昨日の夕方、仕事の取引先の方がお見えになり、では一緒に夕飯をということで、この方のご案内で事務所の近場の小料理屋さんに連れていっていただく。樽酒が呑めると聞いたので、一も二もなくわたしも参加。
一見そっけない下町の呑み屋さん的入り口で、たぶん自分たちだけでは暖簾をくぐることはないだろうな、という風情。引き戸を開けて中に入ると初めてなのにどこか懐かしいレトロな内装。作り物ではなくて、長年の年月を経た温もりのあるレトロさ。テーブルとカウンター席があり、20人くらいでいっぱいになりそうな店内。無口で職人肌のご主人と気風の良いおかみさんのお二人で、かれこれ40年ほど切り盛りしているそうな。
店内をそっと見渡すけれど、壁にもテーブルにもどこにもメニューが見当たらない。
普段はありふれた居酒屋とかカジュアルなお店しか行かないので、「お任せで」的なお店なんだと一瞬緊張。でも、おかみさんの気さくな人柄のおかげもあって、すぐに寛いでしまう。
まずは先付として枝豆と蚕豆。それからホタルイカとぬた。
焼き物は銀鱈とムツと手羽先。お刺身はイカと鯵。この時点でお腹がくちくなってきたので、香の物と果物をいただいて引き上げ。
食材がどれも新鮮で素朴で滋養にあふれていて、一品一品がとても丁寧につくられていて、久しぶりにいいものをいただいたという幸せな気持ちでいっぱい。樽酒も木の香りに満ちていて、とてもおいしゅうございました。
万年財政難なので、普段は割安な居酒屋やチェーンのレストランを利用してばかりで、そういったお店でサービスや味に期待しても仕方ないのですが、それでも注文したものがドカっと一気に出されたり、それぞれのメインがバラバラに出されたり、オーダーミスがあったりと、あぁまたかとゲンナリすることが多かったんですよね。
運が悪いだけかもしれませんが。
その点で、このお店のご主人とおかみさんはプロだなぁ。。。と、頭の下がる思いでした。
そういう意味でも貴重なお店だなぁと思いました。
こちらのお店。
↓
おもや
渋谷区代々木2丁目20-16 (Google Map)
03-3320-3780
その後カラオケに行き、家に帰りついたのは午前2時半。
それはそれは眠いはずです。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
Powered by "Samurai Factory"