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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2026.08.08,Sat
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Posted by norlys - 2008.07.18,Fri
「プリオン説はほんとうか?」が面白かったので、同著者のベストセラー「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一著/講談社)もいまさらながらに読んでみました。

「プリオン説は…」と同様に、一気に読ませる文章ですが、若干叙情的すぎる嫌いがあるようなないような。。
DNA二重螺旋構造の解明に至る分子生物学の進展、研究者たちの光と影、生命とはなにか。

「生物と無生物のあいだ」ということで、無機生化学と有機生化学を繋ぐ内容だと勝手に思い込んで読み始めたら、冒頭から長いモノローグが始まり、ちょっと(かなり)拍子抜け。

まぁ面白かったからよいけど。

量子物理学者シュレーディンガーが、後年行った「生命とは何か」という講義の中で発した問いかけが、DNA構造を解明した研究者たちの思考に影響を及ぼしたという点が興味深い。

われわれの身体は原子に比べて、なぜ、そんなに大きくなければならないのでしょうか?

その「なぜ」について分子生物学的に説明がなされていくのだけど、この問いかけ自体もかなり興味深いやね。
さすが偉大なるシュレーディンガー。頭のいい人は考えることが違うのう。

秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない
 
生命とは動的平衡にある流れである


マクロの変化、ミクロの変化。マクロの視点、ミクロの視点。
さまざまな観点からアプローチすることで、「生命とはなにか」ということを浮き彫りにしようとする試み。

たしかに実在する現象であり理論として実証されても、この地球上に生きとし生けるものはみ~んなある意味シュレーディンガーの猫なんですね(いや違うからw)。壮大だなぁ~。

さて、「プリオン説はほんとうか?」と同様に、「研究者稼業」についてアツく語られている点も面白いですな。
なるほど、自分を含めた世間一般の人間にとっては、輝かしい業績を手に華々しく登場する研究者像こそメディアで知るものの、その裏舞台にまで思いを馳せることはないですからね。

病原性プリオンタンパクの感染実験のように症状発現まで長い時間がかかるとそれだけコストが嵩む~とか、より実験の精度を高めるために多数(または高等生物)の実験動物を用意すると膨大な費用がかかるのよ~とか。
言われてみればごく当然のことなんだけど、そこまで考えを巡らすことってあまりなかったな。

基礎知識の浅い新聞記事や、サルにも分かるように要点をかいつまみ過ぎて理論が魔法のなせる技に化けた科学紹介文とか、ムダにヒューマンドラマを狙いすぎて暑苦しいノンフィクションとかと違って、
語り部がうまいと、なんてことのない日常の風景すら読ませるのだという好例。

どなたか生物無機化学の分野で、こういう感じの新書を書いてくれないかなぁ。
専門書高すぎ。。orz

人間などの生物おける原子やイオンの生化学・生理学的反応。
あまり難しい内容だと寝オチするので、胃の中で食べ物を消化するには水素イオンが大活躍♪みたいな内容で(これは本当です)。
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Posted by norlys - 2008.07.17,Thu
(2008/08/01 一部追加)

ラバ○ナなんてまだまだ雑魚でした。。
仕込まれた地雷を喜んで踏んづけただけなのね。

地雷を用意したのは、こちら。
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「NOATOでアトピーしらずの肌 · ステロイドを使わない植物クリーム
到着後30日間返金保証で安心 http://noato.net

ttp://72.14.235.104/search?q=cache:uuWBRmvq6YoJ:noato.net/privacy.html+noato.net&hl=ja&ct=clnk&cd=2
※キャッシュが早々に消えてしまった。。
でもスクショをとってあったりしまして。えぇ。
52d886ee.jpeg










「noato.net」(以下「当サイト」と記載)を運営する株式会社モバイル・○フィリエイト

(株)モバイル・ア○ィリエイト
代表取締役社長:ttp://e-sq.jp/interview/mobairuafirieito.htm
-----------------------

遅れて登場した渋谷のビットバレーというかITバレー企業。
(その後千代田区に移転)

形を変えたネットワークビジネス。
その割にはモ社の株主や経営陣、すげーよ。

金の匂いを嗅ぎつけてうようよ集まってくる人種がぞろ~り。
それにしては、なんでこんなマヌケなビジネスに手を出したんだ?

所詮ネットで辿れる情報なんて、浅いもので。
まだまだ正解には届いていないような気がしてきました。。
う~む。。
Posted by norlys - 2008.07.16,Wed
以前、「アトピービジネス」のエントリで、実名を挙げて非難した某化粧クリーム。
ようやくシロクロつきました。

ノーアト(NOATO)のWebサイトのトップページに、

「この度、「NOATOクリーム」から、化粧品基準で配合が認められていないステロイド成分「プロピオン酸クロベタゾール」が検出されました。 」

との記述。

プロピオン酸クロベタゾールは、副腎皮質ホルモン外用剤(=ステロイド)の主成分。この成分を含むステロイド外用剤は、I群からV群まで5段階の強弱ランクのうち、I群(Strongest)に分類されます。

いや~すげーな。驚いた。いくらなんでもStrongestだなんて。
最重症のアトピー症状であっても2歳未満の乳幼児には使用不可とされている最強ランクですよ。

わたし自身はリンデロンVとフルコート(いずれもIII群、Strong)までしか使ったことありませんが、Strongestって。。
(そういえば。山屋さんのなかには、擦過傷用?としてステロイド外用剤をファーストエイドキットに入れている人が多いようですが、あれはちょっとどうかな。。と思います。緊急時の単回使用ならさほど問題はないと思いますが、抵抗力の低下によって感染症を招く恐れがあるので、擦り傷くらいなら石鹸で洗って水で洗い流してワセリンを塗るかバンドエイドを貼る方がよいです)

これを赤ちゃんにもやさしいクリーム♪と謳って製造販売していた企業の倫理観ってどうなってんの、だ。

唯一幸いなことは、発売から割合と短期間で今回のメーカー自主回収に至ったこと。
5月くらいからぽつぽつ宣伝が始まったような気がします。
ある日突然@コスメでサクラくさい口コミで持ち上げられたので、当初から胡散臭いと敬遠する人が多かった(ような気がします)こと。

6月中旬あたりからわらわらと正規代理店とやらが増殖し出したけれど、正規代理店契約を結んだ会社はあぶく銭を掴む間もなくハイ終了~となってしまったのでは。

結局得をした?のは、自称輸入販売元企業のみ、でしょな。
もっとも今後は製品回収や訴訟対応とかあるだろうから、元の木阿弥かもね。

アトピービジネスなんて、今時なに言ってるの、あんなの儲からないよ、という風潮が世間様に浸透するとよいですな。

というわけで、企業への行政からの厳罰を望むものなり。

そういえば。

アトピービジネスではないけれど、うちのお客様から最近立て続けに「ねぇこの製品、知ってる?」とお問い合わせのあった他社製品。
某国で開発されたとある新機能が搭載。

「某国企業の日本支社」みたいな名称を名乗る会社が専門誌でババーンとPR。
でもちょっと調べてみたら某国にそんな会社はありませんでしたww
いえ、あることにはあるのですが、まぁぶっちゃけペーパーカンパニーってやつ。

某国の某大手企業の製品を、出所がわからないように、そういう形で販売・宣伝しているということなんですね。

まぁ、某大手企業の製品だから(確認済み)製品の性能自体は文句のつけようがなさそう。
で、某国企業の日本支社とやらは、大々的にPRを行った後、速やかに代理店を募集中~とのこと。

お客様が仰るには、なんでも代理店の権利金が○千万だそうです。
しかも設定されたメーカー希望小売価格はなかなか割安。

高機能な新商品で、しかもお値打ち価格なら「これは売れるかも」と思う人多そうだな、と社長のコメント。

いや、ちょっと待った。○千万の権利金を払って代理店になったところで、モトをとれるのはいつの日やら?
と、問うと、

「ん~。いや、割と大きな案件が入れば、モトがとれるんじゃないの」

でしょ。そう考えて、我こそはって代理店になりたがる鴨を待っているんじゃないの?
ほんの数社代理店を獲得するだけで、あっという間に億単位の売上だもの。そら~おいしい商売だわ。
おまけに、モトをとろうと代理店が一生懸命営業活動すればするほど、モト締めはウハウハってことでしょ。

あら、なんて素敵なビジネスモデル♪

いわゆる代理店商法。
法律については詳しくないのでいまいちよくわかりませんが、おそらくこのケースは合法ではないかと思います。
まぁ本国にあると言われる開発製造元がペーパーカンパニーというだけで。虚偽といってもスレスレオッケイぽいような。。どうなんだろ。

この爆弾(?) については、いつ投下したものか、ニラニラとヲチを続けることにしましょうか。
不発弾にならないように、取扱いは厳重に。うふふ。
Posted by norlys - 2008.07.15,Tue

いまさらのようですがプリオンです。

先週の金曜日にブクオフで購入しました。「プリオン説はほんとうか?」 (福岡伸一 著)。
特に読みたい本があったわけではなく、フィクションよりはノンフィクション、できればサイエンティフィック(SFではなく)な内容がいいなぁと思ったら、あまり選択肢がなかっただけですが。

サルでもわたしのような人間でもわかるように読みやすさを優先するあまり、割と内容が薄っぺらい科学入門書が多い中、この本は本気度が高く、知的欲求(笑)を存分に満たしてくれました。

著者自身の専門分野だけに造詣が深く、また化学的思考や論理的な展開に基づいて丁寧な解説があり、表現力はもとより、伏線の回収具合のうまさも見事で、一気に読ませる優れた文章です。

そんな館ありえねーよww、みたいな奇想天外なミステリーよりも、遥かに濃密で充実した内容だと思います。

初版が2005年11月なので、ちょっと今更かもしれませんが、幸いにしてプリオンタンパク説をめぐる仮説は現在なお確定していません。

さらっと内容をさらうと、
プリオンをめぐる歴史、研究に携わる人々の紹介、プルシナーの科学者としての人となり、プリオン説誕生までの経緯、プリオン説の根拠、プリオン説の再検討、そしてアンチ・プリオン説の提示。

さらっとすぎてわからないよ~という場合は、こちらをご参照。
→ 「有機化学美術館 タンパク質の話(6)

いやはや。
専門書ではない一般書籍で、「ノーベル賞評価への再審請求」ときたもんです。シロートさん相手にすごい本気度です。いや、一般書籍だからこそできたのかもしれませんが。

プリオンという言葉は耳にしたことがあるけれど、イマイチよく理解できていなかった自分にとって、なるほどなぁと納得する点が多数。同時に、プリオン=「異常型プリオンタンパク質の蓄積」という現象が未だに完全に解明されたわけではないということを知り、ちょっと安心しました。

生命のプログラムは核酸中のDNAが担い、DNAコードに基づいてアミノ酸が生産され、アミノ酸からたんぱく質ができるというロジックは、サル並みでも割合すんなりと理解できます。

でも、たんぱく質はいわばプログラミングのアウトプットに過ぎないのに、そこからまた変質してさらに感染するというのが。。。んんん~。
しかも、たんぱく質って胃で消化されてアミノ酸に分解されて小腸で吸収されるんじゃなかったの~と。(まぁ大雑把に言うと)

紫外線とか化学物質、有機化合物、ウィルス、真菌、細菌などの外的要因によってDNAやRNAが損傷し、結果として病原性プリオンタンパクが誕生する。。。というのならサルにもわかります。従来の病理学の範疇なので。
でもある日突然正常プリオンタンパクが病原性プリオンタンパクに変質する。増殖する。さらには種を越えて感染しちゃう。というのは、なんで? どうして?

仮にある日突然正常プリオンが病原性プリオンに変性するとして、その自然発生のメカニズムはなんじゃらほい。先天性遺伝性疾患、それとも後天性免疫不全? でもなんで感染するんだぜ?

いやだからこそ、プリオン学説が世界に与えたインパクトはそれほどまでに大きかった、という点だけはわかります。でもプリオンについては、いつまでたっても、なんとなーくわかったようなわからないような。。。

あ~そうかー。プリオン説についてもやもやっとしたなにかを感じたのは自分だけじゃないんだなぁ。。と。
まぁ、色々なことがまだまだ未確定のようで、プリオン説が確定じゃないと知って安心するのは、実は本末転倒のような気もしますがw
(原因が論理的に実証されて、かつ治療法が確立するに越したことはありません。はい。)

病原性たんぱく質が正常たんぱく質を変質させ、感染力を有するということのインパクトに加えて、プリオン説の根幹にあるもの-病原体を摂取(経口、移植)したものも発症リスクが高まる、という点もすごいインパクトですな。いわゆる「肉骨粉」。

高等生物における共食いを戒めるために仕込まれた病の発現かと、きっと多くの人は神の御業に思いを馳せたことでしょう。ちなみに自分もそのひとりです。はは。
まぁ、倫理的というか感傷的というかそんな見地から、レンダリング(肉骨粉処理)や人肉食には嫌悪感を覚えざるをえませんが。

ただ、哺乳類のプリオンだけではなく、イースト菌酵母Sup35にもαへリックスからβシートに立体構造を変えて凝集する性質(病原性プリオン化)が発見されたという報告例があるとか。

かと思えば、2007年10月にイギリスのイェール大学がBSE(狂牛病)はウィルス由来説を発表するなど、未だこの問題は決着がついていないようで。。。

なんという生命の神秘。奥が深いのぉ。

さて。上記のイェール大学の発表に関してネットを検索していたら、あらら2chの過去スレがヒットしました。

電波学者の発表を鵜呑みするな説から、やっぱりウィルス由来なんじゃね説、代謝と免疫バランスの問題じゃね説、果ては厚生省主導の捏造あるあるプリオン病説、BSEエセ科学説…と諸説入り混じって喧々諤々。

その中で気になったとあるコピペレス。

269 :名無しのひみつ :2007/05/29(火) 02:47:38 ID:MtZao0Gv
-------
949 :非公開@個人情報保護のため:2007/05/29(火) 01:51:45
永岡に次いで、松岡も吊るされたな
吊るすのは食肉処理のときのやりかた
雨牛解禁に対する報復だろう
次は、全頭検査補助打ち切りの柳澤か
秘書すら入れない新議員会館にも刺客は迫る
逃げ切れるものではないだろう

950 :非公開@個人情報保護のため:2007/05/29(火) 01:56:53
犬も飼っていないのに、犬の紐で首吊り
これは、犬頃し、つまり、B層の犯行とのサインだ
松岡はアメリカの庇護で、何をやっても首にはならないはずだった
緑疑惑なんかで自殺するはずがない
-------

いやまさか、プリオンネタで故松岡元農水大臣の疑惑話がでてくるとは、ビクーリ。
なんだこのブラックボックス。プリオンタンパク質の突然変異並みに驚きですってばw

科学的事象も社会的事件も、真相はまだまだ闇の中。。が多いもので。

もっとも科学的事象は鋭意研究を続けている方々の努力によって少しずつ解明されるという明るい未来がきっと待っているので、一緒くたにしてはいけませんね。えぇ。

Posted by norlys - 2008.07.14,Mon
週末の日曜日は奥多摩で沢登り。

谷川の記録を放置したままなのが心残りですが。。まぁそれはまたいつか。

日曜日の朝早く、奥多摩駅からバスに揺られて終点の東日原で下車。
バス停脇のトイレがリフォームされてとてもキレイになっていて、びっくり。
メンバーは新人Y君とH師匠と自分の3人。

日原鍾乳洞方面に10分弱ほど歩き、稲村岩を愛でつつ、鷹ノ巣山方面の登山道へ。
巳ノ戸橋を渡って日原川の対岸の河原に下り、沢装備の準備。
河原の脇、日原川に鷹ノ巣谷の流れが合流する場所が入渓点。

そこでは、同じバスに乗車されていた他のグループの方たちがすでに準備中でした。
アクセス至便で初心者向けの沢ということなので、混雑を予想していたけれど、自分たちを含めて2パーティなら静かなもの。

陽射しが強く、気温も高く、むわっとするほど湿度も高く、沢登りにはうってつけの朝。
装備を整えて、いざ鷹ノ巣谷へ。8時40分に歩き出し。

DSCF8677_s.JPG苔生した深い谷間に、出だしから小滝の連続。

ここのところ雨の日が多かったためか、結構な水量。ドコドコと流れるホワイトウォーター。どぼんするにはまだ少し水が冷たいけれど、楽しいねぇ。

本日もまた「水流の真ん中を往け」とばかりに、基本姿勢は正面突破。
F1(3m)、F2(4m)、F3(7m)と小さな滝が続き、苔のぬめりはいやらしいけれどガバが多いので、ロープを出すまでもなくさくさくと前進。

古い石積みの堰堤をいくつか越えてしばらく行くと、深い釜のある5m滝に。
もっと気温が高ければ、釜にドボンするのになぁ。ヘツって右壁を登りました。

再び古い堰堤が続き、流れが少し穏やかになったところで、小休止。
歩き出しから1時間弱経過した9時半ごろ。

再び歩き始めると、次第に谷がゴルジュっぽくなり、岩盤を削って水が迸っていました。
う~む。こんなところが東京にもあるのだと思うとかなり味わい深いです。

DSCF8687_s.JPGくの字の滝 3段13mは、最後の5mの滝がちょっといやらしい。水流の脇の右壁を回りこむように登っていくのですが、ふと下を見るとそれなりに高度感があります。
なお、5m滝の途中に古いハーケンが打たれていました。

顕著な二股の右岸を選んで進んでいくと、大滝手前の5m滝に到着。この滝、ガイドブックにはなにも特徴が記されていませんが、自分には結構手ごわかったです。
途中のハーケンが打たれているところまでは足も手もあるのですが、その先がのっぺり。。
上を探ってみたのですが、ホールドもスタンスも見つけられずずるっと滑り落ちてしまいました。

念のためハーケンが効いていることを確認したうえで、スリングで自分のハーネスに連結しておいたので、大事には至りませんでしたが。先行パーティの方が頭上から「そこね、結構いやらしいんだよね。手も足もないでしょ」と声をかけてくださいましたが、えぇそのとおり。とほほ。
結局、再トライする気にはなれず、滝の左壁の巻き道から巻きました。

DSCF8689_s.JPGさて、しばらくガレの多い沢をぽくぽくと歩き続け、流れが左に少し曲がった先に、ばばーんと大滝(20m)登場。
大滝下に10時15分に到着。ガイドブックによれば入渓点から大滝まで約2時間とあるので、なかなか良いペース。
それまでこじんまりとした滝が多かったので、この大滝はなかなかのインパクト。
滝の侵食によって形成された空間がぽっかりと広く、すらっとすっきりした滝。

山と高原の地図にも「大滝」と記載がありますが、ここに至る山道は記されていません。かつては仕事道があったようですが、滝のそばを見渡しても道があった形跡はどこにも見当たりませんでした。
10年前の遡行記録でもすでに廃道と書かれているので、自然に還ってしまったのでしょう。

先行パーティが大滝を登る間、を休憩を兼ねてのんびりと待ち。
滝の右壁は階段状。せっかくロープを持参したし滝の脇なら濡れずに済みそうなので、H師匠がリードでロープを出しました。

大滝を登り終えた時点でまだ11時前。この日は沢でソーメンを食べよう! という目的もあり、色々と仕込んであったのですが、まだちょっとお昼には早いよねぇ。。と言っているうちにみるみる雲行きが怪しくなり雨が降り出しました。あらら。

入渓点は標高550m。大滝の地点で標高890m。鷹ノ巣山は標高1737m。
鷹ノ巣山山頂を目指すとしたら、実に標高差でまだ800m強も残っている。。。うげげ。
遡行とツメの時間が同じ2時間という点を見逃していました。長いねぇ~。

自分の持っているガイドブックによると、大滝のすぐ先で分岐する水ノ戸沢は「最後の笹ヤブ漕ぎに苦労する」とあり石尾根に合流する金左小屋窪推奨でしたが、H師匠がコピーを持参したガイドブックでは水ノ戸沢推奨となっていました。

雨はなかなか止む気配がなく遠雷の音がゴロゴロ。これはもう最短距離で下山して早いところお風呂に入りたいねぇ。。ということで、水ノ戸沢方面にGo。

DSCF8701_s.JPG水ノ戸沢に入ると、ところどころにすでに放置されたワサビ田が続いていました。それこそ大滝上から最後のツメに至るまで。かつてはワサビを栽培する人の仕事場だったんのでしょう。それにしても、すごいところに職場があったもので。

すでに人の手が入っておらず野生化したワサビがちろちろと残るばかりとはいえ、これだけしっかりとワサビ田の跡が残っているなら、きっとどこかに仕事道があるハズ。。と、歩きながらできるだけ注意深く周囲を見渡しましたが、途中に道らしき跡や赤布や赤テープの類は一切見当たりませんでした。

フィールドを知り尽くした山ビトにとっては、人工的な目印なんて不要なんでしょかね。それとも、放置されてからあまりにも長い年月が過ぎてしまったのでしょうか。
もし後者だとしたら、日本のような亜熱帯気候の土地やそれ以南の場所での自然保護なんて割合簡単です。人間がいなくなればいい、たったそれだけのことです。
なのに、自然を守るために人口増を制限しましょうと呼びかける環境保護団体がいないのは不思議です。まぁいいんだけどもさ。

さて。水ノ戸沢は最大でも2m程度の小ぶりな滝がある程度。困難な箇所は特になし。ただ、傾斜が徐々に厳しくなり、雨も降っていてなんとなくモチが上がらないので、ペースを落としてのんびりと歩き続けました。

12時半過ぎに、顕著な分岐(2:1)に到着。分岐の俣になっている山肌一面から水がちょろちょろと湧き出していて、ちょっと面白い光景。

左俣の方が本流っぽいのですが、H師匠のガイドブックの案内に従い、ここで右俣へ。
ガイドブックによれば、あと1箇所分岐があり右俣を進むことになっていましたが、右手の斜面は崩壊している箇所が多く、分岐なんだかそうじゃないんだかイマイチわからないところが多かったです。

ここか? ここなのか? と右俣に踏み込んだもののあまりのガレガレっぷりに撤退すること2回。
足元が割としっかりしている水道が正解です。

すでに水が枯れて久しいものの、先に降りだした雨のためか、チョロチョロ水の流れが復活。
結構水量の多い沢なので、大滝手前で雨にとらわれなくて良かった。
周囲には野生化したワサビがちょろちょろ。
ワサビ田跡などはないので、自生のワサビと思われるのですが、天然なんですかね。それとも栽培地から上流に伝播するってアリなんでしょかね。

と、目の前に土壁が現れ、その先に笹藪。
あぁついに、ヤブ漕ぎタイムktkr。この時点で1時20分。

すでに放置されて久しいと思しきワサビ田の跡以外、人が入った気配を感じなかったのですが、目を凝らして土壁を見ると、どうも人の踏み跡らしき足跡あり。ラッキー。
しかも、ちょうど人が通るくらいの幅で笹が切れていて、おお楽チン。

滑りやすい上に笹が枯れているので、なかなか苦労のしどころだけど、獣か人か判然としない踏み跡を辿ると1時50分ジャストに、稲村山から鷹ノ巣山に至る登山道にぽいっとでました。

猛烈なヤブ漕ぎを予想していただけに、案外お手軽に登山道に合流できたのはちょっと意外。でもうれしい。
「この瞬間がたまんないんだよね」byH師匠。同感です。

鷹ノ巣山はまだちょっと遠いので、稲村岩方面を目指して下山開始。少し歩いたところで、「ヒルメシクイノタワ」の標識が。あら、こんなところに出たのねぃ。

なるほど、ヒルメシクイノタワを目印にすれば位置を特定しやすいし集落からもほど近いから、水ノ戸沢がかつてワサビ田として選ばれたのかもな。。と。

わっさわっさと下り、入渓点でもあった河原に降り立ったのは15時半。
ここで沢装備の泥を落とし、東日原のバス停に戻ったのは16時ちょっと過ぎ。

先日、丹沢の勘七ノ沢を下山した時と同じく右膝に違和感。沢靴だと滑りやすいので、ブレーキをかけながら降りるという動作が膝に良くないのだろか。。谷川のときはなんともなかったのに。。困ったな。
以前左膝がパキりやすかったときに装着していた膝保護用のサポーターを常備しよう。

さて。バス停近くの雑貨屋さんでビール缶を購入し、乾杯。奥多摩駅に戻ってお風呂に入り、駅のそばの居酒屋さんで軽く1杯。やまめのお刺身や夏野菜の盛り合わせ、鳥の塩焼きに生ビールに日本酒を瓶で2本と短時間ながらもあれこれ色々と飲み食いしたのに結構お安くあがったのはちょっと不思議。計算が合わないような気もするけど、まぁいいか。ラッキー。
Posted by norlys - 2008.07.12,Sat

「7月は『社会を明るくする運動』強化月間です」と政府広報のPRにありました。
でも、明るい社会ってなぁに? こんな事件が起こるのはなぜ? 

こわいよママソ。。。

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豪邸プールの遺体は陸自1佐、転落死?…東京・目黒

11日午前6時20分ごろ、東京都目黒区東山1の会社社長宅の庭にあるプールの中で、男性が倒れているのを住人が見つけ、110番通報した。

警視庁目黒署員が駆けつけたところ、水のないプールの底で、陸上自衛隊西部方面総監部人事部長の宇佐美真(ただし)1佐(49)が頭から血を流して死亡していた。門扉が開いたままになっていたことから、同署は宇佐美さんが敷地内に入り込み、誤って転落したとみている。

同署幹部によると、宇佐美さんは半袖シャツにスラックス姿で、長さ20メートル、深さ約1・4メートルのプールの底に、うつぶせの状態で倒れていた。

宇佐美さんは幹部研修を終え、JR恵比寿駅近くで同僚と酒を飲んだ後、東京メトロ中目黒駅近くにある宿泊先のホテルに戻る途中だったとみられる。

現場は、東急東横線中目黒駅の北西約500メートルの高級住宅街。
(2008年7月11日12時18分  読売新聞)
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お酒を飲んで酔っ払って徒歩で帰る途中に、うっかり宿泊先のホテルと間違えて他人様の豪邸に不法侵入してあまつさえ水のないプールに転落、だなんて

誰がまんまと信じるかっちゅーの。

都内の豪邸ですよ? ホームセキュリティが機能してない? にしてもなぜ水のないプール?
それってどんな見せしめ? いったい誰が誰に向けて何の目的で? と疑ってもおかしくないでしょう。

やれやれまた自衛隊の不祥事だよ。税金の無駄遣いだからもう自衛隊なんていらないね、なんて

誰が思うかっちゅーの。

仮にも将来を嘱望された自衛隊のエリートさんですよ?
日本国の国防力を削ぐまたは乗っ取ることに躍起な人たちの存在を疑ってもおかしくないでしょう。

テレビでも映画でも小説でもなく、これが現実だとはにわかに信じがたいんだけど。
いったいどういうことなんだろ。。。?
ミッション失敗? 口封じ? 見せしめ?

家政婦はいったいなにを見た。。。?

はいはい事故ですよ、事故。なんて簡単に締めくくられて納得しろと言われてもね、そりゃあ無理ですよ。
幕引きが強引すぎて消化不良です。

赤坂のプチエンジェル事件の経営者男性がビニールシートを被って練炭自殺しちゃって、ハイお終いとか、
その事件の詳細を追っていた朝日新聞の記者が東京湾に静められたけど自殺だから、ハイお終いとか、
ライブドアの野口さんが沖縄のホテルで全身滅多刺しにされたけどこれも自殺ですから、ハイお終いとか、

信じられませんから。

。。。あ、こんな時間にベルが。
ん? 誰か人が来たような。。

Posted by norlys - 2008.07.11,Fri
日焼け止めを自作しようと思いついたのはいいものの(いいのかそうでないのかは、正直わからん)、手作りコスメ関連のネタを漁ってみるとどうもトラブル例が多いようなので、保留中。

いや実は、クリームをイチから自作するのが面倒だったので、試しにキュレルの薬用ローション ベビーサイズを購入して小分けにしたものに超微粒子酸化亜鉛を少量ぶち込んでみたのだけど、なんだかイマイチ。
思いついたときは、まぁアテクシなんて賢いの!! なんて思ったけど、やっぱり浅はかでした orz

シリコーンポリマーやシリコーンオイル含有系はやっぱり苦手だな。。ということを再確認しました。
シリコーンは人体にやさしい成分であることは否定しません。残念ながら自分には合わないというだけです。
ケイ素やケイ酸化合物の存在自体は大好きなのにな。。つれないわ。。

確かに低刺激性の成分が配合されてはいるのですが、ドラッグストア系コスメの謳う「敏感肌」のハードルは自分には高すぎます(涙
いや自分の肌が弱いのではなくて、免疫の一部が暴走するのが問題なのね。。

それに、無機の粉体だから問題ないかな。。と思ったけど、すでに安定している既製品に手を加えるのはよくないですね。(反省

ひとまず酸化亜鉛だけを投入して酸化チタンは見送ったのは、なんとな~く「光触媒」のことが脳裏に引っかかったから。

酸化チタンが白色顔料として塗料やファンデーションや食品添加剤として使用されているのは知っていたけれど、あの酸化チタンと光触媒の酸化チタンはなにが違うのかわからず、ふと迷いが生じました。

なんでも酸化チタンの結晶形態の違いなんだとか。へぇへぇ。

ルチル型:高温相、正方晶系 (もっとも安定)  用途:白色無機顔料
アナターゼ型:低温相、正方晶系  用途:光触媒
ブルカイト型:?、斜方晶系 用途:学術研究(工業用途に使用されている例もあり)

結晶面積が大きく光触媒作用の高いアナターゼ型酸化チタンは「400nm以下の紫外線によって励起され、活性酸素とヒドロキシラジカルが発生し、これらの還元作用により有機物を分解」するそうな。

チタンやチタン合金は軽くて丈夫で錆びず安定した金属だと思っていたけれど(それは間違いない)、同時にかなり反応性の高いものらしい。

紛体の状態ではなくカタマリの状態でも紫外線を浴びると、エレクトン(電子、e-)がざ~わざ~わと飛び出して空気中や水中の酸素分子と結合して活性酸素に。一方、電子が飛び出した孔が表面近くの水分の電子を吸着して活性水素に。この電子のお手玉が延々と繰り返されるうちに、直近の有機物が、電子お手玉にガツガツやられて分解されてしまうらしい。(ということ?)

また、紛体が空気中に飛散して高濃度になると、ただでさえ電子がざわざわ飛び出しては引っ込んでを繰り返しているので、ちょっとした静電気でドカンと粉塵爆発。(ということ?)

なるほどな~と、わかったようなわからんような。。
一見おしとやかそうに見えて、意外ねあのコ、という感じ。

登山用のコッヘルでチタン製のものがあるけれど、お値段が高いうえに熱伝導率が悪いので敬遠していたけれど、軽くて丈夫という以外に日光に曝すことで抗菌作用を発揮というメリットがあるんですね。
チタンの熱伝導率が悪すぎる点は、下部にアルミ膜を貼ったりして改良されているようですが。

さて。コスメグレードの酸化チタンはほぼ間違いなくルチル型だし、さらにその表面に他の金属などの付着加工が施されていたりするらしいので安全性は高いらしい。

ということはなんとな~く分かったような、分からないような。

まぁ実際に市販のファンデーションとかの粉モノにはたいてい酸化チタンが含有されていますもので、心配し過ぎる必要はないのですが。

ただ日焼け止めを自作するのは、自分のようなずぼらな人間にはちょっち敷居が高そうなので、どうしても日焼け止めを塗らなくてはならない場面においては、今までどおり最強日焼け止め姉金でいきますかね。
んで、日常生活においては、ある程度紫外線防止効果が期待できるというアボカドオイルで誤魔化したほうが安心かも。。と思い直し中。

さて、手元に残った酸化チタンと酸化亜鉛をどうしましょう~。
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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

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