Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2009.08.26,Wed
・1日目(#DAY1 折立-太郎平)。
・2日目(#DAY2 赤木沢)。
夏の北アルプス定着源流紀行? 3日目の記録。
夜半に目を覚ましてテントの外を眺めたら満点の星。天の川の白い筋がたいそうきれいでした。ただ残念ながら流星はお目にかかれず。
朝3時に起床。相変わらず喉が腫れて痛い。長い一日になりそうなので気を引き締める。4時ちょうどにテン場を出発。
昨日よりも出発が30分早いのでまだ周囲は薄暗い。ただ、太郎平小屋の脇をとおり薬師沢小屋までの道のりは昨日と一緒で、すでに一度通っている道なので安心。
5時40分前に薬師沢小屋に到着。すでに川原を歩き出しているパーティや間もなく入渓しようという感じのパーティがちらほら。釣り師さんや縦走の登山者さんも同じくらい。皆のなんとなく高揚した雰囲気が漂っていて、沢屋だけでなく、釣り師さんはもちろん、縦走派の人にとっても憧れの場所なんだな、という感じ。
自分たちも沢の装備を整え6時10分に例の梯子から川原に降り立つ。
赤木沢の出合までは昨日と同じ。水量は昨日よりもやや少ない。2日続けて同じところを歩くと、なんだか馴染みの場所のような気がする。ただし昨日とは違って今日は右岸をメインに進む。
瀞の手前でいったん左岸に移り、前日渡渉した地点で同じく右岸に渡り、岩を飛び移って左岸に戻り、岩魚止メノ滝手前へ。先行パーティを1組追い越す。今回はさっくりと岩魚止メノ滝から高巻きルートに入る。踏み跡明瞭。
7時ちょうどに赤木沢出合の手前にある兎平で休憩中の先行パーティ2組の脇を通過。ここで記念写真を取り合いっこ。
昨日見た黒部本流の1m滝は高さはないものの水が多い印象でどんなものかと不安だったけれど、水の中に入ってみればそれほど深さはなく、左岸の兎平から一直線に右岸に向かい、左壁の岩を伝って滝上に。
←「黒部」という名称に気持ちが呑まれそうになるけれど、見た目よりも浅瀬でした。幸いこの日は流れも穏やか。
滝の上は広~い川原。傾斜はほとんどなく、のっぺりと水の流れる開放的な川原。ゆるゆると流れる緑の水面がキラキラと朝陽を反射してとてもきれい。周囲は高台の草地。
とにかく水がきれい~。
特に困難なところはなく、どんどん先に進む。進むほどに少しずつゴーロが増えてくる。
花崗岩のゴーロが主だけど、水面下の部分は黄褐色に変色しているものが多い。なんの成分だろう?
8時25分、祖母沢出合に到着。祖母沢の入口はこじんまりとした印象。
振り返ると野口五郎岳のすっきりとした山容が開けた沢の上に聳え立つ。山頂直下には花崗岩の白い岩峰が立ち並んでいる。小川山とか瑞牆の岩場みたい。黒部五郎岳の岩場を登るアルパインルートってあるんだろうか。また、ここから見える黒部五郎岳の中央部分に名前のない沢の連瀑帯が白い1本の筋を描いて落ちている。う~ん、直登は困難そう…。
8時半に五郎沢出合に到着。顕著な二俣で、五郎沢は左岸から合わさる。五郎沢には白い花崗岩のゴーロが転がっている。
大きな岩の上に上がりしばし休憩。好奇心旺盛な虫たちがうようよ集まってくる。悪さはしないからいいけど恐れる様子はまったくなし。好奇心こそが進化の鍵なんだろか。
この二俣周辺も、赤木沢出合直後と同じく、両岸の少し高いところに草の台地が広がっている。
15分ばかり休憩した後、左俣の黒部源流歩きを再開。水量はぐっと減り、ゴーロが多くなる。沢幅も狭くなり、次第に傾斜が上がってくる。とはいえ階段状の小滝とゴーロばかりで難しいところは皆無。段々と赤みを帯びた花崗岩がメインとなり、黒苔でぬめるところも多い。
魚はいなさそうなのに生き物の匂いが濃くなる。
次第に標高を稼ぐようになり、振り返って見る黒部五郎の高さが目印になる。ほとんどゴーロだけど、時々小さなナメや小さな釜が現れて目を楽しませてくれる。
10時頃、前方になだらかな稜線が見え始める。両岸も少しずつ開けてきた感じになる。振り返ると黒部五郎岳の山頂が水平な目線の先に。緩やかだけど結構登ってきたんだなぁ。いったん休憩。
休憩した場所から先はぐっと空が広がり、祖父岳のなだらかな山容が右手に広がる。水はいよいよ細くなり、草と潅木が両岸から迫る水道を辿る。
「あれ、トラロープがあるよ?」とYさん。おやほんとだ。と、トラロープをまたぐと、そこは雲ノ平のテントサイトのトイレの脇。こうして10時40分過ぎに無事に雲ノ平に到着。思ったより早めに到着したのでちょっとうれしい。
雲ノ平は、去年、読売新道を歩き水晶岳、ワリモ分岐経由で訪れた場所。なんだか懐かしい。去年ここに来たときは夕方ですでにテントがびっしり立ち並んでいたけれど、この日はまだ2、3張程度。
いずれもまあるい祖父岳と祖母岳に挟まれた高層湿原のお花畑。しみじみと癒される風景。
青空の下ぽかぽかと陽射しを浴びながらのんびりと沢装備をしまい、靴を履き替える。
テントサイト脇の水場で水を汲み、雲ノ平山荘で缶ビールを買い乾杯。お盆休み前に雨が降ったためヘリによる荷上げができず「ビールはお一人様1本まで」との但し書きがありました。なんて貴重な1本。
目の前に水晶岳のかっこいい姿を眺めつつグビリ。
11時45分に小屋前から出発。北北西方面から雲が流れて来る。結局雨には降られずに済んだのでよかった。
お花畑の中に伸びる木道をぽくぽく歩く。アラスカ庭園、奥日本庭園。薬師岳が前方遠くに見える。う~む、テン場まで遠い。。
木道とお花畑が終わると、登山道は足元ぬかるみがちな樹林帯に突入。周囲の展望は一切ないので黙々と降りる。途中からガレた枯れ沢に変わり、岩がヌルヌルで滑って怖い。登るには急登だし下るにはヌルヌル。。
薬師沢小屋からの登山道入口の道標に「雲ノ平/直登」とあり、看板に嘘偽りなし。
冷や冷やしながらぐんぐんと標高を下げて(でまた登るんだよなぁ…とため息つきつつ)、13時半にどうにか薬師沢小屋に到着。ほ。テラスで休憩。
昨日、今日と朝見た赤い吊橋を、今度は対岸から渡って戻るというのはなんとなく面白い。
さて、まだまだ道のりは長い…と、今朝来た道を逆戻り。
雲ノ平の標高が約2500m。薬師沢小屋は標高1912m。太郎平小屋は標高2300mちょっと。水平距離も長いけれど累積標高差もなかなか。。
途中の木道で足を滑らせて右足首を捻挫してしまう。あほだなぁ、自分。テーピングで固定してどうにかしのぐ。うっかり浮石を踏むと激痛。先だって岩場で捻った左足が象足のままなのに、右足首はさらに極太になってしまった。。うう。
15時半に太郎平テントサイトの「我が家」に到着。定着して周辺の沢をうろうろ…というスタイルなので、テントがすっかり我が家状態。
テントサイトでのビールの販売は16時までで、それまでには戻れないだろうからと雲ノ平で乾杯したにも関わらず、買えるならありがたく…と、ビールを購入して乾杯。
あぁ明日はもう下山なんだねぇ、今度は高天原まで行きたいねぇなど話しつつ夕飯。この日は玉ねぎとランチョンミートのチャンプルーと海草サラダとチラシ寿司。豪華。ありがとうございました。
祖父沢は出発前にネットで収集した情報に記されていたように、通過困難なところは一切なくゴーロが連続する沢でした。雲ノ平にぽんと出ることを考えると、急登の連続する薬師沢小屋からの登山道を登るよりも楽かも(?)。沢装備が必要になるけど。。
赤木沢の美しさに較べると、祖父沢はどうしても見劣りしてしまう気がしますが、黒部源流の支流のひとつを完全遡行するという冒険的な要素が面白かったし、ゴールが雲ノ平のお花畑というのはナイス。(ただしトイレの脇だけど(苦笑))
・2日目(#DAY2 赤木沢)。
夏の北アルプス定着源流紀行? 3日目の記録。
夜半に目を覚ましてテントの外を眺めたら満点の星。天の川の白い筋がたいそうきれいでした。ただ残念ながら流星はお目にかかれず。
朝3時に起床。相変わらず喉が腫れて痛い。長い一日になりそうなので気を引き締める。4時ちょうどにテン場を出発。
昨日よりも出発が30分早いのでまだ周囲は薄暗い。ただ、太郎平小屋の脇をとおり薬師沢小屋までの道のりは昨日と一緒で、すでに一度通っている道なので安心。
5時40分前に薬師沢小屋に到着。すでに川原を歩き出しているパーティや間もなく入渓しようという感じのパーティがちらほら。釣り師さんや縦走の登山者さんも同じくらい。皆のなんとなく高揚した雰囲気が漂っていて、沢屋だけでなく、釣り師さんはもちろん、縦走派の人にとっても憧れの場所なんだな、という感じ。
自分たちも沢の装備を整え6時10分に例の梯子から川原に降り立つ。
赤木沢の出合までは昨日と同じ。水量は昨日よりもやや少ない。2日続けて同じところを歩くと、なんだか馴染みの場所のような気がする。ただし昨日とは違って今日は右岸をメインに進む。
瀞の手前でいったん左岸に移り、前日渡渉した地点で同じく右岸に渡り、岩を飛び移って左岸に戻り、岩魚止メノ滝手前へ。先行パーティを1組追い越す。今回はさっくりと岩魚止メノ滝から高巻きルートに入る。踏み跡明瞭。
7時ちょうどに赤木沢出合の手前にある兎平で休憩中の先行パーティ2組の脇を通過。ここで記念写真を取り合いっこ。
←「黒部」という名称に気持ちが呑まれそうになるけれど、見た目よりも浅瀬でした。幸いこの日は流れも穏やか。
とにかく水がきれい~。
特に困難なところはなく、どんどん先に進む。進むほどに少しずつゴーロが増えてくる。
花崗岩のゴーロが主だけど、水面下の部分は黄褐色に変色しているものが多い。なんの成分だろう?
8時25分、祖母沢出合に到着。祖母沢の入口はこじんまりとした印象。
振り返ると野口五郎岳のすっきりとした山容が開けた沢の上に聳え立つ。山頂直下には花崗岩の白い岩峰が立ち並んでいる。小川山とか瑞牆の岩場みたい。黒部五郎岳の岩場を登るアルパインルートってあるんだろうか。また、ここから見える黒部五郎岳の中央部分に名前のない沢の連瀑帯が白い1本の筋を描いて落ちている。う~ん、直登は困難そう…。
大きな岩の上に上がりしばし休憩。好奇心旺盛な虫たちがうようよ集まってくる。悪さはしないからいいけど恐れる様子はまったくなし。好奇心こそが進化の鍵なんだろか。
この二俣周辺も、赤木沢出合直後と同じく、両岸の少し高いところに草の台地が広がっている。
15分ばかり休憩した後、左俣の黒部源流歩きを再開。水量はぐっと減り、ゴーロが多くなる。沢幅も狭くなり、次第に傾斜が上がってくる。とはいえ階段状の小滝とゴーロばかりで難しいところは皆無。段々と赤みを帯びた花崗岩がメインとなり、黒苔でぬめるところも多い。
魚はいなさそうなのに生き物の匂いが濃くなる。
10時頃、前方になだらかな稜線が見え始める。両岸も少しずつ開けてきた感じになる。振り返ると黒部五郎岳の山頂が水平な目線の先に。緩やかだけど結構登ってきたんだなぁ。いったん休憩。
休憩した場所から先はぐっと空が広がり、祖父岳のなだらかな山容が右手に広がる。水はいよいよ細くなり、草と潅木が両岸から迫る水道を辿る。
「あれ、トラロープがあるよ?」とYさん。おやほんとだ。と、トラロープをまたぐと、そこは雲ノ平のテントサイトのトイレの脇。こうして10時40分過ぎに無事に雲ノ平に到着。思ったより早めに到着したのでちょっとうれしい。
いずれもまあるい祖父岳と祖母岳に挟まれた高層湿原のお花畑。しみじみと癒される風景。
青空の下ぽかぽかと陽射しを浴びながらのんびりと沢装備をしまい、靴を履き替える。
テントサイト脇の水場で水を汲み、雲ノ平山荘で缶ビールを買い乾杯。お盆休み前に雨が降ったためヘリによる荷上げができず「ビールはお一人様1本まで」との但し書きがありました。なんて貴重な1本。
11時45分に小屋前から出発。北北西方面から雲が流れて来る。結局雨には降られずに済んだのでよかった。
木道とお花畑が終わると、登山道は足元ぬかるみがちな樹林帯に突入。周囲の展望は一切ないので黙々と降りる。途中からガレた枯れ沢に変わり、岩がヌルヌルで滑って怖い。登るには急登だし下るにはヌルヌル。。
薬師沢小屋からの登山道入口の道標に「雲ノ平/直登」とあり、看板に嘘偽りなし。
昨日、今日と朝見た赤い吊橋を、今度は対岸から渡って戻るというのはなんとなく面白い。
さて、まだまだ道のりは長い…と、今朝来た道を逆戻り。
雲ノ平の標高が約2500m。薬師沢小屋は標高1912m。太郎平小屋は標高2300mちょっと。水平距離も長いけれど累積標高差もなかなか。。
途中の木道で足を滑らせて右足首を捻挫してしまう。あほだなぁ、自分。テーピングで固定してどうにかしのぐ。うっかり浮石を踏むと激痛。先だって岩場で捻った左足が象足のままなのに、右足首はさらに極太になってしまった。。うう。
15時半に太郎平テントサイトの「我が家」に到着。定着して周辺の沢をうろうろ…というスタイルなので、テントがすっかり我が家状態。
テントサイトでのビールの販売は16時までで、それまでには戻れないだろうからと雲ノ平で乾杯したにも関わらず、買えるならありがたく…と、ビールを購入して乾杯。
あぁ明日はもう下山なんだねぇ、今度は高天原まで行きたいねぇなど話しつつ夕飯。この日は玉ねぎとランチョンミートのチャンプルーと海草サラダとチラシ寿司。豪華。ありがとうございました。
祖父沢は出発前にネットで収集した情報に記されていたように、通過困難なところは一切なくゴーロが連続する沢でした。雲ノ平にぽんと出ることを考えると、急登の連続する薬師沢小屋からの登山道を登るよりも楽かも(?)。沢装備が必要になるけど。。
赤木沢の美しさに較べると、祖父沢はどうしても見劣りしてしまう気がしますが、黒部源流の支流のひとつを完全遡行するという冒険的な要素が面白かったし、ゴールが雲ノ平のお花畑というのはナイス。(ただしトイレの脇だけど(苦笑))
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Posted by norlys - 2009.08.24,Mon
1日目(#DAY1 折立-太郎平)の続き。
2日目の朝は午前3時半に起床。午前2時過ぎから周囲のテントからぼちぼちとがさごそ音がし始める。夏の朝は早い。
喉の痛みは相変わらず。熱は少し引いたかな。まぁ大丈夫なんとかなるだろうと思い準備を進める。
ほぼ予定どおり4時35分に太郎平キャンプ場を出発。空にはうっすらと雲がかかっている。木道は狭いので行き交う人がいるとしばし待ち。4時55分に太郎平小屋前に到着。「薬師沢、高天原方面」に向かう木道をぽくぽく歩く。
間もなく登山道が下り始めどんどん標高を下げていく。ある程度くだりきると沢音が高くなり1回目の渡渉点。金属製の簡易橋が架けられている。古い地図による橋はなく「増水時は渡渉注意」だとか。
沢筋に沿って小さいアップダウンや木道が続く。次第に空が明るみ、青空に高層圏の雲が流れていく。
3つ目の橋が現れ「これが薬師沢左俣だね」とYさんに声をかけるものの反応が薄い。あれ今日は赤木沢を遡行してここに戻ってくるじゃなかったっけ? と内心思う。出発前に計画書を何度も確認しておいたのに風邪のせいか(元来うっかりなせい)記憶が混乱。実際には赤木沢を遡行後、従走路からテン場に戻ったのでした。
6時20分過ぎ、登山道の右手直下に黒部川を覗く。「もう歩いている人がいるよ」とYさんが言う。あ、ほんとだ。
直後に薬師沢小屋に到着。小屋の前に張り出したデッキで沢の装備をしつらえる。今回は軽量化のために靴と靴下と手袋は沢用を持参したけれど、スパッツは縦走用を転用。泳ぎの沢ではないので普通のスパッツでも十分お役立ちでした。
デッキの端にアルミ梯子がかけてあり「赤木沢、薬師沢方面」と書かれた小さな看板がある。う~ん親切。
6時55分に梯子を降りて川原に降り立つ。川幅は広く澄んだ緑色の水流が滔々と流れている。主に左岸の水流脇を歩く。
山の稜線付近は明るく陽射しを受けているけれど沢筋にはまだ光が届かず、いまいち水流に足を踏み込む気になれない。

しばらく進むと前方から単独の方がこちらに向かって歩いてくる。赤木沢出合いまで写真を撮りに行ってきたという。「この先左に渡って、もう一度右に渡り返すといいよ」と教えてくれる。
なるほど沢幅が少々狭まり瀞になり、左岸はへつりにくそう。5mばかり戻り右岸に渡り、途中の岩を飛び越えて左岸に戻る。ここで左岸を高巻きする先行パーティを追い抜く。
再び右岸に渡りイワナ止メノ滝を左壁から登って越える。雪に磨かれた岩がつるんとしていて微妙にいやらしい。

←イワナ止メノ滝。瀞から一転してホワイトウォーター。左から登りました。
また左岸に渡り、岩を登って先に進むと大瀞が広がる。穏やかな大瀞の向こうに川幅いっぱいの小滝がスダレのように広がっている。この時点で8時少し前。
ちょうど朝陽が射し込みキラキラと美しい。思わず歓声を上げる。
「(ヤマケイ)JOYだよ、JOY」と。以降、この日は二人してジョイジョイ言いまくり(笑)。
「ここが赤木沢の出合いだね」とYさんと確認し合い、右から出合う沢に入る。そのとき、先ほど追い抜いたパーティの方が「ここが赤木沢ですか」と尋ねられ「そうだと思います。自分たちも初めてなので」と答える。慣れた様子で高巻きルートを選択していたので経験者さんたちだと思ったのに意外。
←赤木沢の出合。緑色の淵が美しい。JOYです。
左岸の岩を拾って赤木沢に入ると、入口こそ狭いものの、まもなく穏やかな赤いナメ床が広がる。透明な緑色の水がさらさらと足元を流れていく。青空の下、両岸には緑の草原、切り拓かれた赤色の沢床、緑色の大きな釜-うっとりするほど美しい風景。
すぐに3段15m滝が登場。空が明るく開けていて傾斜も緩やかなので、まったく難しいところはなく登れる。楽しい。その後の滝も直登。
右岸からウマ沢が出合い、6m×15mの滝が現れる。下段の滝は右壁を直登し、上段の滝は左壁の踏み跡を辿って小さく巻く。
少し沢幅が狭くなり、ナメ床も白っぽくなる。その先に進むと再び空が開け、赤い岩になる。
途中で現れる滝はすべて直登可能。乾いていてフリクションもよく、どんどんと先を進む。ナメ、滝、淵、釜、見るものすべてがきれいで、とにかく楽しい。
ジョイジョイ(笑)
9時前に15m多段階段状滝下に到着。ほんとうに階段状でペタペタと楽しく登る。楽しくて休む間もなくどんどん進む。
9時10分に前方に大滝が見える。行く手を阻む大きな屏風状の岩肌が聳え立ち、右手奥の高いところから水流が迸り落ちている。これほどすっぱり切れ落ちるとは、どれだけ硬い岩盤なんだろう。
前衛滝の左壁を登り、大滝の右岸の踏み跡から高巻き。さすが人気の沢だけあって、踏み跡は至って明瞭で楽々。落ち口の高さまで上がり、岩をトラバース気味に落ち口まで辿る。ちょっと高度感あり。来た方面を振り返ると遥か先に赤牛岳と水晶岳の稜線が見える。
←大滝上部。左のスラブは乾いているのでフリークライミングで登れなくもない…??? まぁ自分には無理。
大滝を越えるとナメ地帯。ひたすらナメ。
9時45分に二俣に到着。ここで本日初めての休憩。歩き出しからずっと飽きることのない美しい風景が次々に繰り広げられてきたので、休みもとらずに邁進してしまった。
ここまでお世話になった「すうじいさん」の遡行図では、この二俣を右俣に入り薬師沢左俣下降に繋げることになっている。自分たちは稜線を目指すので左俣に入ることに。
左俣はナメと小滝の連続で特に難しいところはなし。雪に磨かれた花崗岩の白いナメ床が陽射しを反射して眩しい。
20分ほど大休止し再び歩き出すと、すぐに2つ目の二俣が登場。ここで右俣を詰めるという記録も見た覚えがあったけれど、自分たちは中俣乗越を目指すことにして左俣を選択。
細い水流がナメ床を走り、10分ほどすると水が枯れガレ道に。周囲は穏やかな草地なので、かすかな水線を辿って上へ上へ。
途中の高山植物や池塘に癒されつつ、なるべく植物を傷めないようにできるだけガレ場と踏み跡を繋いで上を目指し、10時35分に中俣乗越の道標のところにぴたりと到着。
絶景かな絶景かな~と風景を満喫しつつ、ここで沢装備をしまい、靴の履き替え。「黒部五郎岳まで往復3時間だよ」とYさんがお勧めしてくれるものの、体調万全ではないし明日の行程が長いしピークハンターでもない自分は乗り気にならず謹んでお断り。そそくさと北ノ俣岳を越えて幕営地である太郎平に戻ることに。
折りしもガスの一陣が通過し一面ガスの中。でもこれは一過性の雲で、間もなく晴れ渡りました。なだらかで気持ちの良い稜線歩きを満喫。
とりわけ、赤木沢-赤木平-薬師沢左俣の辺りの草地と蛇行する水の流れが作り出す窪みの滑らかな曲線の造形美にうっとり。
視線を上げれば、黒部五郎岳から三俣蓮華、ワリモ岳、水晶岳に赤牛岳、雄大な薬師岳の稜線がぐるりと続き、その間に祖父岳のまあるい山容があり、奥に続く黒部の流れが垣間見え…と、飽きることなくぽくぽくと稜線歩き。
折立までの道ではすでに終わっていたチングルマも北ノ俣岳山頂周辺ではちょうど花盛り。
12時過ぎに北ノ俣岳山頂に到着。ここで休憩。
お盆の時期だけにもっと登山者が行列をなしているのでは…と勝手に想像していたのだけど、ぽつりぽつりとすれ違う程度であまり多くの人を見かけませんでした。静かに風景を楽しむことができて、それはそれでラッキー。
高層湿原と池塘と草原を飽かず眺めつつうっとり。
途中で従走路からほんの少しだけ離れた太郎山の山頂に立ち寄り、13時25分に太郎平小屋に到着。
山小屋は「赤い屋根が見えてからが案外遠い」という罠。
早いところテントに戻ってビールで乾杯するしかない! ということで、そそくさとテン場に直行。13時50分にテントに帰還。夏の陽射しが眩しく暖かく(悪寒が残っているので丁度良かった)、沢の道具やシュラフをテントの外に広げて干し、ビールを買って木陰で乾杯し、しばらく赤木沢の余韻に浸りながらまったり。
←CMみたい?
16時過ぎに夕飯の支度にとりかかり、もりもりとご飯を食べ(焼きラーメンとフルーチェ。うまかったです。ありがとう~)、明日の行程は長いので3時起床ということにして、20時前にはさっさと就寝。
事前に調べた情報では、いずれも赤木沢は美渓だ秀渓だと賞賛の声が高く期待していましたが、幸い好天に恵まれたこともあり、期待以上に美しい沢でした。滝も高巻きもツメも困難なところは皆無で、先に進むのが惜しいほどただひたすら美しく、ほんとうに楽しい沢でした。
2日目の朝は午前3時半に起床。午前2時過ぎから周囲のテントからぼちぼちとがさごそ音がし始める。夏の朝は早い。
喉の痛みは相変わらず。熱は少し引いたかな。まぁ大丈夫なんとかなるだろうと思い準備を進める。
間もなく登山道が下り始めどんどん標高を下げていく。ある程度くだりきると沢音が高くなり1回目の渡渉点。金属製の簡易橋が架けられている。古い地図による橋はなく「増水時は渡渉注意」だとか。
沢筋に沿って小さいアップダウンや木道が続く。次第に空が明るみ、青空に高層圏の雲が流れていく。
3つ目の橋が現れ「これが薬師沢左俣だね」とYさんに声をかけるものの反応が薄い。あれ今日は赤木沢を遡行してここに戻ってくるじゃなかったっけ? と内心思う。出発前に計画書を何度も確認しておいたのに風邪のせいか(元来うっかりなせい)記憶が混乱。実際には赤木沢を遡行後、従走路からテン場に戻ったのでした。
直後に薬師沢小屋に到着。小屋の前に張り出したデッキで沢の装備をしつらえる。今回は軽量化のために靴と靴下と手袋は沢用を持参したけれど、スパッツは縦走用を転用。泳ぎの沢ではないので普通のスパッツでも十分お役立ちでした。
デッキの端にアルミ梯子がかけてあり「赤木沢、薬師沢方面」と書かれた小さな看板がある。う~ん親切。
6時55分に梯子を降りて川原に降り立つ。川幅は広く澄んだ緑色の水流が滔々と流れている。主に左岸の水流脇を歩く。
山の稜線付近は明るく陽射しを受けているけれど沢筋にはまだ光が届かず、いまいち水流に足を踏み込む気になれない。
しばらく進むと前方から単独の方がこちらに向かって歩いてくる。赤木沢出合いまで写真を撮りに行ってきたという。「この先左に渡って、もう一度右に渡り返すといいよ」と教えてくれる。
なるほど沢幅が少々狭まり瀞になり、左岸はへつりにくそう。5mばかり戻り右岸に渡り、途中の岩を飛び越えて左岸に戻る。ここで左岸を高巻きする先行パーティを追い抜く。
再び右岸に渡りイワナ止メノ滝を左壁から登って越える。雪に磨かれた岩がつるんとしていて微妙にいやらしい。
←イワナ止メノ滝。瀞から一転してホワイトウォーター。左から登りました。
また左岸に渡り、岩を登って先に進むと大瀞が広がる。穏やかな大瀞の向こうに川幅いっぱいの小滝がスダレのように広がっている。この時点で8時少し前。
ちょうど朝陽が射し込みキラキラと美しい。思わず歓声を上げる。
「(ヤマケイ)JOYだよ、JOY」と。以降、この日は二人してジョイジョイ言いまくり(笑)。
「ここが赤木沢の出合いだね」とYさんと確認し合い、右から出合う沢に入る。そのとき、先ほど追い抜いたパーティの方が「ここが赤木沢ですか」と尋ねられ「そうだと思います。自分たちも初めてなので」と答える。慣れた様子で高巻きルートを選択していたので経験者さんたちだと思ったのに意外。
左岸の岩を拾って赤木沢に入ると、入口こそ狭いものの、まもなく穏やかな赤いナメ床が広がる。透明な緑色の水がさらさらと足元を流れていく。青空の下、両岸には緑の草原、切り拓かれた赤色の沢床、緑色の大きな釜-うっとりするほど美しい風景。
すぐに3段15m滝が登場。空が明るく開けていて傾斜も緩やかなので、まったく難しいところはなく登れる。楽しい。その後の滝も直登。
少し沢幅が狭くなり、ナメ床も白っぽくなる。その先に進むと再び空が開け、赤い岩になる。
途中で現れる滝はすべて直登可能。乾いていてフリクションもよく、どんどんと先を進む。ナメ、滝、淵、釜、見るものすべてがきれいで、とにかく楽しい。
ジョイジョイ(笑)
←大滝上部。左のスラブは乾いているのでフリークライミングで登れなくもない…??? まぁ自分には無理。
大滝を越えるとナメ地帯。ひたすらナメ。
9時45分に二俣に到着。ここで本日初めての休憩。歩き出しからずっと飽きることのない美しい風景が次々に繰り広げられてきたので、休みもとらずに邁進してしまった。
ここまでお世話になった「すうじいさん」の遡行図では、この二俣を右俣に入り薬師沢左俣下降に繋げることになっている。自分たちは稜線を目指すので左俣に入ることに。
20分ほど大休止し再び歩き出すと、すぐに2つ目の二俣が登場。ここで右俣を詰めるという記録も見た覚えがあったけれど、自分たちは中俣乗越を目指すことにして左俣を選択。
細い水流がナメ床を走り、10分ほどすると水が枯れガレ道に。周囲は穏やかな草地なので、かすかな水線を辿って上へ上へ。
折りしもガスの一陣が通過し一面ガスの中。でもこれは一過性の雲で、間もなく晴れ渡りました。なだらかで気持ちの良い稜線歩きを満喫。
とりわけ、赤木沢-赤木平-薬師沢左俣の辺りの草地と蛇行する水の流れが作り出す窪みの滑らかな曲線の造形美にうっとり。
視線を上げれば、黒部五郎岳から三俣蓮華、ワリモ岳、水晶岳に赤牛岳、雄大な薬師岳の稜線がぐるりと続き、その間に祖父岳のまあるい山容があり、奥に続く黒部の流れが垣間見え…と、飽きることなくぽくぽくと稜線歩き。
折立までの道ではすでに終わっていたチングルマも北ノ俣岳山頂周辺ではちょうど花盛り。
お盆の時期だけにもっと登山者が行列をなしているのでは…と勝手に想像していたのだけど、ぽつりぽつりとすれ違う程度であまり多くの人を見かけませんでした。静かに風景を楽しむことができて、それはそれでラッキー。
山小屋は「赤い屋根が見えてからが案外遠い」という罠。
←CMみたい?
16時過ぎに夕飯の支度にとりかかり、もりもりとご飯を食べ(焼きラーメンとフルーチェ。うまかったです。ありがとう~)、明日の行程は長いので3時起床ということにして、20時前にはさっさと就寝。
事前に調べた情報では、いずれも赤木沢は美渓だ秀渓だと賞賛の声が高く期待していましたが、幸い好天に恵まれたこともあり、期待以上に美しい沢でした。滝も高巻きもツメも困難なところは皆無で、先に進むのが惜しいほどただひたすら美しく、ほんとうに楽しい沢でした。
Posted by norlys - 2009.08.24,Mon
週末は赤谷川本谷(阿弥陀沢)にリベンジ。去年は雨で中止になりましたが、今年は幸い天候に恵まれ無事に遡行することができました。
マワット下ノセン、マワットノセン、巨岩帯をえっちらおっちらと越え、裏越ノセンからドウドウセンにかけての連瀑帯は大高巻きの連続。笹や潅木を掴んで泥壁を登り続けたら腕とふくらはぎがパンプ。
ドウドウセンから上はうって変わって天国のような川原と草原とナメ。
地層を砕き岩盤を割って迸り、深い釜や淵に湛えられる水はたとえようもなく美しいものでしたが、あらゆる滝や岩、釜や水流のスケールがあまりに巨大で、時々気持ちが呑まれそうになりました。
山の記録が溜まっているので、赤谷川本谷のレポは後日(の予定。でも未定)。
マワット下ノセン、マワットノセン、巨岩帯をえっちらおっちらと越え、裏越ノセンからドウドウセンにかけての連瀑帯は大高巻きの連続。笹や潅木を掴んで泥壁を登り続けたら腕とふくらはぎがパンプ。
ドウドウセンから上はうって変わって天国のような川原と草原とナメ。
地層を砕き岩盤を割って迸り、深い釜や淵に湛えられる水はたとえようもなく美しいものでしたが、あらゆる滝や岩、釜や水流のスケールがあまりに巨大で、時々気持ちが呑まれそうになりました。
山の記録が溜まっているので、赤谷川本谷のレポは後日(の予定。でも未定)。
Posted by norlys - 2009.08.21,Fri
芸スポ+のスレ一覧に「【芸能】元モーニング娘。の市井紗耶香が再デビューへ、ネットでは厳しい声も」というのが上がっていて、ほんとうに何気なしにリンクをクリックしたら、
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この話題を伝えているブログ「ワイド芸能ショー」によると、再デビューの情報を明かしているのは、クライミングインストラクターや各種高所作業業務、テレビ撮影補助などをする会社「climbworks」代表の井上大助氏のブログ。同氏のブログで更新された8月14日付けのエントリー「元モー娘さんと坊抱岩へ」には、次のような内容がつづられている。
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( ゚д゚)ンン?
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)ンンン・・ッ!?
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
うわびっくり。
まさか井上D助さんのブログがソースだとはwwww
個人的な知己はありませんが、多少なりとも岩を攀じる人間として氏のお名前を知らないはずもなく。
しかしまた、芸能活動再開の口火としてボルダリングというのは、いったいどういう企画?
モオタとクライマーって、ファン層がごく一部しかオーバーラップしないと思うのだけど。。
秋葉原と聞いて「ニッピン」を思い浮かべるのか「同人誌」を思い浮かべるのか、神保町と聞いて「さかいや、石井スポーツ」を思い浮かべるのか「書泉グランデ」を思い浮かべるのか…。
だいぶベクトルが違うような気がするんだけど。。
ハッ。もしかして…
「石にかじりついてでも」というコピーで復帰を飾りたいだけなんちゃうん???
Posted by norlys - 2009.08.21,Fri
やっとこさ体調が平常運転に戻ったものの、反比例して日常がgtgt。。。忙しいなぁもう。
先日の夏山(沢)の記録。笠ヶ岳とは順序が逆になってしまうけど。。まぁ、ぼちぼち。
***
8月12日(水)の朝、目が覚めると喉が痛い。頭痛い。熱っぽい。寒気がする…と、どうやら風邪を引いた模様。髪の毛をきっちり乾かさずに寝てしまったのが敗因。自分のばか。
寒気がひどくて真夏の陽射しが暖かい。時々ぶわっと熱が上がって汗びっしょり。市販薬と栄養ドリンコでドーピング祭り。まぁ意識もあるし動けるからなんとかなるだろう、と。
12日の夜に都内を出発。中央道に乗るや否やプチ渋滞。お盆期間につき平日だけど高速料金一律千円。ありがたい。けど混むなぁ。
それでも甲府盆地に入る頃には車も流れ出し、予想外に早く進む。みどり湖PAで1時間ほど仮眠して時間調整。深夜0時ちょっと過ぎに松本ICを降り、国道158号をひた走る。安房トンネルを越えて国道471号へ。
旧上宝村から大規模林道高山大山林道に入り山吹峠を越える。この林道は例の緑資源機構による施工だそうで実に立派な舗装道路。Google Mapには出てないのに、よくぞYさんこのルートを見つけました。
しばらくはひたすら山の中。途中ですれ違った対向車は2台。いるんだ。山吹峠を越えると県道484号線に合流。ぽつりぽつりと道沿いに集落。こんな山深いところが故郷だったらいいだろうな、どうだろうなとちらりと思う。
飛越トンネル手前の駐車場に到着したのは午前2時半。すでに駐車場には車が15台ほど停車中。
ここは北ノ俣岳に向かう神岡新道の起点。時間も遅いのでそそくさと寝る。
8月13日(木)の朝7時に起床。低く雲が垂れ込めている。喉の痛みと熱はひかず。朝ごはんを食べる気力もなし。困った。
飛越トンネルの先に有料の有峰林道が続いているので、折立まで行けばコースタイムが短縮されるというYさんの提案に飛びつく。神岡新道で太郎平までは8時間弱だけど、折立からなら5時間程度。この3時間の差は今の自分にはかなり大きい。
ということで一路折立に向かう。途中で有峰湖を見学。大きいな。
8時10分くらいに折立の駐車場に到着。すでに車がたくさん停まっている。と、ザーっと雨が降り始めた。もともとこの日一日は雨の予報だったし覚悟の上だったけど、出発直前から雨が降り出すとはちょっと残念。
そそくさと準備を整え8時50分に登山口から歩き出し。しばらくは樹林帯。さすがは人気の北アルプスの登山道で、えぐいくらい踏まれている。急登が続くので息が上がる。
がんばろうと思ったけど、昨日のお昼からなにも食べていないのでシャリバテ気味になる。9時半過ぎに早々にギブアップを宣言し、急いで潰れたシュークリームを啜る。栄養は大事だな。うん。
10時25分に三角点に到着。体調不良でもコースタイム以下で到着したので内心これなら大丈夫だろうと高を括る。三角点は木製ベンチのある小さな広場で、大勢の人で賑わっている。ここでもうひとつのシュークリームを食べる。喉が痛いのでゲル状の食べ物がうれしい。
雨は相変わらず止む気配はないものの温かい雨なのは助かる。
三角点を過ぎると徐々に道が緩やかになり、段々と周囲が開けて登山道の脇に湿原が広がり始める。晴れていたら気持ちが良いんだろうけど、ガスガスでなにも見えません(涙)。よく整備された岩畳や木道の登山道のだらだらと続く登り坂を歩く。
12時20分過ぎにYさんが「ジェネレーターの音が聞こえる」と言う。ふ~むと耳を澄ますもののよくわからない。と、目の前に太郎平小屋の赤い屋根。ガスガスでちっとも見えなかったけれど、いつの間にか小屋に到着。おお。
小屋の外は人でいっぱいだし、テントサイトは小屋から20分ほど離れたところにあるのでテン場に直行。
12時45分にテン場に到着。この頃幸い雨が小止みになり、適当に空いたところにテントを設営。
荷物をテントの中にしまいごそごそしているうちに雨が再び降り始めた。
水場とトイレに行く。汗と雨で体が冷える。寒い。濡れた衣類を着替え、フリースと薄手のダウンを着込んでも寒い。それでも寒気が収まらないのでナルゲンにお湯を詰めて湯たんぽにしシュラフに包まる。おお、温かい。
今回の食担はYさんが請け負ってくれたので助かる。なすとベーコンのソテーと野菜たっぷりの汁ビーフン。おいしい。ありがとうございます。
いつの間にやら周囲のテントが騒がしい。雨が強くなったために斜面に水流が生じ水没するテントが出てきた模様。
明日の朝は3時半起きの4時半出発ということにし、沢道具をサブザックにまとめ、明日のために早々と就寝。
先日の夏山(沢)の記録。笠ヶ岳とは順序が逆になってしまうけど。。まぁ、ぼちぼち。
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8月12日(水)の朝、目が覚めると喉が痛い。頭痛い。熱っぽい。寒気がする…と、どうやら風邪を引いた模様。髪の毛をきっちり乾かさずに寝てしまったのが敗因。自分のばか。
寒気がひどくて真夏の陽射しが暖かい。時々ぶわっと熱が上がって汗びっしょり。市販薬と栄養ドリンコでドーピング祭り。まぁ意識もあるし動けるからなんとかなるだろう、と。
12日の夜に都内を出発。中央道に乗るや否やプチ渋滞。お盆期間につき平日だけど高速料金一律千円。ありがたい。けど混むなぁ。
それでも甲府盆地に入る頃には車も流れ出し、予想外に早く進む。みどり湖PAで1時間ほど仮眠して時間調整。深夜0時ちょっと過ぎに松本ICを降り、国道158号をひた走る。安房トンネルを越えて国道471号へ。
旧上宝村から大規模林道高山大山林道に入り山吹峠を越える。この林道は例の緑資源機構による施工だそうで実に立派な舗装道路。Google Mapには出てないのに、よくぞYさんこのルートを見つけました。
しばらくはひたすら山の中。途中ですれ違った対向車は2台。いるんだ。山吹峠を越えると県道484号線に合流。ぽつりぽつりと道沿いに集落。こんな山深いところが故郷だったらいいだろうな、どうだろうなとちらりと思う。
飛越トンネル手前の駐車場に到着したのは午前2時半。すでに駐車場には車が15台ほど停車中。
ここは北ノ俣岳に向かう神岡新道の起点。時間も遅いのでそそくさと寝る。
8月13日(木)の朝7時に起床。低く雲が垂れ込めている。喉の痛みと熱はひかず。朝ごはんを食べる気力もなし。困った。
飛越トンネルの先に有料の有峰林道が続いているので、折立まで行けばコースタイムが短縮されるというYさんの提案に飛びつく。神岡新道で太郎平までは8時間弱だけど、折立からなら5時間程度。この3時間の差は今の自分にはかなり大きい。
ということで一路折立に向かう。途中で有峰湖を見学。大きいな。
8時10分くらいに折立の駐車場に到着。すでに車がたくさん停まっている。と、ザーっと雨が降り始めた。もともとこの日一日は雨の予報だったし覚悟の上だったけど、出発直前から雨が降り出すとはちょっと残念。
そそくさと準備を整え8時50分に登山口から歩き出し。しばらくは樹林帯。さすがは人気の北アルプスの登山道で、えぐいくらい踏まれている。急登が続くので息が上がる。
10時25分に三角点に到着。体調不良でもコースタイム以下で到着したので内心これなら大丈夫だろうと高を括る。三角点は木製ベンチのある小さな広場で、大勢の人で賑わっている。ここでもうひとつのシュークリームを食べる。喉が痛いのでゲル状の食べ物がうれしい。
雨は相変わらず止む気配はないものの温かい雨なのは助かる。
三角点を過ぎると徐々に道が緩やかになり、段々と周囲が開けて登山道の脇に湿原が広がり始める。晴れていたら気持ちが良いんだろうけど、ガスガスでなにも見えません(涙)。よく整備された岩畳や木道の登山道のだらだらと続く登り坂を歩く。
小屋の外は人でいっぱいだし、テントサイトは小屋から20分ほど離れたところにあるのでテン場に直行。
12時45分にテン場に到着。この頃幸い雨が小止みになり、適当に空いたところにテントを設営。
荷物をテントの中にしまいごそごそしているうちに雨が再び降り始めた。
水場とトイレに行く。汗と雨で体が冷える。寒い。濡れた衣類を着替え、フリースと薄手のダウンを着込んでも寒い。それでも寒気が収まらないのでナルゲンにお湯を詰めて湯たんぽにしシュラフに包まる。おお、温かい。
今回の食担はYさんが請け負ってくれたので助かる。なすとベーコンのソテーと野菜たっぷりの汁ビーフン。おいしい。ありがとうございます。
いつの間にやら周囲のテントが騒がしい。雨が強くなったために斜面に水流が生じ水没するテントが出てきた模様。
明日の朝は3時半起きの4時半出発ということにし、沢道具をサブザックにまとめ、明日のために早々と就寝。
Posted by norlys - 2009.08.17,Mon
自分用メモ。
8月8、9日は笠ヶ岳に。
お盆の休みは8月13日から16日まで折立から太郎平に入り、太郎平をベースに赤木沢と祖父沢を遡行してきました。
遊びすぎたためか扁桃腺が腫れてしまいライフゲージが著しく低下中。
山の記録はぼちぼちと後日。
8月8、9日は笠ヶ岳に。
お盆の休みは8月13日から16日まで折立から太郎平に入り、太郎平をベースに赤木沢と祖父沢を遡行してきました。
遊びすぎたためか扁桃腺が腫れてしまいライフゲージが著しく低下中。
山の記録はぼちぼちと後日。
Posted by norlys - 2009.08.11,Tue
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norlys
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非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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