先週末は久しぶりに山に登らずに実家に帰る。父親が旅行に出るので、母親とどこかに旅にでる予定だったのだけど、結局は実家に行って近場にドライブとなった次第。
実家に帰るということで、同居人はいそいそとスーパーに肉を買出しに行く。えーとこれは庭でBBQをやれということだなと了解。
両親も同居人も、もちろんわたしもBBQが大好きなので、実家に帰るたびにこじんまりとした庭でちんまりとBBQを楽しむ。今の時期は薮蚊が少ないのでうれしい。
我が家では台所は男の戦場なので、食材の準備は同居人に任せて、わたしは顔と手を真っ黒にしながら庭で火をおこす。
翌日は朝早く起きて日光方面に向かう。特にコレを見たいという希望があるわけでもなく、まぁ手頃なドライブ~ということで霧降高原へ。
霧降高原の駐車場に車を止め、ちょっと歩こうか。。。ということでぶらぶらと散策していたら、丸山へのハイキングコースがあった。せっかくだから、もうちょっと歩いてみようかということになり、ふらふらとスキー場の脇の山道を歩き出す。白、紅、赤紫-新緑の中の山つつじの群生が美しい。
しばらく行くと営業中のリフトがあったので、リフトに乗る(第4リフト)。リフトを降りるとすぐに小丸山の展望台に到着。日光、鬼怒川、今市方面を一望できる。天気は良いし、ここまでひょいっと上がってきたので実感はないけれど、展望台の標高は1,601m。じっとしているとほんのりと肌寒い。
パノラマの反対側には赤薙山山頂への尾根道がすうっと続いている。小丸山展望台から赤薙山を見上げると、左手に大鹿落としと呼ばれる大崩壊地が山頂から足元はるか下まで広がり、自分が宙に浮いているような感覚を覚える。
こじんまりとしているけれど、なかなか見応えのある山の風景。
ふと、ドンン・ウィンズロウの著書「高く孤独な道を行け」(Way Down On The High Lonely)のタイトルが胸に浮かぶ。
同居人にいたっては普段の革靴だし母親もいるので赤薙山に登ることはできないので、より手頃そうな丸山に登ることにする。
小丸山の展望台から山頂までわずか600m。道はとても整備が行き届いていて、気持ちの良いハイキング。
丸山を降りて駐車場に戻り、大笹牧場で休憩。そのまま勢いで那須まで足を延ばす予定だったのだけど、少々無謀かもと思い、日光方面に引き返す。
霧降の滝を眺め、お蕎麦を食べて、いろは坂を登り、中禅寺湖畔をお散歩。中禅寺湖畔にはまだ桜の花が咲いていた。中禅寺湖畔から見上げる男体山はいつ見てもかっこいい。竜頭の滝を眺めてから帰途につく。
ひさしぶりに山を離れるはずの週末だったけど、ほんのちょっとだけでも山を歩けたのでうれしいのでした。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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