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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2025.02.03,Mon
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Posted by norlys - 2007.09.04,Tue
週末の山から帰ってきたら「遠藤農相辞任」のニュース。て、いまさらなんですけどね。
新しい農林水産大臣が就任する度に、金銭的なスキャンダルが発覚してあぼーんというのは、なんかちょっとできすぎなような気が。

一見のどかな日本の農村や漁村が、実は永田町以上に魑魅魍魎の跋扈する日本の暗部…てなわけではないですよね。
人の良さそうなお百姓さんや漁師さんが日本の政治の裏側でキャスティングボードを握っている…なんて考えたら、それはそれでちょっと面白いけど。

大臣だから裏金を受け取ってはダメという問題以前に、国会議員としてどうなのよとは思いますが、議員を動かして甘い汁を吸おうと虎視眈々の野のハイエナもろとも一層しないことにはどうにもこうにもならんじゃろなぁ。

国内利権か海外のからの圧力か…。食品産業、農林水産業、産業保護、国土利用計画、土木港湾…と分野が広すぎて、この次々と展開される大臣交代劇の結果いったい誰が得をするのか皆目見当もつきません。単にマスコミが「呪われたポストと安部内閣」と騒ぎたいだけなのかもしれないし。

ちょいと関係ないけれど、遠藤元農相の辞任のきっかけとなった補助金不正受給団体が置賜農業共済組合と知り、個人的にびっくりしました。

縁あって以前、山形の置賜地方にはよく遊びに行きました。
駅前の市街地はさすがにありふれた街並みですが、郊外の農村にはまだ茅葺屋根の農家が残っていて、土間をあがると囲炉裏があって、水がきれいで野菜も果物もとことんおいしくて、しみじみとできる良いところでした。

まさかあの日本の原風景のような農村が今回の大臣辞任劇の舞台になるとはな~。

「これ食え~」と、雪深い地方だけに真冬のために乾燥させたり塩蔵させておいた山菜や夏の野菜や秋のキノコを水でもどして炊いたおいしいおばんざいを分けてくださった、朴訥として物静かな忍耐強そうなあのおばあさんたちやおじいさんたちが、まさか日本の政治の変動に一役買っていたのかも…なんて、考えるとちょっと不思議な感じです。まぁ、違うと思いますが。
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Posted by norlys - 2007.08.15,Wed
笹穴沢での沢登りに際して、本を見たりWebで情報を検索したり地図を眺めている中で、なんとなく不思議だなぁと思ったこと。

平標山~仙ノ倉山~エビス大黒ノ頭~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川岳

と、谷川連邦の山の名称を並べてみると、「エビス大黒ノ頭」という名前にちょっと唐突な印象を受けました。
とまぁ、それだけのことなんですが。

平標山は、名のとおり平らな山容。
仙ノ倉の場合、センは滝のこと、クラは崖、谷、または急峻な山のことだそうで、滝の多い山という意味。
万太郎山は昔、万太郎という凄腕の猟師がいたことに由来するとか(「万太郎」とは、若くて体の大きい凄腕猟師の代名詞みたい)。
オジカ沢はよくわかりませんが、まぁ鹿が多いんじゃろ~と勝手に推測。
谷川岳はいわずもがな、という感じ。

で、エビス大黒ノ頭。
地形に由来する地名が多い土地のようなので(万太郎山は例外)、やはり見た目なのかな。
いわれてみれば、エビス大黒ノ頭の山容は、大黒頭巾に似ていなくともないかも。

猿ヶ京から相俣に入ったあたりは神社が多く、「七福神めぐり」というのぼりがはためいていたのを思い出し、もしかして、この赤谷七福神とエビス大黒ノ頭にはなにかの由縁があるのかな。。と思いましたが、わからずじまい。

赤谷川本谷のルートは金山沢と分岐すると阿弥陀沢と名前を変える。この赤谷川本流にはマワットノセン、裏越ノセン、ドウドウセンといった愉快な名称を持つ滝がたくさんあって、遡行図を見ているだけで楽しい。
(いつか行ってみたいけれど、4級上の沢だそうで。。。※最初にV級と書いたのは勘違いでした) 

笹穴沢の120m大滑滝ですら「大滝」で済まされてしまって、赤谷川本谷の滝のような愛称はもらっていないのに。いったい、いつ誰がこれらの滝を見つけて、そんな風に呼ぶようになったのだろ。

もしかしてその昔には、麓から赤谷川を遡行して阿弥陀沢を越える山岳信仰とかがあったのかな。。とか、
三国峠はかつては交通の要所だったので、里だけではなく山に住まう人も多かったのではないかな。。とか、
人が亡くなると魂が山に登るというよくある民間信仰の変形かな。。とか、
そんなことをぼちぼち考えるだけでも楽しいものです。

追記。

赤谷川林道から赤谷川沿いに進み、国境稜線上に直登する毛渡乗越(けとのりこし)という万太郎山とエビス大黒ノ頭の中間地点に到達する登山道があったことを思い出しました。

この山道は、群馬県新治村(現みなかみ町)と新潟県湯沢町を結ぶ古い峠道とのこと。

現在の国土地理院の地図では、赤谷川林道から毛渡乗越までは山道を示す破線が記されていますが、国境稜線で切れてしまい、新潟方面への山道は見当たりません。

ただ、国境稜線を挟んで真向かいの新潟側に毛渡沢という沢があり、この沢は土樽まで続いて魚野川に注いでいます。
なので、かつては新潟側にも山道が続いていたのだろうなーと思います。
それにしても、まぁ昔の人はすごい山道を通ったものだなと、つくづく感心しきり。
ちょっと歩いてみたくなりました。

あと、今回持って行った5万分の1の地図「谷川岳・苗場山・武尊山」を眺めているうちに、群馬県六合村にある「スルスの岩洞」の印を見つけ、気になってしかたありません。どうやら鍾乳洞のようなのですが、最寄の自動車道まで約6kmという山の中。
(国土地理院のウオッチ図によれば、スルスの岩洞の位置は、北緯36度44分18秒,東経138度43分45秒あたり)
あと、「スルス」というのは、どうやら「擦り臼」の土地の言葉らしい。

それにしても昔の人のフィールドはなんて広かったのだろ。
ここもいつかは行ってみたいけれど、マニア過ぎか。。。


Posted by norlys - 2007.08.14,Tue
ペルセウス座流星群を見ようと深夜を待つ時間潰しに、Webをぷらぷら閲覧しているうちに、ふと気になってとある山屋さんのサイトを検索しました。

が、ヒットせず。
あれ。。
あれれ。。。??

まさか、消えてしまった??

うそー。。。

結局、キーワードが正しくなかっただけでした。ほっ。
焦った~。。。

そのサイトとは、こちら。(ご存知の方はご存知かと)

新☆あぶねえ山屋のページ

見るたびに、もう決して更新されることのないサイトのトップページの日付が、どんどんと現在から離れていくのを感じます。

それでも、ときどき覗いては、まだそれがそこにあることを確認してなんとなく安堵したり。

そして、このサイトの山行記録に書かれた場所を、いつの間にか自分もまた辿っていることに驚いてみたり。

思えば遠くへきたもんだー、みたいな。

んで、ふとこんな言葉を思い出してみたり。

"Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree."
(たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える)
ドイツの宗教改革家、マルチン・ルターの言葉だそうです。

ちょいと感傷的すぎるかもしれませんが、そのサイトは自分にとって彼の人が植えた林檎の木。
どうか脈脈と永劫までネットの中に繋がっていてほしいものです。

それにしても都会の空は明るすぎ。
結局、流星はひとつも見えず。。。
Posted by norlys - 2007.08.05,Sun

そういえばSecond Life。

ちょっと前にインストールしてみたけれど、結局初回に起動しただけであっさりアンインストールしてしまいましたっけ。
その後、Second Lifeネタをちらほらと小耳に挟みますが、マスコミが扇るほどには日本人ユーザーは増えていないような。

インストール時の要求スペックが高いそうですが、ラッキーなことに自分のPCにはすんなりインストールできました。
日本人には馴染みにくいアバターだということですが、まぁそれはたしかに。
でもわたしにとっては、Yahoo!のアバターとかも十分馴染みにくいです。
着せ替えて楽しいですかね、あれ。

Second Lifeの世界は何かとカネがかかるということですが、身をもって知る前にアンインスコしてしまったのでw、実際どうなんだかちっともわからずじまい。
ただ、初期設定で有償サービスのオプションを選択すると、見た目多少マシなアバターが選択できるようだったので、のっけからカネの匂いが。。

無事に登録を終えて、初ログインの5秒後にはログアウトしていました。なにしろ目の前に見慣れぬポリゴンがうようよして、人見知りな自分には心臓に悪かったです。

普段からオンラインゲームに親しんでいる人とか、こういう世界観を楽しめる人にはよいのかもしれませんねぇ。自分にはちょっとハードルが高かったというだけで。

Second Lifeといえば電通~と言われるくらい、日本では電通がシャカリキ(死語)になって力を入れているそうなので、まぁ韓流ブームみたいに失墜するんじゃないかとまたーりヲチする方向で。ブームには乗らなきゃソンと考える個人ユーザがもう少し増えたら、再度インストールしてやってもいいぞ(なんてえらそうな。。)。

ちょこっと検索してみたら、どこぞの掲示板に「Second Life+Google Earthで、ヴァーチャルなクライミングとかってどうかな?」 みたいな話題がありました。
思いつきとしては悪くないと思うけど、仮想世界でクライミングしても、面白いんだろうか。。
現実にはなかなか叶えられないエクスペディションを仮想世界で達成しても、虚しさが募りそう。。

第一、セカンドライフ以前にファーストライフをどうにかしないとね。。。と、わがちんまい人生をのんびりマイペースに歩んでいきたいと思います。

そんなSecond Lifeへのアンチテーゼ、"Get A First Life"。




Posted by norlys - 2007.08.02,Thu
なにかの話の流れで、同居人さんが「ヨーロッパはもうだめだ。日本人は勤勉だから、日本はまだ大丈夫」とかのたまいやがりました。同居人氏は、普段はノルウェー語のサイトばかりを覗いていて、日本語のサイトではYahoo!ニュースでスポーツ情報をチラ見する程度。

「アナタは日本のことを知らなすぎる、もっと新聞でも読みなさい」と忠告すれば、意気揚々と日刊ゲンダイを買ってくる始末。。。をいをい、エロとスポーツとゴシップだけじゃん。。。orz
なもんで、同じ国に住んでいるのに、なんだか別の国の人と話をしているような気分になりまする。

午後、事務所によく顔を出す代理店の方がお見えになり、わたしは代理店さんと今回の参院選にまつわるボヤきを交わす。ハナから日本の政治に興味のない同居人は愚痴のタレ流しを聞き流し。

この代理店さんはもともと異業種の方で、本業のお仕事では林野庁からの委託案件も多数あったそうな。
辞任した赤城農水大臣、自殺した松岡前農水大臣などについて話をしていたら、「大臣はさておき、緑資源の自殺した元理事の力が大きかったんですよ」とおっしゃっていました。「だから(前理事の)自殺が報道されたときは、仲間内でおいおいたいへんだよってちょっとした騒ぎでしたよ」と。

そういえば、緑資源機構どうなったっけと、検索したら、ついぞ先週廃止の方針が決定的になったとのこと。
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農水省第三者委、「緑資源機構」廃止を了承

独立行政法人「緑資源機構」を舞台にした官製談合事件を受け、農林水産省の第三者委員会は26日、6回目の会合を開き、機構を今年度末で廃止する農水省の方針を了承し、「中間とりまとめ」を行った。

「中間とりまとめ」は機構の一部事業を移管する法人でも官製談合の再発防止策を講じる必要性なども指摘しており、農水省はこの内容を踏まえて機構の廃止や事業移管などを進める。

第三者委員会は今回が事実上の最終会合となる。
(2007年7月26日19時46分  読売新聞)
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大規模林道整備は、来年(平成20年度)から各都道府県の管轄に移管される予定だそうで。

国の予算が引っ張り出せないということで今後の砂防や林道整備工事などの規模は縮小するのか、はたまた、地元のなぁなぁでますますブラックボックス化していくのか、そもそも最大多数の最大幸福の原理に沿わない林道整備事業そのものが放置されることになるのか。。
(ん? 明朗会計で適材適所という明るい未来もあったりするのかな。)

林道はね、たしかにカネになるんですよ。でも目立たない。やりたがる人が多くはないから。だから持ちつ持たれつということで、どうしても談合になる。
それは決して良いことではないけれど、実に目立たない分野で、そのこと(緑資源機構の官製談合)をわざわざ誰かがリークしたんでしょうね。

とは、代理店さんの弁。

それにしても、自殺された山崎元理事が緑資源機構の前身である森林開発公団の理事職を辞したのが1999年だそうなので、この分野の官製談合って今に始まった話ではないんじゃないかと個人的には思います。
年金問題も同様なのですが、もっと早い時期に取り上げられてしかるべき問題が一時に堰を切ったように噴出すのは、どうにも腑に落ちないような。。

パワーゲームってことですかね。あぁ。

さらには、森林および農地という日本の国土の8割近くを占める土地の利用について、政策が二転三転していくのが。。。ほんとうにムニャムニャ。。。

バブル経済が破綻してからの日本経済は「失われた10年」(1991~2000年)といわれていますが、未だに失われ続けているような気がします。

いったいこれから林道整備事業とかはどうなるんでしょか。
一介の山のぼらーとしては、過剰な森林開発は困るものの、一方で林道の恩恵にもあずかっているわけで、正直なところ、内心複雑な思いがします。

リゾート客や温泉客ならまだしも、外部からやってくる登山客は地元にお金を落とさないうえに山野を荒らすしあまつさえ事故を起こしたりするので、決して諸手を挙げて歓迎される人種でもなければ、声高にあーしろこーしろと言える立場にないことは自覚していますが。。

さて。林道整備ばかりではなくて、新たに身を置いた業界(すべてではないけれど、半分くらいインフラ系)の片隅にいると、頻繁に聞こえてくる言葉が気になったりします。
ひとつは「公共事業が減っているので、ほんとうに仕事がない」、もうひとつは「国の仕事は金にならない」。
このふたつの言葉の断片をつなぎあわせると、多分にわたしの妄想ですが、この分野において負のスパイラルは継続中だと思われます。業界自体が抱える構造的な問題も山積みですが、日本という国もまた(以下略)。

ではどうしたらいいのかということについては、わたし自身の中でも、おおーこれがベストだ、という方向性は見出せていません。が、そうこうしているうちにまた更なる10年が失われそうで、この歳になるとそれが少々不安だったりします。もう誰にもどうにも取り返しがつかなくなるってことが。
それは夕張だけの悪夢ではないということが。

Posted by norlys - 2007.07.26,Thu
ice_land.jpg涼しげな写真。










snow_landscape.jpg雪のある風景。









あぁ、旅にでたい。。
Posted by norlys - 2007.07.24,Tue

「エールフランスKLM、伊アリタリア買収に依然関心」というロイターのニュース。

つい最近、あのアエロフロートにも振られたアリタリアなのに、ずっとアリタリアがラブコールを送り続けてきたエールフランスKLMが今頃になって救いの手を差し伸べてくれるかも。。??

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エールフランスKLM、伊アリタリア買収に依然関心

[アムステルダム 24日 ロイター] 24日付のオランダの日刊紙テレグラーフは、航空大手エールフランスKLM(AIRF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が、依然イタリアのアリタリア航空の買収に関心を持っていると報じた。ただ買収をめぐって、厳しい条件をイタリア側に要求しているという。

イタリア政府が7カ月間にわたって進めていたアリタリア航空の株式売却入札は、すべての買収候補が撤退。政府は入札の打ち切りを表明しており、アリタリア航空の売却をめぐる選択の幅は狭まっている。

エールフランスKLMは、イタリア政府に対して、アリタリア航空の民営化や財務再編について、明確な計画を提示するよう求めているという。

エールフランスKLMは、スペインのイベリア航空買収にも関心を示している。

この報道に関するエールフランスKLMのコメントはとれていない。
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売却価格は1ユーロでもいい by伊ディピエトロ建設相(2007/07/20)」、「エスキモーの買収も歓迎 by伊ボニーノ国貿易相(2007/07/23)」とまぁ、国内からもすっかり見放されてしまったアリタリアですが。。。

さてもこの報道はAZ(アリタリア)がAF(エールフランスKML)の泣き落としに成功しそうだということなんでしょうか。
個人的には、AFに拾ってもらえたらいいのになぁ。。。と考えているイタリア側の希望的観測のリークに過ぎないような気もします。イタリア人ならやりかねんw

かれこれ3年前くらいからずっとアリタリア終了~というニュースが囁かれ続けていますが、今度という今度は本当にお終いみたいです。
それにしても「すべての買収候補が撤退」するって、いったいどれほどひどい財政状況なのでそ。。

とはいえ、Ali(=wings)+Italia= Alitaliaというネーミングとコーポレートカラーが大好きだったので、イタリアのナショナルフラッグが消えることは少々残念です。

「遅れる」「飛ばない」「サービスが悪い」とあまり良い評判を聞かないキャリアですが、私自身は幸運にも被害に遭ったことはありません。
昔イタリアから資材を輸入する仕事をしていたときに、貨物が遅れるはたいていAFのストライキが原因でした。
過去に一度バゲージをロストされたのは、サービスに定評のあるSQでした。
鉄道なら、イタリアでなんども遅延とかストライキに遭遇しました。まぁそういうものだと慣れてしまうものです。

欧州のように他国と地続きで、EUという枠組みの中にいて、ライアンエアのような格安航空会社が躍進する中で、イタリアが航空会社を抱えるメリットはもはや余りないのかな。

イタリアだけではなく、日本の航空会社の経営状態もさほど芳しくはないようですが、だとしたら昔は花形の産業だったのにいったいどこでビジネスモデルが狂ったのでしょう。
格安チケットの台頭と燃料や人件費の高騰が原因だとしたら、そもそも航空産業の根幹から計算し直さないと。インフラとして国で維持するか、あくまでも民間企業として自助努力していただくか。鉄道会社も同様かと思いますが、悩ましいですね。
まぁイタリアは国として決着を出していますが。アリタリア民間化せず国営企業のまま、不透明財政のまま、あぼん。あぁなんてイタリアらしいオチ。

ちょいと話がそれますが、航空関係といえば制服マニアにはたまらない業界かと。
でも、わたしがオスロの空港で見た中で、一番スタイリッシュな制服を着ていたのは清掃会社のクルーでした。
キース-オスロ間の旅客フェリーに乗ったときも、同じ会社の清掃クルーを見かけました。
おそらく彼らは大手の清掃サービス派遣企業に属しているのだと思います。

紺色のブレザーにパンツorタイトスカート、水色のピンストライプのシャツブラウスに、水色に白の水玉のシフォンスカーフ、胸に企業のピンバッチといういでたちでした。身体のラインをすっきりみせるカッティングで、生地もなかなか上質そうでした。清掃クルーはほぼ100%女性で、男性もいたかもしれませんが、(男性が)どんな制服だったのかはちょっと覚えていません。

現地の人(いわゆる金髪の白人)とアジアや中近東出身からの移民と思われる人たちが半々くらいだったので、高いスキルが要求される仕事ではないと推測します。ただ、北欧の場合は職業間での給与格差がそれほど大きくないので、清掃クルーだからといって決して低収入とは限りませんが。

この清掃クルーの制服は、船や飛行機のクルーに負けないくらいというかむしろ上だなと思うくらいスタイリッシュで、だからなのか清掃スタッフの一団が歩く姿は楽しそうで堂々としていました。

機長やCAがもてはやされるのは、その技術もさることながら、制服で見た目120%アップというところもあるのではないかと。なもんで、この清掃スタッフ派遣企業の戦略はすごいなと唸りました。

それにひきかえ、日本の駅構内とかビル構内の清掃スタッフはへんな緑色とかピンク色とかネズミ色の制服を着せられていて、ちょっとどうなんですか、あれ。

まぁ、そんなわけで、どんな産業にも成長と斜陽はつきものですが、余命わずかなアリタリアの行く末をまったり見守りたいと思います。毎度ながら苦しいオチで。。




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自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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