Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2014.11.28,Fri
3連休の名張遠征の記録。3日目は再びサニーサイドへ。
・名張遠征(秋) day1
・名張遠征(秋) day2
「だんだん(5.8 NP)」をもう一度登る気持ちは湧かず、上部の「むらさめ(5.9 NP)」でアップ。
取付きの小テラスまでのトラバースがちょっと悪いので慎重に。
むらさめは、名張には珍しく(?) 8mと短いルート。下部はハンドジャムとフットジャムしか受け付けてくれず、レイバックやステミングで誤魔化せないのでジャミングの良い練習になります。もしも小川山にあったら大人気ルートで年中トップロープがかかりそう…。
それから少しのんびりして…というか、連登3日目なのでわしわし登る気力は湧かず(苦笑)、自分は「じゅまんじ(5.10a NP)」を再登(順番を譲ってくださりありがとうございます)。
前回TRでお触りしてからすぐにRP便を出したので、おおまかなルートの内容は覚えている筈…と思ったら、思いの外忘れていてびっくり。
それでもなんとか再登できたものの、またしても物量作戦のお陰という感じだったし、なにより汗びっしょりになりました。
前回OSトライに失敗して苦労したルートを今回RPできた場合のイメージと、前回登れたルートを今回再登した場合のイメージのギャップは結構大きくて、多少は前回よりも進歩しているような決してそんなことはないような…な、もやもや感。
まに氏はじょっぴんさんにトライ。フィンガーセクションはとても安定していたけれど…惜しかったです。次回はきっと登れるはず。
自分はTRでお触り。
前々日はTRでもテン山でしたが、岩のコンディションが良かったのかテーピングを心持多めに巻いた効果なのか(エイド? とは言わないでw)、核心箇所までノーテン。からのワンテン(2テン?)。
上記の理由に加え、2日前に触ったばかりということで、フィンガージャムが効くポイントを覚えていて手順を組み立てられたことと、なによりもフットジャムの決める位置と決め方の意識を自分の中で少し改善したことも大きかったです。そう、フットジャム!
「人類にとっては小さな一歩だが、自分という人間には大きな一歩だ」じーん…。
今までずっとフットジャムが苦手で外のフットホールドを拾って誤魔化してばかりいましたが、フットジャム、効くんですね…。
手が悪いとどうしても手が指がすっぽぬけないだろうかと指先ばかりに意識が行き、たとえTRでも目が泳いでしまい、足を丹念に拾いしっかりと足に乗ることができていなかったのだと気付きました。遅い、遅すぎる…。超今更すぎて自分に絶望しそう…。
この日は早めに引き上げなければならないものの、あともう少しTRなら時間があるだろうということで、すぐに2便目。
同じく核心箇所でぽーんと剥がされました。あうあうあ…。からのワンテン。
けれどもカムをセットしながらリードで登る余裕など、未だ自分には全然なし。
それでも、このルートを触ることで自分の中では色々な気付きがありました。長く美しく、ジャミングしか受け付けないこのルートに触ることができたことは、今回の遠征の大収穫でした。
本当にありがとうございます。
午後3時に駐車場を出発し、都内に戻ったのは11時前。8時間弱の長い道のりでした。
せめて名張がもう少し近ければ…と思うけれど、こればかりは仕方なし。
あぁでも…。
名張に遠征したことで割れ目欲がより一層自分の中で高まってしまい、今年の小川瑞牆のシーズンが終わってしまったことを嘆くばかりです…。外岩のベストシーズンてホントに早い…。ガバもカチもスローパーもピンチもあるのに、なんでジムにはクラックがないんだろう…。まぁ確かに自然のクラック特有のあの突っ込んでみないと分からない微妙なサイズの変化はやはり自然ならでは、なのだけど。
最後に。ローカルの方々が大切に守ってくださるお陰で岩場を登れるということに心から感謝します。
本当にありがとうございます。
***今回登った(触っただけの)ルート***
2014/11/24
/*名張、サニーサイド
・むらさめ(5.9 NP)-再登。短いけれどスパイスもあって楽しい。
・じゅまんじ(5.10a)-再登。長さもあり、内容も濃厚で充実していてすごく楽しい。けれど名張の10aはとにかく自分には悪いです(ヘボなだけですが)
・じょっぴん(5.11c)-TR。自分でも驚くほどフットジャムが効かせられるようになりました(えぇ、やっと…)が、核心箇所でぽーんと剥がされました。下部と上部は悪くないのに、中間部がこっくり濃厚で楽しすぎます。
・じょっぴん(5.11c)-TR。1便目から殆ど間を空けずにお触り。またしても核心部分でぽーんと剥がされました(ちっ…。最後はちょっとカッコ良く決めたかったのになぁ)。
同じ垂壁のフィンガー系とワイド系ではどちらも登った直後は足元ヨレヨレになりますが、フィンガー系の方が短いレストで復活できるような気がするのは、やはりメインで用いる筋肉が(ワイドと比べてフィンガーは)小さいからなんでしょうか。
でも小さい筋肉でMAXパワーを得なければならないのだとすれば、やはりフィンガーはフィンガーで厳しい訳で。苦手なカチの保持とキャンパトレの必要性をひしひしっと感じるなど。
あと、フィンガーサイズだと、指を決める箇所とフットジャムを効かせる箇所が、ハンドやフィストの幅に比べるとピンポイントでより繊細になるため目が疲れる=脳が早くパンプする気もします。
・名張遠征(秋) day1
・名張遠征(秋) day2
「だんだん(5.8 NP)」をもう一度登る気持ちは湧かず、上部の「むらさめ(5.9 NP)」でアップ。
取付きの小テラスまでのトラバースがちょっと悪いので慎重に。
むらさめは、名張には珍しく(?) 8mと短いルート。下部はハンドジャムとフットジャムしか受け付けてくれず、レイバックやステミングで誤魔化せないのでジャミングの良い練習になります。もしも小川山にあったら大人気ルートで年中トップロープがかかりそう…。
それから少しのんびりして…というか、連登3日目なのでわしわし登る気力は湧かず(苦笑)、自分は「じゅまんじ(5.10a NP)」を再登(順番を譲ってくださりありがとうございます)。
前回TRでお触りしてからすぐにRP便を出したので、おおまかなルートの内容は覚えている筈…と思ったら、思いの外忘れていてびっくり。
それでもなんとか再登できたものの、またしても物量作戦のお陰という感じだったし、なにより汗びっしょりになりました。
前回OSトライに失敗して苦労したルートを今回RPできた場合のイメージと、前回登れたルートを今回再登した場合のイメージのギャップは結構大きくて、多少は前回よりも進歩しているような決してそんなことはないような…な、もやもや感。
まに氏はじょっぴんさんにトライ。フィンガーセクションはとても安定していたけれど…惜しかったです。次回はきっと登れるはず。
自分はTRでお触り。
前々日はTRでもテン山でしたが、岩のコンディションが良かったのかテーピングを心持多めに巻いた効果なのか(エイド? とは言わないでw)、核心箇所までノーテン。からのワンテン(2テン?)。
上記の理由に加え、2日前に触ったばかりということで、フィンガージャムが効くポイントを覚えていて手順を組み立てられたことと、なによりもフットジャムの決める位置と決め方の意識を自分の中で少し改善したことも大きかったです。そう、フットジャム!
「人類にとっては小さな一歩だが、自分という人間には大きな一歩だ」じーん…。
今までずっとフットジャムが苦手で外のフットホールドを拾って誤魔化してばかりいましたが、フットジャム、効くんですね…。
手が悪いとどうしても手が指がすっぽぬけないだろうかと指先ばかりに意識が行き、たとえTRでも目が泳いでしまい、足を丹念に拾いしっかりと足に乗ることができていなかったのだと気付きました。遅い、遅すぎる…。超今更すぎて自分に絶望しそう…。
この日は早めに引き上げなければならないものの、あともう少しTRなら時間があるだろうということで、すぐに2便目。
同じく核心箇所でぽーんと剥がされました。あうあうあ…。からのワンテン。
けれどもカムをセットしながらリードで登る余裕など、未だ自分には全然なし。
それでも、このルートを触ることで自分の中では色々な気付きがありました。長く美しく、ジャミングしか受け付けないこのルートに触ることができたことは、今回の遠征の大収穫でした。
本当にありがとうございます。
午後3時に駐車場を出発し、都内に戻ったのは11時前。8時間弱の長い道のりでした。
せめて名張がもう少し近ければ…と思うけれど、こればかりは仕方なし。
あぁでも…。
名張に遠征したことで割れ目欲がより一層自分の中で高まってしまい、今年の小川瑞牆のシーズンが終わってしまったことを嘆くばかりです…。外岩のベストシーズンてホントに早い…。ガバもカチもスローパーもピンチもあるのに、なんでジムにはクラックがないんだろう…。まぁ確かに自然のクラック特有のあの突っ込んでみないと分からない微妙なサイズの変化はやはり自然ならでは、なのだけど。
最後に。ローカルの方々が大切に守ってくださるお陰で岩場を登れるということに心から感謝します。
本当にありがとうございます。
***今回登った(触っただけの)ルート***
2014/11/24
/*名張、サニーサイド
・むらさめ(5.9 NP)-再登。短いけれどスパイスもあって楽しい。
・じゅまんじ(5.10a)-再登。長さもあり、内容も濃厚で充実していてすごく楽しい。けれど名張の10aはとにかく自分には悪いです(ヘボなだけですが)
・じょっぴん(5.11c)-TR。自分でも驚くほどフットジャムが効かせられるようになりました(えぇ、やっと…)が、核心箇所でぽーんと剥がされました。下部と上部は悪くないのに、中間部がこっくり濃厚で楽しすぎます。
・じょっぴん(5.11c)-TR。1便目から殆ど間を空けずにお触り。またしても核心部分でぽーんと剥がされました(ちっ…。最後はちょっとカッコ良く決めたかったのになぁ)。
同じ垂壁のフィンガー系とワイド系ではどちらも登った直後は足元ヨレヨレになりますが、フィンガー系の方が短いレストで復活できるような気がするのは、やはりメインで用いる筋肉が(ワイドと比べてフィンガーは)小さいからなんでしょうか。
でも小さい筋肉でMAXパワーを得なければならないのだとすれば、やはりフィンガーはフィンガーで厳しい訳で。苦手なカチの保持とキャンパトレの必要性をひしひしっと感じるなど。
あと、フィンガーサイズだと、指を決める箇所とフットジャムを効かせる箇所が、ハンドやフィストの幅に比べるとピンポイントでより繊細になるため目が疲れる=脳が早くパンプする気もします。
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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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