これはちょっといいニュース。
幸せ者コンテスト in 新加坡。
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「シンガポール一の幸せ者」発表、秘訣は与えられているものへの感謝
シンガポールで17日、前月募集された同国一の「幸せ者コンテスト」の結果が発表された。
「シンガポール一の幸せ者」に選ばれたのは、エンジニアリング会社でマネジャーを務める35歳のAndy Gohさん。
幸せである秘訣(ひけつ)とは?
Gohさんによると、「多くの場合、幸せとは金やモノではない。健康とか、家族、友人、それに人助けをすることとか、与えられている恵みを挙げてみること」だという。
Gohさんには賞金200ドル(約2万円)と、副賞としてタイのリゾート地プーケット(Phuket)島への旅行が贈られた。
コンテストは、シンガポール国民の90%がストレスを感じているとの調査結果を受け、コンサルタント会社Global Leadership AcademyのPhilip Merry社長が一任され、前月から「シンガポール一の幸せ者」探索が進められていた。
対象は18歳以上で、推薦者は候補者を「幸せ者のモデル」に推す理由を300-1000語で説明する。Merry社長によると、予想外の207人のエントリーがあったという。
(2008年04月18日 04:06 AFP)
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写真を拝見するとほんとうに幸せそうだしコメントが実に素晴らしいので、野暮な詮索は無用かもしれませんが、率直なところなぜGohさんが「幸せ者」なのかという理由がいまひとつわかりません^^;
典型的なシンガポーリァンの風貌、35歳という年齢、エンジニアリング企業のマネージャという社会的ステータス。
なんというか、過不足なく理想の平均的シンガポール人、という感じ。
賞金も200ドルと、とてもModerate。
もうすべてにおいて中庸、穏健、平凡。
たとえこのコンテストがシンガポール政府のプロパガンダだとしても、この結果自体はよくできたものだと感心しきり。
ひしめくアジアの諸国の中でもさすがはシンガポール、やっぱり一味違うよな。
ところで。一姫二太郎、住まいは郊外の庭付き一戸建て、週末は車に乗って家族で海に山にドライブ~みたいな、ビバ高度経済成長期の理想の家族像が廃れて久しい日本はどうにも新しいモデルが誕生しませんな。
たとえば、電車の中でプレジデントファミリーの吊り広告を見るたびにウンザリ。
目を背ければいいんですけどね、ついつい見入ってしまう。。。
いわく「月額30万円は当たり前/個別指導の豪華コース」「「全国優勝に才能無用!」プロのレッスンは凄い」(2008年3月号)、「立案!子供を一人前にする旅行計画」(2008年4月号)。
挙句の果てには、「月給200万円以上貰える仕事図鑑」「トップランナーが教える/年収1億円を稼げる子の育て方」2008年6月号)とな。
画一的であることが望ましいというわけじゃないけど、王子様探しもほどほどにしましょうや。
平凡でいいじゃないか。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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