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Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by - 2026.09.14,Mon
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Posted by norlys - 2007.08.24,Fri

今年の酷暑をなんとか生き延びてきたはずのベランダのラベンダーの葉が、突然白茶けてしまいました。
ついに力尽きてしまったのか、はたまた季節の変わり目で自己防衛モードに入ったのかも。。と希望をつなぎつつ。さてはて。

昨日は仕事帰りにモンベルへ。

もともとは、先週末の沢登りでインナーを木に引っ掛けて穴を開けてしまったので、新しいものを買うことが目的だったのですが、これからのシーズンの商品や商品や新製品を見ているうちにもりっと物欲が。。。あぁ。

ついついインナー手袋とかダウンジャケットとかを買いこんでしまいました。
ぼちぼちっと山では朝晩の冷え込みが厳しくなる季節かなと。

重量わずか65g(女性用)という最新のU.L ウィンドジャケットにもぐらっと心を惹かれたのですが、寒ければレインウェアを羽織ればいいやーと思い直しました。
軽量=生地が薄い分、ちょいとスケスケ感がありますが、65gは本当にすごい、軽い。

レインウェアも今年のモデルは自分が購入したときよりも軽量化が進んでいて、見るとほしくなってしまうので目を合わせないように通過。

体力がない分を道具でカバーしようと姑息な考えを抱くのは、メーカーの思惑にまんまと踊らされているような気もしますが、まぁ。

まだまだ日中は蒸し暑い都内にいても、秋冬の道具を揃えだすと、はや雪だのしばれる朝が恋しくなったり。

閑話休題。

デイリーポータルの本日のコネタが「農業用モノレールに乗りたい」というものでした。昨年、徳島県三好市の山奥に建設されたモノ。西村しのぶの漫画にあったけど、実在してたのかぁ。

奥多摩あたりでもコレをつくったら人気がでそうな気がしますが、建設費が3億円かぁ。。。
1回あたり1500円とのことなので、20万人乗れば初期費用のモトがとれるとして、ランニングコストとメンテナンスがどのくらいかかるか。。ですかね。むーん。

でも面白そうだなぁ。

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Posted by norlys - 2007.08.22,Wed
日曜日のヌク沢の帰りに同行のH氏から「岳 みんなの山」(ビックコミック)の1、2巻をお借りしました。
読んでみたいな~と思いつつも、我が家の極貧収納スペースの問題で、なかなか購入するに至らなかった漫画です。
ありがとうございます m(_"_)m

家に帰るなりへろへろと沢道具を片付けて、洗濯物の上がりを待ちながら早速読了。
前評判から勝手に想像していた以上にとても面白かったです。
浦沢直樹っぽい画風(というと失礼かもしれませんが)が、マスターキートン大好きな自分にはうれしかったり。

ストーリーは、世界中の高山を登り北米で山岳救助隊員として活動した経験を持つ主人公の島崎三歩という青年が、日本の北アルプスを舞台に山岳救助隊の民間ボランティアとして活躍するヒューマンドラマ。
この漫画で描かれる「山」という場所の雰囲気がとても素敵です。なんというか、Holy Placeという言葉がぴったり。

また、ひたむきに山が好きでそのためかどこか世間離れした感のある、飄々とした癒し系の主人公・三歩がイイ味出してます。
一見頼りなさそうでめっさゆるーいキャラクターだけど、その実は技術・経験共に優れたクライマーであり、厳寒で荒天の雪山でも困難な岩場の救出でもお任せ~なスーパータフガイ。
凄惨で無慈悲な山岳遭難現場においても、冷静に的確な判断を下し、常に前向きに抜群の行動力で遭難救助にあたります。
山で遭難した人に対して-生存者だけではなくて、死者に対しても同様に-主人公が「良く頑張った」と声をかけ、「また山においでよ」と呼びかけるところがいいです。グっときます。

仕事の関係で山岳救助の現場に配置されたクミちゃんというヒロイン(たぶん)は、いちおう極めてフツーの女の子という設定で、
主人公とは対照的に山なんかより断然街中でのショッピングが大好き。なぜ人はわざわざ危険な目に遭いに山に登るのだろう・・・と思いながらも、三歩と共に救助現場の場数を踏むうち に少しずつ成長していくようです。

そんなわけで「岳」(「みんなの山」というサブタイはコミックだと付かないのかな)は、山登りに興味のない人にとっても人間ドラマとして面白いと思うし、山を登る人にとっても読み応えのある物語だと思います。
もっとも、山に登らない人が遭難救助を柱としたこの山岳漫画を読んで、よーし自分も山に登っちゃうぞ~とモティベートされるとはあまり思えなかったりしますが(山は 怖い~とは思うかも)、もしきっかけになるとしても遭難というリスクを多少なりとも理解した上でのことでしょうから、それはそれで良い発奮剤かなとは思い ます。
自分もまた山登り入門者なので、改めて気を引き締める思いになりました。

1,2巻を読んで一番印象に残った場面はこれ。
2巻に収録された話の中で、主人公の友人でありかつての同僚(アメリカでの山岳レスキュー隊)でもあるザックさん(大好きだー)が遭難者に片言の日本語で語った次の台詞に胸を衝かれました。

山登ラナイ 男イテ…
男ノワイフ クライマー、 山デ死ンダ。
山トテモ キライニナッタ。 大キライ、 オ酒イッパイ 飲ンダ。

ズット後デ 山ニ行ッタ、 ワイフヲ取ッタ ヒマラヤノ山。
デモ、 ワイフ死ンダ場所 ズット高イ、 ズット遠イカラ、

山登リ 始メタ。
イッパイ登ッテ クライマーナッタ。

ズット後デ ワイフノ死ンダ 場所マデ 行ケタ。
山大キライ ナノニ……

トテモ キレイト 思ッタ。

You will come back to mountain, OK?(また山においでよ。ね)


ここでバランスを崩して転倒したら、ここで手のホールドが欠けたら、ここで天候が悪化したら...と、山において内心ヒヤリとする場面は決して皆無ではありません。
そんなときは「でも絶対に、無事に家に帰る」と強く念じています。
そうじゃないと、無事に家に帰りつかないと、山に登らない我が家の同居人はきっとずっと山を憎むだろうなと思うから。
とまぁ、常々そんなことをぼんやりと考えていた自分にとっては、この台詞は本気で涙目モノですた(チラウラ)。
Posted by norlys - 2007.08.20,Mon
先週は、上越のナメの沢をガッツリ歩いたし週末の天気予報もすぐれないので、今週は癒し系でいきましょうよと奥多摩の水根沢に行く予定でしたが。が、体力と天気予報が回復傾向を示すや、ナメと幻の大滝があるというヌク沢左俣への計画に乗りました。

そんなわけで、前夜発日帰りで、幻の大滝とも呼ばれる3段260mの滝を見に笛吹川支流の沢に行ってきました。

地域:笛吹川 ヌク沢東俣
コースタイム:
6:10 西沢渓谷駐車場 → 林道 → 6:35 入渓点 →  6:50 入渓 →  7:10 5m滝 → 7:25 7m滝 → 7:35 近丸新道 → 7:40 堰堤上 休憩 → 8:45 二俣直後の堰堤上 休憩 → 9:10 奥の二俣分岐 → 9:25 7m 滝下 → 9:45 100m 滝下 →  10:00 80m 滝下 → 10:30 2つ目の80m滝下 → 11:35 左岸大崩壊地 昼食 → 12:05 歩き出し → 12:30 水涸れる → 13:10 登山道 → 15:00 徳ちゃん新道登山道入口 →  15:30 西沢渓谷駐車場

DSCF3964.JPG西沢渓谷駐車場で沢装備を整え林道を歩くこと30分弱。大きな堰堤を越えると入渓点があります。ご親切にも標識があるので、傍のベンチで最終準備。

木々の隙間から青空が見えるものの、谷が深いため陽射しはまったく射しこみません。鬱蒼としたゴーロだらけの渓谷は苔むしていて水も冷くて(ヌク沢=温沢だそうなのに)、あまり積極的に水を浴びる気分にはならず。


DSCF3969.JPG 5mの滝は左側から、7mの滝は右側(写真右)から登りました。ホールドはふんだんにあるけど、なかなか水量が多くて、赤苔がぬめるのがちょっと厭。。
赤苔はアクアステルスだと滑る滑る。フエルトソールの方がいいのかな。。
いやいっそ、ステンレスウール(金タワシ)をソールに。。。って、自然破壊度マックス過ぎ(以下自重)。

滝を越えるとどーんと堰堤。右側から大高巻き。踏跡は明瞭。沢は少し川原っぽくなり、古ぼけた木道が川を横切っている。これが近丸新道? 木道はかなり寂れていて、なんか廃道っぽくて不安。

苔むしているのでわかりにくかったけれど、全体的に花崗閃緑岩の沢。ところどころに真っ白い長石のカタマリがゴロゴロ転がっていて目をひかれます。ゆっくりと時間をかけて結晶化したものみたい。結晶が大きいこともあって風化しやすいのか、川原はもろもろと崩れた砂礫で埋まっている。

遡行図にはない新しい堰堤をまたしても右側から大高巻き。登るのはいいのだけど、高巻いた後に降りるのが癪に障る。登った分の位置エネルギーと下る分の運動エネルギーの総和は決してプラマイゼロではないし。。

その後も堰堤は続き、右、右、左、左と大高巻き。最後の堰堤の直前に二俣の分岐点。

ナメ滝やこぶりな滝をいくつか越えると、分岐に到着。「二俣」は先ほど通過したと思うけど本当にここは「奥の二俣」かどうかをしばし思案。ここで分岐を間違えるとせっかくの大滝を拝めずに終わってしまう。
DSCF3986.JPG沢の右手に、最近誰かが焚き火をした後の炭が転がっているのをY氏が鋭く見つけ、右沢を進む。沢の縁に焚き火の後。すぐにトイ状のナメ滝が現れ、どうやら正解。

← 奥の二俣の分岐点。右沢を進みます。





ナメ滝はフリクションが効いて歩きやすい。その後に現れる6m、7m滝は階段状で快適。歩き出し始めの雰囲気からは一変して、空が開けて明るい。

と。目前に滝の階段が。。。
DSCF4002.JPG
水流の右側が階段状だったのでノーザイルで突破。苔がかなりぬるつくものの、手のホールド、足のスタンスは豊富。
自分はわかっていなかったのですが、これが大滝の1段目である100m滝でした。

傾斜が緩いので登っているときはそれほどでもなかったのですが、登り終えてみると結構な高度感。来た道を振り返ると、遠くに富士山。

DSCF4016.JPG
さて、続いて大滝2段目の80m滝(→)。惚れ惚れと見とれてしまう幕岩っぷり。
左の水流、真ん中のクラック、右側の草付き。。。とルートを選定。ザイルを出すと時間がかかるので、自力で登れそうな右側のルートを登りました。途中に残置のハーケンが打ってありました。
ヌルって滑り落ちて下の滝に呑まれたら。。。と思うと恐いので安全第一。

DSCF4018_2.JPG← 富士山遠望。

3段目の80m滝は左の草付きを登りました。途中でイロケを出して水流の方に寄ったら、またしても左足を捻ってしまい。。。orz
北岳バットレスのときよりはマシで一応歩けますが、が、痛い。。
しばらくして、パキが来て復活。クセにならないようにしないと。。。

見事な3段260m滝の後はナメの連続。ナメといっても花崗岩なので上越の沢と違ってざらりとした感じ。

段々と水流が細くなり、右手に大崩壊地が広がるところでついに水涸れ。ここで昼食。
DSCF4033.JPG
花崗岩が風化した真砂の崩壊地。

花崗岩の風化はなかなかドラマティックで(熱膨張比率の相違→水の浸食→粒子間結合力の低下→一気に崩壊)想像するだけでわくわくするのは自分だけでしょか。ふへへ。




昼食後は沢装備をしまい、岩場寄りにガレを詰めていき、原生林の中に突入。ツメは考えていたよりも長かったけれど、無事に登山道に合流。
戸渡尾根の近丸新道を歩いているつもりが、実は徳ちゃん新道だったと知ったのは間もなく下山。。というところ。ほぼ3時ちょうどに登山道入り口に到着。林道を歩き駐車場に戻ったのは3時半。

牧丘にある花かげの郷という温泉に立ち寄り、中央道の渋滞に巻き込まれつつ都内に帰りました。

ヌク沢左俣は、鬱蒼とした渓谷→堰堤の連続→大滝→ナメ→ガレ→原生林→明るい登山道 と、なかなか盛りだくさんな内容で面白かったです。なんだかチャイコフスキーの交響曲みたい(どんなだ?)。これが沢登りの醍醐味なのかもと思いつつ。
Posted by norlys - 2007.08.17,Fri
あまりに暑さにゲンナリ~しながらも、いつもと同じくらいの時間にジムのある駅を降り立ったときすでに夜の帳が降り始めていて、夕暮れが日一日と早く訪れるようになってきたのを実感。

秋になったら岩、冬になったら雪と、夏が終わっても山にはまだまだ楽しいことがたくさんありますが、やっぱり今はまだもっと沢を満喫したいかな~という気分。

そんなわけで、山と渓谷社から1999年に出版された「上信越の谷105ル-ト」を密林で購入しようと思ったのですが、すでに新品の取り扱いはなくマーケットプレイスにユーズド2点があるのみでした。
お値段はなんと1万2千円から。。。定価は2,100円なので、実に6倍弱のお値段です。びっくり。
同様に「奥秩父・両神の谷100ル-ト 」も絶版です。んでこれも、定価2,100円のところマーケットプレイスでは9,800円也。
う~む、シャイロックめ。いやいや、市場価格は需要と供給のバランスなので、それはそれでいたしかたありませんが。

山と渓谷社は昨年インプレス社に買収されてしまい、お手軽ハイキングの方向性が強まった気がするので、いまさらマイナーな沢ルート図鑑を再版してくれるとも思えず。。
まぁ根気よく探せば、どこかのアウトドア屋さんや本屋さんの片隅に在庫が残っているような気がしないでもないので、地道に探すことにします。

インドアのクライミングジムはなかなかに盛況で、とくにボルダリングはメディアの影響か若いファッソナブル(タイポ)な人たちも多いし、一方で山を登ればご高齢の方たちのハイキングサークルやツアー登山の団体様で山頂が満員御礼だったりするのですが、そんな中にいて自分としてはなんかこうちょっと違和感を感じたりします。

どこがどう。。というのはうまく説明できないのですが(こんな感じ。。というと、ちょっと言いすぎなんですが。。)、まぁ、前世は氷の大陸に取り残されたペンギンだったと信じてやまない自分ですので、つくづく世の中の潮流にノレない生き物なのかもしれませぬ。

そんなわけで。どんなわけだか、2chの山スレから沢登りのネタを拾ってきました。
こんな手ごわそうな沢旅は自分にはなかなか挑戦できそうにありませんが、見ているだけでも楽しいです。

リンク先がすでにシボンヌなURLもあるので、もしかしたら今のうちにこそーりローカルにコピーしておかないと、いずれ前述の沢本のように情報が入手困難になってしまうかも。。とか思いつつ。

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308 :底名無し沼さん  :2006/07/27(木) 13:30:58
    俺がヒマだから、今までのハリコを少しまとめるよ

309 :底名無し沼さん :2006/07/27(木) 14:06:51
    北ア
    北ア・無名の険谷 
    http://www27.tok2.com/home2/d/turi/old/oyasutani.htm (すでに削除されていました)
    称名廊下と尾根を挟んで反対側にはこんな素敵なゴルジュが眠っている
    http://ycm.6ch.bz/kinopon/climbing/gorge/011.html
    称名廊下には劣るけど、ここも遡行超困難マジヤバな谷
    http://www.esyst.co.jp/nakamura/yama/03ike02.htm
    剣沢大滝
    http://www.happy.net/OCUAC/domestic-record/1975turugi/1975turugisawa.htm
    北ア・称名川 「ザクロ谷」
    http://pro.tok2.com/~kurobe/turi/2004/zakurotani-2004.htm
    http://pro.tok2.com/~kurobe/turi/2004/zakurotani-2004-2.htm
    緑の苔が陽光に煌めく夢幻の渓…
    黒部・黒薙川 「北又谷」
    http://sawabito.fc2web.com/04kitamata.htm
    こんなのめっけた。黒部の谷はオッカなそうだ…orz
    http://pro.tok2.com/~kurobe/sawa/2005/kurobe-gakidan-20050729.htm
    山岳観光地・上高地のすぐ間近に、こんな凄まじいゴルジュの谷が存在している。
    その名は「下又白本谷」!
    http://climbing.x0.com/2004/041016shimomata.htm…文章記録
    http://climbing.x0.com/2004/041016shimomata-p.htm…写真集

    南ア・安倍川 コンヤ沢ホーキ沢
    http://members3.jcom.home.ne.jp/moto.p/Report/2006/20060716/20060716.htm
    南ア・雨畑川 奥沢谷
    http://www.geocities.jp/go_hirotele/newpage146.html
    南ア・大井川 「赤石沢」
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/akaishi04.html
    取水堰堤ができても、名渓は変わらず…

310 :底名無し沼さん :2006/07/27(木) 14:07:38
    ●大峰・台高の超有名ドコロ
    池郷川下流部ゴルジュ
    http://sawabito.fc2web.com/ikegoukabu.htm
    池郷上上流部ゴルジュ
    http://p00.seesaa.net/article/19997570.html
    立合川ゴルジュ
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/tatiagou05.html
    ●大峰・台高の知られざるゴルジュ
    黒瀬谷ゴルジュ
    http://takuyu.seesaa.net/article/17853846.html
    宮川大杉谷・粟谷ゴルジュ
    http://a.x0.to/04/09/19/index.html
    大峰・舟ノ川 イブキ嵒谷
    http://f58.aaa.livedoor.jp/~kymbs/link/report/?id=38_ibuki
    大峰・白川又川 十郎谷
    http://p00.seesaa.net/article/21238952.html
    大峰・池郷川 小又谷
    http://k3.fc2web.com/03/08/03/index.html
    大峰・旭ノ川 中ノ川
    http://p00.seesaa.net/article/13804463.html
    大峰・芦廼瀬川本流 
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/ashinose05.html
    大峰・白川又川 奥剣又谷
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/okuturugimata06.html
    大峰・白川又川 岩屋谷
    http://www.kitarou.sakura.ne.jp/05kiroku/050717shirako-iwaya/050717shirako-iwaya.htm
    大峰の真珠、カリヤス谷
    http://nature-player.seesaa.net/article/6094915.html
    http://higurasi.main.jp/05kariyasu.htm

311 :底名無し沼さん :2006/07/27(木) 14:08:45
    台高・北山川 東ノ川  
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/higasinokawa03.html
    台高・宮川 堂倉谷 
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/doukura05.html
    台高・往古川 小木森谷
    http://p00.seesaa.net/article/13804450.html
    台高・往古川 真砂鬼丸谷
    http://www.kitarou.sakura.ne.jp/06kiroku/060617masagotani/060617masagotani.htm
    台高・奥の平谷~黒滝谷
    http://higurasi.main.jp/06okunohira.htm


    白山周辺つーたら、やっぱこの2つが凄いか?
    http://sawabito.fc2web.com/obatakemigi04.htm
    http://sawabito.fc2web.com/fukabara.htm
    白山・尾添川 「雄谷」
    http://pro.tok2.com/~kurobe/turi/2001/otani-2001.htm
    白山・蛇谷 シリタカ谷
    http://higurasi.main.jp/04siritaka.htm

    御岳・兵衛谷
    http://yama-to-damashii.outdoor.cc/040812hyouei/08_12hyouei.htm
    御岳・兵衛谷
    http://www5b.biglobe.ne.jp/~yoshi-k/hyoue05.html
    中ア・中御所谷
    http://yama-to-damashii.outdoor.cc/20050730%20nakagosho/20050730%20nakagosho001.htm
    御岳西麓に巨瀑だらけの名谷あり。
    マニアは当然知ってるだろうけど、
    一応貼っておこう。
    http://sawabito.fc2web.com/hyoue2003.htm

312 :底名無し沼さん :2006/07/27(木) 14:10:30
    朝日連峰・三面川 以東沢
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~yamazinn/asahiitousawa/itousawa.htm
    朝日連峰・岩井又沢~畑沢
    http://ryoyu.syuriken.jp/040813iwaimata/page.htm
    朝日連峰・根子川本流 入りソウカ沢
    http://f58.aaa.livedoor.jp/~yamadori/irisoukasawa2005.09.html
    朝日連峰・見附川 入りトウヌシ沢本谷
    http://f58.aaa.livedoor.jp/~yamadori/iritounusisawa2004.09.html


    飯豊・内ノ倉川 「七滝沢」
    http://www.wink.ac/~ogaoga/minamitouhoku5s.html
    巨瀑、巨瀑、また巨瀑…!!!
    飯豊・大石川 東俣千代吉沢
    http://higurasi.main.jp/tiyokiti.htm
    飯豊・頼母木川 小俣沢
    http://ryoyu.syuriken.jp/040801komatasawa/page.htm
    飯豊・梅花皮沢 出ト門内沢
    http://ryoyu.syuriken.jp/040829detomonnaisawa/page.htm
    飯豊川本流
    http://yama-to-damashii.outdoor.cc/iidehonryuu_990813/iidehonryuu.htm
    飯豊・胎内川本源沢
    http://yama-to-damashii.outdoor.cc/040923tainai/takadasan/09_23tainaii.htm

313 :底名無し沼さん :2006/07/27(木) 14:11:47
    越後・水無川 オツルミズ沢
    http://kyousai.web.infoseek.co.jp/houkoku/2005/050924-25oturumizu.html
    越後・水無川 滝沢
    http://members3.jcom.home.ne.jp/moto.p/Report/2005/20050917/20050917.htm
    越後・水無川 真沢~祓川
    http://www13.ocn.ne.jp/~mt23/sawa/sin.html
    越後・水無川 北沢
    http://www.aack.or.jp/kaiinnope-ji/2002OCTTakao/kitasawa.htm
    越後・水無川 オツルミズ沢 (別バージョン)
    http://unryo.cliff.jp/album/20050917otsuru/
    越後・三国川 仙ノ滝沢
    http://www.a-a-c.net/colm/c11/c11hamada01.html
    越後・三国川 栃ノ木川丹後沢
    http://www.mitsumine.gr.jp/kaiho/301/tangosawa.html
    越後・三国川 黒又沢日向沢
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~yamazinn/hinatasawa/hinatasawa.htm
    越後・芋川 ジロト沢Bルンゼ右スラブ~前スラブ下降
    http://ryoyu.syuriken.jp/040523jiroto/page.htm
    越後・三国川 銅倉沢
    http://ryoyu.syuriken.jp/040918doukurasawa/page.htm
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こちらは番外
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263 :底名無し沼さん:2006/07/25(火) 09:51:29
東京・隅田川河口護岸ゴルジュ
http://www.sight-seeing-japan.com/4-kanto/tokyo/seirokagarden2.jpg


264 :底名無し沼さん:2006/07/25(火) 10:05:48
>>263
そこなら俺んちからすぐだ
日帰り余裕
ちょっくら登りに逝ってくる


265 :底名無し沼さん:2006/07/25(火) 10:07:11
これはかなりの水量だなぁ・・・


266 :底名無し沼さん:2006/07/25(火) 11:33:48
川岸でブルーシートで一泊しようと思ったら、
タープ貼る隙間ねーじゃん!
すげー人気なんだな!
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唯一、自分も取り付きまで行ったことがある場所ですが、さすがに入渓する勇気はありませんでしたw
Posted by norlys - 2007.08.15,Wed
笹穴沢での沢登りに際して、本を見たりWebで情報を検索したり地図を眺めている中で、なんとなく不思議だなぁと思ったこと。

平標山~仙ノ倉山~エビス大黒ノ頭~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川岳

と、谷川連邦の山の名称を並べてみると、「エビス大黒ノ頭」という名前にちょっと唐突な印象を受けました。
とまぁ、それだけのことなんですが。

平標山は、名のとおり平らな山容。
仙ノ倉の場合、センは滝のこと、クラは崖、谷、または急峻な山のことだそうで、滝の多い山という意味。
万太郎山は昔、万太郎という凄腕の猟師がいたことに由来するとか(「万太郎」とは、若くて体の大きい凄腕猟師の代名詞みたい)。
オジカ沢はよくわかりませんが、まぁ鹿が多いんじゃろ~と勝手に推測。
谷川岳はいわずもがな、という感じ。

で、エビス大黒ノ頭。
地形に由来する地名が多い土地のようなので(万太郎山は例外)、やはり見た目なのかな。
いわれてみれば、エビス大黒ノ頭の山容は、大黒頭巾に似ていなくともないかも。

猿ヶ京から相俣に入ったあたりは神社が多く、「七福神めぐり」というのぼりがはためいていたのを思い出し、もしかして、この赤谷七福神とエビス大黒ノ頭にはなにかの由縁があるのかな。。と思いましたが、わからずじまい。

赤谷川本谷のルートは金山沢と分岐すると阿弥陀沢と名前を変える。この赤谷川本流にはマワットノセン、裏越ノセン、ドウドウセンといった愉快な名称を持つ滝がたくさんあって、遡行図を見ているだけで楽しい。
(いつか行ってみたいけれど、4級上の沢だそうで。。。※最初にV級と書いたのは勘違いでした) 

笹穴沢の120m大滑滝ですら「大滝」で済まされてしまって、赤谷川本谷の滝のような愛称はもらっていないのに。いったい、いつ誰がこれらの滝を見つけて、そんな風に呼ぶようになったのだろ。

もしかしてその昔には、麓から赤谷川を遡行して阿弥陀沢を越える山岳信仰とかがあったのかな。。とか、
三国峠はかつては交通の要所だったので、里だけではなく山に住まう人も多かったのではないかな。。とか、
人が亡くなると魂が山に登るというよくある民間信仰の変形かな。。とか、
そんなことをぼちぼち考えるだけでも楽しいものです。

追記。

赤谷川林道から赤谷川沿いに進み、国境稜線上に直登する毛渡乗越(けとのりこし)という万太郎山とエビス大黒ノ頭の中間地点に到達する登山道があったことを思い出しました。

この山道は、群馬県新治村(現みなかみ町)と新潟県湯沢町を結ぶ古い峠道とのこと。

現在の国土地理院の地図では、赤谷川林道から毛渡乗越までは山道を示す破線が記されていますが、国境稜線で切れてしまい、新潟方面への山道は見当たりません。

ただ、国境稜線を挟んで真向かいの新潟側に毛渡沢という沢があり、この沢は土樽まで続いて魚野川に注いでいます。
なので、かつては新潟側にも山道が続いていたのだろうなーと思います。
それにしても、まぁ昔の人はすごい山道を通ったものだなと、つくづく感心しきり。
ちょっと歩いてみたくなりました。

あと、今回持って行った5万分の1の地図「谷川岳・苗場山・武尊山」を眺めているうちに、群馬県六合村にある「スルスの岩洞」の印を見つけ、気になってしかたありません。どうやら鍾乳洞のようなのですが、最寄の自動車道まで約6kmという山の中。
(国土地理院のウオッチ図によれば、スルスの岩洞の位置は、北緯36度44分18秒,東経138度43分45秒あたり)
あと、「スルス」というのは、どうやら「擦り臼」の土地の言葉らしい。

それにしても昔の人のフィールドはなんて広かったのだろ。
ここもいつかは行ってみたいけれど、マニア過ぎか。。。


Posted by norlys - 2007.08.14,Tue
ペルセウス座流星群を見ようと深夜を待つ時間潰しに、Webをぷらぷら閲覧しているうちに、ふと気になってとある山屋さんのサイトを検索しました。

が、ヒットせず。
あれ。。
あれれ。。。??

まさか、消えてしまった??

うそー。。。

結局、キーワードが正しくなかっただけでした。ほっ。
焦った~。。。

そのサイトとは、こちら。(ご存知の方はご存知かと)

新☆あぶねえ山屋のページ

見るたびに、もう決して更新されることのないサイトのトップページの日付が、どんどんと現在から離れていくのを感じます。

それでも、ときどき覗いては、まだそれがそこにあることを確認してなんとなく安堵したり。

そして、このサイトの山行記録に書かれた場所を、いつの間にか自分もまた辿っていることに驚いてみたり。

思えば遠くへきたもんだー、みたいな。

んで、ふとこんな言葉を思い出してみたり。

"Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree."
(たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える)
ドイツの宗教改革家、マルチン・ルターの言葉だそうです。

ちょいと感傷的すぎるかもしれませんが、そのサイトは自分にとって彼の人が植えた林檎の木。
どうか脈脈と永劫までネットの中に繋がっていてほしいものです。

それにしても都会の空は明るすぎ。
結局、流星はひとつも見えず。。。
Posted by norlys - 2007.08.13,Mon

週末は上越で沢登り。毎度長くなりがちな山行記録は以下。

場所:上越 赤谷川笹穴沢

コースタイム(間違っているかも。。):
8月10日(金) 都内 21:00 → 川古温泉下駐車場 24:00頃 テント泊 夜1時過ぎに就寝
8月11日(土) 快晴→晴
4:00 起床 → 川古温泉上駐車場に移動 → 4:55 歩き出し → 赤谷川林道 → 6:10 渋沢林道分岐 → 6:35 赤谷川林道終点、笹穴沢出合 → 7:10 入渓 → 8:50 金山沢分岐 → 9:50 三俣分岐 → 10:30 2段30m滝下 → 11:00 15m滝下 → 11:40 20m赤岩滝下 → 12:45 30m大滝下 → ※40mロープでは長さが足りずハーケンを打つ 14:40 30m滝上 → ※滝への合流が難しく薮漕ぎに苦労 → 15:00 30m滝上からナメにトラバース完了 → 16:15 20m斜滝下 → 16:45 6m滝下 → ※高巻き過ぎて薮漕ぎまくり → 17:30 6m(8m?)直滝上 → 18:10 水涸れる → 草原&笹薮を直登 → 18:40 トラバース道(廃道)に合流 → 19:21 平標への登山道に合流 → 19:50 平標山の家着

8月12日(日) 快晴→晴
5:00 起床 → 7:10 歩き出し → 7:45 平標山頂 → 8:20 下山開始 → 8:40 平標山の家
9:10 歩き出し → 10:05 大源太山 山頂 → 10:35 黒金山 山頂 → 11:55 黒金山登山口 → 渋沢林道 → 12:20 赤谷川林道合流 → 13:45 川古温泉下駐車場

装備:基本沢装備(個人)、40mロープ×1、ハンマー、ピトン、2万5千分の1 地図、遡行図(奥利根・谷川連邦の沢、他 計4種類)
その他:雪渓なし、水量普通(2日前に100mm/hの大雨が降ったとのこと)

「笹穴沢に行こう」というH氏の言葉を受けて、早速本屋で「奥利根・谷川連邦の沢」(白山書房)を購入。グレードは3級下とのことで、自分には未知の世界。というよりも、沢登りそのものの経験値が低いので判断が難しい。でも「120mの大ナメがあるよ」と聞いたら、それだけでももう行く気満々。出発前日にY本さんも参加可能との連絡を受けて一路3人で川古温泉を目指しました。

関越道を月夜野ICで降り、国道17号を三国峠方面に走ると、なぜかスキーに行く気分に。冬の週末の通い路なので脊髄反射か。猿ヶ京から川古温泉方面に右折し、道端に水洗トイレのある川古温泉上駐車場にテント泊。

翌朝4時に起床。25リットルのサブザック(ペラいやつ)では荷物が入りきらず、34リットルのメインザックの中身を空けて、装備を準備。川古温泉に近いほうの駐車場に車を移動し、4時55分に歩き出し。外はすっかり明るい。気温はまだ適温というところだけれど、今日一日も猛暑日になる予感がヒシヒシ。入渓点までは長く平坦な林道歩き。林道は幅広くよく整備されているものの、ところどころ落石が転がっているので注意が必要。1時間半近く歩いてようやく渋沢林道との分岐を過ぎると、道が荒れている。しばらく歩くと赤谷川林道終点の標識。どうも足が痛いなぁ。。と見るとCW-Xと靴下の間に噛まれた跡が4箇所ほどあり、血がだらだらと流れている。ヒルだ。うわー、初めて。「ちょっとはダイエットになったかな」とおバカなことを言いながら、月見草オイル+ラベンダー精油の自作オイル(混ぜただけ)を塗りこんで気休めの消毒+皮膚補修。

DSCF3768.jpg入渓点でガチャを装備。と、せっかく用意した遡行図がない。どこで落としたのだろ。。。
ヒルにやられるし、遡行図は失くすしで、ちょいと落ち込む。
 







DSCF3773.jpg7時10分に遡行開始。鋭い夏の陽射しが強く谷間に差し込んでいて、水温はちょっぴり冷たいものの水が気持ち良い。
出だしの1m、3m、1mのナメ滝は釜が深く、ちょいととりつきにくそうなので右側を高巻く。


踏み後を辿って沢に下りると、広々とした明るい川原。巨石がゴロゴロ転がっている。丹沢と似た石英閃緑岩の地質と思しき深成岩が水で削られた渓谷。岩はほとんど苔むしておらず、フリクションが効いて歩きやすい。

小型トラック並みの巨石がゴロンとあちこちに転がっていて、ガリバーが巨人の国にいるときの気持ちってこんな感じかな。。。と思いながら歩く。
雪解け水の勢いが激しいためか、傾斜の緩く幅の広い川にも関わらず、小さな滝の下はいずれも釜が形成されている。「泳ぎたい~」とはしゃぐ気持ちを抑えて、先を急ぐ。
広いナメ滝5mや小滝の連続は快適な階段状で、釜をへつったり巨石を乗り越えたり、水に触れたり川岸を歩いたりと、愉快な川遊び。

見事な大釜が出現したので、ここで休憩。流れも緩くちょっとしたプール状態。荷物を降ろし、水中眼鏡を装着して釜の中に潜る。透明度がとても高く、とにかく楽しい。

DSCF3786.jpg1時間45分くらいで金山沢との分岐に到着。ここから先は登攀要素がぐっと増える。周囲は角ばった赤黒い岩だらけ。赤谷川という名称のゆえんかなと思う。(玄武岩かなと思ったけど、黒色頁岩らしいです)
遙か前方にクロガネ岩峰が聳えて見える。あのチムニーいいですね、登りたいですね、でもアプローチしんどそうですねと、はしゃぐ自分。「誰も登らないから岩が脆いよ」とH氏がバッサリ。あう。









DSCF3796.jpg10時半過ぎに2段30m滝下(写真 右)に到着。本日初めて大物の滝。全体的にしっかりした階段状の岩場なので、ロープを出さずに滝の右側をどんどん登る。途中に古い残置ハーケンがあったけれど、いずれも年季が入っている様子。ロープを出しても、この残置ハーケンでは気休め程度にしかならないと思われ。




DSCF3800.jpg






11時に15m滝下(写真 左)に到着。滝の右側に残置シュリンゲが見えたけれど、左側の方が簡単そう。ということで、滝の左手をノーザイルで登る。左側にも古い残置ハーケンあり。





DSCF3804.jpg続く10m滝(写真右)では、すでに2つの滝を越えてきて少し疲れもでているだろうから安全のために今度はザイルを出そうとH氏がリードで登る。わたしは2番手でフィックス状態のロープにプルージックをセットして登り、Y本さんがトップロープで続く。念のためロープを出したけれど、ノーザイルでもだいじょうぶかも。









DSCF3811.jpg11時40分に25m赤岩滝下に到着。ここで昼食。H氏がリードで登攀(毎度すいません。。)。途中に残置ハーケンが2箇所あり、滝上のナメを少し上がったところの潅木でビレイ。わたしは2番手で再度プルージックで登る。上部には見事なナメ滝が続いている。

ところで。H氏が滝上でロープをセットしている間、自分たちの後方で上の方から「ひゅひゅひゅひゅひゃ~」という甲高い奇妙な音が聞こえました。ふとY本さんと目が合うとY本さんから「聞こえた?」との問いかけ。勿論聞こえましたとも。鹿の鳴き声かな、風の音かな...と、ふたりで大事のない方向でオチをつけようと試みたけれど、わからずじまい。もっと金属的な、硬質な響きでした。ちなみに、すでに滝の上にいたH氏にはその奇妙な音は聞こえなかったそうな。



しばらくナメを歩くと突然ガレっぽくなり、水流が少し細くなる。もうこの先水遊びはできないのかな。。と不安になりながら右に左にと沢を歩くと、本日最大のビックイベントが。目前に30m滝と、その上に続く120mナメ滝が登場。まるで高層ビルのようにどこまでも水流が上へ上へと続いていて、圧巻。
水は下に落つるものなのに、まるで水が上に立ち昇っていくような、「昇竜」という言葉がぴったりの風景。水流の先を望むと、彼方にまあるくなだらかな平標山の山頂が覗いていました。
 
DSCF3829.jpgこの30m滝もH氏がリード(ありがとうございます)。滝の右側の岩場を登っていくと、途中で40mロープがいっぱいに。幸い足元に若干余裕のある場所まで到達していたけれど、どうやらビレーポイントが見当たらない様子。

ピーンと斜め左上に張られたロープを背後にまわしてプルージック。。。は、厭だなぁ。。。けれど2回トップロープを行うとなると、2番目の人は釜に泳いでロープをとりに行かなくちゃいけないし、ロープいっぱいでは取り付きもしんどそう。。。それにしても、上の様子はどうなっているんだろう。。。と、ぐるぐる考えながら周囲を見回すと、滝から沢まで斜めに傾斜地が続いているぞ、と。これなら高巻いてH氏のところまで行けるかも、せっかくの30m滝だから登りたいけど。。。と、再度ぐるぐる考えながらも、ロープワークで時間を無駄にするよりは、と独断で決行。
 


傾斜地の末端まで戻り、斜めに藪を漕いで行く。見た目よりも傾斜が急で、リーダーの判断を仰がずに勝手に高巻いてしまい良かったのだろうかと一瞬後悔したけれど、笹や潅木がしっかりと根付いていて、ところどころ岩が露出しているところを足がかりに藪を漕いでいく。うまい具合にH氏がハーケンを打ってビレイをとっているところに合流。自分はたまたまアクアステルスのラバーソールの沢靴だったので、藪でも滑ることなく歩けたけれど、これがフエルトソールだったら滑ってしまってトラバースできなかったかもしれないなと思う。
 
「大丈夫ですか?」とH氏に声をかけると、ロープなくなりそうだなと思ってちょうどリッジだったし、目の前にクラックがあるのでハーケンを打とうと思ったんだけど、ハーケンもハンマーもザックの中で、なんとかビレイをとって、荷物を出して。。。とのこと。ご苦労さまでした。
 
それにしても終了点ありませんね。。。この先はどうなっているんでしょ? ということで、Y本さんが登ってくる間、わたしは巻き道を偵察。
滝の脇を上にあがると、沢からかなり離れてしまい40mロープを折り返しての懸垂下降だとロープ長がギリギリになりそうな気がしたので、同じ藪道中ならこのままトラバースをしたほうが良さそうだと報告。
 
トラバースもこれまた傾斜の厳しい潅木の中。H氏がリードで道を探りに行く。なかなか到着した様子がない。滝がすぐそばなので、声も全然届かない。そんなに離れていないだろうと思ったのに、ロープがほぼいっぱいになったところで、手元に反応が。ほっ。
今度はY本さんがプルージックで続き、Y本さんの到着を待つ間、わたしは岩角にセルフビレーを取り直し、ハーケンを回収。陽射しが照りつけて暑い中、しばらく待つとロープを引く合図があったので、潅木が生い茂っている中をロープが絡まないように気を遣いながらトラバースし、直下のナメ滝に降りる。
 
この30m大滝で、実に2時間ばかりを費やしたことに。ネットで検索した他のパーティの遡行記録でも、この大滝では時間がかかった話が多かったので、自分たちだけではないと慰めつつ。
 
DSCF3849.jpgそんなわけで、ようやく笹穴沢のハイライトである120m大ナメ滝に到着。本の写真ではもっと傾斜の緩いナメだと勝手に思い込んでいたのに、思ったよりも高さがあって内心ビビル。
憧れの120m大滝とはいえ、そろそろ滝もナメもお腹いっぱいだなぁ。。。というところに、満漢全席フルコースが銅鑼と共に登場、という気分。

大滑滝ではロープの出しようもなく、とはいえ滑ったら一発人生アウトなので、滝の中央部ではなく、右側の草付きを登る。こちらは階段状で快適だし、少しは安心。
(←大滑滝を振り返る。まさに見事な滑り台。。)

DSCF3856.jpg

見事なS字カーブのところまで上がり、ようやく一息。
滑ったら危ないのは同じなのだけど。。

もうただただ自然の造詣のスケールの大きさに圧倒。







DSCF3860.jpg続く15m滝は水流の左手の草つきを高巻く。
 

行く手の両側に稜線が見えて来たけれど、なだらかに続く稜線の端はまだまだ遠い。手元の時計ではまだ標高1450m地点にいるらしい。山頂まであと約400mもの高度差。そろそろ日が傾くのを心配しはじめる。
 







トイ上のナメ5m滝を越えると、本日のラスボス登場。前方に直瀑6m滝が現れる。垂直に切り立つ滝は、ココロと時間に余裕があればぜひ挑戦してみたかったけれど、長い一日の最後に挑むには少々HPが不足気味。
 
それにここでロープを出しているとますます時間に余裕がなくなるのでは。。。と焦った自分がトラバース道を探りに高巻きに挑戦。笹藪だと後続のふたりのフエルトソールが滑ってしまうだろうとなるべく岩場をつたったところ、滝をはるかに高巻き過ぎてしまい、滝が眼下に。あぁ。。。大失敗。
最後尾のH氏に退却を要請。来た道から真横に笹薮の中をトラバースすると、なんとか滝の上部に到着。急がなくちゃと言っている自分がかえって大回りをさせてしまい、ほんとうに申し訳ありませんでした。。
 
DSCF3873.jpgこの6m滝を過ぎると、徐々に水流が細くなり、小ぶりな滝をいくつか乗り越える。両岸には緑の草原が広がり、空は茜色。この時点でも標高は1700mを過ぎたところ。うーむ、山頂は遠いなぁ。
 
最後の二俣を左に行くと、水が涸れて藪笹のトンネル。右俣を選ぶのは「奥利根・谷川連邦の沢」の遡行図どおりなのだけど、事前にネットからコピーした遡行図では左俣を推奨していたのをすっかり失念。それでもトンネルを抜けると藪笹は低くなり、前方に稜線と山頂を仰ぎ見ながら前進。
 


しばらく藪笹&草原を直登。陽がかなり傾き、平標の向こうの雲が紅い。草原の中で後続の2人を待っていると、さあっと冷たい風が吹き上げてくる。なぜか、あぁここは「嵐が丘」だと思った。
 
今来た道を見下ろして左手を見ると仙の倉方面にガスがかかっている。おそらくあれは雨雲ではないだろうし、雷が来る気配もない。それでも自分ひとりだけなんだか厭な空気を感じて、先を急ぎたい気持ちでいっぱいになる。いざというときにはビバークもありということで、装備はちゃんと用意してあるけれど、とにかく平標山の家まで行くぞ~と、ひとりで焦る。

自分には霊感はありませんが、ふとあそこはなにかが通る道だと感じ、早く立ち去りたい一心でした。ただ、もしかするとおすそ分け(後述)に預かれるチャーンスと鼻が効いたのかも。。。
お二方には、急かしてしまってすいませんでした。。。
 
しばらく直登すると、今は廃道になったトラバース道に合流。山頂に上るのを諦めて、そのままトラバース道を左に辿る。廃道の跡はほんのり残っていて迷うことはないけれど、木道が残っていたり突然段差があったりして歩きにくい。途中でヘッドランプを装着し、7時21分に平標山の登山道に出る。
しっかりと整備された木道を下り、8時ちょっと前に平標山の家に到着。
 
平標山の家にはふたつの建物があり、ひとつは山小屋でもうひとつは避難小屋(トイレはこっち)になっている。避難小屋の方には先客がいる様子だったので、山小屋の方を開けるとすでに登山客が就寝中。それではと避難小屋に入ると、楽しそうに宴会中。

「どっから来たの?」と問われ、「笹穴沢です」と答えると、「あ~、それならまぁ、早いほうか」とのこと。なんでも「昨日(笹穴沢を遡行した)の人は2日間沢でビバークして辿り着いた」そう。さらに「2日前には、100ミリの大雨が降って増水がすごかった」とのこと。無事でなによりです。

無事に小屋に辿り着いた安心感と、一日の長い行程の疲労から、のろのろとガチャを片付けて、ひとごこちをつける。
さて、ビバーク食として用意した蕎麦を準備しなくちゃと、それでものろのろと片づけをしているとY本さんがさっさとセッティングに取り掛かってくれる。ありがとうございます。

つと、「まーあれだね、若い女の子なら喜ぶでしょう」と宴会の人々の話が耳に入る。「男だからね」
それほど若くもないんだけどなーと思いながら、「なにがですか?」と問うと、「出るんだよ、ここに」との答え。「幽霊が」
窓からね、覗くんだ、お盆だからね帰って来るんだよ、とのこと。そうかー。お盆だものそれは当然だよなぁ。
 
「失礼ですが、地元の方でしょうか」とわたしが問いかけると、威厳のある男性が「小屋の主じゃ」との答え。
一同どっと笑いが湧く。「ししし、失礼いたしました」
 
お蕎麦を茹でている間、Y本さんが山葵をすりおろしてくれる。
「まぁ日本蕎麦とは珍しいね」と小屋の主一同から声がかかる。「蕎麦は水でしめなきゃ」ということで、小屋の脇の水場まで案内してくださる。ありがたし。あぁなのに、蕎麦湯で割るために焼酎を仕込んであったのに、うっかりして蕎麦湯をすべて流してしまった自分。。。

焼酎もいいのだけれど、ここはやっぱりビールで乾杯したいところ。というわけで、H氏が小屋の方に「ビールはありますか?」と尋ねると、「あるよ、もちろん」とのこと。うわーラッキーと3人で盛り上がる。

「30m大滝のところで時間がかかってしまって」とH氏が小屋の方に伝えると、「あんたらどっち行った?」との質問が飛んでくる。「右の岩場を登ったんですが、ロープが足りなくなって」と続けると、「あそこは左のガレ場から登るんだよ」とのこと。なるほど。左側はガレていて落石が多そうだったし、過去の遡行記録を見ると右の岩場から登ったパーティが多いのだけど、左もいけるのだなと心の中でメモる。
 
「笹穴沢は事故とか聞かないですよね」とH氏が続けて小屋の方に問いかけると、一瞬しんと座が静まって、「そんなことないよ」との答え。大滝(大ナメ滝)のところでの滑落事故が多いそうな。無事に小屋までたどり着けたことをしみじみ幸いだと思った。

「昔の人でさ、岩はもうやらないけどというような人だったら4、5時間もあれば(笹穴沢を)行けるんだけど、今の人はね(難しいね)」という話を伺い、うーん4、5時間であの沢を~と唸ってしまいました。
 
山の時間としては遅くにお邪魔してしまったのに、きゅうりのお漬物やマカロニサラダやスイカやカレーと色々とおすそ分けをいただき、ほんとうにありがとうございました。立て直したばかりということで建物はきれいで木の匂いがして、水洗トイレあり、水場の水量は豊富、避難小屋内に調理場所ありと、とても快適な小屋でした。ぜひまた遊びに行きたいと思います。
 
翌朝はのんびり7時にでも起きて、平標山の山頂をピストンして下山しようと話をしていたのだけど、5時過ぎにカーンと澄んだ鐘の音が響き、すっかり陽射しも眩しくてのっそり起き出す3人。疲労困憊でぐっすり眠ってしまい、幽霊さんが覗いていたとしても気付きませんでした。申し訳ない。

DSCF3906.jpg「今日は休みの人が多いから、出だしが早いね」と小屋の方が仰るように、すでに登山客がぼちぼちと小屋に到着。頭上には雲ひとつない青空の下、なだらかな緑の斜面を登り平標山の山頂に到着。富士山や八ヶ岳、北アルプス、八海山が霞の向こうに。
 眩しい陽射しの下、眼下には吸い込まれそうな緑のスロープが広がる。絶景かな、絶景かな。
 
小屋に戻って、遭難防止のためにと寄贈された鐘の下で、あれを登ってきたんだね~と沢(実は笹穴沢の支流)を眺めていると、小屋の方が「昔はあそこまで水を汲みに行ったんだよ、うっすらと跡が残っているだろう」とお話をしてくださいました。
 




DSCF3949.jpgそれほど標高が高くないのですでに蒸し暑い山の中を歩き、源太郎山を過ぎて黒金山に到着すると、目の前には昨日登った笹穴沢のハイライトシーンが。
遠くからでもはっきりとわかる威厳のある大滝。

あぁあそこを登ったんだね~と思うと、かなり感慨深い。
それにしても、山頂からあの大滝の地点の距離でコース全体の3分の1なのだから、夜行日帰りの沢とはいえ自分にとってはなかなかロングコース。もっと精進しないといけませんね。。
 
黒金山から先は幅の広い急な山道を降りて、渋沢林道に合流。すぐに赤谷川林道に合流し、2時前に川古温泉駐車場に到着。ふう。
下山だけでちょっとした日帰りハイク気分。
 
笹穴沢は明るく開けた沢で、きれいなナメと滝が多くて、ほんとうに楽しいところです。山小屋の方いわく「紅葉の時期が一番天候が安定していていいよ」とのことなので、今よりも日照時間の短い秋の日でも、十分余裕をもって小屋に辿りつけるように、いつかまた挑戦してみたいと思うのでした。

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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。

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