Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2007.10.11,Thu
今週末の10月13、14日の2日間、埼玉県加須市でクライミングのWorld Cupが開催されます。
世界トップレベルの選手たちを拝みにいきたいけれど、今週は家族サービス強化週間。うう残念。。
間近に迫った大会を前に...ということなのでしょか、昨晩訪れたインドアジムで参加選手とおぼしき女性を見かけました。
どっかぶりの13cのルートなのに重力を感じさせずじっくりと登っていく姿に、ジム内のヒトビトが手をとめて、(:´ο`)( ゚д゚)(:´ο`)( ゚д゚)と、総ギャラリーと化してしまいました。
いつものジムなのに、なんか空気が違うというか、ほんとうに彼女の周りだけ重力場が違う。。。みたいな。
ヒトの顔と名前を覚えるのがたいそう苦手なのでわたしのめっきり勘違いかもしれませんが、家に帰ってRock&Snowの2007 Autumn(#37)号のWC特集記事をぱらぱらとめくりながらオーストリアのAngela Eiter(アンジェラ・アイター)の写真がジムで見かけた女性に似ているような、似ていないような。。
自分はクライミング界に詳しくないのでこの特集記事で初めて世界の有名選手を知ったに過ぎませんが、なんでもAngela Eiterは2007年9月末現在でワールドランキング女性1位のクライマーだそうです。
うは。
もしそうだとしたら、どうりで神レベル。。
(たとえわたしの勘違いでAngelaさんではないとしても)かの女性クライマーの登る姿はほんとうに美しくて、見ているだけでとても勉強になりました。
力でねじ伏せていくパワー系の登り方というよりも(とはいえ空中懸垂状態でハイステップとゆーのは、どう考えてもすごいパワーなんだけど)、なんだか日本舞踊の所作みたいな「たおやか」という表現がふさわしい感じで。日本舞踊って優雅に踊るためにとても筋力が要求されるそうなので、どこか通じるものがあるのも然り...なのでしょか。
そんなわけで、ちょっと気になってAngela Eiterについて検索したら、YouTubeで動画を見つけました。
先月9月8、9日にイタリアで開催された"Arco Rock Master 2007"のファイナルの中継(このコンペの女性1位はAngela Eiter)。
Angela Eiter winning the Arco Rock Master 2007
音声を聞くと、どうもRAI(イタリア国営放送)でよく耳にしたキャスターの声。懐かしや。最近、ほんとにイタリア語を忘れてきてしまっているので勉強がてらリスニング。
それにしても音楽がうるさい。おまけに、「歓迎の意味を込めて"アンゲラ"じゃなくてイタリア風に"アンジェラ"って呼ぼうよ~」なんて実況の男性が軽口を飛ばしていたりで、なんだよそりゃ。。。と、漫然と眺めていたのですが、動画の4' 10" のあたりから、俄然盛り上がって参ります。
(※後から訂正。実況さんの説明をよく聞き返してみたら、ドイツ語読みのアンゲラではなくて、"アンジェラ・アイター"が正しいようですた。。軽口なんて嘘を言ってすいません。。実況さんかなり勉強家でした)
"Adesso. A cambiare la mano sinistra adesso... adesso un bello appulauso, ragazzi, ci vuole!"
(さぁ、左手に持ち替えて...皆さん、ぜひ大きな拍手を~)
ふーむ。ここが最初の核心なのかしらん。
その後すぐのところでも"Guardatela, quante carica schifezza per i piedi. Sinistro, sììì!!! ふうぅ~"
(ご覧ください、実に足のスタンスの難しいところです。左手を伸ばした、とった~)
のトコロではつられて手に汗を握ってしまいました。おお、実況さん、うまいなぁ。。。
6分を過ぎたところから、実況さんの熱狂ブリがさらに加速。会場一同からエールの大合唱。
終盤のヒートアップぶりもなかなか。
"Angela Eiter! Lo spettacolo di un'austriaca più forte di sempre! Noi sappiamo che cosa dice, Gabrione xxx(聞き取れん) , diciamo, vogliamo vedere la catena!"
(アンジェラ・アイター。常に進化するオーストリアの女性クライマーによるスペクタクル。ガブリオーネ(?わからん。人名だと思うが)、君の言う台詞はみんなわかっている。そう、ぼくたちはもっと(彼女が登る)その先を観たいんだあぁぁ)
いやはや。
いかにもイタリアなノリでいいですね。こういう実況がついたら、クライミングに興味のない人にもウケるかも。。。?
日本でのクライミングコンペのライブを観たことがないので、どのようなノリなのかわかりませんが、案外NHK風に淡々とした実況も面白そうだなと。以下、妄想。
「お、キョンですね」「キョンでましたね」
「いいスメアですね」「そうですね」
「このカチは難しいところです」「そうなんですか」「えぇ、絶妙なバランスが要求される箇所です」「そうですか」
「あぁ、左手でとりに行きましたね」「これはどうなんですか××さん」「ちょっと難しいかなと思いますね」
「実は○○選手は昨年の秋に肩を痛めてましてね。復活をかけて望んだWCですが...」
「あ」「あぁ」
「落ちましたね」「今回はだめでしたね」
「残念。あと一歩のところで優勝を逃しました、○○選手。実に悔しそうな表情です」
ちょっとこれはこれで面白そうだと思ったり思わなかったり。。
ちなみに、今週末に行われるワールドカップの様子をライブでストリーミング放送されるそうです。
どこかに気前の良いエンコ職人さんはおりませんでしょか。。
世界トップレベルの選手たちを拝みにいきたいけれど、今週は家族サービス強化週間。うう残念。。
間近に迫った大会を前に...ということなのでしょか、昨晩訪れたインドアジムで参加選手とおぼしき女性を見かけました。
どっかぶりの13cのルートなのに重力を感じさせずじっくりと登っていく姿に、ジム内のヒトビトが手をとめて、(:´ο`)( ゚д゚)(:´ο`)( ゚д゚)と、総ギャラリーと化してしまいました。
いつものジムなのに、なんか空気が違うというか、ほんとうに彼女の周りだけ重力場が違う。。。みたいな。
ヒトの顔と名前を覚えるのがたいそう苦手なのでわたしのめっきり勘違いかもしれませんが、家に帰ってRock&Snowの2007 Autumn(#37)号のWC特集記事をぱらぱらとめくりながらオーストリアのAngela Eiter(アンジェラ・アイター)の写真がジムで見かけた女性に似ているような、似ていないような。。
自分はクライミング界に詳しくないのでこの特集記事で初めて世界の有名選手を知ったに過ぎませんが、なんでもAngela Eiterは2007年9月末現在でワールドランキング女性1位のクライマーだそうです。
うは。
もしそうだとしたら、どうりで神レベル。。
(たとえわたしの勘違いでAngelaさんではないとしても)かの女性クライマーの登る姿はほんとうに美しくて、見ているだけでとても勉強になりました。
力でねじ伏せていくパワー系の登り方というよりも(とはいえ空中懸垂状態でハイステップとゆーのは、どう考えてもすごいパワーなんだけど)、なんだか日本舞踊の所作みたいな「たおやか」という表現がふさわしい感じで。日本舞踊って優雅に踊るためにとても筋力が要求されるそうなので、どこか通じるものがあるのも然り...なのでしょか。
そんなわけで、ちょっと気になってAngela Eiterについて検索したら、YouTubeで動画を見つけました。
先月9月8、9日にイタリアで開催された"Arco Rock Master 2007"のファイナルの中継(このコンペの女性1位はAngela Eiter)。
Angela Eiter winning the Arco Rock Master 2007
音声を聞くと、どうもRAI(イタリア国営放送)でよく耳にしたキャスターの声。懐かしや。最近、ほんとにイタリア語を忘れてきてしまっているので勉強がてらリスニング。
それにしても音楽がうるさい。おまけに、「歓迎の意味を込めて"アンゲラ"じゃなくてイタリア風に"アンジェラ"って呼ぼうよ~」なんて実況の男性が軽口を飛ばしていたりで、なんだよそりゃ。。。と、漫然と眺めていたのですが、動画の4' 10" のあたりから、俄然盛り上がって参ります。
(※後から訂正。実況さんの説明をよく聞き返してみたら、ドイツ語読みのアンゲラではなくて、"アンジェラ・アイター"が正しいようですた。。軽口なんて嘘を言ってすいません。。実況さんかなり勉強家でした)
"Adesso. A cambiare la mano sinistra adesso... adesso un bello appulauso, ragazzi, ci vuole!"
(さぁ、左手に持ち替えて...皆さん、ぜひ大きな拍手を~)
ふーむ。ここが最初の核心なのかしらん。
その後すぐのところでも"Guardatela, quante carica schifezza per i piedi. Sinistro, sììì!!! ふうぅ~"
(ご覧ください、実に足のスタンスの難しいところです。左手を伸ばした、とった~)
のトコロではつられて手に汗を握ってしまいました。おお、実況さん、うまいなぁ。。。
6分を過ぎたところから、実況さんの熱狂ブリがさらに加速。会場一同からエールの大合唱。
終盤のヒートアップぶりもなかなか。
"Angela Eiter! Lo spettacolo di un'austriaca più forte di sempre! Noi sappiamo che cosa dice, Gabrione xxx(聞き取れん) , diciamo, vogliamo vedere la catena!"
(アンジェラ・アイター。常に進化するオーストリアの女性クライマーによるスペクタクル。ガブリオーネ(?わからん。人名だと思うが)、君の言う台詞はみんなわかっている。そう、ぼくたちはもっと(彼女が登る)その先を観たいんだあぁぁ)
いやはや。
いかにもイタリアなノリでいいですね。こういう実況がついたら、クライミングに興味のない人にもウケるかも。。。?
日本でのクライミングコンペのライブを観たことがないので、どのようなノリなのかわかりませんが、案外NHK風に淡々とした実況も面白そうだなと。以下、妄想。
「お、キョンですね」「キョンでましたね」
「いいスメアですね」「そうですね」
「このカチは難しいところです」「そうなんですか」「えぇ、絶妙なバランスが要求される箇所です」「そうですか」
「あぁ、左手でとりに行きましたね」「これはどうなんですか××さん」「ちょっと難しいかなと思いますね」
「実は○○選手は昨年の秋に肩を痛めてましてね。復活をかけて望んだWCですが...」
「あ」「あぁ」
「落ちましたね」「今回はだめでしたね」
「残念。あと一歩のところで優勝を逃しました、○○選手。実に悔しそうな表情です」
ちょっとこれはこれで面白そうだと思ったり思わなかったり。。
ちなみに、今週末に行われるワールドカップの様子をライブでストリーミング放送されるそうです。
どこかに気前の良いエンコ職人さんはおりませんでしょか。。
PR
Comments
Post a Comment
Calendar
最新記事
(07/27)
(07/13)
(07/10)
(03/18)
(03/17)
(03/16)
(03/16)
(03/16)
(03/12)
(03/10)
Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
つぶやき。
Category
Search
Meteo
Look down on Earth
↑陸域観測技術衛星ALOS(だいち)
「P」ボタンを押すと衛星画像になりますyo
Ads
Comments
Trackbacks
Tool
Log
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"