おめでとうございます!!
■Related Links
・トランスジャパンアルプスレース 公式サイト
大会概要について、など。参加要綱を見た瞬間、自分には一生縁がないことを改めて悟りました。とほ。
・トランスジャパンアルプスレース 公式ブログ
残念ながら情報が細切れですが、多方面(運営、選手、外部)からリアルタイムでレポートが届くので、断片的な情報を紡ぎながらレース概況を追っていくと、とてもおもしろいです。
山小屋でカレーライスを食べている間に抜かれたとか、コンビニの隣で仮眠とか、XX選手からの情報は今のところなしとか(ひ~。大丈夫だとは思うけど。。)、XX選手をどこで見かけました! とか、逆に、選手を見かけたら連絡ヨロ! とか、実に淡々と簡潔ながらも生々しくて、思わず手に汗握ります。
自分のカメラは初日にあぼん。せっかく新しいカメラを買ったのに。泣けます。号泣です。
それにしてもダラダラ長い山行記録だな。。(反省)
カエサルみたいに「来た、見た、勝った(Veni vidi vici.)」とまとめられたらいいのだけど。。
■これまでの道のり
・Day1 黒部ダム~平の渡し~奥黒部ヒュッテ
・Day2 奥黒部ヒュッテ~水晶岳~祖父岳~雲ノ平
・Day3 雲ノ平~祖父岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳
三俣蓮華岳の山頂でのんびり休憩していると、ゼッケンをつけた軽装の男性が通りかかりました。
ゼッケン表の下に、"Trans Japan Alps" とあるのを見てY君に「トランスジャパンの選手だよ!!」と報告。
えぇ、えぇ、まさか!! 違うかな? 今レースの時期だっけ?? いつ出発したんだろ!?
と、激しく大コーフン。
「トランス・ジャパン・アルプス・レース(TJAR)」というのは、2年に1回開催される山岳レースの国内最高峰。当然、参加資格のハードルもものっそい高く、自分のようなナマクラボンクラ山ノボラーには雲上人の世界でございます。
大会公式サイトからレース概要を引用↓
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山岳用の行動用具に加え、露営や炊事用具等の全てを背に、
日本海(富山湾)から北アルプス、中央アルプス、南アルプスを越え太平洋(駿河湾)までを走ります。
その道程、約425km。
一切の交通機関、宿泊施設を利用せず、自信(原文ママ)の足のみで一週間(+予備日1日、計8日)以内に踏破することを目指す、ちょっとハードな山岳アドベンチャ-レースです。
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えーと。。予備日を除くと単純計算で1日あたり60Kmの山道を走らないとダメということでして、しかも丹念に北アルプス、中央アルプス、南アルプスと日本の背骨たる山脈群を横断するわけでして。
そのハードさといったら、
ちょっと☆どころじゃねーよ!!
そう思いますよね。わたしだけじゃないですよね。
そんなわけで鼻息も荒く(?)、三俣蓮華岳から下山開始。三俣蓮華岳から双六岳に続く稜線はとてもゆるやかなカーブを描く道のり。左手の眼下に平行して続く平坦なトラバース道を歩く団体様の行列が、まるでキャラバン隊のよう。
なんだか一瞬、自分が山岳地帯に住まう民族になった錯覚を覚えてみたり。
と、Y君2が「こういうところ、走ってみたら気持ちいいと思うんだよね」と走り出す。
酸素の薄い高地なのに。元気だのぅ、若者よ。
三俣蓮華岳を出発してほどなく、なだらかなその名も丸山に到着。どーでもよさ気な名前を与えられただけあって、山頂には標識すらナシ。丸山、カワイソス。丸山を下り、平坦な鞍部を歩き、いよいよ本日最後の登り坂! ということで気合を入れつつ、11時15分頃に双六岳山頂に到着。
ちょうど日本海側からもくっと雲が湧き上がり、西側の視界が途切れる。むむ、残念。でも西以外の方角の展望はばっちり。槍ケ岳と、槍ケ岳山頂に至る西鎌尾根の稜線がくっきり。小槍もばっちり。
振り返ると、今しがた後にしたばかりの、三俣蓮華岳の山頂も湧き上がる雲で半分隠れてしまった。夏山の行動時間は早いに限りますね。
双六岳の山頂はなだからで、お椀をひっくり返したかのような感じ。山頂直下の東南方面にはなだらかな白い岩屑の台地が広がっている。みな一様に濃紺を基調とした服やザックの一群が、白い岩原に列をなして歩いていく。なんだかペンギンみたいだなーと思いながら見送る(失礼)。
双六岳のすぐ南には双六南峰があるけど、そこに至る道はなく、唯一道となりそうな箇所にはご丁寧に「立入禁止」の札あり。ん~なんで?
双六南峰は、ハイマツに覆われたまるんとしたピークで、花崗岩の岩がところどころイースター島のモアイのように立っている。ただそれだけ。特に危険があるようには思えないけど、双六岳山頂付近は「濃霧の際に迷いやすい」と地図にあるので、道迷い防止のために「立入禁止」なんだろか?
「もうさっさと小屋に行こうぜ」というY君2の掛け声も勇ましく? いざ小屋を目指して下山開始。
白い岩の台地には道を挟んで小さなケルンが並んでいる。もし今ここが濃霧に包まれたら、これらのケルンだけが頼りとなるんだろう。。そう考えて、自分もまた手近なケルンに石を積みながら進む。
台地の端に至り、ケルンと赤布が目印となる入口から道はハイマツ帯に変わる。ハイマツ帯はほどなく終わり、岩がちのジグザグの下り坂。
自分達が通ってきた稜線ルートが、中道ルートと巻道ルートと合流する地点に至ると、さすがに人の往来が増え、山岳地帯のちょっとした交通の要衝といった感じ。
休まず一気に小屋へと続くハイマツ帯の中の道を下り始めると、すぐに双六小屋の赤い屋根とキャンプ地が見える。おー小屋だ、小屋だ、ビールだ~w
12時15分頃に無事、双六小屋に到着。ここのテントサイトは広く、まだちらほらとテントが散見される程度。
とはいえ、これから続々と人が到着するだろうということで、小屋の脇で水を補給し、まずはテン場の確保。
空にちょっとばかり厭な感じの雲が湧いてきたので、荷物を外に出したままにするか、テントの中に入れるか迷う。結局、テントの中に入れておくことにする。後からときどきにわか雨が降ったので、正解でした。
お財布を握り締めて、ビールビール♪と小屋に急ぐ。生ビール(!!) 1杯800円也。
安いか高いといったら決して安くはないけど、街中のオサレなバーで飲むお酒と比べたらとても割安なお値段設定だと思う。でもね、飲みに行くための交通費とかがね、高いのよね。とほほ。
ここでもまたトランス・ジャパンの選手に遭遇。間を空けて2名の方が通過。
小屋の前で寛いでいた人たちから声援を受けて、樅沢岳を登っていきました。
「やっぱりトランス・ジャパンだって」「昨日レーススタートで、今日が2日目だって」「今年は21人の選手が参加だって」と、自分がトイレに行っている間に、Y君ズが選手の方に詳細を伺ったそう。うわ~やっぱりトランス・ジャパンなんだ。すげぇ。
オリンピックもいいけどさ、トランス・ジャパン・アルプスのレースを実況中継してくれたらいいのに~!!
双六小屋はキレイだし、なにかと良心価格でうれしい。「おでん600円、うどん800円、カレー800円、牛丼800円、ラーメン800円」というお品書きをチラチラ横目で眺めては、心がグラグラ揺れる。
うう、は、腹減った~。
ということで、2時過ぎにテントに戻り、早速1st夕飯開始。
この日の食担は再びY君。ガーリックトマトソースのパスタと海草サラダwithアンチョビー。
皆で一気にペロっと平らげました。美味しゅうございました。食後のコーヒーもおいしかったです。
お腹が満たされてとても幸せな気分で、テントサイトの端にある池へ。池の端にクロユリの群生。不思議な花だな。
テントサイトはいつの間にかびっしりテントでいっぱい。Y君が数えたところ80張オーバー。まるでテントの展示会場みたい。どのテントがどーの、どのテントはどーだのと寸評を口にしながら再び小屋の方へお散歩。
トリカブトを見たいというY君2の希望に応えるべく、今度は小屋の周りのお花めぐり。
2nd夕飯に備えて缶ビールを買おうか~と、小屋の中にお邪魔してまもなくパラリと雨。ありゃ。
仕方ないのでしばらく小屋の談話室あたりで時間を潰す。談話室にはオリンピックの中継に釘付けの人でいっぱい。
しばらくして雨が上ったので、缶ビールと手ぬぐいを購入して、テントに戻る。
2nd夕飯は明太子スパゲティー。これまたおいしくいただきました。ありがとうございます。
2nd夕飯を食べ終え、またしても小屋の方に向かい、トイレと歯磨きを済ます。
テントに戻る前に、「あーオレ、ナイトトレッキングとかしてみたいな~」とY君2がポツリと漏らした一言がきっかけとなり、Y君がすかさず「じゃあ2時起床で、3時に歩き出す?」と提案。それいいね~! とY君2も自分もともども賛成。
そんなわけで、テントに戻ってさっくりお休みモード。単独行のテントはさすがに静かだけど、集団さんのテントがいつまでもワイワイガヤガヤと賑やか。
寝るまで3秒の自分は速やかに寝入ったけど、どうやらY君ズ2名はあまり寝付けなかったらしい。
そんな自分も、夜中に足と背中の筋肉痛がひどくて目を覚ました。あちゃ、明日大丈夫かな。まぁ下山するだけだから、なんとかなるかな。。と、こっそりバンテリンを塗って再び就寝。
グルジアのこととか、アーバンコーポレーション民事再生とか、世の中騒々しいできごとが多いのですが、それはともかく(いいのかそれで)、夏休み北ア縦走顛末記、The Day3。
■これまでの道のり
・Day1 黒部ダム~平の渡し~奥黒部ヒュッテ
・Day2 奥黒部ヒュッテ~水晶岳~祖父岳~雲ノ平
3日目の8月11日(月)も、前日と同じく朝3時15分に起床。周囲のテント内もぽつぽつと灯りが点っていて、ごそごそと起き出している様子。外はまだ真っ暗。天の川がちょうど頭上にかかっていました。
標高約1500mの奥黒部ヒュッテに比べたら、標高約2600mの雲ノ平キャンプ場は、単純計算で気温が6.6度低いはずなのだけど、薄手の長袖+半袖シャツでもあまり寒くない。
それでも片付けの最中はレインウェアの上着を着て、いちおう防寒。
寝ているときも、夏シュラフ+2レイヤーのシュラフカバーで暑いくらい(シュラフカバーなしでも問題ないのですが、テント内の結露が付くのがいやだったので使用)。
朝ごはんを食べ、テントを撤収し、トイレに立ち寄り、朝4時ちょっと過ぎに雲ノ平キャンプ場を出発。
昨日さんざん悪態をつきながら歩いた木道をぽくぽく逆戻り。先頭を歩くY君2は今回絶好調で、朝イチから元気満タン。昨夜はあまり眠れなかったという割には、なかなかハイペース。なので、ちょっとペースを落としてもらう。
次第に東の空が白み始め、左手の谷間を挟んだ向こうに聳える水晶岳の真っ黒いシルエットがものものしい。
木道の終点、祖父岳への登りの地点では、すでにヘッデンいらずの明るさに。水晶小屋方面の空がうっすらと黄色に染まっている。黒い山影の上に、薄い黄色と水色と濃紺のグラデーション。幻想的な配色。
雲ノ平キャンプ場を見下ろすと、緑にオレンジ、黄色に水色と、灯りの点ったテントが点在し、なかなか絵になる風景。
小さな雪渓を渡り、祖父岳山頂へのジグザグ岩道を登り、道がガレた岩場になった山頂直下にて、東の山影からご来光。う~ん、惜しい。
眩い朝の光に包まれた祖父岳山頂には、ご来光に合わせて登ってきた人たちがすでに多数点在。
それまで霧が立ち込めていたあちこちの谷間やカールも、太陽光を浴びて徐々に靄がとれ始め、すっきりとした青空が広がる。
背後に見える薬師岳、右手に聳える北ノ俣岳、黒部五郎岳の山頂部分に曙光が当たり、赤く染まり始める。自然のダイナミズムに圧倒されそう。
大小さまざまなケルン群が無秩序に立ち並ぶのっぺりとした祖父岳の頂で、早くも第一次休憩。なにしろこの日のコースタイムは約6時間。前日のハードな行程に比べたらのんびりモードで無問題。
朝陽に照らされた岩ガレの台地とケルン群、眼下にすうっと落ちていく黒部源流に至る緑の斜面、その向こうに鷲羽岳の山容。山頂に人影。
うはー(←感動
かなりのんびりと休憩した後、祖父岳下山開始。昨日来た道を辿って、再び岩苔乗越を通過。ワリモ北分岐にてワリモ岳方面に向かうガレの上り坂をえっちらおっちら登る。軽快に足を進めるY君その2から少し遅れ、自分は息があがらないペースを保つようにしてひたすら登る。
登山道はワリモ岳山頂直下をトラバースしていくけれど、山頂直下に荷物をデポして踏み跡を辿って山頂に出る。来た方向を振り返ると、遥か遠くに黒部湖がチラっと見える。思えば遠くに来たもんだね~と一同しみじみ。
行く手の方向に目を向けると遠くに富士山がうっすらと見える。「心の眼で見ろ!」くらいの淡い影。
また、槍ケ岳と山頂に続く北鎌尾根がくっきり見える。あそこが天狗のコルで、あれが独標だね~とY君と指差し合う。槍ケ岳から右に視線を移すと、焼岳がひときわくっきりと浮かび上がって見える。水晶岳と同じく天然の要塞のよう。絶景でした。
ワリモ岳を降りて、再び登山道をえっちらおっちら。鷲羽岳に続く急登は遠目で見るよりも近く、案外ひょいっと山頂に至る。到着時間は7時半頃。かなりのんびり。
山頂はすでに20人以上の登山客でいっぱい。山頂にて記念撮影。
「あぁ見える、見える」と言いながら山頂の端に向かうY君の後を追うと、眼下に鷲羽池。噴火口の跡なんだろう。こじんまりと、美しい円形の窪みに青緑色の水がぽっちり溜まっている。
うはー(←感動
目の前には白く岩ガレた硫黄岳と赤い岩が剥き出しになった赤岳が、緑に覆われた風景の中で際立っている。なるほど空気がかすかに硫黄臭い。個人的に、あの赤岳と硫黄岳をつなぐ硫黄尾根はかなり気になる存在。硫黄尾根の向こうに、槍ケ岳もいよいよくっきりと目前に見える。
鷲羽岳山頂でもゆっくりと休憩した後、下山開始。鷲羽岳から三俣山荘までの下りはジグザグ道を一気に降りる。右膝の調子が良くないので、時々ピリリと痛みが走る。う~ん、まずいなぁ。
ジグザグ道が終わり、なだらかな道を少し歩いてハイマツ帯をくぐり、8時45分過ぎに三俣山荘に到着。
目の前に三俣蓮華岳が見え、今度はあそこまで登るのかぁ。。と、少しぐったりする。
せっかくだからピークハントとしたいと希望したのは自分だけど、登っては下りて下りては登る自分がジェットコースターの軌道を歩く蟻んこにでもなった気分になる。
山荘前のベンチで休憩していると、ぎらぎらと太陽が照りつけ、次第に気温が上昇し始めたのを感じる。あちー。。
しばらくの休憩の後、再び歩き出し。いざ、三俣蓮華岳へ。
三俣蓮華岳キャンプ場は上部に大きな雪渓があり、溶け出した水がキャンプサイトの脇にせせらぎとなって流れている。Y君いわく、Nさんのお気に入りテン場だそうな。なるほど快適そう。
「リバーサイド」のテン場を抜け、緩い傾斜の岩や潅木帯の中の道を登り、右手に雪渓が残り左手の展望が開けた場所に出る。雪渓からチロチロと流れ出る水がひゃっこくて気持ちい。道の端に座り、シャクシャクと雪渓と食べている人たちがいた。おいしいのかな。
分岐から三俣蓮華岳を見上げると、青空を背景に聳える灰色の岩山と、へばりつくような緑の高山植物。構図としてはヤマケイJOY度高。ということでヤマケイJOYっぽいポーズを決めて写真を撮る。ムダにハイテンションww
ザレた浮石のある急登をぽくぽく登り、9時50分過ぎに山頂に到着。
登り道はしんどいっちゃしんどいけど、結構呆気ない。なんだか遠近感がわけわかめ。
三俣蓮華岳は富山、岐阜、長野の3県の県境。長野は身近だけど、岐阜や富山は物理的な距離以上に心理的に遠いので、個人的におお~と感動。
1、2日目は、昭文社の山と高原の地図「剱・立山」を見ていたのだけど、ここから同「槍ケ岳・穂高岳」にシフト。
縦走経験が乏しいものだから、なんだかそれだけでもすごいな~と、ひとりで感動。
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3日目の行動時間は短いのだけど、なんだか長くなってしまったので続きはまた今度。
2日目、8月10日(日)は朝3時15分に起床。なにしろ前夜、というか夕方6時過ぎに寝付いたので、睡眠は十分。。なハズなんだけど、まだ眠れそう。。
出発前の週は睡眠時間が短い日が多かったので、快調! にはちょっと物足りない。
外はまだ真っ暗。テントの中で各自手早く朝ごはんを済ませ、テントを撤収。見ればすでに1パーティが出発した模様。早いな~。
4時頃に奥黒部ヒュッテでトイレ&水の補給。この日はひたすら稜線歩き、コースタイムにして約13時間の行程なので、水はたっぷり4リットルを用意。
4時20分に、読売新道をいざ歩き出し。
奥黒部ヒュッテは標高約1500m。目指す第一のチェックポイントである赤牛岳は標高2864.2m。コースタイムで7時間。長い樹林帯歩きなので、気持ちを奮い立たせないと気持ち負けしそう。
歩き出しから30分も経つと、次第に空が明るみ始めました。5時過ぎに「読売新道8分の1」と書かれた標識のある地点に到着。ヘッデンを消して、黙々と歩き続ける3人。標高が低いこともあり、朝早い時間だというのに気温はそれほど低くなく、すでにして汗ぐっしょり。
読売新道は2001年にコースが整備されてから登山者が増えたとのことだけど、なるほどルートはしっかり整備されていました。
のっけから急登続きで、木の根だらけの道や岩の巻き道、砂砂のガレ場(1箇所)など、なかなか手強いルートですが、これだけ整備が整っているのはさすが一般登山道。
枝尾根から枝尾根へと渡り、次第に本尾根に詰めていくので、急登続きといえども、合間に平坦な箇所もあったりして、5万分の1の地図で見るよりも、実際にはなかなかメリハリのあるコースです。
とはいえ、登りよりも下りで使う人が多いためか、「8分のX」の標識の間隔は、上に上るほど1区間が短くなる印象でした(8分の2から8分の5までは、下りが苦手な人はタイムロスしやすい岩がちの道が多い。1箇所だけ90度に曲がる箇所があり、天候が悪いと枝尾根をそのまま降りてしまいそうになるところにトラロープあり。その他の箇所は、標識もしっかりしていて、迷うところはありません)。
地図上に記された「雨量計あり」のポイント(8分の5)に到着すると、ようやく周囲はすっかり背の低い潅木ばかりとなり、遠くの山々の稜線が見渡せるようになりました。遠くにはるか来た黒部湖。
←とお~くに黒部湖が見えます。思えば遠くに○○もんた(古)。
立山や室堂、薬師、烏帽子岳~と、風景を満喫。やっぱり森林限界を超えると気分が盛り上がりますな。
展望が開けたこともあって、空とそこに続く稜線しかない風景は、ほんとうに絶景。
こじんまりとしたお手製のような雨量計はともかくも、人工的な夾雑物はいっさい視界になし(室堂の建物類も見えず)。
ガレた岩場、ハイマツの分け道、真砂のトラバース道を進んでいくと、そこここに高山植物が咲き誇っていました。
赤牛岳の山頂手前では一気に標高を上げるので、空を仰ぐような位置に目指す目的地。それでも丹念に一歩一歩進んでいけば、いつか到着するはず。。! と心の中で自分を励ましながら、澄み切った青空の下を歩けることがほんとうに楽しい。
赤味を帯びた岩のガレ道をジグザグと上って行き、ついに赤牛岳山頂に到着したのは9時半過ぎ。コースタイムにして7時間のところを5時間で消化。エスケープルートがないだけに、長めのコースタイム設定となっているのでしょうか。さて。
赤牛岳山頂には先行パーティの方たちが休憩中。自分達を含めて2パーティのみ。
山頂にてお湯を沸かしてコーヒータイム。温かい飲み物がうまい。まったりと30分近くも休憩。
眼下に横たわる黒部川を見て、奥ノ廊下の長さをつくづく実感。いつか遡行してみたいけれど、ほんとうに長いなぁ。
赤牛岳から水晶岳までは2時間40分の行程。緩いアップダウンの稜線の道で、思う存分絶景を満喫。ただ、この手の道は、思うほどには足がはかどらない。
水晶岳に向かう左手、長野側の稜線直下にはいくつか雪渓の残るなだらかな土地があり、どうやらビバーク地として用いられている様子。
ケルンの並ぶなだらかなガレ場を過ぎてしばし岩がちな道を登ると、温泉沢ノ頭の分岐に到着。
前方右手のはるか下に、秘境の湯として名高い高天原山荘の赤い屋根が見える。
温泉沢ノ頭から高天原山荘へ下る尾根はガレの急坂で、見た目は近いけれどなかなかしんどそう。
「温泉いいな~」と誘惑にかられつつ、水晶岳に向かう。ここからアップダウンが顕著になり、土のトラバース道とゴツゴツした岩が露出する道が交互に現れる。赤牛岳に比べたら浮石は格段に少ないけれど、しんどいのはどっちもどっち。
右手に見える野口五郎岳は、真砂が露出してまるで初冠雪を被った頂みたい。「写真を撮って、『北アルプスに初冠雪!』といってHさんに送ったら信じるかもよ?」と自分が言うと、Y君が「これ以上信用をなくしたくないし」と躊躇。まぁ悪い冗談でございます。
←はるか前方に水晶岳。「水晶が採れる」ということなので、かなりwktkだったのですが、どうも玄武岩っぽい岩塊で内心がっかりしたのは内緒です(国立公園内での鉱物の採取は事前の申請が必要です。はい)。
水晶が採れるのは山麓のみなのだそうです。そういえば、温泉沢ノ頭の手前は長石っぽい岩がごろごろしてキレイだったな。。
2986mピークの手前からは、周囲はすっかり黒い岩塊の道に変化。ハイマツと黒い岩の塊しかない。目前に聳える水晶岳は黒い岩でできた天然要塞のよう。
「ヨーロッパのお城みたいだよね」とY君2。「あー、モンサンミッシェル? 似てるかも」と自分。とにかく、なんともカッコいい。
最後の岩ガレの急登を登ると、水晶岳山頂に到着。山頂にはすでに多数の人。水晶岳山荘からピストンしてきたらしく身軽な登山客が多い。
「どちらからいらしたんですか?」 との問いに、「読売新道で奥黒部ヒュッテから」と答えると、「おぉ~、そりゃすごい。たいへんだったでしょう」と労いの言葉をいただく。でも、この時点でまだ全行程の4分の3なんだな。
風景を楽しみ写真を撮った後、下山開始。なにしろ、まだまだ行程は長いのだし、と。
水晶岳の下りは岩場の急坂。一気に標高を下げると、なだらかな稜線の先に水晶小屋が見える。あぁもうちょっとだ~。
というわけで、水晶小屋に到着し、Y君その2と自分は早速缶ビール(350ml、600円也)を購入。うんまい。
近くの雪渓からとってきた雪塊で冷やされていました。うんまい。
さて、この先の行程はなだらかなハズ。。と思っていたけれど、意外に渋い。
水晶岳からワリモ北分岐まで滑らかな稜線を一気に降り、ジグザグの急坂を一気に下る。
これだけ一気に下ったら、また登り返さないといけないんじゃあ。。という不安はばっちり的中。
祖父岳まではなだからな上り坂なのだけど、本日すでに11時間以上も歩き続けてきた身には、トドメのような登り坂。
あまりにのっぺりしすぎて、あまりにケルンが点在しすぎて、濃霧の中では道迷いしそう。
←なぜこんなにケルンだらけなんだろ?
自分としては、とてもシュールで荒涼とした光景で好きだけど、なぜか無性に嵐が丘ゴッコがしたくなった。あぁヒース、ヒースクリフ!(嘘w)。
山というよりも岩の丘。今過ぎてきた水晶岳の威容もくっきり。鷲羽岳の山容も間近。薬師に野口五郎岳もくっきり。どこを見渡しても山、山、山。そして目の前には、雲ノ平の湿原地帯。
北アルプスのほぼ中央は、まさに別世界。
岩岩した祖父岳の登山道を下ると、眼下に本日のキャンプサイト。ただし、植生保護のためまっすぐ降りることはできず。木道で大きく迂回しなくてはなりません。ゆる~い道とはいえ、長いことがすでにして苦痛。
みなで悪態をつき(もちろん?自分が一番罵詈雑言を吐いた)つつも、道を進んでいくとスイス庭園に出ました。
多分、これほどまでに疲労困憊していなければ「うっわ~♪のわんてステキなお花畑なの。しゅてきぃ~、夢みたい~」と感動するのでしょうけれど、残念ながらそんな元気は1ミリも残っていませんでした。
これで感動しなければ、自分も相当女子力が衰えているのだと反省すべきかもしれませんが、よくよく考えてみたらそもそもソフィーは黒部湖の端から12時間かけて自力で歩いてきたりしてませんもん。
雷岩の分岐に到着したのがほぼ16時。歩き出し(4時20分)からすでに12時間弱が経過。
ここで荷物を降ろし、お財布だけを握り締めて雲ノ平山荘へ。キャンプサイトの受付をし、ビールを購入。往復30分で再び雷岩に。荷物をピックアップして、テン場に移動。
テントサイトはすでにほぼ満員御礼状態で、かなりの賑わい。
どうにか空いている場所を見つけ、テントを張り、水の補給やらトイレやら夕飯の準備やら。
奥黒部ヒュッテで4リットル用意してきた水は残りほぼ200ml程度。水晶小屋でビール350mlを追加補給しているので、プラマイゼロというところ? 暑い一日でした。
雲ノ平キャンプ場は、水が豊富なのはとても良いのですが、いかんせん湿地帯ということもあり、あぶやら蚊やらの虫が多数。
蚊取り線香必須かもしれません。自分もけっこうくわれました。
自分はすっかりぐったりで、テントの中でしばし昼寝。外では若者2名が元気に夕飯の支度を進めていました。ありがたや。
夕飯ができたところで、ビールで乾杯。
「みんなよく歩いたよ~」とお互いに手放しでベタ誉め。でもほんとうに、トラブルにも見舞われず、みんなよく歩き通したと思います。誰に賞賛されなくとも、自分たちだけの自己満足だとしても、この行程を歩きとおした充実感は今振り返ってみてもひとしおです。
この日の食担は、Y君その2。長時間行動した後なので、インスタントラーメンとアルファ米が腹に沁みる。瞬速でアミノ酸レベルに分解され、吸収されました。うまかった。
そんなこんなで、ご飯を食べてコーヒーを飲み終わるやいなや、自分は速攻寝落ち。
いや~ほんとに疲れたんですってば。
で、翌日若者2名から「寝るの早杉」とバッシングw
「Y君2が面白い恋愛話でもしてくれたら起きていたんだけど」と答えると、「面白いネタなんてないもん」と、ネタにマジレスされました。
今回歩いたコースは、次のとおり。
前夜発: ムーンライト信州号で信濃大町駅
1日目: 信濃大町駅-(タクシー)-扇沢-(トロリーバス)-黒部ダム-平の小屋-(渡し舟)-東沢出合キャンプ地(奥黒部ヒュッテ)
2日目: 東沢出合キャンプ地(奥黒部ヒュッテ)-読売新道経由-赤牛岳-水晶岳-水晶小屋-ワリモ北分岐-祖父岳-雲ノ平キャンプ場
3日目:雲ノ平キャンプ場-祖父岳-ワリモ北分岐-鷲羽岳-三俣山荘-三俣蓮華岳-双六岳-(稜線ルート)-双六キャンプ場
4日目:双六キャンプ場-弓折岳分岐-鏡平山荘-(小池新道)-左俣林道-新穂高温泉-タクシーで松本駅-急行あずさで帰京
北アルプスをまだくまなく歩いたわけでもないのに、いきなり読売新道デビュー。
本来ならば、表銀座や裏銀座を歩きつくしたあとでとるべき? 選択肢かもしれませんが、北アルプスの縦走路をすでにあちこち歩いてしまったY君の計画に乗って、北アルプスビギナーの自分と初北アルプスのY君2の2名が便乗。表街道から正面切って訪れるのではなく、いきなり裏道から入るというのも、激混みが予想される夏山の混雑を避けることができてなかなか乙な経験でした。
黒部ダムでトロリーバスを降りて、黒部湖のほとりをてくてく歩くこと約3時間。
平の小屋の渡し舟は6時、10時、12時、14時(夏季のみ)、17時なので、12時の舟に乗れればいいか~と、黒部ダムの放水を眺めたりトイレに行ったりと、気持ちのんびりめで出発。
←トロリーバスの終点から黒部ダムへ。この写真の奥に見える山の麓が1日目の目的地(だと思う)。遠いな~。。
ダム湖の緑色の湖面がキラキラと輝いてとても美しく、等高線に沿って整備された割合平坦な山道。ちょっとハイキングでも~という気分で歩いても気持ちよさそうだけど、終点が遠いのであまり万人向けではないかも。
やっぱり黒部湖は大きいな、ということだけは確実に実感できます。
途中で平の小屋の屋根が見え、これはもしかしたら10時の渡し舟に間に合うかも? と、なんとなく気もそぞろ。
「小屋が見えてからが長いんだよ」という噂どおりに、見えてからの距離も長かったです。なにせ等高線に沿ってくまなく陸地を歩いていくので。九十九折のように、曲がれども曲がれども、その先には道が続いている。
左手の湖面の方からガルベという遊覧船のアナウンスがかすかに聞こえ、「乗せてくれ~」と切ない気持ちになってみたり。
まもなく平の小屋かな。。というところで、Y君が小走りで斥候。湖面の方からエンジン音が聞こえ、乗客の数を伝える無線の声が。いやな予感を抱きつつ曲がり角を曲がると、あ、小屋。時すでに10時5分。
で渡し舟は。。。と見ると、すでに離岸中。あぁ。。切なす。
「自分だけなら間に合ったんだけど、全員揃わないとダメだって。荷揚げがあるから待てないんだって」とY君。
捨てられた子犬のようなしょぼんとした面持ちで、はしけから渡し舟を見つめていると
舟の方から、「全員ですか?」 とのありがたい声。
「はい、揃いました!」
「荷揚げ終わったら戻るので、待ってください」
渡し舟の所要時間は10分強。対岸に渡るためだけに2時間待ちにならずに済み幸いでした。
10時の渡し舟に乗れるかも! ということで、途中から休憩なしで飛ばしたので、舟を降りて登山道に上ったところでしばし休憩。
さて、これからは2時間で本日のキャンプ地へ。
渡し場の先からは黒部湖の幅が徐々に狭まり、脆い岩肌を切り拓いた山道が等高線伝いにくねくね。
このルート、地図には「上下の激しい梯子多数/転落注意」との注意書きがあるので、いったいどんなところだろうと恐る恐る?歩みを進めていくものの、しばらくは普通の山道。
ただ満々と水を湛えた湖の姿はもはやなく、右手の眼下にはごうごうと飛沫を上げてダム方面に流れていく水流が木々の間から見える。
どんどんと人の住む領域を離れて、山の深いところに分け入っていくんだな。。と感慨深し。
アップダウンはしんどいけれど、梯子がなければとてもじゃないけど先に進めない。
←こんな感じ( ▽|||) なかなかワイルド。でも足場はしっかりしています。ありがたや。
風化した脆い山塊の、雪深いこんな場所に、足場を整備し維持する人の労力を想像するだけで気が遠くなる。
川の流れが湾曲した部分では、広く白い真砂の河原が広がっていて、山の中に突然南の海のプライベートビーチが出現したような印象。
じりじりと気温が上昇する中、暑い山道をひたすらてくてく上り下りしているよりも、いっそあの山の中の浜辺で昼寝をしたい誘惑にかられる。
あのときも、こんなところに人の通う道があるのかと驚嘆したけれど、今回の方が人里離れ度高し。
←秘境のプライベートビーチ(?)。こんな場所にパラソル立ててカイピリーニャ啜りつつまたーり読書~とかステキなんでわ。でも上流部で雨が降ったらOUT。
もう何度登って降りたかわからなくらいアップダウンを繰り返し、徐々に平坦になった道が開け、いざとなったらここでキャンプができそうだなという砂地をさくさく踏みしめていくと、川に大きめの木橋がふたつ。
東沢谷を渡った対岸に、この日のキャンプ地である東沢出合キャンプ地がありました。12時少し前に到着。
開けた砂地のテント場は快適。すでにテントがひと張り。どうやら渓流釣りの人たちの様子。
早速テントを張って荷物を仕舞い、お財布を握り締めて奥黒部小屋にて受付&ビール。
缶ビール(500ml)が700円、350mlは500円。これほどまでに山深い場所でもビールが手に入るのだから、北アルプスはすごい。
小屋の前のテーブルに陣取りビールで乾杯。と、パラパラとにわか雨。雨に降られる前に到着してよかったね~とそそくさとテントに避難。幸いにも雨はすぐに止んでしまい、夕食までのひとときを河原でまったり。
水の流れは痺れるほどに冷たい。
河原には釣り人が3人ほどいて、本日の夕食といって川魚を1、2匹捕まえていました。いいなぁ。そんなに簡単に釣れるものかな。。と水の流れを覗いてみても、ちっとも見当たらない。どこにいるんだか。
本気で河原で寝落ちしてしまいそうだったのでいったんテントに戻ったものの、自分が、渡渉前後で地図を取り出した拍子に日焼け止めを落としてしまったので、それを探しに再度河原に出動。めでたくY君が見つけ出してくれました。ありがとうございます。
まだ外が明るいので、山に囲まれた静かなテン場の、テントの前にて夕飯。
テン場には自分達を含めて計4張り、ちょうど10人。小屋泊まりのお客さんは11人(靴の数で推測)。
世界が100人の村だとしたら、ここは一大共和国として勢力を誇れそうですが、実際には1億以上もの人間がひしめく日本のお盆真っ盛りの行楽期に、たったこれだけの人しかいないというのも、なかなかすごい話。
明日は長い一日だから。。ということと、前夜の夜行列車であまり睡眠をとれなかったので、夜6時過ぎには早々に就寝。
て、別に誰も探そうとは思わないと思うけど(泣笑
しばし酷暑の下界を離れて、北アルプスを歩いてきます。
先日、@コスメの口コミをちくちく削除しました。といってもすんごい昔に書き込んだ2件だけだけど。
@コスメを運営しているアイサイトが、サイバーエージェントのお友達企業でおたがいべったりで、どうもいい加減うんざりしたので。
NOATOの件では、サクラを野放しにしたり、逆に警告していた有益な口コミを削除したりで対応最悪だし、そのうえ@が口コミを10個セット30万ぽっきりで企業様に販売していると聞いて、激しくもにょりました。
ま。@だけじゃなくて、Mixiもそう。むしろミクシの方がCAのマブダチ(死語)でしたね。
@、ミクシ、アメブロみたいな囲い込み系のネットコミュニケーションビジネスは、どうもなぁ。。
確かに目の付け所は秀逸だし、サーバー管理などを考えたらボランティアでできることじゃないし。
ビジネスである以上、儲ける必要があるのは理解できるけど。
ユーザーは金蔓。
これだけ明白に意図を示威されると、ほんとにもにょる。
ま、新興企業の彼らが自助努力だけでこんなに大きくなったわけもなく(それなりの努力はあっただろうけど)。
背後にちらつくD通だのH堂だの商社系だのIPO主幹事様だののいわゆる大企業から、バー系芸能プロダクションだの某5○組だのといった雑多な種族まで、お金と権力が大好きな魑魅魎魍が跳梁跋扈。
こわいなー。。(棒読み
そんなわけでわずか数日間とはいえ、山の中でただ歩く、食べる、眠るというシンプルな生活を過ごして、少しだけでも浄化されてきたいと思うのでした。
ワクワクが止まらない~♪気持ちで、LHC稼動の報を待ち、どうせ日本語のニュースはすぐにはあがって来ないだろうからとCERNのWebサイトを見たら。。
れれ、あれれ?
なにこの最新のプレスリリース。。
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CERN announces start-up date for LHC
Geneva, 7 August 2008. CERN1 has today announced that the first attempt to circulate a beam in the Large Hadron Collider (LHC) will be made on 10 September.
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うっそ~ん(涙目)。
9月10日になったのねー。。ガカーリ
フライングしちゃいましたよ。。えぇ、えぇ。。
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By the end of July, this work was approaching completion, with all eight sectors at their operating temperature of 1.9 degrees above absolute zero (-271°C). The next phase in the process is synchronization of the LHC with the Super Proton Synchrotron (SPS) accelerator, which forms the last link in the LHC’s injector chain.
Timing between the two machines has to be accurate to within a fraction of a nanosecond. A first synchronization test is scheduled for the weekend of 9 August, for the clockwise-circulating LHC beam, with the second to follow over the coming weeks.
Tests will continue into September to ensure that the entire machine is ready to accelerate and collide beams at an energy of 5 TeV per beam, the target energy for 2008. Force majeure notwithstanding, the LHC will see its first circulating beam on 10 September at the injection energy of 450 GeV (0.45 TeV).
Once stable circulating beams have been established, they will be brought into collision, and the final step will be to commission the LHC’s acceleration system to boost the energy to 5 TeV, taking particle physics research to a new frontier.
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え~と、つまり。。
7月末の時点で、8箇所の独立したセクターをひとつのユニットとして機能するように統合させて、循環装置内部を絶対零度+1.9℃(マイナス271℃)に冷却しました、と。
んで8月9日には、次のステップとして、LHCとSuper Proton Synchrotron (SPS)加速器の同期テストを実施、と。
9月初めまで何度か運用テストを繰り返して、
9月10日に450GeVの衝突実験を実施予定、と。
で、この実験が成功したら、出力を上げて5 TeVの衝突実験を予定、と。
と。。。て、え~~
ブラックホールの生成(7Tevまで加速した陽子を正面衝突)には、5 TeVでは出力不足なのでは。。
7Tevに加速した陽子の衝突実験でも生成される可能性のある(絶対に「できる」というわけではない)ブラックホールの質量は極めて小さいという話だしょ?
The End of the World -LHCが本気出したら世界が終わるなんて、そんなのアメリカとかロシアが悔し紛れに噛み付いているだけでしょ?
え、、、まさか。。。??? なんてね。
一体LHCの本格稼動によってなにが起こるのか確実なことはわかりません。それでも、この世の真実に一歩でも近づきたい-そんな好奇心は猫をも殺す?
さて?
真実を知るためなら世界が終わってしまってもいいと思ってしまう自分はマッドサイエンティストの資格ありでしょか。(いいえ、単なるオタクです。はいww)
あ、でも原子力や倫理問題に触れる生命科学についてはイケイケ推進派ではありません。研究対象としては確かに興味深いのですが、現実問題としてまだ現代の技術では時期尚早な点が多いと思う罠。
ちなみに。
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「科学と技術の諸相 - 質問集」 (抜粋)
本当のところ、多くの物理学者は、LHC での実験でマイクロブラックホールが見つかる可能性はかなり低いと考えているようです。フェルミ研究所の研究者300人を対象に行った調査によると、LHC における新発見のオッズは次の通りです(Science 315 (2007) 1657-):
標準的なヒッグス粒子 2倍
予想外の事象 2倍
超対称性 5倍
余剰次元 14倍
電子の内部構造 14倍
レプトクォーク 49倍
新発見なし 7倍
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専門家達の間でも、「予想外の事象」と比べて「新発見なし」の方がオッズが3.5倍も高いそうです。
それなら安心だね♪
なんてねw
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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