3週間前に八ヶ岳で凍傷にかかった右手の中指と薬指が最近脱皮しました。
水泡の形成もみられず、どうやら表皮の一部のみの損傷で済んだようです。
表皮がまだ薄いので、モノに触れるとちょいとピリピリします。
暖かくなってきたお陰もあって、受傷した指先が冷えることはあまりありませんが、外出時は手袋必携。
とはいえ、そろそろ手袋だと暑苦しいしときもあるだろうしな~あぁでも毛糸で編むのは面倒だしな~ということで、フェルトを引っ張り出してチクチクと指サックを作ってみました。
じゃ~ん♪ww
なんかちょっとカワイイですよ、コレ(自画自賛)。
フェルトを適当に鋏でちょきょちょき切って、青いリネン糸でガシガシ縫い合わせただけ。型なんてとりません。縫い目も雑です。
所要時間約30分。あぁ簡単、楽しい。へなちょこ上等。
オリーブグリーンをベースにラベンダー色がアクセント。
ちょうどベランダで花盛りのローズマリーみたいな配色になりました。
おぉ、これぞホントのグリーンフィンガー。なんつって。
それにしても、フェルトはえらい。ほっこりします。暖かいです。狙い通りです。
羊毛100%ならきっともっと暖かいハズなので、フェルト原毛で作ってみるのも面白そうかと。
ただ指先は結構汗をかくので、ウォッシャブルフェルトの方が良いかな。。と。
などと夢は膨らみまくりんぐですが、外気温の上昇と共にきっとすぐに忘れてしまうわ(汗
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さて。
いくら軽度とはいえ本来なら速やかに病院に行くべきなのでしょうが、ちょうど山から戻った次の週の日中は仕事がバタバタしていたので市販薬を塗って済ませてしまいました。
お世話になった薬はヒビケア軟膏と白色ワセリン、ヘパリンZ軟膏。(+自作のマッサージオイル)
ヒビケア軟膏の有効成分は、アラントイン(肌修復、抗炎)、パンテノール(パンテトン酸(プロビタミンB5)誘導体、保湿
指皮が剥けがちなクライマーさんにはオススメの一品だと思いますが、もともとあかぎれやしもやけ対策の商品で、春になったからかドラッグストアの棚から姿を消したのが惜しまれます。
買いだめしておけばよかった。。
ヘパリンZ軟膏は、ヘパリンナトリウム(ヒルドイド)の抗血液凝固作用によって血行を促進するそうな(凝血阻止作用があるため出血性血液疾患には禁忌)。
打撲や捻挫、関節痛、腱鞘炎、ヤケド、手術跡の治療のほか、凍瘡治療にも有効だそうです。
なるほど、塗った直後に血行が良くなるのか、すぐに指先がポカポカしてきます。冬山を歩き回る前にあらかじめ塗布しておくとよさそうだな。。と思ったら、すでに山屋さんの間では有名な凍傷対策のようでした。
(ただし凍傷医療の権威である金田正樹医師はヘパリンを禁忌とし、プロスタグランジンを投与されているとか)
あと、ちょいと調べてみたら、ヘパリンZ軟膏(や、有効成分が同じヒルドイドソフトという処方薬)は、目の下の隈をとったり、なんでもキスマークとかSMとかの激しい愛情表現の跡の回復にも有効なんだそうで。。
ほぇ~。。よくそんな使い方思いつきますなぁ。。
市販薬レベルの濃度なので大丈夫かとは思いますが、塗った直後にすぐポカポカするという点が。。効き目が早すぎてちょっと怖いかも。。むむ。
まぁほどほどに、上手にお付き合いしたいなと思います。はい。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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