Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2015.08.12,Wed
忘れる前に。
8月1日の土曜日は瑞牆へ。
「ワイドクラックを登りたい」という富山のT君と合流。
当初は不動滝上部を考えていたけれど、天気予報は灼熱指数高し。陽の当たるエリアは厳しかろう…ということで、急遽、地獄エリアへ。
森の中のエリアの方が涼しそう…と、考えることは皆同じなのか、地獄エリアに到着すると既に結構な人出で賑わっていました。
ちょうど空いていた「苔ジャム」にT君に薦めるも、「なんだか濡れてます…」とのこと。
ぱっと見、岩場の状態は苔っぽかったけれど、他のパーティの皆さんがわしわしと積極的に登られていたので、そんなに悪い状態とは思わず。
どうもコンディションが悪そうなので自分は最後にTRで。水の流れ道なのか、確かにびっしょり。ほんとすまんかった…(苦笑)。
TRでもう一巡し、七面岩へ移動。
荷物を置いた場所が運悪くハイイロハネカクシの巣で、えらい目に遭いました。。
噛まれたところでブユのような痒みはないけれど、とにかく痛い。それに、なにより気持ち悪い。。
自分はこの日だけで日帰りなので「ルート名不明H」をリードさせてもらう。
テラス上にてビレイをしていたら照り返しがきつくてへとへと。
もとより、ルート名不明FかGのルートにTRを張って登ろうか~という予定だったので、さっさとロワーダウンすれば良かったと気付いたのは後の祭り…。
で、最後に「ルート名不明F」をTRでお触り。とにかく下部がボロボロで岩壁を剥がしながらOWパートへ。フィストとリービとアームバーを織り交ぜながら渾身の力でチムニーに入り込みチムニーパートをずりずりと登っていたら、下から「雷がやばそう」との声。やばそうと言われても、こちらは急にスピードを上げることも叶わない訳で…。
結局、上まで抜けきった時点でロープ類は残置して翌日回収するということになり、そのままロワーダウン。出し切りました…。
翌日登ったまに氏によると右壁にホールドがあって楽々だったそうで、なんてこったー…だけど、フェイスのホールドを一切使わずに完全にワイドムーブだけでこなせたことが嬉しかったので(自己)満足です。
時折響く遠雷を聞きながら下山。駐車場に着くほんの少し手前でぽつりと雨が降り始め、次第に雨脚が強まる中、一旦トイレに避難。雨が弱まった隙間をついて車に戻ることができました。
翌日はヒデさんのスクール開講10周年記念パーティなので、ひとり電車で帰京。
長い長い一日でした。
***この日登った(触っただけの)ルート***
2015/08/01
/*瑞牆、クラック地獄
・苔ジャム(5.10a NP)-TR。びしょ濡れでホールド感が悪かったもののそこは再登&TRの気楽さ。自然の形状に導かれるムーブが面白いです。
・苔ジャム(5.10a NP)-TR。1回目に疲労感がなかったので(多分TRだから)…と思ったけれど、登っている途中でやっぱり疲れるかも…と思うなどw
/*瑞牆、七面岩
・ルート名不明H(5.9 NP)-再登。選手交代で。乾いてました。ただしテラス上はフライパン。。
・ルート名不明F(5.9 NP)-TR。出だしのチムニー部分はボロボロ。登りながらぺしぺし剥がしまくりました。とにかく掴んだら剥がれるのでプッシュしかできず。「一直線に伸びるものはどれを登ってもムーヴにさほど大差のないことを感じとった」という不動沢開拓時代の主である清水氏の言葉を思い出しながら、だからといってこれが9とは…! と、OWパートでひたすらワイドムーブで奮闘。ところが、なんでもそこはエスケープできるらしいと後で知って苦笑しきり。でもまぁ、きっちりワイドムーブだけで登ることができたのはすごく嬉しい。良い練習になりました。ぼろい下部はどのみちプロテクションとれずだし、上部は岩が硬いのでいつかちゃんとリードしたいです。
8月1日の土曜日は瑞牆へ。
「ワイドクラックを登りたい」という富山のT君と合流。
当初は不動滝上部を考えていたけれど、天気予報は灼熱指数高し。陽の当たるエリアは厳しかろう…ということで、急遽、地獄エリアへ。
森の中のエリアの方が涼しそう…と、考えることは皆同じなのか、地獄エリアに到着すると既に結構な人出で賑わっていました。
ちょうど空いていた「苔ジャム」にT君に薦めるも、「なんだか濡れてます…」とのこと。
ぱっと見、岩場の状態は苔っぽかったけれど、他のパーティの皆さんがわしわしと積極的に登られていたので、そんなに悪い状態とは思わず。
どうもコンディションが悪そうなので自分は最後にTRで。水の流れ道なのか、確かにびっしょり。ほんとすまんかった…(苦笑)。
TRでもう一巡し、七面岩へ移動。
荷物を置いた場所が運悪くハイイロハネカクシの巣で、えらい目に遭いました。。
噛まれたところでブユのような痒みはないけれど、とにかく痛い。それに、なにより気持ち悪い。。
自分はこの日だけで日帰りなので「ルート名不明H」をリードさせてもらう。
テラス上にてビレイをしていたら照り返しがきつくてへとへと。
もとより、ルート名不明FかGのルートにTRを張って登ろうか~という予定だったので、さっさとロワーダウンすれば良かったと気付いたのは後の祭り…。
で、最後に「ルート名不明F」をTRでお触り。とにかく下部がボロボロで岩壁を剥がしながらOWパートへ。フィストとリービとアームバーを織り交ぜながら渾身の力でチムニーに入り込みチムニーパートをずりずりと登っていたら、下から「雷がやばそう」との声。やばそうと言われても、こちらは急にスピードを上げることも叶わない訳で…。
結局、上まで抜けきった時点でロープ類は残置して翌日回収するということになり、そのままロワーダウン。出し切りました…。
翌日登ったまに氏によると右壁にホールドがあって楽々だったそうで、なんてこったー…だけど、フェイスのホールドを一切使わずに完全にワイドムーブだけでこなせたことが嬉しかったので(自己)満足です。
時折響く遠雷を聞きながら下山。駐車場に着くほんの少し手前でぽつりと雨が降り始め、次第に雨脚が強まる中、一旦トイレに避難。雨が弱まった隙間をついて車に戻ることができました。
翌日はヒデさんのスクール開講10周年記念パーティなので、ひとり電車で帰京。
長い長い一日でした。
***この日登った(触っただけの)ルート***
2015/08/01
/*瑞牆、クラック地獄
・苔ジャム(5.10a NP)-TR。びしょ濡れでホールド感が悪かったもののそこは再登&TRの気楽さ。自然の形状に導かれるムーブが面白いです。
・苔ジャム(5.10a NP)-TR。1回目に疲労感がなかったので(多分TRだから)…と思ったけれど、登っている途中でやっぱり疲れるかも…と思うなどw
/*瑞牆、七面岩
・ルート名不明H(5.9 NP)-再登。選手交代で。乾いてました。ただしテラス上はフライパン。。
・ルート名不明F(5.9 NP)-TR。出だしのチムニー部分はボロボロ。登りながらぺしぺし剥がしまくりました。とにかく掴んだら剥がれるのでプッシュしかできず。「一直線に伸びるものはどれを登ってもムーヴにさほど大差のないことを感じとった」という不動沢開拓時代の主である清水氏の言葉を思い出しながら、だからといってこれが9とは…! と、OWパートでひたすらワイドムーブで奮闘。ところが、なんでもそこはエスケープできるらしいと後で知って苦笑しきり。でもまぁ、きっちりワイドムーブだけで登ることができたのはすごく嬉しい。良い練習になりました。ぼろい下部はどのみちプロテクションとれずだし、上部は岩が硬いのでいつかちゃんとリードしたいです。
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非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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