グルジア情勢、突然EUの態度が軟化。
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対露制裁求めない見通し-EU
フランス大統領府筋は29日、グルジア紛争をめぐるロシアへの制裁について「まだ時期ではない」と述べ、9月1日に開かれる欧州連合(EU)緊急首脳会議の最終宣言などで制裁を採択しない見通しであることを明らかにした。クシュネル仏外相は28日の会見で、ロシアに対する「制裁や他の方法を考えている」と述べ、EUとして初めて制裁問題に言及したが、EU内で意見が分かれたとみられる。(パリ 山口昌子)
(MSN産経ニュース 2008/08/29 21:50)
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「EU内で意見が分かれたとみられる」のは、正確にはどういう勢力マップなのか突っ込んでほしかったな。
どの国がどういう意見なのか、詳細を知りたいものです。
上記、EUの姿勢が急速に軟化したのと同時期に、親米ポチの産経新聞がこんな記事を出すものだからちょっとビックリ。
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「グルジア紛争はロシアの失地回復作戦」
【パリ=山口昌子】グルジア紛争でロシアのメドベージェフ大統領は「冷戦を恐れず」と対米欧への対決姿勢を見せつけた。フランス戦略分析研究所のフランソワ・ジェレ所長は産経新聞との会見で、ロシアは紛争を好機としてソ連崩壊以来の「失地回復」を狙っているとの見方を示した。発言の要旨は次のとおり。
◇
グルジアは非常にまずい行動を取った。ロシアの反撃を過小評価し米国の支援を過大評価したからだ。ブッシュ米政権が2期目の初期であったら多少、米国の反応は違ったかもしれないが、現在の米国にとってグルジア紛争はしょせん、ロシアの内政問題だ。次期米政権にとっての最優先事項は国内の経済再建であり、外交面ではイラク、イラン、イスラエルの中東問題とアフガニスタンだ。
ロシアにとってグルジア紛争は、ソ連崩壊から2004年に旧ワルシャワ条約機構加盟国のポーランドなど10カ国が欧州連合(EU)に加盟するまでに失った影響力を回復する好機となった。ロシアにとっては、これらの国のEU加盟や北大西洋条約機構(NATO)加盟は我慢の限界であり、グルジア、ウクライナのNATO加盟は許すわけにはいかなかった。ロシアは今後、グルジアでの親ロシア政権樹立を画策するはずだ。
クシュネル仏外相がロシアの次のターゲットはクリミア半島、ウクライナ、モルドバだと指摘したのは正しい。帝政ロシア時代から黒海は地政学上、重要だからだ。
今回、サルコジ仏大統領はEU議長として迅速に動いたが、EUは対ロシアの具体的方策を持っていない。中・東欧と仏独英とは内部分裂状態だ。仏独英はロシアのエネルギー源に依存している。英国の発言は強硬だが、石油大手BPがロシアの世話になっているから実際の態度は極めて慎重だ。フランスも石油大手トタルがロシアに進出している。メルケル独首相はロシアを嫌悪しているかもしれないが、経済的にも政治的にもドイツはロシアと良好な関係を維持する必要がある。
グルジア紛争はロシアが強硬に出た場合、NATOもEUも国連も無力だということを示す結果になった。いや、NATOもEUもロシアのこうした面を熟知しているからこそ、これまで“戦略的パートナー”としてロシアを取り込んできたわけだ。EUが繰り返す“政治的解決”とはロシアとうまくやっていくという意味にほかならない。残念ながらグルジア紛争はロシアの勝利だ。
(MSN産経ニュース 2008/08/29 20:09)
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産経新聞は、今回のグルジア紛争に関してはかなり精力的に情報を発信し続けていますが、当初からロシアに対して非難の姿勢を見せていたのにな。
振り上げた拳の行き場がなくなりそうな、このフランス戦略分析研究所所長の「ロシアとは戦略的パートナーを維持すべき」というコメントを産経新聞が紹介するとは、ほんとちょっとビックリですよ。
ところで。この所長さんのコメントには、EUとして、アメリカとの関係の視点がまるっと落ちているのが気になるのですが、そこはどうなんだろ?
ヨーロッパはね、ロシアは怖いし、イスラムは脅威だけど、アメリカも好きじゃないの、ホントはね。
そんな本音をダダ漏れにされてもwww
フランス人らしく、もっとガツンと気の利いたエスプリをかましてほしかったわ。
平和的に話し合いで解決するのが望ましいとは思うけど、EUがこのままロシアの主張を丸呑みするのはいただけないよな。結局武力を持ち出したもの勝ちってことになってしまうま。
そういえば。
ノルウェーのAftenposten(ノル最大手の新聞社)の英語版記事を読んでいたら、在ノルの露関係者の発言が紹介されていました。
「賢いノルウェーの皆さんなら、新冷戦構造が我々双方にとってデメリットであることはご理解されていることでしょう。協調の道を探らねばなりません。今回のロシアの対応は、南オセチアとアブハジアにおける人道的介入なのです」みたいな。
ノルウェー自体はEU加盟国じゃないけどNATOには加盟しているし、石油産業ではロシアと提携していて関係も深まりつつあるし、この問題は難しいなぁ~という感じで記事が締めくくられていました。
なぜ非EU加盟国だけど、NATO加盟国でかなり戦力を派遣しており、世界で5本の指に入る産油国だけど、アゼルバイジャンなどの石油コンソーシアムに出資しているノルウェーの国内最大手の新聞が、わざわざ自国語ではなく英語版でこんな記事を出す意図はなんぞ?
いや~、ほんと情報戦だわ。
ロシアの目敏さ、ノルウェーのしたたかさを見せ付けられました。
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La chiusura degli agli d'Italia. とうとうイタリアの翼、終了のお知らせきました。
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アリタリア航空、分割救済策受け入れ 欧州航空大手と提携へ
【フランクフルト=後藤未知夫】経営危機に陥っているイタリアのアリタリア航空は29日、同国の政府・経済界による救済策を受け入れることを決めた。同社を採算性のある事業部門と不良資産処理にあたる部門に分割。存続する事業部門は同国2位の航空会社エアワンと合併し、欧州の航空大手と提携し出資を受ける方針。提携先として仏蘭エールフランス―KLMとルフトハンザ・ドイツ航空が有力と伝えられている。
アリタリアは同日、取締役会で救済策の受け入れを決め、前提となる破産法適用の手続きを開始した。存続する事業部門の受け皿となる「イタリア航空(CAI)」には、アパレル小売り大手ベネトンなど有力企業の投資家グループが10億ユーロ(約1600億円)の資本を注入。会長は企業再生の実績がある二輪車大手ピアジオのロベルト・コラニーノ会長が務める。
(日経ネット 2008/08/30 11:40)
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競争力低下や燃料価格の上昇に加えて、強い労組と非効率な労働など、色々な要素があると思いますが、危ない危ないと噂されていた割には今回の決定までかなり時間がかかったなぁ。。
そんなことをしている間にも負債が増えるのでは。。と思っていたけれど、色々とケツまくりが大変だったんだろな。
一応ナショナルフラッグだし。
KLMエールフランスが吸収合併の二の足を踏み続けたのは、会計帳簿がものっそいカオスだったからということだそうですし。
はて、日本は大丈夫なのかな。
グルジア紛争勃発によって、若さを売りに新時代の幕開けを感じさせるオバマ氏ではなく、ベトナム戦争を体験した米共和党のマケイン大統領候補を支持する数字が急速にUp。
このタイミングで紛争が始まった根拠のひとつとして、米共和党が政権維持のために仕掛けたのだということが紛争開始まもなく半ば「公然の噂」として囁かれていましたが、その点をプーチンがオフィシャルに非難。
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グルジア軍の進攻は米大統領選絡みと非難 露プーチン首相
ロシア前大統領のプーチン首相は28日の米CNNテレビとのインタビューで、グルジア・南オセチア自治州へのグルジア軍の進攻について、名指しは避けながらも、米大統領選で共和党のマケイン上院議員を大統領選で勝たせるためのブッシュ政権の策略だったとの見方を示唆し、対ロシア批判を強める米国との対決姿勢をさらに強めた。
プーチン氏は、米国の何者かが自国の大統領選で特定候補を有利にするため、状況をあえて悪化させるような紛争を仕組んだのではないかとの疑念を示し、ブッシュ政権はイラク戦争や経済面で問題を抱える中で「小さな勝てる戦争が必要になった」と指摘した。(共同)
(MSN産経ニュース 2008/08/29 09:44)
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ははは、面白いなぁ。。
はぁ。。。(ため息)
上記の産経の記事だと「現ブッシュ政権の裏工作で、マイケン候補の支持率を上げるため」と思いっきりネタバレされていますが、実際には「どちらの候補者」かは暗示的な表現どまり。
たっぷり思わせぶりです。
"The suspicion arises that someone in the United States especially created this conflict with the aim of making the situation more tense and creating a competitive advantage for one of the candidates fighting for the post of US president."
(BBCの記事から転載。("Putin blames US for Georgia role" Page last updated at 21:20 GMT, Thursday, 28 August 2008 22:20 UK))
911で始まったブッシュ政権が、テロとの戦いに終止符を打つことができないまま、さらにグルジア紛争の種を芽吹かせ、新冷戦構造を築いた状態で幕を引く-となると、さぞかし現政権の関係者は後味悪いでしょうな。
自業自得とはいえ。
このプーチン氏の発言に対する米の反応としてBBCに掲載されたコメントは、大統領でも副大統領でも国務長官でもなく、ホワイトハウスの報道官の発表だけ。
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White House spokeswoman Dana Perino rejected the allegation.
"To suggest that the United States orchestrated this on behalf of a political candidate - it sounds not rational," she said.
「大統領選挙がらみでアメリカが仕掛けたなんて、バカバカしい戯言だわ」
反撃になってませんがなwwwww。
仮定を前提に主張する論理も、その論理を頭ごなしに否定する回答も、いずれも欧米的価値観では受け入れがたいと思うのだけど。。
敢えてプーチン首相が陰謀論をゲロる目的はなんぞや?
ロシアとしては、EUとの対話だけではなく、ここでなんとしてもアメリカを巻き込みたいという思惑なんでしょか?
アメリカをステージに引きずり上げないと、ポーランドに配備される予定のMD計画問題が着々と進展しまい、阻止するタイミングを失ってしまうから?
そんなかたわらで、2008年8月29日に「"ステルス性能"を持つ新型弾頭装備の移動型ICBM『トーポリM』の発射実験にロシア戦略ロケット軍が成功した」というニュースがロシア国内で報じられたとか。
はぁ。。。(ため息)
当初は米露打ち合わせ済みの猿芝居だと思っていたけれど、どうやらロシアはアメリカの描いたシナリオを逆手にとって、起死回生のチャンスを手に入れているような気もしてきましたよ。
そして、それさえも筋書き通りかもしれないという疑惑がもわもわ~。。
自国の経済的な発展(資源はあるけど技術がねぇ)のために尽力する心積もりなのだとしたら、ちょっとはロシアを見直したのですが、「冷戦構造を恐れない」とか「でもやっぱり冷戦はイヤ」とか、そんな建前を言いながらやっぱり新冷戦構造に着々と布陣を進めておりますがな。
結局軍事問題かい。がっかり。。
もしアメリカがポーランドでのMD計画を中断しなければ、ロシアはキューバでのミサイル基地建設計画を進めるのでしょう。
もとはといえば、自分たちは遠く離れた安全圏にいながら、ユーラシアに対弾道ミサイル防衛網を構築しようとするアメリカが一番悪いのだとは思いますが。。
もう相打ちしちゃってください。アメリカもロシアも。
できれば、ベーリング海を挟んでジャンケン大会とか平和的な方法でwww
でも、もしも。
「もう戦争はイヤだ」という厭戦ムードがアメリカ国内で高まり、新冷戦ではなく「新しい世界」を望む声が集まれば、グルジア紛争以前からロシアのG8外しを主張していたマケイン氏ではなく、ロシアとも協調する融和的な政策を掲げるオバマ氏にかえって票が集まる結果になりゃしませんかえ?
欧州のニュースサイトをぺらぺらっと見る限り、今回のプーチン氏の発言よりもオバマ氏の大統領候補指名受諾演説のニュースがトップ扱い。
実際、自分もまた日本との協調重視路線と信じて共和党候補のマケイン寄りでしたが、なんだか今の流れでいくとオバマ氏でもいいかな~という気になりましたよ。どっちもどっち過ぎて、選択肢がないだけですが。。
(ま、所詮他国の代表だもんな)
もしそれこそがロシアの思惑だとしたら、それはそれでプーチン氏の炯眼に感服しますが。
さてはて。。?
やるな、ロイター。詳細だな。
日本はまだ健全な国で良かったなと思えるニュースなので、まるっと保存しておこう。
「焦点:破たんのアーバン増資に批判、金融庁もパリバをヒアリング 」
(ロイター 2008/08/27 20:21 JST)
Google Newsで検索する限り、現時点でアーバンコーポレーションとパリバのインサイダー疑惑に突っ込んだのはメジャーなマスコミだとロイター、日経だけのような(朝日はロイターソースだからカウントせず)。
そういえば、お隣の韓国は来月早々にもデフォルト(債務超過)来るぞと囁かれていますが、大丈夫なん?
1997年のときはまだ日本もかろうじて財務体力あったからIMF介入をとりなしできたけど、今度は中国に泣きついてください。よろぴこ。
To read whole article, please click "Read more" or go to the corresponding Reuter's web site.
■Related Entry:
アーバンコーポレイション、民事再生法を申請 (2chν速から引用 2008/08/16)
北京オリンピックの前にこんな面白いニュースがあったことを思い出しました。
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伊首相、猛暑で開会式欠席?!「50度超えるし湿気多い」
【パリ=山口昌子】ローマ発のフランス通信によると、イタリアのベルルスコーニ首相は29日夜、記者団に対し、出席を表明していた北京五輪の開会式に欠席し、代わりにフラティニ外相が出席すると述べた。首相は欠席の理由について、「北京は非常に暑く、摂氏50度を超えるうえ湿気も多いそうだ」と、冗談めかして述べた。
左派系の伊紙、レプブリカによると、欠席は「いかなる政治的動機によるものではない」という。欧州連合(EU)主要国首脳のうち開会式を欠席するのは、ほかにメルケル独首相とブラウン英首相。EU議長国のフランスのサルコジ大統領は出席する。
(MSN産経ニュース 2008/07/30 20:25)
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さすがはベルルスコーニ。
めっちゃ直前になってから突然「だって北京暑いしムシムシしてるからやーだ。外相代わりにヨロピコ。え、政治的な理由なんてないよww」とな。
50℃を超える気温ってどこのイラクだよ(バスラでの58.8℃が観測された世界最高気温)という突っ込みで話題が盛り上がり、おそらくお咎めナッシング。
パンダ貰って喜んでいるどこかの国の首相とは外交上のジョークのセンスが違うな。
だからといってベルルスコーニがすばらしい人物だとはミリとも思わないけどwww
なんでもベルルスコーニは露首相のプーチンとマブダチらしい。腹黒いモノ同士、ウマが合うんだろな。
で、そんな北京五輪の開会式当日に露・グルジア紛争勃発。
もしかしてベルちゃん、事前に情報握っていました?
オリンピックよりもエキサイティングなイベントが起こることを知って、外相を北京に追いやってみました?
実際、EU側の平和維持軍派遣の流れを最初に封じ込めたのはベルル氏とのこと。
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【南オセチア紛争】サルコジ仏大統領が「危機脱出計画」
(前略)欧州連合(EU)の議長国フランスのサルコジ大統領は12日、モスクワ入りし、ロシアのメドベージェフ大統領に即時停戦などの「危機脱出計画」を提示する。13日には外相会議を開催して南オセチア紛争の外交的解決に意欲をみせている。
10日にグルジア入りしたフランスのクシュネル外相は、(1)即時停戦(2)グルジアの領土保全(3)現況回復-を柱とする「危機脱出」計画をグルジアのサーカシビリ大統領に提示し、「ほぼすべての提案で同意を得た」と言明した。
(中略)
クシュネル外相は米国の地域への影響が逆効果になることを懸念して、「EUは紛争解決の第一線にいるべきだ」とも述べ、北大西洋条約機構(NATO)よりもEUによる平和維持軍派遣を示唆した。
ただ、こうした立場にEU加盟国が一致して賛同しているわけではない。ロシアのプーチン首相の”親友”といわれるイタリアのベルルスコーニ首相はEUによる軍派遣には慎重だ。英国は同盟関係から米国の動向に従うとみられる。
(以下略)
(MSN産経ニュース 2008/08/12 10:02)
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出鼻をくじかれたことで、NATO加盟の各国が独自判断でわらわらと艦隊を黒海に派遣。
あれはイタリアの分断工作でしたか。やるなベルルスコーニ。
確かに、あの時点でEUがNATO平和維持軍を派遣しちゃったら、ちょっとシャレにならなかったかもしれん。ロシアのシナリオに加担することになるけど、それはそれでGJかも。
ま、陰謀厨の憶測だけど。
しかしまぁ、あの黒海への各国艦隊の集結ぶりの壮観なこと。
レーダーでミサイルを誘導したり監視したりでき世界中に核ミサイルが配備されているこのご時勢なので、あれはどうも大時代がかった演出に思えて正直、微妙~。
まぁ、平和ボケした自分も「あぁ、大国同士の戦争ってこんな風景なんだ」と実感したので、映像のインパクトは大きかったです。はい。
これでなにごとも起こらずに「いや~、あの時はちょっと見ものだったよね」と笑い飛ばしたいもので。えぇ。Cold Warもいやだけど、Hot Warは勘弁ですよ。まじで。
現在EU議長国であるフランスは当初から強硬姿勢を示してロシアの脅威を喚起し、
ドイツはグルジアやウクライナなどEU/NATO未加盟の東欧諸国を積極的に支持し、
イギリスは積極的には関与せず中立的な立場に留まり、
イタリアは水面下でそーっとEUの足を引っ張る、と。
どの国もアメリカの顔色を伺いながら。
グルジアの領土保全を! とフランス外相が主張すれば、
これは弾圧を受けている南オセチアとアブハジアの住民の安全保障のためだ。コソボがよくて、こちらはダメとはおまいらダブスタだろ、とロシアが応酬。
G8から外すよ! とフランスが切り札をちらつかせれば、
ならばガス供給を止めますが、心の準備はよろしいか? とロシアが応酬。
これは冷戦だ! と国際世論が騒然とすれば、
「われわれは冷戦を望んでないが、恐れてもいない」と、ロシア大統領が強気の主張。
もっとも、この「冷戦を恐れていない」発言の翌日に、「いや~冷戦に勝者はいないしね」と、BBCのExclusive Interviewでメドベージェフ氏はさっくり前言撤回を匂わせるコメント。
あれれ?? 交渉の余地はあるってこと? それともそれすら罠??
さぁ、いよいよ面白くなって参りました。
もともと烏合の衆ですが、EUという国家連合の脆弱性が如実に浮き彫りになってしまいましたよ。
世界中に睨みを効かせる強いセコム(アメリカ)に守られて、ロシアや中東から石油や天然ガスなどの天然資源を買い漁りつつ精製技術を高値でセールスし、東欧や中国の安い労働資源を活用すると同時に販売市場として育成-つまり、おいしいところとりまくり(さらには、LoHSや環境保護目的とやらで産業界への新規参入のハードルを上げまくり)-これらの存在に支えられてきたEU先進国の経済的安定と繁栄に赤信号が明滅し始めました。
それはまぁ日本も同じことが言えるのだけど、地理的・政治的要因と金融マーケットによってEUの方が遥かに恩恵を受けていましたからねぃ。ユーロずっと高かったしな。
さて、どうなるEU?? ワクワクテカテカ(←不謹慎)
烏合の衆だけに決定的に判断が遅くて後手後手に回りつつあるEUの素敵な反撃が見たい。心の底から見たい。
「強硬姿勢だけじゃだめ、お土産もらわないと引き下がらないよ~ん」ってロシアが主張しているのだから、ここで一発ロシアをアっと言わせるようなすばらしいソリューションを提示してくれないかな。
遠く極東の島国からヲチしていると、なんだか今の状況はリアル「銀河英雄伝説」。
優れた独裁者が率いる帝国主義と、自堕落な国民と一部の資本家が富を占有する民主主義の対決という構図が、ちょっち似てるような気がするぞ。
銀英伝においてはヴィジュアル的に帝国万歳派でしたが、現実社会においては、たとえ決断がゴタゴタで遅かろうとも、やっぱり民主主義万歳に一票。
(あぁでもごめんなさい。正直なところ、プーチン様もメドベさんもかなり好みですwwww)
西側の民主主義国家もまぁ資本家階級の搾取がひどいもんだし、ロシアも今は民主主義国家なのですが(名目上)、イデオロギーとしてはまだキレイごとばかりで欺瞞であっても西側社会を支持するわ。
かすかな、本当にわずかな真の民主主義という希望に縋りつつ。
BBCの読者BBSからコピペ↓
Can diplomacy solve the crisis in the Caucasus?
(外交はこのカフカス地方における危機を解決できるか?)
Seven of the world's leading industrialised nations have jointly condemned Russia's decision to
recognise Georgia's breakaway regions. Can tough-style diplomacy bring peace to the region?
(先進主要7カ国が合同でグルジアの一部を分離独立させるロシアの決議を非難。強硬的な外交姿勢はこの地域に平和をもたらせるか?)
んで、現在最も支持を集めているコメ↓
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Added: Wednesday, 27 August, 2008, 11:33 GMT 12:33 UK
I wonder if the BBC or any UK reporter will have the guts to bring up the hypocrisy of Miliband in demanding that Russia withdraw from Georgia while British forces are still occupying Afghanistan and Iraq. Will they also bring to attention the hypocrisy of recognising Kosovo as an independent state while condemning Russia for recognising Abhkazia and South Ossetia as independent states. The US journalists were too gutless to bring any of this up at Condaleeza Rice's media address, your turn BBC
Cannon Fodder
Recommended by 350 people
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回答としては、ちょっと質問の焦点からズレているのが気になるけど。。
もっと情報を! メディアが弱腰でどうする、西側諸国の欺瞞を暴け、真実を報道しろ! という意見は日本も世界も同じなのですね。
どちらが正しいのか、なにが正しいのか、政治家任せではなく民衆が議論しジャッジする-それは、自分としては望ましい社会のあり方だと思います。
このフォーラムには世界各国の読者からさまざまな意見が投じられ、まさに玉石混合ですが、その点ではBBCでも2chでも同じ。
この言論の自由が保障された体制を望む以上、やっぱり民主主義万歳なんだな。
今回ロシアが西側諸国の喉元に突きつけたのは、武力だけではありません。
現在、人類の歴史はひとつのターニングポイントを通過中です(大げさ?)。
政治的デマゴーグのひとつの終焉を見ることができるかどうか、じっとりと手に汗握りながら行く末を見守りたいと思います。
WEDGE(ウェッジ)というビジネス雑誌がありまして、その昔、東海道新幹線のグリーン車の座席ポケットに入っていたと記憶しています(いつのことだか覚えてないけどなんかの都合でこの雑誌を新幹線で手にして、エグゼクティブwはいいな~と憧れた覚えアリ)。
JR東海が母体の出版社なので、昔は東京駅の東海道新幹線乗車口付近にあるロゴがオレンジ色のKIOSK(東海系)でしか購入できなかった記憶もあります。
今は都内地下鉄、私鉄各線のKIOSKでも買えるけど。
たまたま、電車の中でWEDGE9月号の吊広告を見て、こ、これは。。(ゴクリ
敬意? を表して駅のKIOSKで購入しました。
特集一覧。
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特集
■ こんな農協はいらない
■「環境」をビジネスチャンスと蠢く金融業界の眉唾
■ 五輪後に噴出 少数民族問題で混迷する中国
■ 世界制覇を狙う 原子力ビジネスの課題は
■ 宇宙技術を切り札に存在感ある日本を目指せ
■ アップル、サムソン…日本市場の活用に電機業界の活路あり (←自分的には蛇足)
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さすが硬派なオピニオン雑誌。ざっくり斬り。
内容はまぁ、見出しほどにはセンセーショナルではなくて、たいへんmoderate。
まぁビジネス誌だから、そんなものかな。
あと、月刊誌なのだからもう少し記事が多いと良さそうな気もしますが、新幹線の車内でさらりと読むとしたら、これくらいのボリュームが適当なのでしょう。
WEDGEのサイトから、特集の紹介文をコピらせていただきました。
(URLを見るとどうも最新号が出るたびに、当月号の紹介がざっくり更新されちゃうようだったので。)
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■ こんな農協はいらない
山下一仁(前農林水産省農村振興局次長)
農協との決別なしに農業は復興しない
農業が危機に瀕している。農家では高齢化による担い手不足が深刻化し、耕作放棄地の拡大にも歯止めがかからない。食料自給率も4割を保つのがやっと。「減反を廃止し米価を下げる」、「主業農家に絞り所得補償を行う」など閉塞した現状を打開する方策は見えている。しかし、それらを実行に移す際に立ちはだかるのが農協という壁だ。農協と政治の持たれ合いの構図が続くようでは、農業は衰退の一途を辿るのみだ。思い切った農協との決別こそが、農業復興、食料安全保障に向けた一歩となる。
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これこれ。びっくり。
だって、日本のマスメディアはもはやJA解体を提言できるほどマトモではないと思っていたので。
JA解体問題って、日本の最暗部だと思っていましたが。
と~きどき泡のように浮かんでは消え、消えては浮かび。。しているけど。
今この時点でこの問題に切り込むのは、勇気あるなー。パチパチ
色々な国際情勢や日本の経済状況を考えたら、早急に対処すべき問題のハズなのに、就任する農水相は次々と事務所費問題を発端に失脚しちゃうんだものな~。。
(まぁ清廉潔白な政治家を望むことは正しいことだとは思いつつ。。)
あまりに巨大利権構造で色々と複雑怪奇過ぎて、もはや農林水産業関係はアンタッチャブルなんだと思っていましたよ。。
なにしろ、日本の食卓だけの問題ではなくて産業構造そのものの問題だし、決して国内問題だけではないし、国土計画やら税制にもかかわるし、JAバンクなどの金融問題、ひいては年金基金などにも絡んでそうなので、そりゃもう色々なところに影響が出まくりだし、巨大利権の百貨店だと思います。
色々な国際情勢とか国内政情なども気になるところですが、農政などは早いところどうにかならんでしょかね。。
山登りに地方に行くと、街道沿いは田んぼと建売住宅がモザイク状になっているところが多くて驚きます。
農地から宅地にするよりも、宅地を農地に戻す方がずっと難しいと思うので。
遊んでいる農地を放置することも問題だけど、そうぽんぽんと田んぼを潰していいものなのかな。。
今後衰退することが目に見えている日本の農林水産業の変化を、このまままんじりと指を咥えて見ているだけで、本当に大丈夫なんだろか。。
ついでに、こちらの特集記事もクリッピング。
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■ 「環境」をビジネスチャンスと蠢く金融業界の眉唾
景気悪化、株価低迷の中、「環境」を数少ないチャンスとして活かそうと金融業界が張りきっている。排出権取引を「ビジネスチャンス」と恥もなく言い切ってしまう、お恥ずかしいロビーイングに、実態は名ばかりの“エコ”ファンド。金融業界が「環境」のために本来なすべきことは、革新的な技術開発にマネーを潤沢に供給することのはず。それをなおざりにしたまま、「環境」を合言葉に、排出権取引にのめりこむ姿をよく見極める必要がある。
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チョット前に、取引銀行のWebバンキングサイトにアクセスしたら、「CO2排出権ビジネスいかがっすか~♪」PRがあってゲンナリしました。
地球環境の保護はとても大事だと思うけど、工場を構える製造業と、電話とPCだけでオッケイなサービス産業を比較したら負担が違いすぎんだな。
製造業は大手資本しか参入できなくなるんだな。
製造業への参入の敷居をあげてしまうと、虚業ばかりが増えてしまいそうな気もするんだな。
だからといって工場が廃液だの産廃を垂れ流していいというわけではなく、やはり基準や法令順守は必要だと思うし、ハードルが上がることでかえって環境保全技術開発が進むという見方もあるけど。
要はバランスなんですかね。
コンプライアンス意識と産業発展のバランスをどうやってうまく舵取りするかということの議論はまだ出尽くしていないと思うのだけど、これは金になる! といそいそとエコビジネスばっかり先行しちゃってもねぇ。。という感じ。
そんなわけで、WEDGEちょっとすごいぞ。
すべての主張を受け入れるつもりはないけど、これらの問題をディスカッションボードに載せただけでも、ほんとすごい、えらい。
米大統領が「強い懸念」を示したにもかかわらず、メドベージェフ露大統領が南オセチアとアブハジアの独立承認へ。
「強い懸念」とか「強い不快感」とか「遺憾である」とかのポリティカルな表現は、具体的にどの程度の意思表示なんでしょう。。
喜怒哀楽+好嫌の6項目を百分率で示してくれたら分かりやすいのにな。
たとえば、今回の米大統領の「強い懸念」の内訳は、喜0怒90哀70楽0好20嫌80ですよーとか。
ま、それはさておき。
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南オセチアとアブハジア独立承認=ロシア決定、グルジアと緊迫-欧米と対立激化へ
【モスクワ26日時事】ロシアのメドベージェフ大統領は26日、テレビを通じて国民向けに演説、上下両院がグルジアの南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立承認を大統領に求めたのを受け、独立承認を決定したと言明した。グルジアが猛反発するのは必至で、地域情勢は極度に緊迫した局面を迎えそうだ。欧米諸国との対立激化も懸念される。
大統領は「サーカシビリ・グルジア大統領は南オセチアに侵攻し、政治問題を虐殺によって解決することを選択した」と非難。こうした情勢を踏まえ、独立承認の大統領令に署名したと述べた。大統領令には、外交関係の樹立と友好協力条約の草案策定も盛り込まれている。
(時事通信 2008/08/26-22:11)
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「南オセチアとアブハジアの独立」をロシア大統領が承認したら、ロシア議会は次にきっと、沿ドニエストル共和国の独立を主張するだろなと思ったら、すでに大統領自ら動き出していました。
さすがだわ。おそロシア(←投げやり)。
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ロシアとモルドバ ドニエストル問題協議へ
ロシア・北オセチア共和国の首都ウラジカフカスで手を振るメドベージェフ・ロシア大統領=19日(AP) インタファクス通信によると、ロシアのメドベージェフ大統領は25日、南部ソチでモルドバのウォロニン大統領と会談した。ロシア大統領府は、ロシア駐留軍の後ろ盾で事実上の独立状態にあるモルドバ・ドニエストル地域の問題をめぐり、両国とドニエストルの代表が近く協議を始めることを明らかにした。
会談でメドベージェフ大統領はグルジア・南オセチア問題に触れ、ドニエストル問題についても「解決に向けた良いチャンス」が訪れたと、意欲を示した。
ドニエストル地域ではロシア系住民が多数を占め、南オセチアの主要民族オセット人と同様、独立とロシアへの併合を求めている。(共同)
(MSN産経ニュース 2008/08/25 23:29)
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Wikipediaの沿ドニエストル共和国のページに、次の記述があります。
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2006年6月14日、国際的に未承認のアブハジア、南オセチア、沿ドニエストル共和国の3か国の大統領が、スフミで会談を行い、共同声明の形で民主主義と民族の権利のための共同体の設立を宣言した。
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なので、南オセチア問題のどさくさ紛れにアブハジアの独立を要求して、沿ドニエストル共和国を見過ごすはずがないだろな、と。
飛び地みたいに離れた3つの地域なのに、どういうわけか(もちろんロシアの裏工作)共同体の設立を宣言しちゃっているところだから。
「今このチャンスを逃したら、次に手に入れる機会はなかなかめぐってこない」
ロシアがそう考えて、この機会に沿ドニエストル共和国も手に入れようと野心を燃やす限り、しばらくは強硬姿勢を崩すことはなさそうな気がしてきました。
ただ、南オセチアとアブハジアはグルジア領内だけど、沿ドニエストル共和国はモルドバ領内。しかもお隣にはウクライナが控えているから、アブハジアと南オセチアよりも遥かに厄介。
モルドバは経済的援助の約束で懐柔できなくもなさそうな気がするけど、ウクライナの反発がすごそう。。
ロシアがいったいどんなウルトラCを繰り出してくるのか予想もつきません。。
そういえば。沿ドニエストル共和国関連で、ウクライナの元首相であるユリア・ティモシェンコ女史の論文を見つけました。
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「ロシアの帝国的野心を封じ込めよ」
ユリア・ティモシェンコ(ウクライナ元首相)/(フォーリン・アフェアーズ日本語版 2007年5月号)
ティモシェンコ女史は2007年5月の時点で(執筆されたのはそれ以前でしょう)、すでに「ロシアが、セルビアからのコソボ独立を引き合いに、ロシアがアブハジア、南オセチアなどの分離運動を支援する口実とする」可能性を指摘しています。
↓
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例えば、コソボがセルビアから独立するとして、ロシアがこれを先例として引き合いに出して、グルジアのアブハジア、南オセチア、アゼルバイジャンのナゴルノカラバフ、モルドバの沿ドニエストル、そしてウクライナのクリミアにおける分離運動を支援する口実とするのを許してはならない。そうしたロシアの支援は、(クレムリンに敵対的な)現地政府を不安定化させることが狙いだ。
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コソボの独立運動の機運はかねがね強かったとしても、コソボが議会で独立を宣言したのは2008年2月です。
コソボ独立宣言の際に、自分のようなにわかモノが「ロシアがコソボ独立に反対する名目に、なんで南オセチアを持ち出すんだろ~」と思っている時点よりもずっと前に、すでに警鐘は鳴らされていたのですね。
ではなぜ欧米諸国はみすみす看過してしまったのか。
一応裏で手を打ってはみたもののロシアの方が一枚上手だったから?
ぶっちゃけ東欧のことはよくわからんから?
はて。。
論文のAbstractと本文から抜粋。
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プーチン大統領は、これまで一貫して「偉大なるロシアを復活させる」という目的を掲げ、国内的には権威主義体制を強化し、対外的にもエネルギー資源と軍事力を武器に近隣諸国を自国の勢力圏に取り込むことで超大国の地位を取り戻すことを狙っている。
原油価格の高騰を追い風に再生したロシアは、いまやエネルギー資源供給を武器にヨーロッパさえも脅かしつつある。
考えるべきは、ロシアに政治・経済改革を求める欧米のこれまでの路線では、ロシアの伝統的な膨張主義、そして近隣諸国を犠牲にして超大国の地位を取り戻そうとする戦略には太刀打ちできないということだ。パワーにはパワーで対抗するという外交の鉄則を思い出し、欧米、とくにヨーロッパは、ロシアの資源外交による揺さぶりにも動じない結束を持つ必要がある。
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ロシアと交渉する際には二つの目的のバランスをとることも重要だ。つまり、ロシアの路線に影響を与えることと、ロシア側の読みに働きかけるという二つの目標のバランスをとる必要がある。協調を促すような互恵的な権利と責任を定めた制度や合意ならロシアも歓迎する。そして、こうした合意でもっとも重要なのが、エネルギー憲章条約と同条約の通過議定書だ。
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ウクライナの歴史も情勢も複雑だし、かのロシア・ウクライナガス紛争の際に首相を務めたティモシェンコ女史の論文なので、ストレートに受け止めるのはやや難しいところなのですが、実際にロシアと丁々発止渡り合った経験の重みは勉強になります。
「WTOやNATO、EUなどの国際機関への加盟はロシアにとって旨みがない。
(国連は常任理事国だからどうにでもなるし、G8は外されても体面より実利優先なら別に困らないんだろな)
国内市場を開放したところで、ロシアにとって旨みがない。
国際世論? 人権? なんだそれは、食えるのか? うまいのか?
MD計画? アメリカはつくづく戦争が好きだな。目障りだ、失せろ。
もはや、欧米諸国と協調路線を模索したところで、旨みがないことはハッキリした。
ロシアにとって「も」利となる提案が出せないなら、もはや西側諸国のロジックにロシアが従う義理などない」
そんなプーチン氏とメドベージェフ氏の声が聞こえてくるような。。
まー、ホントの本音はわかりませんが。
でもロシアが強面を続けるのは、つまりそういうことなんだろな。(←憶測)
政治家であることが一種のNoblesse oblige(。。。苦笑)である欧米諸国に対して、ロシアは違う。力があるものが上に立つ。ただそれだけなんだな。今更だけど。
高尚な志を持つお坊ちゃまのお遊びなんかじゃない。
そりゃ、話が通じるわけもないわな。
さて。ロシアが土地が欲しいといってきたので、「わかりました、あげましょう」とうっかり差し出すと、「じゃあ次はここも寄越せ」と言ってくる可能性が高そうな気が。。
かといって、「だが断る」と断固拒否しちゃうと、猛烈な攻撃に遭いそうな悪寒。
国際世論が納得し、ロシアも説得できる、そんな素晴らしい外交戦術を期待されたフランスとドイツはかなり重い役割だなぁ。どうなることやら。。
それにしても。
民族自決問題から端を発したはずのこの紛争が、いつの間にかパワーバランスの問題に摩り替わってしまったような気が。おや?
民族問題となるとロシアも後ろめたいことがたくさんあるので、その点をあまり刺激しないようにひたすら強面で押し切ろうとしているような。。狡猾すぐる。
すわ民族紛争勃発とあらば、即座に国連で議会が召集され、議案が可決し、現地に平和維持軍や監視団が派遣される、この図式が儚くも霧消してしまいました。
(なるほど。「国連決議に委ねよ」という主張ができなくなった朝日新聞さんは、どうりで延々とロシア悪説を唱え続けていたワケだわ。わかるわ~、その気持ち(苦笑)。電波だけど、志は高かったのね。うんうん。ちょっと見直しましたwww)
もしかしたら、今後しばらくは、「民族独立問題に対する武力を用いた平和的介入」が試みられる機会は少なくなるかもしれません。ただ、新しい冷戦構造が浮かび上がることで、民族紛争の火種は鎮火する可能性もありますが。
どちらに転がっていくのかは。。さて。。
人が権力と富を追求する限り、もはや世界平和など絵に描いた餅なんだと、
欧米諸国がやんわりと真綿に包んで隠していた現実と、新世界秩序とをロシアが剥き出しで突きつけてきましたよ。
だからロシア人は野蛮なんだよと、イギリス人とかフランス人が心の中でベロ出していそうな気がするな。
ほんと、人生は謳歌すべきだよねと、イタリア人がせせら笑っていそうな気がするな。
今度こそ負けないぞと、ポーランド人が血気盛んに酒場で気炎を上げていそうな気がするな。
ロシアは駆け引きがへたくそねぇでも怒らせると手に負えないのよねと、北欧の人たちがヤレヤレと思っていそうな気がするな。
で、サブプラ問題でガタガタのくせに、アメリカがまったく空気読めずに相変わらず「オレ達、世界の警察だから」と主張してくれそうな気がするな。
だとしたら、世界はまだまだ平常運転だよな。うん。
泣けばいいのか、笑えばいいのか。。(´・ω・`)
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駐車中の車から手作り弁当を盗んだ男逮捕
秋田中央署は25日、秋田市内に駐車中の車から弁当箱などが入ったバッグを盗んだとして、窃盗の現行犯で住所不定、無職古井正一容疑者(34)を逮捕した。
同署によると6月末以降、朝方に工事現場近くで駐車している無施錠の車の中からコンビニ弁当や手作りの弁当が盗まれるケースが15件発生、警戒を強めていた。「弁当が食べたかった。コンビニ弁当より手作り弁当の方がおいしかった」と供述、余罪をほのめかしているという。
調べでは、古井容疑者は25日午前8時半ごろ、同市茨島4丁目の空き地に駐車していた秋田県大仙市の大工(41)の乗用車から、弁当箱などが入ったバッグ(計約3550円相当)を盗んだ疑い。警戒中の同署員が逮捕した。
(日刊スポーツ 2008/08/25日 20:37)
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コンビニ弁当より手作り弁当がおいしかった。。
ううう。。なんというか、
日本全国総ショボーンな気分。。(´・ω・`)
この事件はぜひ、被告に対して「もうやったらあかんで。 がんばりや」と壇上から手を差し伸べて握手を交わし励ますという杉田宗久裁判長にお出まし願いたい。。
とはいえ、杉田裁判長は大阪地裁所属だから無理なのですが。あぁ。
・上記、杉田裁判長の温情判決2例
・杉田裁判官ウォッチ (自分もナマで拝んで見たくなった。。)
逆に、この杉田裁判長は、ペッパーランチ事件では「悪質さは同種事件の中で、ひときわ抜きんでており、求刑は軽過ぎる」と述べ、北山被告に求刑(懲役10年)を上回る懲役12年を言い渡しました。
・求刑上回る懲役12年、「前代未聞」と裁判長 (オーマイニュース 2007/09/26 17:10)
検索中に見つけた、裁判長の言葉まとめブログ
・日本全国 裁判官語録3 (裁判官は冷たくない!編)
重いな。。色々と。。(´・ω・`)ショボーン
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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