びている沢沿いのルートは、ちょっとした小雪崩の巣。今の状況で大きな全層雪崩が起きる心配はなさそうだけど、ちょっと怖いねぇ。。と用心しつつ斜面を登っていくと、右手に前回訪れたのと同じ取り付き地点下部に到着。

「なるほど。下部岩壁をパスするルートは、この左の沢の樹林帯を抜けていくんだ。そうかそうか」とY君が納得。後でトポを見せてみらって、自分もようやくルート図の意図するところを理解しました。鈍いな>自分。
まぁ、明日はトレースの残る左の沢からのアプローチにしようということで、2回目の偵察もムダにならず良かったのかも?

赤岳鉱泉に戻って受付を済ませ、明日の準備や食事の準備を進めて9時に就寝。寝る前に最後にトイレに~と外に出ると、空には満点の星。美しす。

翌朝は4時に起床。2週間前よりは暖かいものの、今回もまたテントの中に霜がびっしり。
昨日の疲れが抜け切っていないなぁ。。と、うだうだと朝ご飯やら装備の確認やらをしていたら出発が6時過ぎに。すでにヘッデンいらずの明るさになってしまいました(汗

もう先行パーティが入っているかもね。。と三度目となるアプローチルートに入ると、どうも新しいトレースはない模様。ラッキー。
蓄積疲労のためどうにも自分は足が捗らず。うわ~こんな調子で今日一日身体がもつのかな。。と不安にかられながら、1P目の下部岩壁下に到着したのは7時半過ぎ。

DSCF7230_s.JPG緩やかな草付き地帯を右上すると、下部岩壁の下に出ました。ペツルのアンカーが2本2組左右に並んでいました。
直上するルートに残地支点が見えました。わかりやすくてありがたい。

左側のペツルの支点をビレイポイントとして、Y君がリードで登り始めたのが8時くらい。
途中に見える支点を越えてどんどん岩壁を登って行き、すっかり姿は見えないものの、頭上すぐ右手から間断なくカラカラと氷が落ちてくるので直上しているんだろな~と思いつつ。

それにしても、この日は先行パーティもおらず後続パーティの姿も見えず、貸切状態でラッキーでしたが、混雑してたらたいへんだろな。。

ふと右手を見やると、お隣の中山尾根はたくさんのパーティで賑わっている様子で、ルンゼを越えてコールが響いてました。

50mロープが残り5m近くになったところで手元のロープが3回引っ張られたので、ビレーを解除して登り始め。

と、うわ。
なるほど。このルートの核心と言われるだけあって、これはなかなか。薄氷が草付きにへばりついているだけなのと、なにより岩が脆いのがちょっと怖い。。(゚_゚i)

とはいえ、見た目のとおり傾斜は緩い岩壁だし大丈夫立てる立てる~と、自分を励ましつつ岩壁を登りきると雪稜の階段に到着。ここまで来れば一応安心。
途中に残置ハーケンが3つくらい、残置スリングの支点が2箇所くらいありました。
アイゼンの前爪で立つことを意識し過ぎたせいか、1P目にしてふくらはぎがパンプ気味。でも、登り始めたら楽しくてたまらん~♪ この時点で8時45分。

1ピッチ目を長く出したので、2ピッチ目は少し左上して潅木帯手前で終了。
続く潅木帯の左の雪斜面をコンテで歩きました。ありがたいことにトレースがばっちりで雪もしっかり締まっているので階段状。

3ピッチ目は草付きの斜面。傾斜は緩やかですが木の根っこにセルフビレイをとって念のためロープを出しました(毎度自分はフォローですが)。

この先はしばらく雪稜歩き。振り返るとなかなか急な斜面で、赤岳鉱泉からルートまでのアプローチが眼下に一望。この時点でも後続のパーティは見当たらず。あらら、本日はほんとうに貸切なのかも。

目の前には遥か遠くに北アルプス。おお~絶景かな、絶景かな。
お隣の中山尾根を登っているパーティたちが続々と先を進んでいる様子。反対側には大同心を登っている人の姿もくっきり。

しばらく雪稜をコンテで登ったところで、自分はお腹が空いて堪らずヘロヘロ(´○`;
ということで10時20分におやつタイム。いやはや冬山のバリエーションルートだというのに。。どうも天気がよろしくてまったりモードです(←自分だけ)。
燃費の悪い人間ですぐに血糖値が下がってしまいほんとにどうもごめんなさい。

DSCF7275_s.JPGこの先も雪稜が続き、コンテで登り続けました。両側が、スパッというほどではなく、すうっと穏やかに切れ落ちていてとても気持ちの良いところ。

見上げると頭上に上部岩壁が迫ってきました。
「あそこはどういうルートなんだろうねぇ」「でも下部岩壁よりは楽なはずだよね。。だといいね。。」と話しつつ。

雪の稜線をしばらく歩き、稜線の左を巻き気味に草付き地帯登るところでロープを出しました。これが何ピッチ目に相当するのかは、正直よくわかりません。

50mロープがいっぱいになるまで伸びたところで、手元のロープが3回引っ張られたので自分も登り始めました。
標高が高いせいか、下部岩壁よりもアックスが効いて快適。

さて、いよいよ上部岩壁地帯に突入した模様。
あそこに見える左に斜上したところでピッチを切るよ、と言い残してY君が登り始めました。

このピナクルの乗っ越し部分はちょっと高度感アリでした。
下部岩壁が核心その1だとしたら、ここが核心その2というトコロでしょか。
手も足もホールドはふんだんにあって、このあたりは下部よりもずっと岩が安定しているものの、なんというかどいつもこいつも信用ならねぇ。。でも信用するしかないしねぇ。。という感じ。

ビレイをしているY君に合流すると、付近に残置ハーケンがあったものの信用しがたいので岩でアンカー取ったとのこと。ほほぉ。

DSCF7274_s.JPGこの先、岩の左側を巻いて歩けるんじゃないかなぁ、ちょっと様子を見てくるね~と、そのまま自分が先頭で歩き始めました。途中で左手に古いリングボルトを見つけたので念のためヌンチャクでロープをセット。さすがに古いリングボルトだけでは心許ないので岩角にスリングをかけてバックアップ。

トレースを追いかけつつ右側の斜面を上がると、岩に残置スリングを発見。こっちで正解だったんだ、ちょっと安心。

Y君が登って来るや、その先にもっと立派な残置スリングの支点があるよと指摘され、あらら。
見落としました。すみません(;´Д`A ```


続く緩い斜面をY君がさっさと登り、ATCでは登るペースに間に合わないからと肩がらみビレイ。
見上げると稜線のところになにやら人工物が。「あ、登山道のロープだよ」「おお、あとちょっとだね」ということでコンテでちょこっと歩くと、12時20分にぽんっと登山道に無事合流。

DSCF7301_s.JPG天気が良く360度の大パノラマ。うひょ~ヾ(=^▽^=)ノ
DSCF7298_s.JPG

あれは妙高、北アルプス、南アルプス、富士山、奥秩父、蓼科~と、風景を眺めつつ写真を撮りつつご飯を食べつつのんびりと30分弱滞在。




登山道を歩いて地蔵尾根から下山開始。
途中、シリセードで一気に滑り降りていたら、後続の外国人のパーティも同じようにシリセードで降りてきて「コレハ、ヨイあいであデスネ」とGJされました。
海外にはシリセードはないのかな。。と話しつつガチャをザックに閉まって、一路下山。

2時半前に赤岳鉱泉のテン場に戻り、撤収開始。さくっと退散しなくちゃねといいながらも、荷物の詰め替えやらなんやらで結局3時半に下山。美濃戸口に到着したのは5時過ぎ。どうにか日没前に車に戻りました。

のんびりペースながら、無事に石尊稜にリベンジを果たすことができて良かったです。
2日間ともにお天気に恵まれたことは、ほんとうに幸いでした。

小屋泊まりではなくテント泊で冬季バリエーションだと荷物が重くてホントに体力勝負ですが、充実感はひとしお。て、自分が担いだ共同装備なんて「ヘ」みたいなもんなんですけどね。。あぁ。

(なお、上記の内容には、覚え違いや勘違いが含まれている可能性大です。。)
Posted by norlys - 2008.03.07,Fri
今週末は再び八ヶ岳に行く予定。
先々週の八ヶ岳で軽い凍傷に罹った反省から、手袋装備を補充。

とはいえ不安が残るので、肌の保護と水濡れ防止と保温効果を願いつつ白色ワセリンを購入。
普通のワセリンだとかぶれてしまう気性に似合わず弱な肌。コスパ悪いです。。
冬山におけるワセリンの効果は未確定らしいのですが、なにもしないよりはマシだといいな。

あと、血行促進のためにマッサージオイルを調合。
30mlのガラス瓶に、手元に残っている月見草オイルとボリジオイルをブレンドして(というより、月見草オイルが足りなかったので急遽ボリジオイルを追加。。)、血行促進系の効能があるエッセンシャルオイルを投入。

内訳は、
・ブラックペッパー (血液循環促進、消化器系を活性化。痺れる効能です)
・サイプレス           (鎮静効果、呼吸器系、体液バランス調整)
・ローズマリー       (集中力増、血行促進、筋肉痛軽減)
・マージョラム        (リラックス、血行促進、消化器系)
・ラベンダー           (なにはなくとも不可欠)

ブラックペッパーとサイプレスはどちらもウッディーな香りで(ブラックペッパーはさらにスパイシー)、ドロッパーの蓋を開けた瞬間「う、おっさん臭い」と怯んでしまうのですが、マージョラムとローズマリーとラベンダーの爽やか系の香りがマッチしてなかなか良い感じでマイルドに。。
いや、やっぱりパパーンちっくな匂いだな。。w

まぁそれはそれで、包容力溢れる穏やかな感じともいえなくもなく(どっちだ?)。
どちらかというと柑橘系とかフローラル系のオイルを使うことが多いので、なんだか新鮮です、はい。

それにしても。なにがすごいって、効能重視とはいえ体調に合わない精油を使うと気分が悪くなるので「これでいくか? これで大丈夫か?」と、精油の蓋を開けてくんかくんかと匂いを嗅いでいたら、それだけで指先がポカポカしてきましたよ(どれが効いているのかいまいちわかりません)。

いやはや植物恐るべし。

そういえば、ナツメグを食べ過ぎると幻覚を見たり、最悪の場合死んでしまうということを先日初めて知りました。
致死量は成人で5~15g(経口摂取)だそうです。
ふと台所に並んでいるS&Bのナツメグ瓶を取り上げて見たら、容量15gって、うおこれ致死量じゃん。。w
まぁ、一度にそんなに大量のナツメグを摂取できるとは思えないしな。
(ナツメグには整腸作用、神経疲労軽減、血液循環促進などの効能があるので、適量なら無問題)

ま、なにごともホドホドが肝心ということで。
Calendar
07 2026/08 09
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新記事
(07/27)
(07/13)
(07/10)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
(03/16)
(03/16)
(03/12)
(03/10)
Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
つぶやき。
Search
Meteo
Look down on Earth
↑陸域観測技術衛星ALOS(だいち) 「P」ボタンを押すと衛星画像になりますyo
Ads
Comments
[09/23 ヨシ]
[02/06 kacky]
[09/22 kacky]
[07/31 vini]
[07/06 FilsNoel ]
Trackbacks
バーコード
Tool
Log
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]