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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2025.03.15,Sat
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Posted by norlys - 2009.11.10,Tue
週末は山の会のイベントで鳩ノ巣へ。

土曜日は午後から芋煮会。
芋煮会は大人数でわわっと動いたので、夜の間に小人さんがやってきた! かのような猛烈な勢いで宴会スタートとなりました。みんなすごい。
幹事役のKさん、買出し班のみなさま、ご苦労様でした。

夕方から遭難対策の机上講習。日曜日は朝早く起きて、ダミー人形を搬送しつつ越沢バットレスへ。ダミー人形はペットボトルに水を詰めたものを作業着に仕込んだもの。重量は55Kg。いくら体重の軽い男性でももう少し重いかも。。と考えると、人一人を運ぶという作業は想像以上に大変。。

セルフレスキューにおいて重要なことは、まず第一に自分にそれだけの体力と技術が備わっていること、という以前受けた講習会での講師の方のお言葉を反芻しました。

汗をかきつつ越沢に到着。さすがに朝一番乗りだけあって他に誰もおらず。他のパーティの邪魔にならないように手早く行わねばということで、引き上げ訓練開始。

しかし。。2学期が始まる直前みたいに大慌てであれこれとセルフレスキュー関連の資料を見直してはみたものの、現場できっちりと実践するのは難しい。。。

技術本では補足されていない部分(おそらくあまりに当然過ぎて省略されているのだとは思う)でまごついてしまう。反省。
個別の技術について習得することはもとより大切だけど、体系的に一連の作業を実践してみるということはとても重要だと思った。

今回のような大掛かりな(?)練習を行うのは難しいとしても、もっと小さな規模でも遭難救助を想定しつつ対応策を繰り返し実践してみることは、いざというときのために日頃から取り組んで置いたほうがよいかも。

色々と勉強になりました。色々と多すぎて頭がまとまっていません。忘れないうちにぼちぼち書き出しておかないと。。

講師役のFさん、記録のNさん、グループの皆さまありがとうございました。お疲れさまでした。

そういえば。他パーティの邪魔にならないように…と、今回天狗の肩へのハング(V-)を登ったけれど、とても面白かった。まぁトップロープ状態でフォローだから安心して登れたという要素が強いけれど、今度機会があったらぜひリードしてみたいルート。

*MEMO*
・アルパイン(岩、沢、雪)の場合に個人で常備したい緊急時用お守りセット

安全環付オーバル型のカラビナ2個+60cmロープスリング(捨て縄用にも)+タイブロック(落とさないように細引きでカラビナとセットに)+緊急時限定プーリー(Petzlのウルトラレジェ)

タイブロックは変D型の安全環付ビナでも使えなくはないけれど、緊急時限定プーリーはO型でないと外れやすいし傾いてビナと干渉してしまう。


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Posted by norlys - 2009.09.24,Thu
5連休はどっぷりと秋田の沢と滝巡り。連休明けのせいか電話が通じないと文句を言われるほど電話が鳴りっぱなしのため、ざっくり行程と簡単なダイジェストのみのログ。詳細とかはまたいつかのいつか。

前夜:都内出発-鹿角八幡平IC下車 東北支部長と合流し、森吉山鳥獣センター駐車場へ
1日目:散策コース-ノロ川・赤水沢-九階の滝展望台-赤水沢の途中で幕営
2日目:幕営地-ノロ川・トウド沢(桃洞沢)遡行-赤水沢下降-散策コース-森吉山鳥獣センター-森吉山荘(入浴)-阿仁前田(夕食、買出し)-コメツガ山荘泊
3日目:コメツガ山荘-登山道-1000m付近から下降-連瀬沢遡行-登山道-森吉山-一の腰-様田コース経由-コメツガ山荘-森吉山荘(入浴)-親子ふれあいキャンプ場 幕営
4日目:親子ふれあいキャンプ場-森吉山鳥獣センター-散策コース-赤水沢-九階の滝下-赤水沢-散策コース-森吉山鳥獣センター-玉川温泉(入浴、散策)-盛岡へ移動
5日目:東北道をひたすら南下、帰京

大きなブナや秋田杉が聳える森の中をゆるやかに流れるナメの沢をヒタヒタと歩き、「マタギステップ」と名付けた滝や釜の脇の岩場に彫られた足がかりを頼りに越えたりと、明るく開けた楽しい沢でした。まさに「天国の散歩道」。

ここの地形特有の甌穴(ポットホール)の中を泳ぎまわる岩魚も多数目にしました。ちょうど産卵期だそうで、たいてい雌雄のペアで泳いでいる姿に和んだり。すでに色づき始めた山頂付近の森の色に歓声を上げたり。東北支部長のお陰でサモダシ(ナラタケ)も収穫でき、山の恵みのおこぼれにも預かりました。

まるんとしたスラブの滝や渓谷の周囲の壁の形状や苔の様子から、てっきり花崗岩だと思っていましたが、なんでも玉川溶結凝灰岩とのことでした。石英班晶が多量に含有されているため、風化した岩が沢の屈曲した箇所に南の国の砂浜のようなさらさらと白い砂地をなしていて美しかったです。

トウド沢にある「桃洞滝」は女滝という別称がある独特の形状をした滝。個人的には、笠ヶ岳にある穴毛沢と双璧をなす「エロ自然地名」だと思いましたが、トウド沢というカナ表記を眺めていると、おそらくは「トウド=トウドウ=止々」、すなわち「魚止め」の滝という意味の音に、後から桃洞という文字を当てたのではないかと推測してみたり。さて、どうなんでしょう。

連瀬沢は赤水・トウド沢とは趣が異なり、斜面を降りてのアプローチ、長いゴーロ地帯を抜けた後に続くナメと連滝帯(直登、高巻き)そしてまたナメという、沢登りの要素をギュッとまとめたコンパクトながらも濃密な内容でした。ほとんど藪を漕ぐこともなく沢の上流部を横断する登山道に出て森吉山の山頂まで一投足。山頂からは東北の山並みを一望。

今回の沢旅で、個人的に特に印象的だったのは、粒様沢上流の様ノ沢にある「九階の滝」の下まで無事に辿りつくことができたこと。かつて森吉山一帯を猟場にしていた阿仁マタギたちも「山神様の領域」と畏れ、ここでは猟を行わなかったと言われる場所。台地からすり鉢状のスラブに収束する、9段からなる落差135mの滝。

「様ノ沢」の由来は、「神様の沢」であるとも言われていますが、本来は「サマ=狭間=断崖、滝」という方言に由来するようです。「様ノ沢=滝の沢」と変換すると、なるほどな、と。
それでも、苦労の末に滝の落ちる下まで足を運ぶと、そこが山神様の領域であることを実感しきりでした。

そういえば。
駐車場で沢道具を片付けている時に鳥獣保護センターの方がいらっしゃり、赤水・桃洞沢、連瀬沢と九階の滝を歩いたとお話をしたところ、「九階の滝さ行ったべ、3人ぐらいかね、まだ帰ってこね人がおる」とのことでした。「3人くらい」という数字と「まだ帰ってこない」という表現が妙にリアルでしたが、それよりも山荘で寝ているとき夜中に金縛りに遭い、現在封印されている「奥の部屋にいるよ」と耳元で囁かれた方がちょっぴり怖かったです。まぁ、単に疲れていただけだと思いますが。。

こうしてざざっと書き出しているうちに、あれもこれもと記憶が粒粒と湧き立ち始め、収拾がつかなくなりそうな。。
どの風景ひとつを切り出しても鮮やかで印象的な沢旅でした。

同行してくれた皆さまにただただ感謝。
Posted by norlys - 2009.09.15,Tue
週末は会の集中山行。天気予報が思わしくないので、谷川の登攀と沢登りの予定から、日帰りの武尊沢に転進。

前夜の宴会がメインイベントなので、二日酔いなどの体調不良により参加者は少ないのでは…? という勝手な予想は脆くも外れ、見事に全員5時起床。外は曇り模様。

宴の後片付けを終え、車数台に分乗して武尊神社の駐車場に移動。7時半すぎに武尊神社前の林道ゲートからしばらくの林道歩き。
最初のうちは平坦な砂利道。手小屋沢方面との分岐点を過ぎると、次第に道は登りがちに。右手に沢音が近づいたり離れたり。小さな沢を3つばかり渡渉し、9時ちょうどに入渓点に到着。

なるほど遡行図に書かれているとおり、入渓点付近はガレっぽくてあんまりぱっとしない。
沢装備を整え、3パーティに分かれて遡行開始。しばらくガレガレのゴーロ帯。水量も乏しい。10分ほどで10mナメ滝が登場。傾斜が緩いのでペタペタとフェルトソールのフリクションを効かせて歩く。

またしてもゴーロ帯となり、小さな釜を持つ小さなスラブ滝が登場。水はスラブの中央のトイ状を音もなく流れて走る。9時40分に8m滝下に到着。

P9133411_s.JPG自分は一番手を頂戴し、右壁を登る。難しくはないけど、部分的に岩が脆いのがちょっと厭な感じ。
右から左から続々と登ってくる(左からの方が易しかったらしい)。Nさんが中央突破し皆から喝采を浴びる。

この滝を過ぎると沢が少し開け明るくなる。赤い角ばった岩のスラブをひたひたと歩く。楽しい。昨日一日雨だったのに水量は少ない。谷間を吹き上げる風が冷たいので、三々五々レインウェアを着込む。

10時5分過ぎに5m滝下に到着。ここも自分は右壁を直登したけれど、後から続くみんなは右から左から思い思いに登ってくる。
先ほどの8m滝もそうだけど、ここもまたランニングビレイはもとよりビレイシステム用のアンカーポイントがとりにくい。ロープを出したり、なにより人数が多いので結構時間がかかる。

P9133407_s.JPG10時35分に4段25m滝下に到着。ここが核心らしいのだけど、階段状だったし岩が堅い玄武岩ぽい場所だったので特に問題となる場所もなく登る。水量が多ければちょっと印象が違うかもしれない。途中に新しめの残置ピトンがひとつ。

10時45分に8m滝下の二俣で休憩。谷間を這うように吹き上げる風が冷たい。後で聞いたら、この時点の気温は6度だったそう。寒いわけだ。

ツメてから山頂で昼食にしましょうかどうしましょうかとリーダーのY君とSさんに相談。ツメ上がる時間は読めないし、山頂の方がもっと寒いかも。。それならお腹も空いたし、後続パーティもすぐには来ないようなので、風を避けて昼食とする。遠く山の麓の町の辺りは雲が切れて陽射しが降り注いでいる。

11時に後続パーティと入れ替わりに出発。壁のような8mスラブ滝はその先のナメと一体化してどこまでが滝なのか判然としない。両岸がキリリと切り立ち、なかなか壮絶な風景。かっこいい。

スラブは上に登れば登るほど脆くなる。砂に埋まった岩がぽろりと落ちそう。
実際、今回は人数が多いこともあり、落石が後続の列のそばをバウンドしながら転がり落ちていき、肝を冷やした。

P9133414_s.JPG11時15分、いよいよツメ開始。パーティのリーダーY君と我らが代表Sさんとラインをチェック。右俣はどう見ても無理そう。ここは遡行図どおり左俣だろう、あの小ルンゼが弱点だろう、と斜面を上がる。草付き箇所のトラバース。Y君がバイルを持っているので、草付き箇所のステップ切りをお願いと先頭を歩いてもらうが、「しっかりとトレースがあるよ」とのこと。ほんとだ。

トラバースから上に廻りこむところで自分が先頭を代わる。踏み跡は明瞭。標高2000m近い露岩帯なので、植生の復活が追いつかないのかも。時々後続を待ちながら薄い藪を漕ぐ。
振り返ると、急峻な山頂をもつ剣が峰と、今遡行してきた武尊沢のツメ手前のV字の断崖の対比がすばらしい。剣が峰の山頂付近の緑はうっすらと色づき始めている様子。
先ほど登ってきた小ルンゼ手前にカラフルなレインウェアの列が伸びている。

11時40分、最後の笹薮帯を抜ける手前で頭上から「うわ、こんなところから人が」「熊かと思った」と声がする。どうやら目の前に登山道。ちょうど笹に白テープ。ビンゴ。
すっきりとすんなりと迷うことなくツメることができ、代表のSさんと「こういう風にスパッとツメられると気持ちいいよなぁ」「ですよね~」と握手。

赤谷川本谷の大高巻きルートもそうだけど、登山道ではない場所の最弱点を突いて割合すんなりツメることができると無性にうれしい。今回のツメは踏み跡がかなり明瞭だったお陰があるけれど、なにしろ大人数なので万が一ツメ損なったら引き返すにも苦労したかもしれない。

P9133426_s.JPG登山道を山頂目指して歩き、11時50分に武尊山山頂に到着。パーティ全員でがっちり握手。

さすがは百名山で、登山者の方たちがたくさん。記念に集合写真をパチリ。
沢の装備をしまい、12時半前に下山開始。途中に鎖場や木の根が露出した泥がちの急な登山道が続き、「これなら沢の方がよほど快適なのでは…」と話しながら下山。手小屋沢経由で朝歩いた林道まで降り、14時20分に武尊神社に到着。

山の会の現役会員の多くが参加し、なにしろ人数が多かったのに、誰ひとり事故や怪我や脱落者を出すことなく、先頭と最後尾でほとんど時間差がなく行動できたのはなんかすごい。

でも人が多すぎて、ちょっと人酔いしてしまった。。楽しかったけど。
Posted by norlys - 2009.08.26,Wed
1日目(#DAY1 折立-太郎平)
2日目(#DAY2 赤木沢)

夏の北アルプス定着源流紀行? 3日目の記録。
夜半に目を覚ましてテントの外を眺めたら満点の星。天の川の白い筋がたいそうきれいでした。ただ残念ながら流星はお目にかかれず。

朝3時に起床。相変わらず喉が腫れて痛い。長い一日になりそうなので気を引き締める。4時ちょうどにテン場を出発。

昨日よりも出発が30分早いのでまだ周囲は薄暗い。ただ、太郎平小屋の脇をとおり薬師沢小屋までの道のりは昨日と一緒で、すでに一度通っている道なので安心。

5時40分前に薬師沢小屋に到着。すでに川原を歩き出しているパーティや間もなく入渓しようという感じのパーティがちらほら。釣り師さんや縦走の登山者さんも同じくらい。皆のなんとなく高揚した雰囲気が漂っていて、沢屋だけでなく、釣り師さんはもちろん、縦走派の人にとっても憧れの場所なんだな、という感じ。

自分たちも沢の装備を整え6時10分に例の梯子から川原に降り立つ。

赤木沢の出合までは昨日と同じ。水量は昨日よりもやや少ない。2日続けて同じところを歩くと、なんだか馴染みの場所のような気がする。ただし昨日とは違って今日は右岸をメインに進む。

瀞の手前でいったん左岸に移り、前日渡渉した地点で同じく右岸に渡り、岩を飛び移って左岸に戻り、岩魚止メノ滝手前へ。先行パーティを1組追い越す。今回はさっくりと岩魚止メノ滝から高巻きルートに入る。踏み跡明瞭。

7時ちょうどに赤木沢出合の手前にある兎平で休憩中の先行パーティ2組の脇を通過。ここで記念写真を取り合いっこ。
P8152467_s.JPG昨日見た黒部本流の1m滝は高さはないものの水が多い印象でどんなものかと不安だったけれど、水の中に入ってみればそれほど深さはなく、左岸の兎平から一直線に右岸に向かい、左壁の岩を伝って滝上に。

←「黒部」という名称に気持ちが呑まれそうになるけれど、見た目よりも浅瀬でした。幸いこの日は流れも穏やか。




P8152476_s.JPG滝の上は広~い川原。傾斜はほとんどなく、のっぺりと水の流れる開放的な川原。ゆるゆると流れる緑の水面がキラキラと朝陽を反射してとてもきれい。周囲は高台の草地。

とにかく水がきれい~。

特に困難なところはなく、どんどん先に進む。進むほどに少しずつゴーロが増えてくる。
花崗岩のゴーロが主だけど、水面下の部分は黄褐色に変色しているものが多い。なんの成分だろう?

8時25分、祖母沢出合に到着。祖母沢の入口はこじんまりとした印象。

振り返ると野口五郎岳のすっきりとした山容が開けた沢の上に聳え立つ。山頂直下には花崗岩の白い岩峰が立ち並んでいる。小川山とか瑞牆の岩場みたい。黒部五郎岳の岩場を登るアルパインルートってあるんだろうか。また、ここから見える黒部五郎岳の中央部分に名前のない沢の連瀑帯が白い1本の筋を描いて落ちている。う~ん、直登は困難そう…。

P8152505_s.JPG8時半に五郎沢出合に到着。顕著な二俣で、五郎沢は左岸から合わさる。五郎沢には白い花崗岩のゴーロが転がっている。

大きな岩の上に上がりしばし休憩。好奇心旺盛な虫たちがうようよ集まってくる。悪さはしないからいいけど恐れる様子はまったくなし。好奇心こそが進化の鍵なんだろか。
この二俣周辺も、赤木沢出合直後と同じく、両岸の少し高いところに草の台地が広がっている。

15分ばかり休憩した後、左俣の黒部源流歩きを再開。水量はぐっと減り、ゴーロが多くなる。沢幅も狭くなり、次第に傾斜が上がってくる。とはいえ階段状の小滝とゴーロばかりで難しいところは皆無。段々と赤みを帯びた花崗岩がメインとなり、黒苔でぬめるところも多い。
魚はいなさそうなのに生き物の匂いが濃くなる。

P8152562_s.JPG次第に標高を稼ぐようになり、振り返って見る黒部五郎の高さが目印になる。ほとんどゴーロだけど、時々小さなナメや小さな釜が現れて目を楽しませてくれる。

10時頃、前方になだらかな稜線が見え始める。両岸も少しずつ開けてきた感じになる。振り返ると黒部五郎岳の山頂が水平な目線の先に。緩やかだけど結構登ってきたんだなぁ。いったん休憩。

休憩した場所から先はぐっと空が広がり、祖父岳のなだらかな山容が右手に広がる。水はいよいよ細くなり、草と潅木が両岸から迫る水道を辿る。

「あれ、トラロープがあるよ?」とYさん。おやほんとだ。と、トラロープをまたぐと、そこは雲ノ平のテントサイトのトイレの脇。こうして10時40分過ぎに無事に雲ノ平に到着。思ったより早めに到着したのでちょっとうれしい。

P8152586_s.JPG雲ノ平は、去年、読売新道を歩き水晶岳、ワリモ分岐経由で訪れた場所。なんだか懐かしい。去年ここに来たときは夕方ですでにテントがびっしり立ち並んでいたけれど、この日はまだ2、3張程度。
いずれもまあるい祖父岳と祖母岳に挟まれた高層湿原のお花畑。しみじみと癒される風景。

青空の下ぽかぽかと陽射しを浴びながらのんびりと沢装備をしまい、靴を履き替える。

テントサイト脇の水場で水を汲み、雲ノ平山荘で缶ビールを買い乾杯。お盆休み前に雨が降ったためヘリによる荷上げができず「ビールはお一人様1本まで」との但し書きがありました。なんて貴重な1本。
P8152598_s.JPG目の前に水晶岳のかっこいい姿を眺めつつグビリ。

11時45分に小屋前から出発。北北西方面から雲が流れて来る。結局雨には降られずに済んだのでよかった。







P8152613_s.JPGお花畑の中に伸びる木道をぽくぽく歩く。アラスカ庭園、奥日本庭園。薬師岳が前方遠くに見える。う~む、テン場まで遠い。。

木道とお花畑が終わると、登山道は足元ぬかるみがちな樹林帯に突入。周囲の展望は一切ないので黙々と降りる。途中からガレた枯れ沢に変わり、岩がヌルヌルで滑って怖い。登るには急登だし下るにはヌルヌル。。

薬師沢小屋からの登山道入口の道標に「雲ノ平/直登」とあり、看板に嘘偽りなし。

P8152652_s.JPG冷や冷やしながらぐんぐんと標高を下げて(でまた登るんだよなぁ…とため息つきつつ)、13時半にどうにか薬師沢小屋に到着。ほ。テラスで休憩。
昨日、今日と朝見た赤い吊橋を、今度は対岸から渡って戻るというのはなんとなく面白い。

さて、まだまだ道のりは長い…と、今朝来た道を逆戻り。
雲ノ平の標高が約2500m。薬師沢小屋は標高1912m。太郎平小屋は標高2300mちょっと。水平距離も長いけれど累積標高差もなかなか。。

途中の木道で足を滑らせて右足首を捻挫してしまう。あほだなぁ、自分。テーピングで固定してどうにかしのぐ。うっかり浮石を踏むと激痛。先だって岩場で捻った左足が象足のままなのに、右足首はさらに極太になってしまった。。うう。

15時半に太郎平テントサイトの「我が家」に到着。定着して周辺の沢をうろうろ…というスタイルなので、テントがすっかり我が家状態。
テントサイトでのビールの販売は16時までで、それまでには戻れないだろうからと雲ノ平で乾杯したにも関わらず、買えるならありがたく…と、ビールを購入して乾杯。

あぁ明日はもう下山なんだねぇ、今度は高天原まで行きたいねぇなど話しつつ夕飯。この日は玉ねぎとランチョンミートのチャンプルーと海草サラダとチラシ寿司。豪華。ありがとうございました。

祖父沢は出発前にネットで収集した情報に記されていたように、通過困難なところは一切なくゴーロが連続する沢でした。雲ノ平にぽんと出ることを考えると、急登の連続する薬師沢小屋からの登山道を登るよりも楽かも(?)。沢装備が必要になるけど。。

赤木沢の美しさに較べると、祖父沢はどうしても見劣りしてしまう気がしますが、黒部源流の支流のひとつを完全遡行するという冒険的な要素が面白かったし、ゴールが雲ノ平のお花畑というのはナイス。(ただしトイレの脇だけど(苦笑))
Posted by norlys - 2009.08.24,Mon
1日目(#DAY1 折立-太郎平)の続き。

2日目の朝は午前3時半に起床。午前2時過ぎから周囲のテントからぼちぼちとがさごそ音がし始める。夏の朝は早い。
喉の痛みは相変わらず。熱は少し引いたかな。まぁ大丈夫なんとかなるだろうと思い準備を進める。

P8142068_s.JPGほぼ予定どおり4時35分に太郎平キャンプ場を出発。空にはうっすらと雲がかかっている。木道は狭いので行き交う人がいるとしばし待ち。4時55分に太郎平小屋前に到着。「薬師沢、高天原方面」に向かう木道をぽくぽく歩く。

間もなく登山道が下り始めどんどん標高を下げていく。ある程度くだりきると沢音が高くなり1回目の渡渉点。金属製の簡易橋が架けられている。古い地図による橋はなく「増水時は渡渉注意」だとか。

沢筋に沿って小さいアップダウンや木道が続く。次第に空が明るみ、青空に高層圏の雲が流れていく。
3つ目の橋が現れ「これが薬師沢左俣だね」とYさんに声をかけるものの反応が薄い。あれ今日は赤木沢を遡行してここに戻ってくるじゃなかったっけ? と内心思う。出発前に計画書を何度も確認しておいたのに風邪のせいか(元来うっかりなせい)記憶が混乱。実際には赤木沢を遡行後、従走路からテン場に戻ったのでした。

P8142098_s.JPG6時20分過ぎ、登山道の右手直下に黒部川を覗く。「もう歩いている人がいるよ」とYさんが言う。あ、ほんとだ。

直後に薬師沢小屋に到着。小屋の前に張り出したデッキで沢の装備をしつらえる。今回は軽量化のために靴と靴下と手袋は沢用を持参したけれど、スパッツは縦走用を転用。泳ぎの沢ではないので普通のスパッツでも十分お役立ちでした。

デッキの端にアルミ梯子がかけてあり「赤木沢、薬師沢方面」と書かれた小さな看板がある。う~ん親切。

6時55分に梯子を降りて川原に降り立つ。川幅は広く澄んだ緑色の水流が滔々と流れている。主に左岸の水流脇を歩く。

山の稜線付近は明るく陽射しを受けているけれど沢筋にはまだ光が届かず、いまいち水流に足を踏み込む気になれない。
P8142122_s.JPG
しばらく進むと前方から単独の方がこちらに向かって歩いてくる。赤木沢出合いまで写真を撮りに行ってきたという。「この先左に渡って、もう一度右に渡り返すといいよ」と教えてくれる。

なるほど沢幅が少々狭まり瀞になり、左岸はへつりにくそう。5mばかり戻り右岸に渡り、途中の岩を飛び越えて左岸に戻る。ここで左岸を高巻きする先行パーティを追い抜く。

再び右岸に渡りイワナ止メノ滝を左壁から登って越える。雪に磨かれた岩がつるんとしていて微妙にいやらしい。
P8142127_s.JPG
←イワナ止メノ滝。瀞から一転してホワイトウォーター。左から登りました。

また左岸に渡り、岩を登って先に進むと大瀞が広がる。穏やかな大瀞の向こうに川幅いっぱいの小滝がスダレのように広がっている。この時点で8時少し前。

ちょうど朝陽が射し込みキラキラと美しい。思わず歓声を上げる。
「(ヤマケイ)JOYだよ、JOY」と。以降、この日は二人してジョイジョイ言いまくり(笑)。

「ここが赤木沢の出合いだね」とYさんと確認し合い、右から出合う沢に入る。そのとき、先ほど追い抜いたパーティの方が「ここが赤木沢ですか」と尋ねられ「そうだと思います。自分たちも初めてなので」と答える。慣れた様子で高巻きルートを選択していたので経験者さんたちだと思ったのに意外。

P8142133_s.JPG←赤木沢の出合。緑色の淵が美しい。JOYです。

左岸の岩を拾って赤木沢に入ると、入口こそ狭いものの、まもなく穏やかな赤いナメ床が広がる。透明な緑色の水がさらさらと足元を流れていく。青空の下、両岸には緑の草原、切り拓かれた赤色の沢床、緑色の大きな釜-うっとりするほど美しい風景。

すぐに3段15m滝が登場。空が明るく開けていて傾斜も緩やかなので、まったく難しいところはなく登れる。楽しい。その後の滝も直登。


P8142157_s.JPG右岸からウマ沢が出合い、6m×15mの滝が現れる。下段の滝は右壁を直登し、上段の滝は左壁の踏み跡を辿って小さく巻く。

少し沢幅が狭くなり、ナメ床も白っぽくなる。その先に進むと再び空が開け、赤い岩になる。
途中で現れる滝はすべて直登可能。乾いていてフリクションもよく、どんどんと先を進む。ナメ、滝、淵、釜、見るものすべてがきれいで、とにかく楽しい。
ジョイジョイ(笑)


P8142214_s.JPG9時前に15m多段階段状滝下に到着。ほんとうに階段状でペタペタと楽しく登る。楽しくて休む間もなくどんどん進む。









P8142219_s.JPG9時10分に前方に大滝が見える。行く手を阻む大きな屏風状の岩肌が聳え立ち、右手奥の高いところから水流が迸り落ちている。これほどすっぱり切れ落ちるとは、どれだけ硬い岩盤なんだろう。








P8142227_s.JPG前衛滝の左壁を登り、大滝の右岸の踏み跡から高巻き。さすが人気の沢だけあって、踏み跡は至って明瞭で楽々。落ち口の高さまで上がり、岩をトラバース気味に落ち口まで辿る。ちょっと高度感あり。来た方面を振り返ると遥か先に赤牛岳と水晶岳の稜線が見える。

←大滝上部。左のスラブは乾いているのでフリークライミングで登れなくもない…??? まぁ自分には無理。

大滝を越えるとナメ地帯。ひたすらナメ。

9時45分に二俣に到着。ここで本日初めての休憩。歩き出しからずっと飽きることのない美しい風景が次々に繰り広げられてきたので、休みもとらずに邁進してしまった。

ここまでお世話になった「すうじいさん」の遡行図では、この二俣を右俣に入り薬師沢左俣下降に繋げることになっている。自分たちは稜線を目指すので左俣に入ることに。
P8142254_s.JPG左俣はナメと小滝の連続で特に難しいところはなし。雪に磨かれた花崗岩の白いナメ床が陽射しを反射して眩しい。
20分ほど大休止し再び歩き出すと、すぐに2つ目の二俣が登場。ここで右俣を詰めるという記録も見た覚えがあったけれど、自分たちは中俣乗越を目指すことにして左俣を選択。

細い水流がナメ床を走り、10分ほどすると水が枯れガレ道に。周囲は穏やかな草地なので、かすかな水線を辿って上へ上へ。



P8142275_s.JPG途中の高山植物や池塘に癒されつつ、なるべく植物を傷めないようにできるだけガレ場と踏み跡を繋いで上を目指し、10時35分に中俣乗越の道標のところにぴたりと到着。








P8142296_s.JPG絶景かな絶景かな~と風景を満喫しつつ、ここで沢装備をしまい、靴の履き替え。「黒部五郎岳まで往復3時間だよ」とYさんがお勧めしてくれるものの、体調万全ではないし明日の行程が長いしピークハンターでもない自分は乗り気にならず謹んでお断り。そそくさと北ノ俣岳を越えて幕営地である太郎平に戻ることに。

折りしもガスの一陣が通過し一面ガスの中。でもこれは一過性の雲で、間もなく晴れ渡りました。なだらかで気持ちの良い稜線歩きを満喫。

とりわけ、赤木沢-赤木平-薬師沢左俣の辺りの草地と蛇行する水の流れが作り出す窪みの滑らかな曲線の造形美にうっとり。
視線を上げれば、黒部五郎岳から三俣蓮華、ワリモ岳、水晶岳に赤牛岳、雄大な薬師岳の稜線がぐるりと続き、その間に祖父岳のまあるい山容があり、奥に続く黒部の流れが垣間見え…と、飽きることなくぽくぽくと稜線歩き。

折立までの道ではすでに終わっていたチングルマも北ノ俣岳山頂周辺ではちょうど花盛り。

P8142335_s.JPG12時過ぎに北ノ俣岳山頂に到着。ここで休憩。
お盆の時期だけにもっと登山者が行列をなしているのでは…と勝手に想像していたのだけど、ぽつりぽつりとすれ違う程度であまり多くの人を見かけませんでした。静かに風景を楽しむことができて、それはそれでラッキー。










P8142351_s.JPG高層湿原と池塘と草原を飽かず眺めつつうっとり。










P8142386_s.JPG途中で従走路からほんの少しだけ離れた太郎山の山頂に立ち寄り、13時25分に太郎平小屋に到着。

山小屋は「赤い屋根が見えてからが案外遠い」という罠。







P8142404_s.JPG早いところテントに戻ってビールで乾杯するしかない! ということで、そそくさとテン場に直行。13時50分にテントに帰還。夏の陽射しが眩しく暖かく(悪寒が残っているので丁度良かった)、沢の道具やシュラフをテントの外に広げて干し、ビールを買って木陰で乾杯し、しばらく赤木沢の余韻に浸りながらまったり。

←CMみたい?

16時過ぎに夕飯の支度にとりかかり、もりもりとご飯を食べ(焼きラーメンとフルーチェ。うまかったです。ありがとう~)、明日の行程は長いので3時起床ということにして、20時前にはさっさと就寝。

事前に調べた情報では、いずれも赤木沢は美渓だ秀渓だと賞賛の声が高く期待していましたが、幸い好天に恵まれたこともあり、期待以上に美しい沢でした。滝も高巻きもツメも困難なところは皆無で、先に進むのが惜しいほどただひたすら美しく、ほんとうに楽しい沢でした。
Posted by norlys - 2009.08.24,Mon
週末は赤谷川本谷(阿弥陀沢)にリベンジ。去年は雨で中止になりましたが、今年は幸い天候に恵まれ無事に遡行することができました。

マワット下ノセン、マワットノセン、巨岩帯をえっちらおっちらと越え、裏越ノセンからドウドウセンにかけての連瀑帯は大高巻きの連続。笹や潅木を掴んで泥壁を登り続けたら腕とふくらはぎがパンプ。
ドウドウセンから上はうって変わって天国のような川原と草原とナメ。

地層を砕き岩盤を割って迸り、深い釜や淵に湛えられる水はたとえようもなく美しいものでしたが、あらゆる滝や岩、釜や水流のスケールがあまりに巨大で、時々気持ちが呑まれそうになりました。

山の記録が溜まっているので、赤谷川本谷のレポは後日(の予定。でも未定)。
Posted by norlys - 2009.08.21,Fri
やっとこさ体調が平常運転に戻ったものの、反比例して日常がgtgt。。。忙しいなぁもう。
先日の夏山(沢)の記録。笠ヶ岳とは順序が逆になってしまうけど。。まぁ、ぼちぼち。

***

8月12日(水)の朝、目が覚めると喉が痛い。頭痛い。熱っぽい。寒気がする…と、どうやら風邪を引いた模様。髪の毛をきっちり乾かさずに寝てしまったのが敗因。自分のばか。
寒気がひどくて真夏の陽射しが暖かい。時々ぶわっと熱が上がって汗びっしょり。市販薬と栄養ドリンコでドーピング祭り。まぁ意識もあるし動けるからなんとかなるだろう、と。

12日の夜に都内を出発。中央道に乗るや否やプチ渋滞。お盆期間につき平日だけど高速料金一律千円。ありがたい。けど混むなぁ。

それでも甲府盆地に入る頃には車も流れ出し、予想外に早く進む。みどり湖PAで1時間ほど仮眠して時間調整。深夜0時ちょっと過ぎに松本ICを降り、国道158号をひた走る。安房トンネルを越えて国道471号へ。
旧上宝村から大規模林道高山大山林道に入り山吹峠を越える。この林道は例の緑資源機構による施工だそうで実に立派な舗装道路。Google Mapには出てないのに、よくぞYさんこのルートを見つけました。

しばらくはひたすら山の中。途中ですれ違った対向車は2台。いるんだ。山吹峠を越えると県道484号線に合流。ぽつりぽつりと道沿いに集落。こんな山深いところが故郷だったらいいだろうな、どうだろうなとちらりと思う。

飛越トンネル手前の駐車場に到着したのは午前2時半。すでに駐車場には車が15台ほど停車中。
ここは北ノ俣岳に向かう神岡新道の起点。時間も遅いのでそそくさと寝る。

8月13日(木)の朝7時に起床。低く雲が垂れ込めている。喉の痛みと熱はひかず。朝ごはんを食べる気力もなし。困った。
飛越トンネルの先に有料の有峰林道が続いているので、折立まで行けばコースタイムが短縮されるというYさんの提案に飛びつく。神岡新道で太郎平までは8時間弱だけど、折立からなら5時間程度。この3時間の差は今の自分にはかなり大きい。

ということで一路折立に向かう。途中で有峰湖を見学。大きいな。
8時10分くらいに折立の駐車場に到着。すでに車がたくさん停まっている。と、ザーっと雨が降り始めた。もともとこの日一日は雨の予報だったし覚悟の上だったけど、出発直前から雨が降り出すとはちょっと残念。

そそくさと準備を整え8時50分に登山口から歩き出し。しばらくは樹林帯。さすがは人気の北アルプスの登山道で、えぐいくらい踏まれている。急登が続くので息が上がる。

P8132034_s.JPGがんばろうと思ったけど、昨日のお昼からなにも食べていないのでシャリバテ気味になる。9時半過ぎに早々にギブアップを宣言し、急いで潰れたシュークリームを啜る。栄養は大事だな。うん。

10時25分に三角点に到着。体調不良でもコースタイム以下で到着したので内心これなら大丈夫だろうと高を括る。三角点は木製ベンチのある小さな広場で、大勢の人で賑わっている。ここでもうひとつのシュークリームを食べる。喉が痛いのでゲル状の食べ物がうれしい。
雨は相変わらず止む気配はないものの温かい雨なのは助かる。

三角点を過ぎると徐々に道が緩やかになり、段々と周囲が開けて登山道の脇に湿原が広がり始める。晴れていたら気持ちが良いんだろうけど、ガスガスでなにも見えません(涙)。よく整備された岩畳や木道の登山道のだらだらと続く登り坂を歩く。

P8132039_s.JPG12時20分過ぎにYさんが「ジェネレーターの音が聞こえる」と言う。ふ~むと耳を澄ますもののよくわからない。と、目の前に太郎平小屋の赤い屋根。ガスガスでちっとも見えなかったけれど、いつの間にか小屋に到着。おお。

小屋の外は人でいっぱいだし、テントサイトは小屋から20分ほど離れたところにあるのでテン場に直行。
12時45分にテン場に到着。この頃幸い雨が小止みになり、適当に空いたところにテントを設営。
荷物をテントの中にしまいごそごそしているうちに雨が再び降り始めた。

水場とトイレに行く。汗と雨で体が冷える。寒い。濡れた衣類を着替え、フリースと薄手のダウンを着込んでも寒い。それでも寒気が収まらないのでナルゲンにお湯を詰めて湯たんぽにしシュラフに包まる。おお、温かい。

今回の食担はYさんが請け負ってくれたので助かる。なすとベーコンのソテーと野菜たっぷりの汁ビーフン。おいしい。ありがとうございます。

いつの間にやら周囲のテントが騒がしい。雨が強くなったために斜面に水流が生じ水没するテントが出てきた模様。

明日の朝は3時半起きの4時半出発ということにし、沢道具をサブザックにまとめ、明日のために早々と就寝。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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