12月は来客がひっきりなしで忙しい。。年末にかこつけて誰もかれもが酒を呑もう酒を呑もうと言い出す。正直うんざり。。
鷲頭山でクライミングをしたのはもう2週間前の日曜日。忘れる前にメモ。
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浜辺の無料駐車場に車を停め、民家の間を抜けてえっちらおっちら山道を辿る。
アプローチは予想したよりも近く、どんと聳える岩場の前に開けた広場があって、なるほどインドアジムが今のように多くはなかった時代にトレーニングのゲレンデとして賑わったのだろうな、と思う。
古いピトンや工業製品を転用した自作ボルトが多い。一方で、看板ルートの終了点はしっかり整備されている。
講習会でのトップロープ用と思われ。
メインエリアの奥にはⅢ級程度の岩場があり、アイゼントレやマルチピッチの手順の練習やレスキュートレによさそう。
背後に凪いだ駿河湾の水面がきらきら輝いていて、ほっこり和む。
暖かいというよりも暑いくらいで、昼寝をしようと寝転がったら陽射しが強すぎて寝ていられなかった。
そういえば。長い年月の間、クライマーが岩に残したチョークの跡が、雨水に溶けて岩場の下部に析出していた。どれだけ多くのクライマーを迎えたのかな...と岩場の歴史を偲ぶ。と同時に、今後はなるべく登り終えたらちゃんとチョーク跡をブラッシングしようと思った。
***今回登ったルート***
20101212
/*鷲頭山
・マンボウ(5.10a) - 2テン。ルート取りを間違え、微妙なボルダームーブとなり敢えなくフォール。体感10b/cだった。
・マンボウ(5.10a) - RP2。素直なルート取りに変更したら、体感ずばり10aの素直なルートだった。なんてこった。。
・右壁クラック(5.9) - FL。ジャミング、スタンスに裏切られない楽しいコーナークラック。城ヶ崎のパープルシャドウに似ている感じなので、城ヶ崎なら5.8ノーマルくらいかな。
・中央正面ルート(5.9+) - MOS。ルートの途中にピッチを切ることのできる場所があったので2Pで登る予定だったけれど、あんまり快適ではなかったので繋げて1Pで。出だし草ボウボウで今にも崩れそうなフェイスとクラックが浅い箇所が一番怖かった。中間部からはキレイなクラックが続きハンドジャムがバチ効き。上部トラバースはフィストががっつり。スケールがあって最高。後半は脳内から変な物質がダダ漏れになってきたw
・ETハング(5.11a) - TR。回収便で。TRなので快適だったけれど、カッチカチなのでリードはメンタルグレードが高そう。核心箇所のムーブは2回目で解決。なるほどルート名のとおり? なのかな。時代を感じますなぁ。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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