実に137年ぶりに県境画定に大きく前進、というのが驚きですた。
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十和田湖の県境、近く最終合意へ 本県側、湖面面積は40%
1871年の廃藩置県以来未画定となっている十和田湖の県境問題で、小坂町と青森県十和田市が湖面の面積比率を本県4、青森6とする内容で協議を進めており、近く最終合意する見通しであることが23日、分かった。2004年の協議中断以降、初の本格的協議再開。両市町は、県境画定に向け大きく動きだした。
関係者によると、川口博町長、中野渡春雄市長、本県、青森両県の担当者が22日、十和田市内で協議。湖畔北側陸地を御鼻部山(1011メートル)の西側尾根「桃ノ沢」と、東北森林管理局管轄境界の東側尾根(林班界)の中間点で分け、南側は神田川河口を境界に中山半島を十和田市に含め、湖面面積比率を本県4(約24平方キロメートル)、青森6(約37平方キロメートル)で画定する、との方向を確認した。
03年の小坂、旧十和田湖(現十和田市)両町議会の県境合意案に沿った内容。同案は、慣行上の境界である神田川河口を南側県境とした上で、北側陸地については、両町が主張する各境界の中間点を県境とした。しかし両町協議では川口町長が、両県を分ける森林管理局の林班界こそが境界と主張、この中間点を受け入れなかったため、協議は頓挫していた。
(秋田魁新聞 2008/08/24 09:32 更新)
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今年のGWに飯豊山を登った(山頂には行かず敗退)後で、「山形県小国町と新潟県阿賀町の県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、 山頂付近は喜多方市である。」ということを知り、面白いなーと思いました。
飯豊山の参道はすでに県境確定ですが、確定/未確定に関わらず、境界線というのは眺めるほどに興味深いものだな。。と。
飛び地とか、妙な具合に食い込んでいる土地とか、あぁいうのはどういう意図によって画定されたんだろ~などと想像が膨らみMAX。
■Useful Info:
・都道府県にまたがる境界未定地域
境界未定地域は、まだまだこんなにあるんですね。
それにしても廃藩置県から未解決って。。。ん~歴史は今に続いているんだな、と。
道州制が導入されたら一気に解決? いや、そんな簡単なモノではなさそうな。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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