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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2026.08.01,Sat
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Posted by norlys - 2008.09.05,Fri
今年の8月は、平日に晴れて週末ごとに天気が崩れるという山屋泣かせ><
週半ばを過ぎると天気予報を眺めてはため息をつくばかり。

ところで。

気象庁の外郭団体である日本気象協会が運営している「天気.jp」が9月1日に全面リニューアル。
ただいま「tenki.jp β」としてリニューアル版を運用中。

ちなみに、
気象庁-「気象」「地象」「水象」に関わる観測や予報などを行う国土交通省所轄の外局。
日本気象協会-気象庁の観測に基づく気象予報サービスを提供する国土交通省所轄の公益法人。
だそうで。まぁいわゆるひとつの天下り。(専門業種で公共サービス性が高いので別に天下りは否定はしません。内容が健全であれば)

「tenki.jp β」は、以前のコンサバというか作りこみ過剰なサイト構成と比べると、トップページがすっきり。
動画もGIFアニメではなくFlashバリバリで、遅ればせながら今時っぽいポータルサイト。
カラーも描画もキレイ。

民間気象情報サービス企業であるWeatherNewsのサイトのように、ユーザーのコメントや写真、質問や投票が掲載されていて、親しみあふれるコミュニティサイトづくりを目指している模様。

んなわけで、面倒だけど自分もまたユーザー登録してみました。
やっぱり。。というか、すでに登録されたユーザーさんには山屋さんらしき方が多いような気が。

さて、ユーザー登録してみたところで、どんな特典があるのかイマイチ判然としないし、釈然としないんだけども。。(そもそもコミュ系の馴れ合いが苦手也。割り切って利用する分にはいいのだが)

しかしまぁ、なぜ日本気象協会が今更コミュ系ポータルサイトを目指すのか、イマイチわからん。
各地のユーザーからリアルタイムの情報が届くのは便利だけど。。

WNへのバリバリの対抗心の表れとして、ユーザー囲い込みを目指したいのでしょうか。
いずれ、気象サービスを入口として、他の情報サービスにも触手を伸ばす心積もりなんでしょか。
単に今時っぽいからいいんじゃない? みたいなノリで決定しちゃったのかしらん。

ま、いいんだけどもさ。(なら言うな。はい、スミマセン)

リニューアル版のtenki.jpの内容で、コレいいな~!! と思ったのは、「気象衛星画像」に「天気図」and/or「雨雲の動き」をレイヤーできるという点。Great!

これ、ステキ。この機能、欲しかったです。
今まで衛星画像とか天気図の画像を切り替えていた手間がすっきり省けました。



※ブログパーツ用の埋め込みだと実況気象衛星画像Onlyのもよう。残念。

まだβ版なので、見た目のサイト構成は今後ちょこちょこ変化していくものと思われますが、こうしてみると以前の「トップページに一生懸命ありったけの情報をもりもり詰め込んでみました!」という構成もちょっと懐かしかったり。それくらいバッサリのリニューアルっぷり。

今後の変化に乞うご期待。。。させていただきます。

■個人的毒と独断と偏見に満ちた天気予報サイトあれこれ

日本気象協会 tenki.jp
上記をご参照あれ

気象庁
いわずもがな。ありとあらゆる気象情報の宝庫。でもここの週間予想はとても見づらいし、正直アテにならんがな。前日にならないと時間帯ごとの降水確率予想がでてこないので、とてもヤキモキさせられる。
単独予算で気象衛星を打ち上げなければならないほどに懐事情が逼迫している状況では、これ以上なにも言うまい。がんがってほしい。。

つか、なぜ予算が下りないんだぜ国土交通省?? ぶっちゃけ利権がないから? それともアメリカ様のお縛り?
オイラの税金を男女共同参画事業とかムダな行政じゃなくて気象衛星開発とか宇宙開発事業に回しておくれよとか納付時に注文できるといいのにな(希望が100%通るかどうかは別として)。

Yahoo! 天気情報
「天気」でググるとまずここがトップ。でも結局ソースは気象庁だし、更新が遅いのがイヤ。あと、去年の中頃にリニューアルしてからユーザビリティが悪くなったような気がする。
iGoogleのガジェットもネタモトはYahoo!天気情報で、ガジェットからジャンプするとここに飛ぶ。そのときの検索窓に「weather 地名」とあり、どうもダイレクトリンクではなさそうな点がなんだか不思議(で姑息。てか禿がイヤなだけ)。

Livedoor天気情報
Yahoo!天気情報とほぼ似たような構成だし、ここも気象庁の予想をひっぱっているだけなので情報内容については、特筆事項なし。でもアイコンは断然こっちのほうがかわいい。あと、トップの「全国の天気」ページから、各地のライブカメラの一覧ページにすぐ移動できる点でYahoo!よりは良い。

ウェザーニュース
民間の気象情報サービス企業。気象庁の予報にとらわれず独自の姿勢を貫く。気象庁が守りの予報をするときに、楽観的または攻撃的な予報を出すことがある。そのチャレンジングな姿勢のため、大当たりするときと大外れするときの落差が割と大きく、以前、管轄の国土交通省から苦言を呈された。
気付くと予報がちょこちょこ修正されてしまうので、山行出発直前まで目が離せないw

オールFlashで登場当時はとても画期的だった。アイコンもグラフィックもカワイイ。使い勝手もいいけれど、今となっては描画の遅さがちょっと残念。
あと、WNだと山梨、長野、新潟の3県が「中部」に区分されている点が面白い。

HBC専門天気図
高層天気図など専門的な天気図を閲覧したいときに便利。気象庁の発表内容を北海道放送局(HBC)が提供。

地球気
HBC同様に高層天気図などの専門天気図を提供。日本気象(株)が運営。久しぶりに見たら、ここもリニューアルしていました。
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Posted by norlys - 2008.09.04,Thu

今日もまたグルジア関連。
パキスタンやタイ(政情不安)や韓国(金融不安)、日本(ガタガタ)などアジア諸国の動きもなにかと慌しいのですが、まぁ。

あちこちのメディアの記事全文をクリップするのが面倒なので、ひとまず報道量の多い産経新聞のWebサイトからグルジア関連の記事のヘッドラインだけを手元に一覧としてコピー。
8月5日から本日夕方までで、すでに281件。

グルジア問題と密接にはリンクしない(でもどこかで繋がりそうな)米大統領選挙関連や北朝鮮関連、中東関連のネタも含めた数字なので水増しがあるとは思うけど、結構すごいかも。

時系列でヘッドラインを並べてみると、世界がもぞもぞ動いている様子が浮かび上がってくるようで、ちょっと面白い。記事一覧からコピペするだけなのでたいした手間じゃなし。

9月に入ってからの見出しの一部。

中東首脳が和平協議9.1 00:05
露の強硬姿勢に「エネルギーカード」 対テロ戦でも揺さぶり9.1 21:09
「アルカイダは拠点失った」 ブッシュ米大統領9.1 23:52
露が「ガスカード」 中央アジア資源を囲い込み9.3 23:11
ライス国務長官、リビア訪問へ9.3 18:40
NATO艦船に対抗措置 プーチン首相9.3 16:38
NATO代表団、15・16日にグルジア入り9.3 19:14
チェイニー副大統領、アゼルバイジャン入り ロシアけん制へ 9.3 21:20(これだけCNN)
米、IMFがグルジア支援策を表明9.4 08:18
ウクライナで連立失敗、解散・総選挙へ動き急 グルジア情勢にも影響9.4 09:12
ヒル国務次官補訪中へ 北の無能力化中断で中国と協議9.4 09:21
米第6艦隊旗艦が黒海入り グルジアへの人道支援9.4 12:34
仏、シリアなどの4首脳会談 中東安定化へ新枠組み9.4 18:38
「駐留する限り全員殺す」 仏誌がタリバン部隊と会見9.4 18:59

あぁアメリカは、というかブッシュ政権は、立つ鳥後を濁さずというか、退陣する前に少しは世の中を片付けておきたいのだろうな~という印象です。はい。

ライス国務長官は中東各国を訪問し、チェイニー副大統領は東欧へ(アゼルバイジャン、グルジア、ウクライナ、そしてイタリアを訪問。ヒル国務次官補は中国へ北朝鮮問題のご相談に。ブッシュ大統領はイラク戦争の後始末中(先日大規模な戦闘がありましたっけ)。

冷戦構造とロシア専門家と名高いライスたんが中東を訪問し、湾岸戦争とイラク戦争で利益を得たといわれるハリバートン石油関連機器企業の元CEOであり個人株主でもあるチェイニー副大統領が東欧諸国を訪問という点が、なんだかちょっと面白いです。

なんでわざわざ役割を逆にするんだろ?

それに、チェイニー氏の訪問先がCIS3カ国は分かるのだけど、なぜ最後にイタリア??
ロシア-EUの影のパイプラインとしてイタリアが暗躍中だと仮定すると、ロシアからアメリカへのメッセージをイタリアが預かっているのかな~、なんて想像してwktkする陰謀厨。
(あ、それとも先日イタリア国営放送に生出演したプーチン露首相が再び「これはアメリカの陰謀だ」説を垂れ流したので、「お前ら余計なことをするんじゃねぇ」というお叱りのために?)

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[あとから蛇足というか、訂正]
チェイニー氏のCIS3国+イタリア訪問の予定については、8月25日付けのCNNですでに報じられていました。
イタリア北部のコモで開催されるAmbrosetti Forumに出席するためにイタリアに立ち寄るのが本来の目的だったようです。陰謀論大ハズレ(^^;
"
Cheney trip to Georgia planned before crisis" (2008/08/25 15:41 GMT)

一方で、ロシア国営通信社Novosti(ノーボスチ)には、今回のチェイニー氏の訪問についてシニカルで腹黒い論評が掲載されていました。いわく、

「チェイニー氏がアゼルバイジャンとグルジアを訪問することは従前から決定されていたが(ウクライナ訪問は直前に決定した)、つまりそれはアメリカ側が前々から腹積もりがあったのだろう」

「アゼルバイジャン訪問目的はナブッコ・パイプラインの件でアゼルバイジャンの協力をとりつけることだと思われるが、かなり手強い交渉となるだろう。くっくっく。アゼルバイジャンとロシアではもう話がついているんだけどね。ま、黒海に面するCIS三国をアメリカ側に懐中に収めてアメリカの次期政権にプレゼントしたい気持ちはわかるけど」などなど。

"
Cheney to shoot Caucasian troubles" (2008/09/03 16:51)

(「ナブッコ・パイプライン」は、アゼルバイジャン供給のガスをトルコ、ブルガリア、ハンガリー経由でオーストリアまで結ぶ全長約300Kmの天然ガスパイプライン計画。もともとEUがロシアに依存しないためのエネルギー供給計画だったのに、あの手この手でロシアが嫌がらせをして、結局ロシアが一枚噛みそうな気配濃厚)

しかしアレだな。CNNとNovostiの記事だけ見ていると米露はすでに戦争状態に見えるぞ。
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そのチェイニー氏の訪問を待たずにして、まさにその前日にウクライナの与党連立政権崩壊の危機! というのが、これまたよくできたタイミングで、ヘタなドラマより現実はよほどドラマチックですよ。
もうロマンチックが止まりません。なんて、決して笑い事ではありませんが。。

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ウクライナで連立失敗、解散・総選挙へ動き急 グルジア情勢にも影響

【モスクワ=佐藤貴生】ウクライナのユシチェンコ大統領は3日、議会で多数派の一角を占めていた「ティモシェンコ連合」が野党に事実上合流したとして非難、議会を解散して選挙を行う対抗措置を取ると警告した。大統領と首相の対立が表面化したことで、ウクライナ政局は今後、混迷する可能性が強い。

ティモシェンコ連合は、2日の議会で親露派の「地域党」などと大統領権限を制限する法案を提出、採択した。これに対しユシチェンコ大統領は「議会でクーデターが始まった。ウクライナの国益に反しており、政権に対抗する決定だ」と非難した。

ティモシェンコ連合は2004年に政権交代を実現した「オレンジ革命」の立役者の1人、ティモシェンコ首相が率いており、大統領与党である「われらのウクライナ・国民自衛」と連携して多数派を形成していたが、グルジア紛争をめぐるロシア批判に消極的な立場を取り、与党側と対立してきたとされる。ウクライナからの報道では、議会は討論が満足にできず、空転状態に陥っている。

ウクライナ憲法は、30日の間に議会で過半数を占める勢力が形成されなかった場合、大統領は議会を解散し、選挙を実施できると定めている。ティモシェンコ連合と地域党は議会の2大勢力だが、方向性がまったく違うため長期的な協力体制が確保できるとは考えにくく、現地の専門家の間では議会選が行われる可能性が強いとの指摘もある。

チェイニー米副大統領は4日にウクライナ入りし、米国のサポートをアピールする見通しだが、政局の混乱はグルジア紛争をめぐる欧米の“反露同盟”の結束にも影響を与えそうだ。
(MSN産経 2008.9.4 09:12)
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ユリア・ティモシェンコ女史といえば、ガスの女王(ガス事業に進出してウクライナ1の大富豪となったので)。
2001年に統一エネルギーシステム社長時代の文書偽造・ロシア産天然ガスの密輸入の容疑で逮捕され、ロシアから国際指名手配された女傑(?)。

「ロシアに足を一歩踏み込んだら即逮捕してやる!」とロシアの検察が激高していたけれど、このティモシェンコ女史への国際指名は、2005年にロシア側から取下げがあったらしく立ち消えになったそうな。(Asyura 「 ロシア対ウクライナ」(2005 年 12 月 28 日 00:00:47) ※Asyuraソースなので、まぁ話半分がよろしいかと思います)

そのティモシェンコが、連立を組んでいたユーシェンコ大統領に離反。
ユーシェンコ大統領は8月12日にグルジアの首都トリビシを訪れサーカシビリ大統領に連帯を約束し、グルジア国民を前に「自由は戦い求める価値がある」と演説したそうな。

一方でティモシェンコは、グルジア紛争勃発直後から病気を理由に議会を欠席しがちで、ウクライナによる対ロシア制裁に消極的だったとか。

従来からロシアの脅威を欧米側に警鐘していたティモシェンコが、いざロシアが実力行使を始めたらあっさり親露派と手を組むとはこれいかに?

天然ガス事業で巨万の富を築いただけに、結局のところロシアと同じ穴の狢だったということなんでしょか。
資源を握るものが富を制する、とな。

もっともウクライナがロシアに反発したら次に狙われるのは、住民の大半がロシア人というウクライナのクリミア半島なのは火を見るよりも明らかなので、ウクライナが蝙蝠役を演じるものもっともかなぁ。。という気がしなくもなく。
砲火の最前線に立たされグルジアのように国家が分断されるよりは、EUとロシアのクロスロードである方が、ウクライナとしても自国の価値があがりそうだし。

Realクシャナ(ナウシカの、だ。トレードマークの髪型が)ティモシェンコ女史が引き起こした今回の騒動によって、ユーシェンコ大統領の後ろ盾がすこんとなくなったらグルジアのサーカシビリ大統領の立場はどうなるんだろ。。

ことごとくロシアが先手先手を打ってくるこの状況が、なんだかとても気持悪い。。
世界は大きなチェスの盤で、誰かが駒を動かしているような感じ。

その先の展開を知っている人がいたら、教えてほしいんだけどな。。

ところで。

資源を握る者が勝ち、労働の価値が失われる図式がくっきりとするほどに、今後は工業的発展は停滞してしまうのではないだろか。

リクルートの提唱するアレは自分にとっては迷惑なんだけど、「仕事で自己実現」という人生の目標とその価値が失われたら、重く鈍い閉塞感が世界を覆うんじゃないだろか。

もっとも、現在の加熱しすぎた資本主義的自由主義経済は、拡大し続けなければ倒れてしまう自転車操業ばかりでは「地球は案外狭かった」という意味での閉塞感を迎えつつあるけれど。

過剰な資本投下と産業発展はやめて、もっと地球にやさしく生きようぜ~という時代が、図らずしも到来したりするのかな。

いや人間に物欲がある限り、そんなに簡単に時代は逆行しないか。

なんてことをつらつら考えてみたりする今日この頃。

(仕事には直接は関係ないけど、これだけ世界や日本国内の情勢がバタバタ騒がしいと、そら~自分の生活にも幾ばくかは影響しますので。先日、潜在的顧客の取引先がいつの間にかシボンヌされていてビックリでしたし。)

Posted by norlys - 2008.09.03,Wed

忘れそうなので自分用メモ。

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イスラエルでカナン人の仮面出土  日本の調査団発掘

【エンドル(イスラエル北部)28日共同】イスラエル北部エンドル近郊のテル・レヘシュ遺跡で、古代イスラエル王国成立前の住民カナン人の居住跡から紀元前12-10世紀ごろの土製の仮面、女神像が彫られた石器片、オリーブ油を搾る施設とみられる跡などが見つかった。2006年から発掘している日本の調査団が27日、発表した。

調査団長の月本昭男立教大教授(古代オリエント学)は「エジプト、メソポタミアの大文明のはざまで独自の文化を発達させたカナン人の生活を知る上で重要な発見」と意義付けている。

テル・レヘシュ遺跡は旧約聖書に記述された都市「アナハラト」と推定され、紀元前3000年ごろから紀元後100年ごろまでの居住跡とされる。

出土した仮面は下半分。表情をゆがめており、魔よけなどに使われたとみられる。類似の仮面は地中海岸で活躍したフェニキア人の遺跡から多く見つかっているという。
(共同通信 2008/08/28 11:38)
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なぜ日本の調査団が古代イスラエルの遺跡発掘調査を?(資金は潤沢そうだし、宗教上の絡みがなさそうだ) とか、表情を歪めているから「魔よけ」というのは短絡杉なんでね? とか、まぁ、記事に対するつっこみはさておき。

「カナン」といえば約束の地。乳と蜜が流れる理想郷。神がアブラハムの子孫に与えると約束した土地。
だからこそイスラエルはここに建国された。

カナン人は旧約聖書の創世記に出てくるノアの孫、カナンの系譜の民族だと言われているそうな。

世界の各地には洪水神話というものがあり、ノアの箱舟の物語もそのうちのひとつではないかという論があるそうで。

Wikipediaから「カナン」の項目を一部引用
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カナンという名称の起源は不明であるが、文献への登場は紀元前3千年紀とたいへん古い。シュメール人の都市マリの紀元前18世紀の残骸で発見された文書では、政治的な共同体として明瞭に見いだされる(恐らくは都市国家間のゆるい連合であろう)。紀元前2千年紀の期間中には古代エジプト王朝の州の名称として使われ、地中海を西の境界とし、北は南レバノンのハマトを経由し、東はヨルダン渓谷を、そして南は死海からガザへ、と描写された。これは、旧約聖書の「民数記」34章1-12節の記述と符合する。
***
カナンはイスラエル人到来前には明らかに民族的に多様な土地であった。「申命記」7章1節によれば、カナン人とはイスラエル人に追い払われる7つの国民の1つであった。聖書の他の記述によれば、カナン人は地中海沿岸付近に居住していたに過ぎない(「民数記」13:29)。この文脈における「カナン人」という用語は、まさに「フェニキア人」に符合する。
***
カナン人は実際にはイスラエル人と混住し通婚した。ヘブライ語はカナン人から学んだものである(イスラエル王国を参照)。
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自分は人名とか年号を覚えるのが大層苦痛で歴史はろくすっぽ勉強していないので、よくわからないけど。
それでも、こういう実在と空想(または学問とオカルト)の狭間にあるおぼろげな遠い遠い昔の失われた文明の話はたいそう好きだ。

一応ミッション系の高校で学んだので入学早々に聖書を買わされたけど、内容があまりに奇想天外過ぎてついていけなかった。奇抜なシチュエーションで暗喩まみれの物語から、現代社会における道徳規範を導き出すシスターたちの想像力の豊かさに度肝を抜かれたことしか覚えていない。あと、チェルノブイリの事故の預言だけ。

ふと気が向いて海外の国の歴史や神話をちょこちょこと漁ってみると、独自の神話の神話をもたなかったり、ある一時期の歴史がごっそり抜け落ちていたりする場合が多い。

それは文字をもたない民族だったのかもしれないし、書物の保管状態が悪すぎたのかもしれないし、権力の交替によって焚書にあったのかもしれないし、民族と共に散逸したのかもしれない。

だからこそ、現在のように誰でも気軽に文章をしたためては垂れ流すことのできる環境と違って、わざわざ書かれ残され受け継がれてきた民話や神話にはおそらく重要なメッセージが籠められているんだろな、なんてことを考えてみたりする(実際、シュリーマンがトロイア遺跡を発掘したように。それこそ「かぐや姫」だって世界最古のSFのひとつに過ぎないかもしれないけれど、どこかの部分は実話がベースなんじゃないかとも疑っている)。

上記のWikiからの引用にあるように、カナン人=フェニキア人とみる学説が有力らしい(よく知らない)。
んで、フェニキア人については次のように書かれている。

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フェニキア人は、エジプトやバビロニアなどの古代国家の狭間にあたる地域に居住していフェニキア(英語 : Phoenicia)は、古代の地中海東岸に位置した歴史的地域名。シリアの一角であり、北は現シリアのタルトゥースのあたりから、南はパレスチナ(現イスラエル)のカルメル山に至る海岸沿いの南北に細長い地域であって、およそ現在のレバノンの領域にあたる。
***
フェニキア人は、エジプトやバビロニアなどの古代国家の狭間にあたる地域に居住していたことから、次第にその影響を受けて文明化し、紀元前15世紀頃から都市国家を形成し始めた。紀元前12世紀頃から盛んな海上交易を行って北アフリカからイベリア半島まで進出、地中海全域を舞台に活躍。また、その交易活動にともなってアルファベットなどの古代オリエントで生まれた優れた文明を地中海世界全域に伝え、古代ギリシア・古代ローマの発展を促した。
***
主なフェニキア人
アゲノルとその息子達はギリシャの伝説に登場する。

アゲノル- フェニキア王。海神ポセイドンとリビュエ(リビア)の子とされる。エウロペ、カドモス、ポイニクス、キリクスの父。
ポイニクス- フェニキア王。アゲノルの息子。
カドモス- アゲノルの息子。
エウロペ(エウローペー)- アゲノルの娘。 白い牡牛に姿を変えたゼウスに連れ去られる。
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フェニキア人といえば、古代地中海の覇者。あまねく海を渡り、交易や海賊に携わった民族。

さらには、アメリカのユダヤ資本に繋がるのだと2chで陰謀論が垂れ流されておりますな。
真偽のほどはわかりません。
面白いですけどね。電波度高いのでまるっと信じにはちょっとアレですが。

そういえば、貿易業と海賊業を共に営み、民主主義を生み出したという意味ではノルマン系のヴァイキングも似たようなことをやっていましたが。セム系(黄色人種)に連なるといわれるフェニキア人とノルマン系では、人種的には異なるようですが、その辺りの関連性はどうなんでしょう。

フェニキア人とヴァイキングには血縁があるのか、単にヴァイキングがフェニキア人のデッドコピーなのか、それとも人間のDNAにはそもそもそういう社会を構築することが仕込まれているのか。だとしたら、一方で原始共産主義が生まれたのはなぜなのか(海がないから? だとしたら、海の近くに住まうことがトリガーとなって、人間は商人兼海賊になってしまうものなんだろか。また中国の殷(商)の時代の「商」は商売の商だそうで、これはフェニキア人と関連があるのだろうか)。

人類の母であるミトコンドリアイブは約17年前にアフリカにいたひとりの女性に帰結するらしいので、社会体制の差異が生じるのはY染色体に由来するのか。それともやはり、環境や文化の差という後天的獲得形質なのか。

共同社会を形成する蜂や蟻のような生物たちは、同種であれば概ねどこでも同じようなコミュニティーを構築するのに、なぜ人間社会はこんなにも共通性を有しながらもバラエティーに富んでいるのか。

とても興味のあるところなのですが、あまりに壮大すぎる話で、風呂敷を広げすぎたことに激しく後悔。。

フェニキア人=ユダヤ・フリーメーソン説のテキストはとても長いので、「Read more」以下に↓

Posted by norlys - 2008.09.03,Wed
プーチン節、炸裂☆

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NATO艦船に対応策取る=ロシア首相が警告 

【モスクワ2日時事】インタファクス通信によると、ロシアのプーチン首相は2日、滞在先のタシケントで、グルジア紛争の避難民への人道支援目的で黒海に派遣されている北大西洋条約機構(NATO)の海軍艦船に対し、ロシアが何らかの対応策を取ると警告した。具体的内容は明らかにしなかったが、「穏やかでヒステリックではないものだ」と述べた。
(時事通信 2008/09/02 22:25)
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嗚呼、「穏やかでヒステリックではないもの」ってなんですか~?!
いったいなんですか~?!!

プーチンの発言だからこそ、えもいえぬゾワゾワ感。。
これが元KGBの真髄なのか。。おそロシア(←そろそろ飽きた)

それにしても、いったいなんだろなー。

「露ガスプロム・ネフチ(SIBN)、9月にイランと北アザデガン油田計画に関する条件を協議」(下記*)ではNATOは関係ないですもんねぇ。。
これはこれでロシアが着々と資源確保に動き回っていて、西側諸国としてはあまりうれしくないニュースですが。

ところで。上記プーチン氏の発言の英文ソースを探していたら、ロイターの英文記事の中で、今年の7月にメドベージェフ大統領がアメリカのMD計画推進に反対を表明した際(下記***)に似たような表現をしていたことに気付きました。

"We will not be hysterical about this (U.S. missile shield) but we will think of retaliatory steps," he (Medvedev) said, but did not specify what measures Russia might take.
(「我々はこの事態に対してヒステリックな態度を示すことはない。ただし報復措置については検討しなくてはならないだろう」とメドベージェフ露大統領は語った。しかしロシア側がどのような手段を用いるかについては明らかにされていない。)

メドベージェフ大統領の発言だと思うと、プーチン氏と比べると、正直なところあまり怖くないかも。。
政敵の返り血を浴び続けながら玉座を死守してきたプーチンと、プーチンの抜擢で栄光の座を受け継いだメドベージェフでは格が違うということなんだろか。。

ところで、もしかして「ヒステリックではない報復措置をとるぞ」というのは、ロシア語のコンテクスト上ではありふれた表現なんだろか。
つまり、「やれるもんならやってみろ(はぁと)」ということなんだろうけど、「遺憾の意」の生ぬるさに比べたら、これはもはや恫喝だろう。おまけに口先だけではなく実際に陰で武力反撃の準備を進めるのだからまことにおそロシア(←飽きたけど、ほかに言いようがない。。)。

さてはて。

上記メドベージェフ氏の発言が書かれた記事を読んでいたら、アメリカのMD計画に対して当時ロシア大統領のプーチン氏が強硬に反対を表明すると同時に、代替案を提案していたことを思い出しました。2007年6月上旬の頃のお話でございま。

(反対) MD計画(ポーランドでの対空ミサイル防衛施設とチェコでのレーダー設備設置)の中止
(代替案) アゼルバイジャン国内にあるロシアのレーダー施設を米露で共同利用

プーチンは、「もし東欧MDが本当に対イランであるなら、東欧よりもっとイランに近い場所にレーダー施設を作ればいい」と主張し、アゼルバイジャンの施設の共同利用を提案。
さらに当時、イランが「イランのミサイルは欧州まで届かないよ」とアメリカのMD計画を皮肉ったそうな。

でも、アゼルバイジャンの軍事施設を共同利用するのは、わざわざロシアに最新技術をダダ漏れにする恐れもあるし、おそらくはアメリカの本意ではないので、アメリカ側がのらりくらりと聞こえないフリをしていましたっけ。

今一度、アメリカのMD計画が白紙に戻ったり、米露共同で施設利用という話が進まない限り、グルジア紛争の幕は引かないような気がしてきました。
争点は色々とあるけれど、問題の根幹に米のMD計画が居残る限り。。

しかしまぁ、なんでアメリカもロシアもこのMD計画の攻防戦にこんなに熱心なんだろう。。???
極東の1国民としては、理解に苦しむ苦しむ。
どっちかさっさとこの問題から手を退け、できればアメリカ。本当に迷惑だ。

それにしてもプーチン氏の存在感の大きいこと。

先日、プーチン露首相が極東ウスリースク(Ussuriysk)森林保護区で「(罠にかかった後)近くにいたテレビ局のクルーに向かって走り出したアムールトラに麻酔銃を打ち込んだ(下記**)」というニュースをロイターが配信し、涙がちょちょぎれるほどに爆笑したのは自分だけではないと思いたいです。

このニュースの数日前に、ロイターが報道したロシア軍の残虐性を知らしめる写真に対し、一部地域(ロシアと親露派の人々)において捏造疑惑が盛り上がっていたそうなので、ロイターが慌ててサービス、サービス♪なんでしょかね。ものすごいリップサービスだな、おい。

存命中にしてすでに伝説の人となりそうな、最近のプーチン氏の八面六臂の活躍ぶり。あまり面白キャラに成り下がるのは、今後の政治活動において得策ではないような気もしますが。

ねぇまさか、自分たちのPMがこんな人だとして、それで本当にロシアの国民は大喜びするのかな?
ひねくれた性格の自分としては、こんなの大神源太レベルのはったりにしか見えませんが。。

oogami5.jpg←お懐かしうございます。
大神氏とプーチン氏、マッチョでデコが広いという点が共通か(失礼)?







従来から面白発言満載のプーチン氏。Wikipediaからプーチン発言集の一部を抜粋してみました。

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  • 「テロリストは便所に追い詰めて肥溜めにぶち込んでやる(たとえ便所に逃げ込んでも息の根を止めてやる)」(チェチェン武装勢力に関して)
  • 「我々が戦っている相手は残酷な連中、人間に化けた獣だ」 (チェチェン武装勢力に関して)
  • 「もしあなたがイスラム過激派になりたくて割礼が必要ならモスクワに招待する」 (2002年11月「チェチェン住民を抹殺しようというのか」というフランス記者の質問に対して)
  • 「あれは沈んだ」(ロシアの原子力潜水艦クルスクが沈み、乗員118人が死亡した事件について)
  • 「我々の敵はテロリストでなく、ジャーナリストだ」(2001年5月)
  • 「イギリスの連中は脳を入れ替える必要がある」(リトビネンコ毒殺事件の容疑者引き渡し要求に反論して)
  • 「(地球温暖化のおかげで)毛皮コートを買う金も節約できる」(2003年9月の気候変動会議の開幕式で)
  • 「バルト三国はロシアの小銭」
  • 「中世のように、汚職する公務員は手を切り落としてしまえばいい」(ロシア国内の汚職の横行に関して)
  • 「EUは恥を知れ!国際社会のルールに反する勝手は許されない」(コソボ独立に関して)


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いやはや。。(ノーコメント)

話が吹っ飛ぶけど、日本の新しい首相はローゼンメイデン麻生閣下が望ましいと海外のニュースサイトが勝手にあれこれ報じておりますが、いったい何がどうなっているんだら?

そんなことは日本国民に決めさせろ。
つか、直接投票ができたらいいのにな。。もっとも選択肢がなさすぎて困惑するだけか。。


(*)のNews
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露ガスプロム・ネフチ(SIBN)、9月にイランと北アザデガン油田計画に関する条件を協議

ロシアの石油大手、ガスプロム・ネフチは08年8月、イラン政府にイラン領内の大規模油田、北アザデガン油田の調査結果を提出した。同社Dyukov社長がモナコで報道陣に語った。ガスプロム・ネフチは国営イラン石油公社とアザデガン油田の共同開発に関する交渉を進めている。ワーキンググループが結成され、ガスプロム・ネフチ代表団訪問に関してイラン側と交渉を行っている。代表団は契約条件協議のため、08年9月にもイランを訪問する可能性がある。北アザデガン油田の可採埋蔵量は約1億5000万トンで、年間最大採掘量は550万―650万トンにのぼる見込み。

なお、同社株式の売買単位は1株で、最低売買金額は521円程度。
(提供:ARUJI GATE証券株式会社)
(IBTimes、2008/09/02 23:21更新)
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(**)のNews
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プーチン首相、トラの襲撃からカメラマン助ける=ロシアメディア
[モスクワ 31日 ロイター] ロシアのメディアは31日、プーチン首相(55)が、野生のアムールトラの襲撃からテレビ局のクルーを助けたと報じた。同首相は、研究者らによる野生のトラの監視方法を視察するため、国立公園を訪問していたという。

 同国の主要テレビ局によると、プーチン首相はわなにかかったアムールトラを見るため、野生生物の専門家たちと一緒に現地に到着。その際にトラが逃げ出し、近くにいたカメラマンに向かって走ってきたが、旧ソ連国家保安員会(KGB)出身のプーチン首相がすばやく麻酔銃を打ってことなきを得たという。

 プーチン首相はその後、トラの歯の計測や、首の周囲に衛星発信機を装着する仕事も手伝った。
(ロイター、2008/09/01 14:25 JST)
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(***)のNews
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Russia upset, but "no hysterics" over U.S. shield
By Oleg Shchedrov

TOYAKO, Japan (Reuters) - Russia will consider how to retaliate over a planned U.S. missile shield but wants to continue talks on the issue with Washington, President Dmitry Medvedev said on Wednesday.

Washington and Prague signed a deal on Tuesday to place a tracking radar in the Czech Republic as part of a system the United States says is needed to protect against any missile attack from countries such as Iran.

Russia is sensitive to any Western military build-up near its borders and says it considers the U.S. missile shield plans a direct threat to its security.

"We are extremely upset by this situation," Medvedev told a news conference on the northern Japanese island of Hokkaido, where he was attending a summit of the Group of Eight leaders.

"We will not be hysterical about this but we will think of retaliatory steps," he said, but did not specify what measures Russia might take.

Secretary of State Condoleezza Rice called Russia's response "predictable, if disappointing".

"I still hope that Russia will look at the actual threat environment, look at the fact that the Iranians are developing ever-longer ranges of missiles which they apparently intend to test and that the Russians will see that this is not aimed at them," Rice told a news conference in Sofia.

Iran, suspected by the West of developing nuclear arms, test-fired 9 missiles on Wednesday and said it was ready to retaliate if the United States and Israel attacked. Speculation Israel could strike has mounted since its air force staged an exercise in June that U.S. officials said involved 100 aircraft.

Previous president Vladimir Putin proposed to Washington and NATO last year to set up a joint system of early warnings to trace any potential launch from the volatile South. Moscow offered use of a radar station it hires in ex-Soviet Azerbaijan.

"There has been no reaction," Medvedev said. "They are conducting sleepy talks with us and that means that the (U.S. shield) idea will be realized."

"It is completely obvious that, after the signing of the agreement, a new stage in implementing the idea of the missile shield has started," he added.

UNEASY RELATIONS

The missile shield dispute is one of a complex of disputes between the United States and Russia.

Rice was due in the Georgian capital, Tbilisi, on Wednesday for a visit Moscow will be watching closely. Tensions between Moscow and Tbilisi are rising over the Russian-backed separatist regions of Abkhazia and South Ossetia.

Putin, who handed over powers to Medvedev in May and is now his prime minister, warned in 2007 that Russia could aim missiles at European countries if the U.S. missile shield plans went ahead.

Russian generals have threatened to deploy tactical missiles in neighboring Belarus and to resume production of short and medium-range nuclear missiles in response to Washington's missile defense plans.

But Medvedev, who met President George W. Bush on the sidelines of the G8 summit on Monday, said dialogue on the Missile Shield issue should not be stopped.

"We are not closed to further negotiations and we will continue these," he said.

Medvedev and Bush, who will hand over powers to a successor after elections in November, agreed at a meeting in Japan that maintaining dialogue and close ties between the leaders was important both for the two states and for the global stability.

"I think we are leaving a very strong relationship," Secretary of State Condoleezza Rice said in Bulgaria.

"But it's a complicated relationship because whenever you have a relationship this big, and with this many elements, there are going to be elements both conflict and cooperation, and both are evident in the relationship with Russia."

(Editing by Ralph Boulton)

(Additional reporting by Arshad Mohammed in Sofia)
(ロイター 2008/07/09 23:36 JST)
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Posted by norlys - 2008.09.02,Tue

週末の日曜日は奥多摩で沢登り。
当初は日帰りで別の沢に行く予定でしたが、集中豪雨と雷をもたらす前線が日本列島に沿ってウロチョロしているものだから中止。

今年の8月の週末は、ほんとにお天気に翻弄されているような。。うう。
そこに、「いざとなったらすぐに逃げることができて、水が多いほど楽しいゴルジュ系に行きたいね~。倉沢谷とか海老沢とかどう?」というFさんのご提案を受けて、日曜日の朝発で奥多摩にGo。
天気予報は曇りのち雨。それでも時間の早いうちはまだ天気が崩れそうになく、雲の合間からチラチラと青空が覗いていました。気温は30度を少し下回るくらい(?)。

どうにかお天気ももちそうなので、なし崩し的に倉沢谷本谷を遡行することにケテーイ(倉沢が厳しそうだったら海老沢に転進予定でした)。

氷川の集落を抜けて道端から垣間見える日原川は白濁し、いつもよりごうごうと音を立てて流れていました。
山歴の長いFさんが選んだ沢だから大丈夫だろうと思いつつ、「ははは。。さすがに水が多そうですね。。」と、我ながら緊張交じりのコメント。

倉沢バス停の奥に続く、倉沢林道入口のスペースに車を駐車。
Fさんがご持参してくださったウェットスーツを重ね着し(ありがとうございます)、上からハーネスを装着。同行のFさんもY君もピッタピタのウェットスーツに、ウェストにスワミベルトかハーネス。

なんというかビジュアル的に実に微妙(すみません)で、失敗した戦隊モノのコスプレみたい。。orz
愛國戦隊大日本のテーマソングが脳内を駆け巡る。ハラショ、ハラショ

もしも日本が弱ければ ロシアは、たちまち攻めてくる
家は焼け 畑はコルホーズ
キミはシベリア送りだろう~♪

まー、増水必至のこんな日に沢で誰かに会うこともないだろうしなんのこれしきピロシキと自らを慰め(?)、いざ9時10分過ぎに出発。
沢沿いに続く林道を50mほど歩き、踏み跡をたどって沢に下降。
沢幅いっぱいに水が流れ、水深の浅いところでもふくらはぎ下まで水につかる。

上流に石灰岩の切り出し場があるためか白濁している日原川とは違い、倉沢の水は清らかに澄んでいる。きれい。
でも水の勢いはかなり早い。岩場のゴルジュが多く、土砂が少ないということなんだろか。

下降点から下流に向い車道がかかる倉沢橋の下には奥多摩最難といわれる「マイモーズの悪場」というS字ゴルジュがあるそうな。
トポのオススメに従ってちょいと様子を見てみようかと下流に向かうものの、水の勢いがすごすぎて断念。速やかに遡行再開。

「マイモーズ」という言葉のオドロオドロしさにビビリつつ検索してみたら、マイモーズとは「かたつむり」のことなんだそうな。なんだ。ほっとした。

すぐに深く広い釜を持つわずか1mほどの段差が現れる。ちょっとした段差なのに、ばくばくとホワイトウォーターが泡立っている。その昔、カヌー講習会に参加したときに、こういったホワイトウォーターの下に巻き込まれたら浮上できないから気を付けるようにと注意されたことを思い出してビビる。かなりビビる。

釜に近づくと、下がえぐれているために足が届かなくなる。うわ流される~と、しがみついた岩はツルツルに磨かれていて適当なホールドがない。ひー。
先行するY君にお助け紐を出してもらいなんとか乗りあがる。

過去に倉沢を遡行したことのあるFさんいわく、この日の水量はかなり多目とのこと。
それじゃあ仕方ないかな。。ヘタレ上等で無難に行こう。。と思っていたら、「こんな日こそ水中のど真ん中を行かないとね! 面白くないよね!」と檄が飛んでくる。はぁ。。

028kurasawa_s.jpg巨大な岩盤を水流が削って形成されたゴルジュが続く。
とてつもなく大きな硯の中に落とされた気分。

直径8mほどの大きな釜の先に2段5mの滝。数字だけ見るとなんてこたーないんだけど、落口から噴出す水の勢いは結構壮絶。文章で表現すると

どぼどぼだばだばじょじょぼぼ~ッッ
という感じでしょうか。よくわかりません><

釣り人がたくさん入る場所だそうなので巻き道がしっかりついているのですが、敢えて水流のど真ん中を行くぞというFさんの勢いに呑まれ、「巻き道を行きましょう」と言い出しそびれました。

まずはFさんがリード。へタレの自分は2番手。万が一落ちた場合には、流れに飲み込まれないように、ラスト3番手のY君がバックロープを引っ張ってくれることに。
たぷたぷに水を湛えた釜を左から泳いで渡り、岩に飛びついてへつり、水流の左端に打ち込まれたハーケンをコレ幸いと足がかりにしてA0で登りました。
もう少し水の勢いが細ければ、落ちてもカマだしと安心して登れたのですが(言い訳イクナイ)。

この滝を越えると、S字結腸のように(実物を見たことはないのだが)抉れた岩盤のゴルジュ。
こんな水量の多い日の沢なら誰にも合わないだろうと高を括っていたのに、なんと後続パーティの姿が見えました。びっくり。沢スキーの飽くなき遡行欲求、恐るべし(自分たちもだが)。

ゴルジュを越えると、とたんに平坦な河原に変化。それでも河原いっぱいに水が広がり、ヒタヒタと踝の上まで漬かる水量。

P8310123_s.JPGちょっとした小滝の下にも立派な釜があり、横断しようと近づくと足元をすくわれそうな水の流れがあり、「おお河童がいるぞ!」とはしゃいだり、白く泡立つ小滝を登る姿を「鮭だ、鮭が帰ってきたぞ!」と囃したてたり、ホワイトウォーターのウォータースライダーを楽しんだりと、敢えて水流のど真ん中ストライクを歩き続けているうちに、だんだん楽しくなってきましたよ。

←ウォータースライダー遊び。尻尾をたてろ~! という感じ(なんとなく)。

ふと行く手に釣竿がチラリと見え、沢屋を天敵と見なす釣り師さんを刺激してはならじ、武器は向こうの方が多いぞということで、そーっと水際から釣り師さんの背後を通過。

10時40分過ぎに最初の休憩。ノンストップアクアビクス状態で体力を消耗したためか、行動食の大半を一気に平らげてしまう。

ふと左の斜面を見ると、トポに描かれているとおり、沢に平行して走る林道がチラリ。
Fさんがその方向を指差して、「ほらね、この沢ならいつでも逃げられるから」とのこと。なるほど。

その後も、釜という釜につっこみ、水しぶきを上げる小滝を丹念に突破し続けました。そのためか、入渓点から終了点である魚留橋まで2時間の行程なのになかなか前に進まず。

P8310147_s.JPG八幡沢の出合にある3m滝の釜がかなり深く、滝上から回り込んで4mほどの高さからダイブしても底に足がつかないほど。これはかなり面白く、3人でドボンドボンと飛び込みまくりました。

←釜デカし。泳ぎ好きにはたまりません。

P8310153_s.JPGひたすらファイト一発→
水との体力勝負で、後半は負けまくりで足元掬われること度々。

12時ちょっと過ぎにトポに「大岩」と記された場所に至る。そんなに長い沢ではないのにな。(遊びすぎです。間違いなくww)

しばらく進むと、河原に石灰岩の巨岩が点在し始める。右手には現在閉鎖されている倉沢鍾乳洞があるとのこと。なるほど。

水流に磨かれているとはいえ、フリクションの良かった黒色粘板岩(かな?)と違い、石灰岩はつるんと滑りやすい。

これまた大きな釜のある5m滝を水流の右側から登り、ぼちぼち釜も小滝もお腹いっぱいだな。。というところでスダレ状の3m滝に到着。先頭を歩くFさんが滝の裏側を抜けていく。

ウェットスーツを着ていてもぼちぼち水が冷たい。気温が上がらないこともあるし、支流の出合が増えるごとに水温が確実に下がっている。
それでも意を決して自分も滝の裏に入り込み、そのまま滝の左に出ようとしたら、頭上から「違う違う、滝の奥に戻って」との声。ちょっと戻って岩の間を潜って登ると、あら、上に出ちゃいました。面白いな。

163kurasawa_s.jpg堰堤の2つの排水溝の右側(どちらも通行可)を潜り抜け(子供が大喜びしそう)、右俣の沢筋を歩き続けると目の前に魚留橋が見えてきました。

橋の先にある魚留ノ滝(15m)を眺めてから、右岸を上がり林道へ。この時点で13時45分。
遡行時間2時間の沢なのに、気付けばなんと4時間半が経過。
「流れのど真ん中を歩く」縛りがなければもっと早く上がれると思うけど、この手の沢はトコトン遊び尽くさないともったいないしね~と、自分たちを慰めつつ。あぁでも楽しかった。

P8310304_s.JPG
←魚留ノ滝。続けて遡行することも可能なのだそうな。
ただ、この日はこの時点ですでに気持が負けていました。。
とてもじゃないけど、登攀意欲が湧かず。

沢沿いの林道をぽくぽくとのんびり歩いて14時40分頃に倉沢林道入口に到着。沢装備を解除。

奥多摩駅そばにある奥多摩町営もえぎの湯に立ち寄り、ご飯を食べていざ帰ろうというときになって雨が降り始めました。沢の中で降られずに済んだのは幸い。

*****
倉沢谷本谷は明るく広く水いっぱいの沢でした。泳ぎがメインの沢は初めてで、かなり満喫。
標高差もほとんどなく、登れる滝ばかりだし、アプローチも下山もいざというときのエスケープもお手軽なので、猛烈に暑い夏の日に水遊びをするにはもってこいかと。

Posted by norlys - 2008.09.01,Mon

ロシアが石油と天然ガスの供給を止めるぞゴルァと凄んだらEUのロシア批判姿勢が低調になり、アメリカがわざわざ横からEUに対して「エネルギーをロシアに依存するのは危険」と助言しましたが、そんなことは最初から分かっていることなんでは???と思うのですが。

なんだこの猿芝居。

大体、石油代替エネルギーの開発を大々的に行うと必ず横槍を入れてぶっ潰してくるアメリカにとやかく言われたくもないような気もするしな。

そんな折に、イタリアがフライング。

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イタリア、リビアのインフラ整備に50億ドル投資へ 25年間で


【カイロ=安部健太郎】イタリアのベルルスコーニ首相は30日、リビア北部ベンガジで最高指導者、カダフィ大佐と会談し、友好協定を締結した。首相は「協定では、リビアの社会資本整備に対し年額2億ドル(約220億円)を今後25年にわたり投資する」と述べ、イタリアが総額で50億ドルを投資することを明らかにした。ロイター通信によると、チュニジア側からエジプト国境までの高速道路建設などが含まれるという。

イタリアは石油・ガスの安定確保に向け、地中海を挟み近隣の産油国リビアとの関係改善を進めていた。リビアは1912年から第二次世界大戦中までイタリアに支配された歴史がある。ベルルスコーニ首相は「今回の合意は、イタリアによる植民地時代にリビアにもたらした損害を具体的かつ道徳的に認めるものだ」と述べ、協定締結でリビアに対する補償問題に区切りを付けたとの認識を示した。
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グルジア問題に対しておそらくEU内部でがっつり足を引っ張っているであろうイタリアが、今度はリビアへの投資を表明。50億ドルというとちょっとすごいけど、よく見たら「25年間で」というのが、実にしょぼい。
悲しいくらい、しょぼい。

しかも、植民地化したことに対する戦後補償ってお題目がまた。。。うまいね、どうも。 
それで済むなら日本は(ry

んで、高速道路を建設したら、次はただいまロシアへの輸出が絶賛拡大中のフィアット社の車を売り込めるぜ! やっぱりオレ様頭いいわ~とか、ベルルスコーニがほくそ笑んでいる様子が目に浮かぶよーな。

・リビアについて from Wiki

2004年にアメリカ政府による渡航禁止措置が解除され、2005年1月に行われたリビアの石油・ガス権益入札でオクシデンタルとサウジアラビア系企業の連合がその多くを制し、リビアへの本格的な復帰が期待される。

オクシデンタルについて from Wiki

1920年に創業され、その後大富豪、政商として知られるアーマンド・ハマーが、ソビエト連邦との貿易で得た莫大な資産を元に経営権を握った。「石油メジャー」と呼ばれる7大石油会社に次ぐ規模の独立系石油会社である。本社はカリフォルニア州ロサンゼルス市に所在する。

・オクシデンタルについて from 「オルタナティブ通信」(2007/10/02)
米国元副大統領はマフィアのメンバー 1・・松岡農林水産大臣を殺したのは誰か

この世界最大の精肉販売業者IBPの経営者が、ソ連=ロシアとの穀物、石油、天然ガス、核兵器密売を行って来たオクシデンタル石油である。このウクライナ・マフィアの中核企業オクシデンタルの経営者が、自称「環境保護論者」アルバート・ゴア元副大統領である。

・ゴア元米副大統領とオクシデンタルの関係 from 「るいネット」 (2007/10/28)
不都合な事実を持つ「アル・ゴア」について(まとめ)」

②アル・ゴアの石油利権
1)アル・ゴアの親父は大手石油企業オクシデンタル石油の副社長だった。(広瀬隆の『世界金融戦争』を参照)
4)オクシデンタル石油の会長だった男、ユダヤの政商アーマンド・ハマーは、ソ連の独裁者ウラジーミル・レーニンと組んで、冷戦時代には鉄のカーテンをくぐり抜けてビジネスを展開した猛者であり、アーマンド・ハマーの闇の人脈には、ナチスの財閥ティッセン男爵や、イスラムの兵器商アドナン・カショーギがいた。(フリー百科事典『ウィキペディア〈Wikipedia〉』と広瀬隆の『赤い楯』を参照)

③アル・ゴアの活動資金
1)アル・ゴアの活動資金は、国際鉱物資源マフィア=暴力団のマーク・リッチから出ている。マーク・リッチは石油もウランも、太陽光発電装置や風力発電装置に使用するレアメタルも販売している。生産がピークに達した石油は利益源としては限界であり、原発や環境エネルギー開発に国際鉱物資源マフィア=暴力団は利益源を求め始めている。(『オルタナティヴ通信』より引用)

2)マーク・リッチはディック・チェイニーの資金源でもあり、民主党も共和党も「同じ穴のムジナ」である。(『オルタナティヴ通信』より引用)

3)マーク・リッチはロシアの石油・ガス利権者でもあった。(広瀬隆の『世界金融戦争』を参照)

う~む。。。そこまで話が飛躍するとはおもわなんだ。。びっくり。

額面どおりにすべてを鵜呑みにしてはいけないけど(ソースが広瀬隆氏の著作とか。。微妙だな)、世界の暗黒面の底なしの深さに今更ながらに驚く。

しかしまぁ、さすがイタリア、世渡り上手ですこと。。

「だからイタリアをEUに加盟させるのは最初から反対だったんだ」とフランスとドイツが騒ぎ始めるのもそう遠くない未来のような気がしてきましたよ。
まぁ、イタリアとしても、原発売電で潤っていて世界中に兵器を輸出しているフランスなんかにはそんなことを言われたくはないだろうけど。

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■2008/09/03 蛇足

「中東最新情勢60号(2005.9.26付)」に下記の文章がありました。

---------------------------------------
注目される第2回目のリビアの石油・ガス公開鉱区の落札結果
(前略)
今回の入札に大いに期待する欧州石油企業

2005年1月29日に発表された入札結果で15鉱区のうち11鉱区を米国石油企業にさらわれたことで強い不満を表明した欧州の石油企業は、言うまでもなく10月の26鉱区については獲得に大いなる意欲を燃やしている。
(中略)
欧州諸国は既に2004年から首脳陣を相次いでリビアに送り込み、石油を初めとする各種の開発事業の自国への取り込みに並々ならぬ決意を滲ませている。実際2004年を振り返ってみると、ベルルスコーニ・イタリア首相を皮切りに、ブレア・英国首相、シラク・フランス大統領、シュレーダー・ドイツ首相とEU主要国の首脳がこぞってリビア詣でを行い、石油・ガスの探査・開発から始まって通信等の基礎インフラに至る大型事業の自国企業への発注に向けた売り込み合戦を展開していた。特に、イタリアのベルルスコーニ首相に至っては1年間に3回もリビア訪問を行っている。
(略)
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そっかー。そういう事情があるんだな。。
アメリカの図々しさにも驚くし、ベルルスコーニがちゃんとイタリアのために働いていることを知って驚いた。

世の中はこんなにも複雑で、自分は余りにも浅はかだ。反省。

Posted by norlys - 2008.09.01,Mon

グルジア紛争の記事をアレコレ漁りつつ、そういえばチェチェンどうなった? ということが気になりました。

再興したチェチェン共和国の首都グロズヌイ(Grozny)の様子を収めた写真の投稿。

Chechnya Development - Photo Update
(Posted on 01-30-2008)

Dom_2_s.jpg←グロズヌイの街角スナップ。

あら~。。ついこの間まで、内乱でボロボロでススまみれのアパート群と道端にたむろする人々の写真しかお目にかかったことがなかったので、いつの間にこんなことに。。という気分。

画像のデータによると、撮影日は2007年9月12日。
新しいアパートが立ち並び、街角には花が溢れ、子供たちが街の公園の噴水で遊び、道の端のベンチに腰掛た人々が談笑し、大きなショッピングモールがあり…つい10年前まで内戦で荒廃していた都市とは思えないほど、それはそれは美しい街が収めされていました。

グロズヌイの都市部の目覚ましい再興には、ロシアの積極的な資本投資とロシア軍による土木建設工事への協力があったとのこと。

なるほど。どうりでグルジア紛争の論争において、チェチェン問題が取り上げられないわけでした。西側欧米諸国としても、もはや突っ込みどころがなさそうです。

これらの写真が投稿されたのと同じ頃、2007年9月30日付けのNew York Timesに、チェチェン再興の記事がありました。

Under Iron Hand of Russia’s Proxy, a Chechen Revival (ロシアの代理の圧制によるチェチェンの再興)

まるで奇跡が起きたかのようにここ1、2年の間で急速に復興が進んでいるグロズヌイについて記された記事。
復興の光と影について詳しく述べられています。

この記事で、特に興味深いのは次の部分。(日本語訳はテキトー。間違いだらけかも。。)

**************
Russia’s defeat of the heart of the rebellion in Chechnya appears to flow, in the simplest sense, from a two-stage formula: extraordinary violence, followed by extraordinary investment. One corollary has been that allegations of human rights abuses by both Russia and its local allies have been largely ignored.
チェチェン中心地での暴動に対するロシアの圧勝は、極めて簡潔に述べると次の2段階の方程式に集約される。徹底的な破壊、そして、桁外れの投資。ロシア軍と現地反乱軍双方による人権蹂躙疑惑はおしなべて無視されているのではないかという憶測のみが残る。

At the center of this formula has been Mr. Kadyrov, the rebel turned Kremlin ally who was widely labeled an illiterate bandit when he entered public life three years ago after his father, then the president, was assassinated.
この方程式の中心にはカディロフ(ラムザン・アフマドヴィチ・カディロフ)氏の存在がある。カディロフ氏は、3年前に暗殺された当時の大統領であった父親*の後継者として政治の道に入った。無教養な無法者として広く知られるクレムリンの同志に転向した反逆者である(←ロシア体制側が黒幕にいることへの皮肉)。

Mr. Kadyrov, like the republic he leads, has defied the dark projections. As Chechnya’s president since this spring, he has become a populist who has managed to embrace Sufi Islam, Chechen ethnic identity and Kremlin authority simultaneously.
カディロフ氏は、共和国のリーダーとして、暗黒面の突出を断固として退けた。今年(2007年)の春からチェチェン共和国の大統領に就任すると同時に、スーフィー・イスラム(イスラム教神秘主義者)、チェチェンの民族アイデンティティ、クレムリンの権力のすべてを等しく容認することに努める人民主義者となった。

*アフマド・カディロフ
現チェチェン共和国大統領ラムザン・アフマドヴィチ・カディロフ氏の父。
イスラム教の宗教教育を受けたチェチェンの元ムフティー(イスラム法の解釈責任者)で、第2次チェチェン紛争時に親露派政権樹立のためにロシア側のバックアップを受けてロシア連邦チェチェン共和国の大統領に就任。2004年5月9日にチェチェン独立派によって暗殺された。

**************

"extraordinary violence, followed by extraordinary investment" -アメとムチではなくて、ムチとアメ。

ふーむ。。。

開発に伴う軋轢や矛盾は数多くあれども、現時点ではグロズヌイの再興は概ね成功。。なんだろな。たとえ都市の一部の光景だとしても、もはや内乱で荒廃した都市とは思えないもんな。
そして、この奇跡のような都市復興はまだまだ続くんだろうな。

少なくとも、チェチェンの領土の地下にある石油が枯渇しない限り、ロシアからの資本投資が続く限り、そして現政権が安定している限り。

チェチェンの再興した姿は一種のVanity Fairであっても、内乱や紛争が続き焦土化した国土と疲弊した国民だけが残され、テロや武力抗争が絶えないアフガニスタンよりはまだマシに思えるような気もする。

ご立派な憲法や一見民主的な政府が用意されたところで、衣食住が足りなければ何が良くなったのか現地の人たちにはまったく理解できないだろうし、難民キャンプを出ていきなり自立しろと言われても困るだけだろう。

一方で、整然と典型的なまでに「ロシア化」された都市の姿は、住民の本来の願いからはちょっと離れているんじゃないかな。。とかも思ったりするし、他者に与えられることに慣れてしまうのはマズイんじゃないかとも思う。

おそらくは、今回のグルジア紛争でも、ロシアは同様の方程式を発動させる気満々なんでしょな。
グルジアからまんまと南オセチアやアブハジア地方をもぎ取った暁には、巨大な資本投資と急速な都市復興が待ち受けているんだろな。

なかなか復興が進まないグルジア国内を尻目に、ロシア側の体制についた地域がどんどん復興を遂げたら、いったいどんな事態になることやら。。

晴れて西側諸国の一員としてNATOやEUへの加盟が承認を受けたとしても、それは決してグルジアの経済的復興を約束するものではないしな。

(NATOは軍事協力だから論外として)EU加盟はまだ経済的に価値があるとしても、実は安価な労働資本を欲している西側諸国は豊かな東欧など望んではいないという現実に直面するのかもな。。

プーチンに関するWikiの項目を見ていたら、次の記述に目が留まりました。

-----------------------
1997年、プーチンはサンクトペテルブルク鉱山大学に「市場経済移行期における地域資源の戦略的計画」という論文を提出し、経済科学準博士の学位を得る。この論文の内容は、豊富な資源を国家管理下におき、ロシアの内外政策に利用する」というものだった(この論文に関しては、2007年に米国の学者が盗作説を主張するも、その後立ち消えとなる)。
-----------------------

なるほどな。。

もうロシアはというか、プーチンは、最初からやる気満々なんだ罠。
チェチェンを強硬に手放さずにいたのも(第1次チェチェン紛争時のロシア大統領はエリツィンだけど)、今回のグルジア紛争も、すべては資源確保のため。さすが元共産主義国家。計画経済万歳だ。

西側諸国が汗まみれで働くことを嫌って金融工学とやらに励んで虚業に勤しんでいる間にも、ロシアは一方で着々と資源確保に動き回っていましたとさ(その割には関連産業の技術開発への投資が疎かな点が気になるけど)。

たとえ資源や人的資源を有していても必ずしも国家も国民も裕福にはなれないということを、その昔、ほんのちょこっと南米諸国の経済学史を学んだときに痛感した覚えがあります。すぐ目の上にアメリカがある国は実に不幸だな、と。飴なんて上層部の一部だけで食い潰して、国民にとっては常にムチとムチだもんな。

資源を有していて武力もあり、国際的に大国とみなされているロシアであれば、南米や中東(さらに宗教問題があるからややこしい)とは違う結論を導けるのかもしれません。

民主化を推し進め、開かれた資本主義経済を導入し、他国との協調により工業化の発展を推進するという今となっては古典的な開発経済学を学んだ者として、ロシアが見据えている方向性にはかなり興味があります。
(原始開発経済論に逆行してしまうかもしれないというパラドキシカルな状況がなんともはや。。)

まーだからといって、ロシアのやり方が素晴らしいとはどうしても思えないけど。。
難しいなぁ。。

 

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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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